※2020年4月1日のエイプリルフール記事です。また、「アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ」の4月1日限定開催イベントの要素を含みます。
※追記:4月1日限定要素ではなくなりましたが、なぜか紹介しているデッキには対人戦を想定した要素が詰め込まれています。
(諸々を飛ばしたい方は以下の目次をご活用ください)
前説
お疲れ様です。斬進です。本日はリリースされたばかりの戦略アイドルゲーム「Cinderella Versus」の自分なりの調整結果をメモとして残しておきたいと思って深夜3時半も回ったあたりからキーボードを叩いています。
巷では【あんきらコントロール】*1や【スーサイドヘレン】*2のデッキレシピばかりが上がっているので、基本に帰ってシンプルなランプデッキを調整していきます。
【ウサミンランプ】
デッキレシピ
《安部菜々》《五十嵐響子》《衛藤美紗希》《緒方智絵里》《乙倉悠貴》
《岸部彩華》《小日向美穂》《鷺沢文香》《渋谷凛》《島村卯月》
《橘ありす》《月宮雅》《西島櫂》《速水奏》《久川凪》
デッキコンセプト
ラウンド1を捨てる勢いでPPを稼ぎ、遅くともラウンド3までには《安部菜々》《速水奏》のどちらかを立てる。その後は対戦相手によっては《久川凪》を探し、そうでないなら枠を開けて速やかに殴り切る。どちらかというとアグロ*3寄りのランプ*4デッキ。
そもそもマナソースが11点のパンチになり試合を速やかに畳むことができるので、生半可なデッキでは太刀打ちができない。デバフで戦うデッキや汎用メタ札である《双葉杏》に対してはコンセプト否定としてマッチアップの時点で非常に有利であり、またどのような相手に対しても《久川凪》+《安部菜々》《速水奏》の「凪ミンコンボ」を揃えれば(相手も《久川凪》を使ってこない限り)勝利が可能である。また、超汎用メタカードである《双葉杏》を腐らせることができるのも強み。
アグロ気味であるためそもそもコントロールデッキである【あんきらコントロール】に対しては有利であり、【スーサイドヘレン】に対しても「序盤が弱い」という欠点が利点として働き、ヘレンの序盤のパンプアップを遅らせつつ凪ミンコンボの完成をある程度待つことができる。ただし【グロウビート】*5に対しては《双葉杏》か《久川凪》の引き次第になるため五分~微不利。
デッキ解説
・コンボパーツ
11/10 楽曲開始時、自分アイドル全員のアピール値を11固定にする
デッキコンセプト。自陣のアイドルを等しくそこそこなパワータイプに育てるウサミンとハヤミンのWミン。基本的にはラウンド2、遅くともラウンド3までにこのアイドルを探しスカウトすることを目的としている。
基本的に無敵だが、打点を超えられることと《宮本フレデリカ》《上条春菜》《久川凪》を置かれることに対しては弱いというか後者については対処法が無いので注意が必要。置いた後も打点効率を重視して枠を買うか《久川凪》や《双葉杏》を探しにリロールするかの見極めは必要。
・マナ加速
0/1 ラウンド終了時、PPを2アップ
1コストのマナ加速は《極楽鳥》以来強いと言われ続けている。ただしラウンド1は2コスト2枚と1コスト1枚と動いて3枚マナ加速を揃えたいため、枚数は3枚ではなく2枚。また基本的に相手にエモを献上するので、そこも含めて枚数をフル投入ではなくしている。
《五十嵐響子》(Cu)・《橘ありす》(Co)
1/2 ラウンド終了時、PPを2アップ
2コストの無条件2マナ加速。こちらも基本的には負けることやマナカーブを考えて2枚。基本的にマナ加速で同じ効果を持っているアイドルに関しては、Wミンを引けない場合に少しでもダメージを抑えられる可能性があるようシナジーを重視する、あるいは単に趣味で選んでいる。
《依田芳乃》(Pa)
3/1 ラウンド終了時、PPを1アップ
1コストのマナ加速だが1点加速になっている代わりに打点が3ある。序盤の打点を抑えたいオシャレ枠、かつ友人の担当枠。ミラーマッチだとお互いにWミンを置いた場合は凪がない限り最初のゲージの差がそのまま勝敗の差になり得るので、意外とバカにならないことも多い。
《乙倉悠貴》(Cu)
0/2 ラウンド終了時、お互いのPPを3アップ
2コストのお互いマナ加速。コスト対加速の面においてラウンド1で置けると非常にやりやすいが、現在はアグロデッキよりもビッグマナ系のデッキが多く、相手にもPPを与えてしまうことでこのデッキの強みである速さと均質さを活かしきれなくなる可能性があることを考えて1枚のみの採用。環境によっては後述の《ライラ》を加えて2枚にする、あるいはこの枠も抜いて3/1の1加速にしてもいいかもしれない。
《西島櫂》(Pa)
2/2 ラウンド終了時、アピール成功していた場合、PPを5アップ
2コスト、かつ攻撃が通れば5点加速のハイリターン。非常に環境依存・相手依存だが、後述の《久川颯》《岸部彩華》がシナジーの関係上入れやすいこと、それらと合わせてラウンド1に2枚セットで取れることを考えてピン差し。これも上述の《乙倉悠貴》と同様に環境と応相談。【スーサイドヘレン】に対してはかなり弱いことを留意されたし。
《月宮雅》(Cu)
3/3 ラウンド終了時、アピール成功していた場合、PPを7アップ
《西島櫂》の3コスト、かつ7点リターン版。基本的には上述した通り。シナジーが存在し、マナ加速であるため採用。ラウンド1《久川颯》《月宮雅》は基本宇宙。Wミンが次ラウンドで買えればさらに加速するため、《久川颯》を探しに行くPPを確保することもできる。
《鷺沢文香》(Co)
4/4 ラウンド終了時、PPを3アップ
4コストの無条件3点加速。やや重いため序中盤には向かないが、BRIGHT:LIGHTSシナジーが存在し加速同士で組めるという点でサブプランのビートダウンでのアドバンテージ確保に貢献できる。PPが10を切ってしまった際の購入検討先としても非常に優秀で、実質1PPで頭数を増やすことができるのはぶん回り初期のあんきら系デッキに対してダメージを抑えるチャンスを増やすことに貢献できる。
・メタカード
《双葉杏》(Cu)
0/1 相手のアピール値を99ダウン
人権。【あんきらコントロール】最大の敵にして【グロービート】【スーサイドヘレン】に対しても配置ゲーに持ち込むことのできるほぼ防御不可の最強メタ。2コストのアイドル2枚+このアイドルという動きがあまりにも強すぎるのでおそらくすぐに2コストになる。さもなくば特訓してもスタッツが0のままか。
《久川凪》(Pa)
3/3 相手のアイドルのアピール値を5固定にする
準人権。打点を上げるというこのゲームの必勝法を真っ向から否定する変わり者。杏と違うのは自分自身はそのままだと負けること。しかしこのデッキにおいてはWミンのおかげで相手を5に固定したうえで11で殴るという非人道双子の姉になる。同じ効果を持っているアイドルには《宮本フレデリカ》と《上条春菜》が存在するが、今回はサイレンス系の曲*6対策として、軸であるWミンと属性が被らないPaである凪を採用している。
・サブプランその他シナジー枠
《小日向美穂》(Cu)
1/2 ラウンド終了時、このアイドルの基礎アピール値を3アップ
サブプランその1。ラウンド1で美穂を購入しスケールさせていく【小日向コントロール】に近い動き。場繋ぎと安定を得られるほか、コンパクトに纏まったシナジーにより採用。ただしスケールは他のTier1デッキに比べて遅めであるので、環境と要相談。
《久川颯》(Co)
0/2 次のアイドルのアピール値を6アップ
自分の勝ち点をひとつ後ろに託すバッファー。2コストであることで初手に買いやすく、攻撃が通った場合に加速するアイドルの強力な補助ができる。同条件の中でも、《久川凪》と2枚でシナジーを構成できるという点が採用を後押しする。
《岸部彩華》(Co)
0/3 次のアイドルのアピール値を7アップ
一回り大きい《久川颯》。ガールズ・パワーシナジーが構成できるほか、デバフ系のデッキに対して無理矢理こじ開けることもできる。《西島櫂》との相性も良い。
《三村かな子》(Cu)
4/3 楽曲開始時、自分キュートアイドル全員のアピール値を1アップ
Cu全体1点バフ。《安部菜々》からデッキを構築した結果ややデッキがCuに寄ったこと、汎用性の高い《双葉杏》とマナ加速である《緒方智絵里》とキャンディアイランドシナジーを構築でき、シナジー全体で5コストと非常に安価であるうえ杏が打点に化けることなどを考慮し採用。
《島村卯月》(Cu)・《渋谷凛》(Co)・《本田未央》(Pa)
2/2 楽曲開始時、自分キュート(クール・パッション)アイドル全員のアピール値を1アップ
古き良き【ニュージェネビート】のパーツ、ミッドレンジの代名詞とされた3人。強化効率で言うと3人そろえば6コストでスタッツ8が3人と非常に強いが、このデッキではややスケールに劣る点はある。凛と未央は差し替えを悩んでいる。
・差し替え候補
《ナターリア》(Pa)
1/2 ラウンド終了時、PPを2アップ
《ライラ》(Co)
0/2 ラウンド終了時、お互いのPPを3アップ
2枚でシナジーを構成できるマナ加速コンビ。サブプランを削減する場合はおそらく真っ先に候補に挙がる。現在はメタの関係上《ライラ》の採用が難しく、それに伴って《ナターリア》も採用を保留している。
《藤原肇》(Co)
2/3 ラウンド終了時、アピール成功していた場合、基礎アピール値を7アップ
【グロウビート】のキーカード。新たなるサブプラン。《依田芳乃》と2枚で山紫水明シナジーを構築でき、また現在入っているバフ系でサポートをすれば高速で手の付けられない打点まで育つ。ただしキーカードであるWミンとの相性は芳しくなく、デッキの大部分を占めるマナ加速とも特段相性がいいわけでもないのが難点。
プレイング
1.マナ加速をします。ラウンド1はなるべくマナ加速アイドルを取ること、なるべく3人のアイドルを揃えることを頭に入れます。ダメージは気にしない。
2.10PP溜まったら全力でWミンを探します。あったら置きます。
3.相手が11点打点を早めに超えてくるデッキなら《久川凪》を探し、そうでないならPPを枠の開放に使って速やかにゲームを畳みます。
簡単ですね。
おわりに
まあこのゲームPvPないんでメタ回らないんですけどね。
ということで今年のエイプリルフールネタでした。かなりカード評価は適当に書いたのでちゃんとエイプリルフールです。まあエイプリルフールと言っても実際にこのデッキを持っていけばかなり簡単にCPU戦を戦えるのでオススメです。エンディングのデレスポを手軽に自分で見たい方はぜひどうぞ。
既に徹夜して朝も7時を回ってきたのでこのあたりにします。オートチェス系のゲームは初めてやったのですが、今回のエイプリルフールはアイドルでやる理由が明確になっていて面白いと感じました。シナジーの効果を打点アップ以外に用意するなど改善点として考えられる点はいくつかありますが、それはそれとして正式リリースしてくれ、暫くやるぞ。
あと次回の記事更新予定はなぜか既にあります。某氏が「語りたいけどブログとか作るの面倒で」って言ったからこのクソブログで良ければって言いました。ご期待ください。
とりあえずその方の原稿が上がりましたら。
追記
「ゲームセンター」がオープンしました!
— スターライトステージ (@imascg_stage) 2020年4月1日
ゲームセンターでは、ミニゲームを遊ぶことでゲームメダルが獲得できますよ!
ゲームメダルを集めて、ゲームセンター限定アイテムをゲットしましょう!https://t.co/mIoEjCBQs4 #デレステ pic.twitter.com/xWYuAmA37h
何だかよくわからんがこの記事の寿命は延びたらしい。PvPはスコアアタックしかないけど。ちなみにスコアアタックは完全に試行回数ゲーになると思います。バフ編成のCPUを引いてこっちの初手が杏+マナ加速2枚、になってから当たり運が良くてノーダメージなら勝てます。というかどのデッキでも基本初手運次第だし、スーサイド系デッキには初手からノーダメで勝つのは難しい。
*1:《諸星きらり》を使ってド派手にフィニッシュする、相手が双葉杏を引いていないことに命を懸けるビートダウン。
*2:PP効率が高い代わりに相手にエモを与えるアイドルを使って能動的に《ヘレン》を育てて1~2ターンのバーストで殴り切るコンボデッキ。
*3:相対的に最も強いタイミングが試合の序盤にあるデッキ。
*4:いわゆるマナソース(この場合はPP)を稼いで大きなアクションを通常よりも早く叩きつけるタイプのデッキ。
*5:《関裕美》《藤原肇》《黒埼ちとせ》《篠原礼》のライブ成功時にスタッツが大きく上昇するアイドルを1~2人同時に育てていくビートダウンデッキ。
*6:特定属性でないアイドルの特技が使えなくなる曲。「未完成の歴史」「Spring Screaming」「O-Ku-Ri-Mo-No Sunday!」「凸凹スピードスター」などが該当する。