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文字通りの泥仕合をするために両手が塞がってでも祈る新世界、ピスケス杯オープンリーグ

 

 

 

(諸々を飛ばしたい方は以下の目次をご活用ください)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前説

 

お疲れ様です。斬進です。本日もウマ娘チャンピオンズミーティング振り返りです。最近マジでウマ娘の人になってる気がしなくもない。

今回は大規模改修直後、しかもいわば劣悪な環境の長距離チャンミ。マジでなんにもわからないまま始まり、膨大な選択肢の中から正解を選び取らなければならず、かつその上で祈る必要があるという運がなければどうにもならないというしんどさ。今回はかなり座学と机上論を長めに行い、育成を短めに行えるというのもあってまあ迷走しました。愚痴をフォロワーに言って「楽しそうにゲームしたほうがいいよ」って言われたりしました。その節は本当にご迷惑をおかけしました。その分理論構築は頑張ったので許してください。無理か。

 

 

 

 

 

 

 

 

ピスケス杯基礎スペック

 

阪神・芝・3200m(長距離/根幹距離)・右外→内・春・雨・不良 。

 

モチーフは京都の改修によって2021年は阪神で開催された天皇賞(春)*1
向こう正面側からスタート、ゆるっと上りながら阪神の600mぐらいある外回りコーナーを走って正面へ。コーナー1/3ほどからだらだらと下っていき、ここで下り坂判定。ゴール板手前200mで急にまた上り、ここが1度目の上り坂判定。直線が終わり1・2コーナーに入った直後がレース中間点。向こう正面直線の2/3ほどで終盤が開始し、120mほど走ってから緩い下りになっている小さな内側のコーナーを回って最終直線へ。やはりゴール前200mのところにもう1度判定のある上り坂。

 

 

 

動機と見渡したメタ

うお座杯は大阪杯モチーフか、さもなくば皐月賞か――。正解はどちらでもない、二度目の天皇賞春だった。昨年ジェミニ杯で用いられたそのモチーフを、去年の情勢をそのままに別レース場での開催として運営は選択した。そしてそれは、特にオープン勢にとって、地獄の構成積み木の始まりだったのだ。

長距離レースの中でも長い3200mは、言うまでもなくチャンピオンズミーティングの距離ではジェミニ杯とトップタイを誇る記録である。*2さらに不良バ場はスピード/パワーが低下し、スタミナの消費量も増加する。つまり生半可なスピード比スタミナ量では勝負の土台にすら立てず、スタミナと金回復を用意しても金回復が発動しなければなすすべもなく下がるのみ。パワーを下げざるを得ないが、後方脚質ではパワーを削れば削るほど最高速が高いという後方脚質の利点が減るうえに相手を追い越せない事故も多発することが想定される。グレードリーグですらスピードを1000に乗せるならスタミナ1150に金回復3枚か、などと言われている*3ぐらいなのだから、オープンリーグでは言わずもがな。

つまるところピスケス杯の「不良/超長距離」という設定は、どこまでも事故を誘発させる。「走らせることそのものはできるが出遅れたらほぼ終わり」の短距離チャンピオンズミーティングよりももっと身近に、我々には知り得ない神の領域で、どうしようもなく勝敗が先に決まってしまうのだ。単純に「走るという土台に立つまでが運」なのだから。

更に追い討ちをかけるように、環境の激変。新シナリオ「Make a new track!! ~クライマックス開幕~」の実装によって、上振れた際には簡単にUG相当の非常に高いステータスを叩き出せるようになった。これはオープンリーグに直接の影響は及ぼさないが、「グレードリーグの上位勢の情報がここを基準になる」というのが非常に大きな問題だった。当然のようにスピードとパワーはカンスト、金スキルは5つ以上、《綺羅星*4も最大倍率で搭載……というのが前提のウマ娘選択と、8200点の天井に相変わらずもがいているリーグのウマ娘選択が同じになろうはずもない。ここに至って、真に「オープンリーグのメタ」を考えなくてはならなくなった。

しかし、「Make a new track!!」がオープンリーグに全く恩恵を及ぼさなかった、というわけでもない。この新シナリオは育成目標が無く、自分でローテーションを組んで一定以上レース結果ポイントを貯めることでシナリオを進める。またタイミング固定で発生する育成ウマ娘イベントの類いは全て発生せず、固有スキルは各年12月後半終了時点で理事長の絆レベルが一定量に達していればそこで追加イベントが発生しレベルが上がる、とされている。つまりこれによって、日本ダービーが育成目標であったりクラシック級でも有マ記念を走る長距離ウマ娘の固有レベルが大幅に下げやすくなったのだ。これによって新しい意味でオープンリーグの垣根は下がった、と言っても過言ではなかった。*5

 

まずは溢れているグレードリーグのメタを調べてみると、序盤のメタは大きく「逃げ-追込」環境らしかった。終盤開始地点が第3コーナー手前の直線であることから真っ先に挙げられるのは《直線一気》-《迫る影》、そして今回追加された待望の新規逃げ-先行加速固有であるキタサンブラックの《勝ち鬨ワッショイ!》の最速発動加速。そして追込が増えるとどうしても差し脚質は「《乗り換え上手》ガチャをするにしても追込が多いせいで発動しない、発動したときには追込が前にいるから脚質補整で届かない」が頻発することが想定でき不憫な脚質に。先行は《勝ち鬨》を積んだうえで*6自身の固有による強力なスピードアップと脚質補整で逃げをまくり、どうにか後方脚質からのセーフティリードを作る、というのが定石であるようだった。そのため逃げは等倍《勝ち鬨》のキタサンブラック、追込は《迫る影》のナリタタイシンと《白い稲妻、見せたるわ!》の接続が魅力的なタマモクロスが筆頭だった。

しかし、やはりそれは「全員が走り切れる」という前提が大きい。スタミナ800~900に金回復を何枚も積むことは不可能だし、根性やスピードもSに乗せることは難しい。それどころか金回復1枚でスタミナを950程度だと見積もると、超失速しない程度のスピードは800をゆうに切る。そしてそうなると問題の《直線一気》は、果たして何割の確率で有効に発動してくれるのか*7

《直線一気》を有効に発動させるのであれば、おそらくパワーを下げる必要がある。下り坂の多い阪神レース場でスキルの発動が生死を分ける長距離となると賢さを下げたくはないし、根性もラストスパートに影響するようになったからだ。しかし不良バ場でパワーを下げることは、後方脚質にとって事故要因としかなり得ないのではないか。様々な考えが交錯する。

そして何よりも構成を苦しんでいる理由が、「差しは弱いがマチカネタンホイザが強い」という前情報だった。

マチカネタンホイザは固有スキルが回復であり、なおかつ先行より終盤にスピード補整が乗る差し適性バ*8。固有にはスピードアップも乗るので位置取りも良く、加速スキルが無いという差しの弱点を補って有り余る強みを持っている。ゴールドシップ等追込の枚数にもよるが、レース中央が1・2コーナー入り口付近であり、そこから向こう正面の間に横を塞がれなければよい、かつタンホイザの固有もあると考えると非常に分の良い賭けと言える。

その結果3月中旬付近ではマチカネタンホイザがピスケス杯オープンリーグのルームマッチを荒らしまくっており、☆2であることも含めて非常に採用率が高かった。「マチタンを投げて残り2枠を考える」「マチタンさえ仕上げればあと2枠適当でもラウンド1までなら無双できそう」と言われる始末。

結局筆者は無理矢理マチカネタンホイザを手に入れ*9、タンホイザを使う側に回ることにした。もちろん順位条件はあり傾向として先行に構成が偏るのであれば発動しないことも考えられるが、「長距離は追込が強い」という先入観と「強いと言われてきた追込のゴールドシップが星2」というところを考えると、賭けても悪くはないリターンが得られると想定した。実際の所ピスケス杯オープンのゴールドシップはそこまで優先度が高いピックではない*10が、情報がどこまで出回っているのか、選択肢がある人間の数をどこまで想定するのか、そしてその上で強いほうではあるゴルシをどれだけの人数が選ぶと考えるか。諸々を考えた末に、結局ゴールドシップマチカネタンホイザを両方育てたうえでメイン起用はタンホイザにすることを決定した。先行回復固有勢があまりにも多いのであればゴールドシップに差し替える、と心に決めて。

そしてマチカネタンホイザ以外の2名についてだったが、逃げか先行を1名、追込を1名というのは明白だった。逃げが多いと差しきれず、後方が少ないと差しきられる。本質的に長距離は後方脚質が強いので枚数を増やすなら後方、というセオリーに則れば、最大の脚質補整を得られる追込を投げるのが一般的だ。

前方については先行回復固有を投げるかを迷ったが、個人的な運の悪さを考えると上述した「先行バが先頭役を引かされて回復固有を打てずにどうにもならなくなる」というパターンを山のように引きそうなことを考えて諦め、結局はキタサンブラックをチョイスした。*11単騎逃げになると結局は先行に捕まることが多いという逃げ全体の欠点はあるが、それでも《勝ち鬨》で後方が差しきるまで粘りやすいというのは魅力的だった。

追込バは様々な選択肢があったが、道中スキルをほとんど積めないこととサポートの所持状況から鑑みてマンハッタンカフェを起用することにした。長距離、かつスタミナが限界に達しやすい今回のチャンピオンズミーティングでは《スタミナグリード》が白回復+αの回復量を持つうえで多少なりとも有効に機能することが考えられ*12SSRスタミナマンハッタンカフェを持っておらず、借りてくるにしてもゴールドシップではレース中間点から前に出てしまうためどんどん《スタミナグリード》の対象が減ってしまう。ナリタタイシンは《迫る影》をほぼ積めない以上オープンだと強いと手放しに言い切れないところがあり、結果としてマンハッタンカフェを直接投げるほうが編成に余裕が出る、という思考に至った。

ようやくこの時点のチーム編成が固まったのが中旬に差し掛かったところであり、そこから育成を慌てて行うことになった。幸いなことに必須になるような継承固有が無かったため、因子継承そのものは上振れを狙う程度で済んだ。もちろん上振れを狙ったほうが祈りやすくはあるが、今回は距離S必須、というわけでもない*13ためのんびり行った。

 

 

 

育成したウマたち

 

・逃げキタサンブラック

810-979-650-406-417 適性A-A-A 8188点

勝ち鬨ワッショイ!》Lv1

《円弧のマエストロ》

《勢い任せ》

《先駆け》

《道悪○》

今回の基準は800-950-600前後に賢さ400、《円弧のマエストロ》+白回復1枚。適性以外はかなり理想的にできた気がしなくもない。パワーとスタミナに余裕が多少はあるが、そもそもの問題はあった。

 

・差しマチカネタンホイザ

824-975-702-380-418 適性A-S-S 8171点

《どんっ、パッ、むんっ》Lv1

《円弧のマエストロ》

《読解力》

阪神レース場◎》

《道悪◎》

厳選対象は800-950-650に《円弧のマエストロ》、緑スキルと適性が合計2つくらい。長距離Sになっていたことを見落としており、スピードを盛りすぎた。慌てて阪神レース場を◎にし、《読解力》を入れて帳尻を合わせたが《差しのコツ》を諦めることになった。

 

・追込マンハッタンカフェ

792-965-619-373-388 適性A-A-A 8151点

《アナタヲ・オイカケテ》Lv1

《円弧のマエストロ》

《スタミナグリード》

《パス上手》

《直線一気》

目標は《円弧のマエストロ》+《直線一気》+白回復、プラスで800-950-600前後に《スタミナグリード》を積んで8200点未満。3回目ぐらいで完成したが、わりと奇跡だったので即座に芝Sを諦めた。終了後から見れば一部余分だった。

 

・先行新春衣装テイエムオペラオー

777-937-701-361-382 適性A-A-A 8180点

《恵福バルカローレ》Lv1

《円弧のマエストロ》

《レースプランナー》

《春ウマ娘○》

《先行のコツ◎》

第2ラウンド2日目の3走目直前に慌てて一発育成した。完成度はお察しだが、800-900に金回復2枚に加えて賢さ400以上、という最低限は確保している。《レースプランナー》と《クールダウン》の天秤だったが、あまりにも《クールダウン》に嫌な思い出がありすぎるので《レースプランナー》にした。

 

 

 

 

 

本番の記録

 

ピスケス杯を観戦しながら取ったメモをおおむね無編集で垂れ流す。今回はメンバーの被りも多く、途中書くことが無くなっている部分が多々ある。

今回は主にゴールデンタイム~深夜帯でのマッチングにしている。また、1回戦1日目の3試合はチャンピオンズミーティングの不具合によりスキル発動の確認が一切できない状態で、さらに2回戦2日目3回目以降からは編成が変更になっている。

 

 

1回戦1日目1回目(5-0)

※スキル発動エフェクトが一切なく、回復や固有の発動率は不明。
キ絶好2-タ好4-カ不1
 カ出遅れ。スタミナがBに乗ってるウマ娘が6人中1名しかいない時点でまあお察し。金回復も全然ないし。まああっても発動してるかは終盤スパートのタイミング以外で察せないんですが。1番手のキタサンと2番手のうちのキタサンが恐らく固有を同時に切ったが、パワーとスタミナに差があったので問題なし。まあ最終的にはカフェが差しきった。タンホイザはずっと7番手だった。しんど。
キ不1-タ普5-カ絶好3
 タ出遅れ。さっきとそんなにスタミナ状況変わらず。さてはマッチングだなこれ。でも追込《どこ吹く》《鋼の》マヤノはなんか工夫が見える。今度は単騎逃げ。追込も多いので、差しだと出遅れがすなわち9番手になりやすく《むんっ》の順位条件がそこそこキツい。とはいえ先行だと2番手になる危険性が高くて怖いんだよな。終盤開始時点でキタサンは3番手だったが前が空いていたうえに他バがスタミナ足りて無さすぎてそのまま普通に行った。
キ絶好1-タ普2-カ不3
 タ掛かり。さっきとそんなに以下省略。逃げはテイオーと2名。ようやく固有が発動する位置で1600mを通過できたタンホイザ(なお掛かり)。スパートタイミングは向こう側直線のうちにしっかりなっていたが、やっぱり《勝ち鬨》でブーストができるぶん楽そう。ずっと競っていてスピードもしっかり乗っていた。
キ普4-タ好1-カ不2
 タ出遅れ。800-1000-580の長距離S金回復1というガチガチ絶好調ゴルシとか、《八方》ネイチャとか。ようやくガチっぽい人来た、来なくていい。3-1-3-2だがレース中はほぼ4-0-4-1でばっくり割れた。終盤開始時点で8位だったタンホイザだったが、3角でおそらく固有発動。スピードアップと回復再計算が上手くいったのか、そのままカフェすら差しきった。スパート計算には寄与しないものの、そんな腐り切っているわけでもないかも。発動タイミングわからないから詳しいことわからないけど。
キ不5-タ好3-カ不1
 タ掛かり。継承《ピュリティ》含めて白5枚で《ミラクルラン》誘発させる920-540-700のクリオグリとか、普通に強いキタサンとか《グリード》搭載差しオグリとか。なんか普通に強いとこ急に放り込まれた。大外キタサンがハナを奪われてからホームストレッチで取り返していたりするので、やっぱり抜く/抜かれるはかなり水物っぽさある。全員賢さ高めだし。タンホイザ終盤入るまで一生7位定期。3角でクリオグリがキタサンを捕まえるが、そこをカフェが無理矢理残り100m付近で捕まえて1と1/4バ身。危なかったのだ。

 

1回戦1日目2回目(4-1)

キ普5-タ絶好1-カ不2
 700-950-775の芝Sタキオンとか色々。なんか普通に強いところ引いてるてこれ。先行がかなり多めで、マチタンが差し-追込勢の先頭に立ってもギリギリ6番手のカツカツ分布。1角で先行勢にキタサンが捕まりキツい展開だが、同時にちゃんと《むんっ》した。えらい。あとは絶好調最速スパートの暴力を叩きつけてフィニッシュです。
キ絶好6-タ不4-カ普3(1着クリーク)
 《春一番》チヨノとか《八方》《グリード》ネイチャとか、900-900-700の金回復2枚でゴリ押す秋皇帝とか。この秋皇帝、スタミナ足りるのかな……? 2-3-3-1のバランスのいい分布、かつ最後方から《グリード》なら先行と差しが視界内にさえいれば全員巻き込める計算。まあ発動したかはわからないんですけど。あと先行多すぎるとタンホイザがひたすらキツそう。スパートは許容範囲だったが、シンプルに先行勢の垂れ爆弾に2回ずつ体当たりされた。運負けって言っちゃダメだろうか。スキルの発動状況がわからないので何故負けたかすらわからん。
キ絶好2-タ普1-カ普3
 タ出遅れ、キ掛かり。詫びといわんばかりの調子平均上+対戦相手スタミナ全員700以下。そうじゃねえんだよな。単騎逃げ。全体的にかなりバ群が圧縮されており、終盤開始時点で既にマチタンが固有を踏みつつ2番手だった。あとはちりぢり。あと《全身全霊》だけ発動が見えるの草。
キ不3-タ不5-カ好1
 キ掛かり。勝ったんだからいいだろといわんばかりの調子悪+平均値の高いマッチアップ。そうじゃねえんだよな本当。スタ1000長距離Sに《マエストロ》まで積んでる差しカフェとか。逃げは2名だが水マルが大内。あと先行が多すぎて差しの先頭に立っても7番手だし差しも単騎なので前に行きづらい。結局ラストホープカフェはどうやらちゃんと《マエストロ》を発動していたらしく、ひとりだけ早回しかと思うぐらいのスピードで光を置き去りにした。
キ普2-タ好1-カ不3
 カ出遅れ、タ掛かり。かなりスタミナ適性弱ぐらいっぽそうな新春オペラオーとキタサンとか。やっぱり回復固有じゃなくても先行が多めで、少なくとも今日明日はタンホイザには辛い盤面が続きそうな予感。そしてせっかく6位安定してそうなのに掛かるタンホイザ、そういうとこやぞ。なんとジャストタイミングで内からオペラオーに刺されキタサンの固有が発動せず。それはそれとしてタンホイザ、固有さえ出れば非常に安定する。まあ固有が安定しないんですけど。

 

1回戦1日目3回目(5-0)

キ好4-タ不1-カ不7
 緑と補整で800-1000-700に長距離S《マエストロ》《スペリアー》で《直線一気》とかいう理想の塊みたいなタマモとか。後方勢の調子が悪いと先行回復固有勢が怖い、とか書いてたらまあなんか無理の塊みたいなの出てきた。無理では。しかも単騎逃げなのでキタサンがセーフティリードを作る展開もなさそう。しかし奇跡的に1-1-3-4という超偏重構成の中でタンホイザが3位で最速固有。4番手だったタマモからある程度リードを作ったところで終盤開始したことと、タマモがおそらく追い越しのためにスタミナを削られ《グリード》ぶんがあったのか《直線一気》が発動しなかったらしいことが功を奏した。最後は先行クリークとのデッドヒートの末、ハナ差で差し返しを退けた。マジでスキル発動状況見せてくれ。
キ不2-タ絶好1-カ好4
 タ出遅れ、キ掛かり。ついに3ホイザ(先行1)。あと《マエストロ》さえ発動したら《晦冥》Lv5で全てを破壊しそうなダイヤちゃんとか。そして絶好調に限って出遅れる。タンホイザお前ってヤツは。なおどうにか《むんっ》できたので絶好調の暴力。こいつもしかして新世代のゴルシか? あと《凸凹ネイル》で実質《良バ場×》を確定入手できるジョーダンはなるほどと思った。
キ絶好4-タ好1-カ不2
 ステだけで殴ってくるタイプが3名(ゴルシ/差し皇帝/クリーク)。単騎逃げなのも含めてだいぶやな感じ。本譜ではキタサンがギリギリ3番手に押し込まれ《勝ち鬨》できなかったが、きっちり《むんっ》したタンホイザがスタパワのためにスピが実測700前後しか盛れなかったゴルシを後方からもう1度刺し返した。大差だったのでこのゴルシの金回復出てないという説もあるが、それにしてはちゃんとスパートはしてたはずだから多分スピ最大値の差。
キ好6-タ普1-カ普2
 キカ出遅れ、タ掛かり。キタ3。《勝ち鬨》は2番手までしか発動しないので闇のゲーム。そしてその闇のゲームで出遅れるなお前。しかも全員バッドコンディションつくというバカみたいな下振れ。その後も一生外を回され続けたせいで抜くことができず闇のゲームには負けたが、タンホイザが《むんっ》したのとスピードのステータス差でぶん殴って勝った。いいのかこれで。
キ普1-タ不2-カ普3
 キタ出遅れ。3-0-3-3。タンホイザ、出遅れぶんでかなり順位がつらくなる。つらい。それでもギリ《むんっ》してポジションを作ったが、逃げ3人でローテーションしながら加速し続けさらにスタミナも足りたっぽいキタサンはさすがにセーフティリードだった。

 

1回戦2日目1回目(4-1)

※以降はスキル発動エフェクトあり
キ絶好2-タ普1-カ不4
 全員出遅れ、タ掛かり。デバフ皇帝とか。スキルが見られるぞって思ったらこの全員出遅れよマジ。2角終わり際の時点で単騎逃げのキタサンが捕まったが、既にタンホイザが《むんっ》して3番手。デバフで全員均等にスピードとスタミナが削れたが、均等に削れた結果素のスタミナがモノを言ういつものレースに戻った。
キ不3-タ普1-カ好2
 タカ出遅れ。Cランクより下が4名、残り2名もスタミナが明らかに足りてない。こうなると流石に書くことが無い。それはそれとして今日2戦で5回出遅れ発生はヤバいだろという感情。
キ好3-タ普1-カ普2
 タ出遅れ、キ掛かり。先行タマモとか。1-6-1-1というどう考えてもタンホイザ固有は無理だしキタサンが捕まるしかしないムチャクチャな構成。案の定思っきしキタサンは向こう正面で5番手ぐらいまで沈められ、固有の発動しなかったタンホイザがどうにかした。どうにかなるのか……?
キ好6-タ絶好2-カ不4(1着タマモ)
 大逃げスズカとか絶好調先行タンホイザとか、《一気》追込タマモとか。大逃げスズカのせいでキタサン固有が不安定になる問題。うちのタンホイザだけ固有が発動せず、相手はタマモ固有が完全接続というハイパー上振れ。さすがにキツい。
キ絶好3-タ不1-カ好4
 キ掛かり。追込フラッシュとか。ギリギリ6番手で《むんっ》し、相手のタンホイザは7番手。こうなると基本後ろから捲りやすく、何事もなく勝ってしまった。正直相手のタンホイザが固有を発動できていたら調子差で押し切られていたと思う。今回の追込はやはり(差しではなく)タンホイザが強い以上、後方からの差しきりが間に合うケースが少ないのかもしれない。もちろんタンホイザの固有や回復が不発で、というパターンもあるので投げ得ではあるけれど。

 

1回戦2日目2回目(5-0)

キ絶好3-タ普2-カ普1
 カ出遅れ、キ掛かり。2-5-1-1なのでタンホイザの固有に期待できない構成。スタミナが全体的に足りていなさそうげではあるが、後方脚質勢がブロックされる展開もあり得るというのが嫌なところ。結論としてはタンホイザはつっかかったがカフェはつっかからなかった。スイー。
キ普1-タ普2-カ不3
 カ出遅れ。タンホイザ、固有も《マエストロ》もできない。つらい。それはそれとして白マックと一生競り合ってたキタサンが逃げるし、後方は一生お互いをブロックし合うゲーム展開。観客よ、これでいいのか。やはり長距離レースは天気が悪いなら延期するべきなのでは……?
キ絶好1-タ不4-カ好5
 カ掛かり。3-0-3-3のスタンダードな展開。差しはやっぱりダイヤちゃんがめちゃくちゃ多い。《晦冥》が「すごく」で発動したらだいたい勝てる、っていうのも大きそうではある。そして華麗にタンホイザがほぼ出遅れ、常に9番手という最悪の展開。カフェも《マエストロ》を踏み逃し、1・2コーナー曲がった時点でキタサンがラストホープ。どうにか《勝ち鬨》から展開を回し、通常《晦冥》から1バ身強逃げ切った。原作かな、と思ったけど原作でキタサン1着ダイヤ2着って無いんですね。
キ普5-タ不2-カ絶好1
 カ掛かり。《アングリング》チョコボンとかめちゃくちゃ理想形っぽい形をしているタマモとか先行クリオグリとか。3-3-1-2だが実質3-3-0-3なのでやっぱりこういう構成になるとタンホイザはキツい。キタサンの《マエストロ》が不発で、この時点でキタサンの未来が決定する。つらい。《むんっ》も出ない。つらい。それはそれとして絶好調カフェが全てを吹き飛ばした。タマモ、相当理想形だったものの唯一のスキル《マエストロ》に嫌われたもよう。賢さ500あっても不発になるからやっぱりオープン長距離って地獄。
キ普1-タ不5-カ絶好3
 カ掛かり。1000-800に《マエストロ》のタイシンとか。ゴルシゴルシタイシンの並び、12月を思い出す。コンスタントに《グリード》を投げるものの《マエストロ》は踏み逃すカフェ。そしてようやく《むんっ》が出るが《マエストロ》は踏み逃すタンホイザ。お前ら。最後はわりとへろへろになりながらもどうにかキタサンが逃げ切ってくれた。

 

1回戦2日目3回目(4-1)

キ普6-タ普2-カ絶好3(1着差しタンホイザ)
 スピ1000に残りBBBC+みたいな大外絶好調タンホイザ。無理では? しかも1-3-4-1の単騎逃げ。単騎逃げ+先行3名なのでどうしても2角時点で逃げが捕まり、タンホイザは謎のずるずる下がりで固有を発動せず、さらにスタミナが足りない先行勢が一生ブロックし続けるという一生無理みたいな事故。スタミナが足りていたことを考えるとどうすればよかったんだろう。
キ不4-タ好5-カ絶好1
 キ出遅れ。先行赤テイオーとか《一気》タマモとか《点火・力》ゴルシとか。キタサンは出遅れぶんが響いて2番手。さらにタンホイザもほぼ出遅れて8番手。ホンマ。またカフェは一生ブロックされており、非常に危なかったがどうにかギリギリ間に合った。調子が好調だったら死んでそうだった。結局スタミナ調整完璧でもこうなるんだよな……。
キ不2-タ不1-カ好3
 カ出遅れ。相手はスタミナが足りないかスピードが足りないかの2択。そしてこういう「ちょっと緩くてもまあ勝てるかな?」みたいな時に限って全力でいろんなスキルが上振れるんだよな。そこのやる気をさっきの1戦目にやってくれ……。
キ普5-タ普3-カ絶好1
 カ出遅れ。4-1-2-2の超逃げ場。キタサンが出遅れたら死ぬな、と思ってたけどどうにかしておいてくれた。これでも《マエストロ》が発動しなかったら意味無いんだよな、となると暗澹たる気持ちである。そうじゃなくても普通にコーナーで抜かれたうえに執拗にブロックされ4番手に後退。無理そうじゃなこれ。こうなるとだいたい頼りはマチタンのほうだが、マチタンも一生7位。まあこれはそうだろうなという感じ。先頭のマヤノは逃げのリードがあったし《ランディング》も発動したが、どうにか調子差で押し切った。760-850(金回復2)-650-400-400なのですごくきれいに纏まっている。
キ好3-タ不2-カ絶好1
 キ掛かり。先行クリハヤヒデとか逃げ黒マックとか。カフェ、やる気勢。靴が汚れるようになって楽しくなったか?*14 キタサンが《マエストロ》を踏み外し、タンホイザも《むんっ》できず。1/5だが。まあこうなると当然カフェが全てを破壊して終わる。ただちょっとスタミナ危なかったかも。絶好調だとスピード高すぎる……?

 

A2回戦1日目1回目(5-0)

キ普5-タ普1-カ絶好2
 ガチガチのタマモとマチタンおるって。単騎逃げで先行3なのでまあキタサンはお察し寄り。ただし相手のマチタンが7番手でこっちのマチタンが5番手、あとは金スキルが全部出たのでまあまあまあ。こういうところ勝ってくれるとこっちとしては本当にありがたい。それ即ちいつか自分も似たようなことになってマチタン一生7位ゲーミングとかで負けるということでもあるんですけど。
キ絶好2-タ不3-カ普1
 タ出遅れ。スタミナが最大でもBだったのでお察し。まあそれはそれとして先行多すぎて一生7位ゲーミング+《マエストロ》踏み逃したタンホイザは……。あとはマジで書くことない。
キ好4-タ普1-カ普8
 全員掛かり。鬼のごと緑スキル積んでる絶好調タキオンとか鬼のごと緑スキル積んでるタマモとか鬼のごと緑スキル積んでるタンホイザとか。というか同じ人だなこれ。さすがに全員掛かりは無理です。カフェが《マエストロ》踏み逃す。最終的に決まり手は空いてのタキオンの調子が良すぎて常に2番手にいたせいで《U=ma2》が終盤開始直後に出てスピードアップもスタミナ回復もそんなにきっちり機能しなかったこと。
キ不6-タ普1-カ普3
 カ出遅れ、キ掛かり。めちゃくちゃ足の速そうなゴルシとか《燃焼・体》持ちダスカとか。2-3-1-3のゲロゲロ編成だったがなんと《むんっ》できたので勝ちです。やっぱやべえなこの娘。キタサンはさらっと《マエストロ》踏み逃したのが効いた。
キ不8-タ普1-カ絶好3
 タカ最長掛かり。ウチ以外にも《グリード》2枚ある。は? 単騎逃げでダブルクリークだし《マエストロ》も踏み逃したのでまあもうキタサンはお察し。タンホイザの前にもタンホイザがいたが、ギリギリどうにか捕まえて抜け出し、ハナ差で理想絶好調クリークを差しきった。やべえわ。

 

A2回戦1日目2回目(3-2)

キ絶好8-タ不7-カ普2(1着絶好調追込ダイヤ)
 キ掛かり。《フラワリー》積んだキタサンとか追込ダイヤちゃんとか。明らか上位層に突っ込まれてるって。他6名全員金回復全部発動してうちはカフェしか《マエストロ》発動しなかったので終わり。正直反省点思いつかないんだけどどうしろって言うんだこれ。
キ普2-タ不1-カ絶好4
 キ出遅れ。前回下振れ渡し過ぎた詫びマッチングと言わんばかりの対戦相手のスタミナ量とスピード量。単騎逃げ&先行3名なので相変わらずキタサンは捕まるが、まあ《むんっ》が《むんっ》したので勝ち。
キ不4-タ普1-カ絶好2
 キタ出遅れ、キ掛かり。そこそこの仕上がりの新春オペラオーとか追込カフェとか。1-2-1-5の絶好のタンホイザ場なのに出遅れる。お前そんなん多いな。最終的にはどうにか4位に戻って《むんっ》したので勝ち。だんだん先月の「エクストラウィン。」ぐらいの記述量になってきた。毎回毎回ラウンド2あたりになると書くことがなくなる。
キ不4-タ普2-カ絶好1
 キ出遅れ、カ最長掛かり。2-5-1-1でタンホイザは絶望的、キタサンは《マエストロ》を踏み逃してダメかもしれないが、スタミナ量がB+に達してる他トレーナーのウマがいない……。
キ絶好3-タ不5-カ不4(1着先行通常テイオー)
 キ出遅れ。逃げ3のときに限って出遅れる。絶好調の意味知ってる? 金回復が1枚も出ない。負け。これ以上に何書けっていうんだよ。

 

A2回戦1日目3回目(5-0)

キ普6-タ絶好4-カ普1
 チョコボンとか。逃げ3名のときに限って大外。3-3-1-2なので基本マチタン苦しい。そしてキタサン、相変わらず《マエストロ》を踏まない。本譜ではまあどうにかカフェが差しきった。
キ普1-タ好4-カ不2
 全体的に高水準。3ホイザ。そしてウチのタンホイザだけ一生7位定期。最終的にはどうにかなったけど、なんかマジで一生下振れを引き続けている。それはそれとしてキタサンはラウンド2初勝利。
キ絶好3-タ不1-カ普2
 ようやく何事も起こらず全員《マエストロ》が出て《むんっ》もした。もう少し頻度高めにそういうことになってくれるとこっちとしては非常に精神の安寧があるんですが……。そもそも相手のスピードが高すぎるっぽいのもある。ゴルシ、やっぱり前に出過ぎる。
キ不4-タ好1-カ不6
 キ掛かり。デバフクリークとかウンスとか。《くじけぬ精神》、流行ってるのか? カフェのスキルが何も発動しないのでなかったことになり、タンホイザもやや前が詰まって不安だったが後方脚質のスタミナがそもそも足りていなかったっぽく後続がなし。マチタンの優先度が高すぎて他が勝つにはまずマチタンが事故ること前提になっている……。
キ好3-タ絶好1-カ不4
 タカ出遅れ。900-1050-560のスーパースーパークリークとか先行クリオグリとか800-1000-700の理想的なプロポーションのゴルシとか。無理では? タンホイザ出遅れはかなり響き、差し勢のハナに立てないと固有が発動しないのでできたとしてもスタミナがめっちゃ減る。《むんっ》は出なかったが、まさかの《マエストロ》と絶好調だけで押し切った。無敵か?

 

A2回戦2日目1回目(4-1)

キ絶好3-タ好1-カ不2
 絶好調ゴルシとか。マック-アルダン-ブライトのメジロ編成、愛を感じる。先行過多の単騎逃げが一番勝ち手段が薄いのかな、という気がする。そういう意味では金回復2枚積んだ非固有回復先行+マチタン+追込が編成として正解だったのかな、と思わなくもない。本譜では4番手《むんっ》がむんした。
キ不9-タ好3-カ絶好1
 タ掛かり。全体的に調子がいいし全体的に仕上がっている。適性S-S-Sゴルシとかどれだけの周回をしたのか。9名中キタサンだけ《マエストロ》を踏み逃し哀しみを背負う。最終的にはギリギリ《グリード》で吸ったぶんと《アナタヲ》、《直線一気》有効発動ぶんのアドバンテージで半バ身差しきった。絶好調ありがとう……。
キ不6-タ不1-カ絶好2
 カ掛かり。質実剛健タマモとかデバフネイチャとか。《グリード》つきデバフネイチャは初? 前方はひたすらキタサンとブルボンが競り合っており縦に伸びる形。《八方にらみ》と《スタミナグリード》を綺麗に回避したァフェがぐっと身体を押し上げるが、カフェがタンホイザの真後ろについて抜こうとするというよりひたすtら押し上げる形になった。前方が少ないとタンホイザが安定するので、「前が少ないならタンホイザ」「前が多いならカフェ」は安定してるっぽい。あとは「逃げ-先行が1人しかいないとき」にキタサンも弱くなってしまうので、やっぱり脚質補整ぶん逃げよりは幾分マシな先行かなぁ……。
キ普2-タ好1-カ不5
 カ掛かり。噂をすれば1-4-3-1。とはいえステータス差で押し切れそうにも見える。ただ決勝で同じ編成引くと死にそうだ。今回は先行勢が競り合いすぎてホームストレッチで全員ポジションペナルティに引っ掛かって全員下がり、終盤開始時点でタンホイザが《むんっ》した状態で2番手。あとはお察し。
キ絶好7-タ不6-カ好3(1着クリーク)
 かなり仕上がっているクリークとタンホイザとか。うちのタンホイザが体当たりされて無理矢理ポジションを下げさせられ《むんっ》できず、カフェは《マエストロ》を踏み逃し、キタサンは先行に捕まった。下振れの粋を集めたんか?と言わんばかりの綺麗な下振れ。やっぱり逃げじゃないんだろうか。

 

A2回戦2日目2回目(4-1)

キ絶好2-タ普3-カ不1
 相手のスタミナが足りないので以下省略。《むんっ》できなかったのでカフェが勝ち。
キ不4-タ好1-カ絶好3
 相手の絶好調キタサン以外はスピードが足りてなさそう感。タンホイザの《マエストロ》とカフェの《グリード》が抜けるふんわりキツい展開。しかし猛追してきていたゴルシは正面に回ったあたりでスピードが伸びず、終盤開始時点で2番手だったタンホイザがそのままリードを保ってゴール板。たぶんスピード150ぶんの差が出た。
キ絶好2-タ普1-カ普4
 やっぱり微妙に足りてるんだか足りてないんだかわからないライン。逃げ3、死ぬほど久々。カフェの《マエストロ》が抜ける。キタサンが終盤開始時に3番手だったりしたが、まあ《むんっ》から何でもいいやーになった。
キ不3-タ絶好2-カ好5(1着クリーク)
 キ掛かり。先行赤テイオーとか。1-5-1-2、やっぱり前が合計6名なうえに単騎逃げで逃げも捕まるキツい構成を引く。タンホイザが固有を発動しようとあがくがポジキープに殺される。しかしどうにか向こう正面終盤開始寸前に《むんっ》発動に成功。しかし大外を回っている影響でゆっくりとしか差が縮まらず、2バ身逃げ切られた。絶好調でもコレなので、やっぱり固有を発動できる先行が必要そう。
キ好3-タ不2-カ絶好1
 ヒーラーグラスとか。意味もなくずるずる下がって最下位になってしまったタンホイザを置いて絶好調のカフェが絶好調だった。スタミナ足りてないわけでもないのに大差がつく程度。

 

出走変更

やはりキタサンの勝率が芳しくない、というのは当然としても、先行勢が非常に増えた結果第1・2コーナーから向こう正面の時点で捕まってしまうことが増えた。逃げの道中スキルとして《先頭プライド》がおそらく候補として挙げやすいが、そもそも後方脚質を2枚出している時点で前方脚質については「相手をタダで勝たせないため」という側面が非常に強くなっている。その中でもワンチャンスを狙いに行くのであれば、最速発動する加速で前を取りやすいキタサンよりもむしろ、先行バを出して逃げを捲りに行くほうがまだ勝ちの目が残っているように感じた。

ただ仮想敵がクリークになる以上、「クリークを出す」という選択肢は無い。単純に仕上がりの差で負けるだけである。長距離適性/先行/スタミナが足りれば固有でクリークを捕まえに行ける終盤以降発動のオレンジ系固有/金回復2枚が条件だが育成回数を回せないので回数が少なくできるよう金回復を自前で持っている、という細い条件ではあったが、新春オペラオーが奇跡的に条件に合致したので投げることにする。勝率を少しでも上げるためであるため、正直仕上がりについては妥協の塊だけど多分漫然とキタサンを投げるよりはこっちのほうがいい。

【出走変更 キタサンブラック→新春オペラオー】

 

A2回戦2日目3回目(5-0)

オ不4-タ不1-カ絶好2
 先行ダイヤとか。全体的に半端に足りてない感じ。まあこっちのオペラオーも回復2枚発動が必要というギャンブル仕様なのでそんなに人の事言えない。なお早速両方出ないというヤバい事態。まあタンホイザが全部発動したしいいか……。
オ好5-タ絶好1-カ不2
 オ出遅れ、タ最長掛かり。大逃げスズカとか《スリーセブン》確定発動型クリスマスオグリとか。出遅れが響いてオペラオーはしんどめ。やはり《プランナー》だけ発動せず。まあタンホイザが絶好調だし固有も発動したのでタンホイザが勝った。この辺は基本後ろ脚質が強いのでしょうがない。
オ不4-タ不1-カ好2
 かなり微妙だけど走り切れそう、ぐらいの調整の相手。それよりなによりこっちの調子が悪い。そしてどんどんオペラオーの金回復が発動しなくなる不思議。なお本譜ではマチタンが以下省略。キタサンのときとそんな変わらんな?
オ好7-タ好1-カ不2
 オ掛かり。0-6-2-1でキタサンだと腐るタイプのマッチアップが来た。まあそれはそれとして相手のスタミナ。もしかしてこの時間まで引っ張ったの失策では? 逃げポジはダスカが担うことになった。そしてオペラオーのスキルがひとつも発動しない。どうしろって言うんだ定期。あとはタンホイザとカフェが連れ添って吹き飛ばした。《ブリリアント・レッドエース》が発動してからスピードアップ体勢に入る前に3バ身差ぐらいつけるのは圧巻。
オ不1-タ絶好3-カ好5
 よさげなクリークぐらい。タンホイザは何も発動せず、相変わらず《レースプランナー》は発動しない。そんな厳しかったっけこれ。でも周りのスタミナ量が低かったのもあってしっかりセーフティリードを作り、そこからクリークを《バルガローレ》合わせてしっかり剥がした。想定した挙動ではあるけど《プランナー》しなくて足りてるとは思えないという。《食いしん坊》できるまで粘るか……?とも思ったけど現実的じゃなさすぎる。

 

 

A決勝

[1]○FAマチカネフクキタル-差し
[2]▲ハロウィンライスシャワー-先行
[3]自マンハッタンカフェ-追込
[4]自新春テイエムオペラオー-先行
[5]○エアグルーヴ-先行【スピードデバフ】
[6]▲ナイスネイチャ-先行【スピードデバフ&八方】
[7]▲ハロウィンスーパークリーク-先行
[8]○ゴールドシップ-追込
[9]自マチカネタンホイザ-差し

構成は0-5-2-2。既にまあ逃げ投げるよりはマシだったかな、という感じ。全体的にスタミナが低め(純粋な量ではなく対スピードスタミナ比が低い≒スピードが高すぎる)のを無理やり通してきてるイメージ。上振れ狙うならこれも全然アリというか、結局金回復発動しなかったら死ぬしこういう構築も全然アリではありそう。
先頭役はハロライス。この時点で向こうとしてはハロライスの固有が出ないことが不安視される。そして最後に初めてオペラオーの《レースプランナー》と《マエストロ》が発動。こうなると基本的にはスタミナが足りるので固有ぶんかなりアドバンテージだが、鬼のように《ためらい》が飛んでくるので問題はそこ。さらに問題があるとすれば体当たり食らって《むんっ》だけは発動しなかったこと。

全員金回復はキッチリ踏んで後腐れなく終盤突入*15。《直線一気》は踏めなかったが後方から一気に上がっていき、最終的にタンホイザが勝った。タンホイザ??? よく見たらデバフ両名合わせてためらい系で《差しためらい》だけ入ってなかった。スタミナがスパートするのには足りたのが最大要因っぽい。

 

 

 

 

 

勝敗記録

勝負:54/61

勝率:88.5%

 

勝ちウマ

キタサン:7

マチタン:32

カフェ:14

新春オペ:1

 

負けたときの1着

先行 クリーク:3

   白テイオー:1

差し マチタン:1

追込 タマモ:1

   ダイヤ:1

 

 

 

 

決勝と全体の反省

 

決勝レースについてはマッチングの妙が多分に感じられた。ハロウィン衣装ライスシャワーについてはかなり不運なレース展開になったが、キタサンブラックを漫然と投げ続けていた場合この事故すら誘発しなかったと考えると変更は上手く行ったのかもしれない。実際どれだけ有効に働いたのか、新春オペラオー以外にクリークの対策としては何か選択肢があったのかなどは時間の都合上考察しきれなかったが、その中ではマシな選択ができたと思う。

全体としては、やはり先行固有回復勢を含めた先行勢がおそらくグレードリーグよりも多かったこと、道中スキルを積みきれないことから逃げよりも先行~追込が強く、その中でも先行は通常衣装スーパークリーク、差しはマチカネタンホイザが突出して追込と渡り合えるほど強く、次いでスタミナを十分に盛った後方脚質の「すごく」終盤オレンジ固有勢*16や2度目の3・4コーナーが全て終盤であることを活かした後方通常衣装マヤノトップガンなどが続いていたように見える。

自分のチームでは飛び抜けてマチカネタンホイザの勝率が良く、固有を踏み逃しても《円弧のマエストロ》だけでどうにかなることも多かった。差しのスタミナ消費が先行に比べて低いことなども功を奏したのかもしれない。後述する通りだが、周囲がかなりカツカツのスタミナ進行であったためどちらかが欠けてもある程度スパートが間に合う程度には抑えられたのだと思われる。しかしそういう際には概ね先行クリークが勝ちきっていたため、間違いなく先行回復の中ではスーパークリークがひとつのメタを作っていたのだと思う。

ピスケス杯を通して、やはり長距離レースの中でも長い、その上不良バ場でスタミナ消費量が更に多くなっているとなるとスタミナが足りない、あるいはスピードが高すぎてスタミナの量に見合っていないという事例が非常に多かった。長距離Sを計算に入れなかった結果失速してしまっていたパターンなどもあり、いかに必要スタミナを計算するか、どれぐらいが限界なのかの情報を仕入れるかといった情報戦の面も大きかったように思う。改修の直後であったこと、そしてキタサンをピックしたものの途中で変更せざるを得なくなったのも含めて、アンテナをしっかり貼らなければと改めて思いなおした。

 

 

 

 

 

後書き

ということでピスケス杯の記事は以上になります。今回はマジで祈り疲れました。金回復発動しなかったら終わりだし、そもそもマチタン引けなかったら終わりでした。ほんまありがとうな。ちなみにチーム競技場のチーム更新作業したらめちゃくちゃ石貰えて2天井貯まりました。どうしようなこの石。フラワーかゴルシ新衣装来たら回すか。

これを書いている時点で既に4月のチャンミ情報が公開されており、これでチャンミは12星座を一周することになりました。5月以降は去年と同じ条件なのか、去年と同じ条件で天候や一部開催レース場が変更になるのか、それとも全く違うレースを元ネタにするのか。そして自分が常に擦り続けているアイビスサマーダッシュはいつか来るのか。たぶん今なら大逃げ最強になりそう。

2連続でオープンA1位を取れてちょっと楽しいですが、次回は中距離のハイパーオーソドックスということでかなり因子やウマ選択が重要になりそうです。たぶん最悪ジャンケンになると思います。戦略面ジャンケン、有責性が高いからキツいんですよね。頑張ります。

それでは、また何か思いつくか、さもなくば卯月開催の皐月賞で。

*1:過去ちょくちょく阪神で開催されているが、ウマ娘では阪神レース場で天皇賞(春)を走る機会は育成レース中にはなかったはず。ルームマッチにいつ追加されてたのかは不明。

*2:そもそもG1で最長のレースがモチーフになっていて、今のところチャンピオンズミーティングはG1のみをモチーフにしているので当然である。

*3:実際にどれぐらい必要なのかはわかりません。

*4:レース中間点以降のランダム地点で回復+スピードアップ+加速度アップ。

*5:過言だと思います。

*6:なぜか《勝ち鬨》は先頭条件ではないためしっかりポジションを上げられるなら先行にも積める。なぜ。

*7:《直線一気》は終盤であることの他におそらくスパート状態であることないしは一定量のスタミナ余裕があることが条件として含まれており、スタミナが足りていない場合スパート開始が遅れるため結局最速発動はできない。コーナーに入ってからスパートになった場合は最終直線に入ってからになるが、だいたいの場合は加速が有効に機能しなくなる。

*8:先行の固有回復は前に行きすぎると発動しない≒逃げ0などの状況下だと発動せずスタミナが足りなくなるリスクの高い《U=ma2》《ピュリティオブハート》や、中盤スキルが複数必要な《わやかわ♪マリンダイヴ》などかなり不安定。マチカネタンホイザも同様の条件だが、差しで投げられるぶん前に行きすぎる心配はない。先行回復固有は前も後ろも条件的に落としやすいため、見ていて心臓が痛くなりそう。

*9:わりと本当に無理矢理。無料10連で出なかったので2天井貯金を少し崩し60連ほど回してようやく手に入れ、女神像をフルにつぎ込んで星3にランクアップさせた。今まで全然使いどころがなくてよかった。

*10:好ポジション確保固有なので間違いなく弱くはないが、今までのように固有のおかげで前が開いた状態から《直線一気》を打ちやすいという利点はそもそも《直線一気》有効発動が上振れ気味であることから明確に強いわけでもなく、3200mだと《不沈艦、抜錨ォッ!》のロングスパートの効果時間すら切れるため最後にスピードが下がってしまう。そのため「強いほう」の域を出ないのかな、というのが筆者の所見である。

*11:こっちは無料10連で来てくれた。ありがとう本当に。

*12:デバフ量は少ないため気持ち程度だが、どうせ祈る必要があるので気持ちは足したかった。なお同じく金スタミナデバフの《八方にらみ》は終盤に発動するのでどちらかと言うと走り切らせない戦術であり、最速スパートを防ぐ《スタミナグリード》とは用法が異なるデバフである。その上阪神3200mは終盤非常に長い下り坂があり、下り坂のスピードアップ+消費スタミナ軽減で乗り切られてしまう可能性もあるらしいとかなんとか。

*13:距離Sを積むとスピードが上がり、増えたスピードぶんスタミナを増やす必要があるのでそこまで楽になるわけでもない。もちろんステータスの数字を減らすことができるので他の所に盛ることはできるが、スキルがそこまでいらないのであればA-A-Aでもそこまで変わらないという説を執っていた。当然スタミナを可能な限り盛れば安定性は上がるので、気楽にとはいえ周回はするべきだった気がしないでもない。

*14:この回を回す直前に「今回のチャンミでカフェだけ靴が泥で汚れない不具合」が修整された。なんだそのバグ。

*15:案の定ハロライスは発動しなかった。

*16:サトノダイヤモンドが一番よく見たが、彼女の「すごく」の条件はそこそこ厳しい。