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困ったときは遺書としてお使いください

果てなき2枚改造の海へ漕ぎだしていったカプリコーン杯オープンの大海原

 

 

 

(諸々を飛ばしたい方は以下の目次をご活用ください)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前説

 

お疲れ様です。斬進です。本日もウマ娘のチャンピオンズミーティング雑感、というか予定通りなら本日3本記事があがっているはずでその3本目になります。ちなみに1本目の手直しと考察・2本目まるっと・3本目前半を同じ日に徹夜で書いてます。バカです。

今回のカプリコーン杯、初の短距離にして初の雪重バ場ということでやってられないレベルで選択肢が多く、既にどうしようかひとしきり迷っています。知り合いの中でも既にサクラバクシンオーを逃げで投げるか先行で投げるかで割れていたりするのでマジで悩む。そもそも適性バが少ないせいで全員魔改造前提みたいな感じになるのが悪い。まあ次のガチャ更新で多分フラワーかビコーが来る気がしますが。

ということで今回のキャラ選択はあくまで一例であることを念頭に、いつか来る次の短距離チャンミのためにご査収いただければと思います。次の短距離チャンミこそはアイビスサマーダッシュ*1だと信じて。

 

 

 

カプリコーン杯基礎スペック

 

中京レース場・芝1200m(短距離/根幹距離)・左回り・冬・雪・重 。

モチーフは本来3月後半開催の高松宮記念*2

向こう正面スタートで400m弱の直線。第3コーナーを過ぎて第4コーナー開始直後にレース中間点、そのまま最終直線立ち上がって10mほどで終盤開始。残り300m地点付近からかなり長めの上り坂があって、そのままゴール板。

下り坂が無く、かつ終盤開始地点は最終コーナーを抜けた後の直線。重バ場*3・短距離・終盤ゴール前に上り坂と、これでもかというほどパワーの要求値を高く設定したレース。

 

 

 

動機と見渡したメタ

 

新年、ウマ娘のTLは驚愕に包まれた。誰もが「2月にフェブラリーステークスで初ダート、3月に高松宮記念で初短距離」と信じて疑っていなかったところに降って湧いた短距離。未だ短距離適性のウマは(確定配布のサクラバクシンオーの他に☆1、2にキングヘイローや少し因子を積めばいいエアグルーヴがいることを差し引いても)お世辞にも多いとは言えず*4、それでもこのタイミングで決行に踏み切る運営に疑問符を飛ばしている人も少なくはなかった。誰もが手探りのまま、短距離の高レベル帯レースについての知見をかき集めていった。

最初に言われたことは、「運ゲー」だった。長距離が下振れを引かないように祈るゲームであったなら、短距離は上振れを引くように祈るゲームだと。

当然の話ではあるが、ウマ娘たちは基本的に他バがおらずスキルも無く同じステータスをしていれば同じように走る。当然スタミナが途中で切れて失速するなどの可能性はあれど、基礎的な部分はほとんど変わらないとされている。それが加速であっても例外なく。つまり、短距離であっても長距離であっても、加速にかかる時間は変わらない。しかし距離が短くなれば当然序盤と終盤の絶対距離そのものは短くなる*5。「加速中である時間」と「加速が終わって最高速である時間」の比率が、著しく左に偏っていくのである。そうなれば必然的に、終盤加速スキルによって加速中の時間を短縮することが勝利に直結することになる。ただし、終盤開始地点が最終直線であることから安定して発動できる継承用加速固有はそう多くない。《ブランチャ☆ガナドール》か《ぐるぐるマミートリック♡》が必ず発動条件が適合する、としか言われない程度である。そうなると、《乗り換え上手》《真っ向勝負》などの終盤ランダム加速や、《一陣の風》《スプリントターボ》といった直線ランダム加速を積み、それがなるべく終盤で最速発動するように祈る必要がある。また、単純に差しや追込はゴールまでに追いつくだけの距離が残されておらず、前めの脚質が有利なのであれば必然的に内枠が有利。つまり外枠に押しやられればどんどん不利になっていく。それが当初「運ゲー」と呼ばれていた理由だった。

しかし、その評判は研究が進むにつれやや形を変えていくこととなる。「上振れを祈る運ゲー」が、「ある程度形にしてしまえばいくらでも祈れる混沌としたゲーム」に。

まず大きかったのは《登山家》だった。このスキルは上り坂で加速度が上がるのだが、今回は坂も加速時間も長いため基本的には有効発動するとカウントしてもいいのではないか、という見解が出たのだ。《登山家》は最速でもなければ最終的な効果時間こそ長いわけではないが、どの脚質でも積むことのできる確度の高い貴重な終盤加速スキルであり相対的な勝ちが跳ねあがった。そしてこれにより、いわば加速の最低保証を積むことができるようになったのである。

次の改革は逃げウマ内でのスマートファルコンの台頭。スマートファルコンの固有である《キラキラ☆STARDOM》*6は「中盤の直線」で発動するが、今回のレースコースの第4コーナー立ち上がりには10mほどだが「中盤の直線」があるのだ。結果、《地固め》や直線スピードアップなどで向こう正面の直線を固有なしで切り抜けてしまい、その後終盤直前に固有が発動した場合猛烈な加速とスピードアップで逃げ切れる、というファル子の必勝パターンが発見されたのだ。単純な逃げ切り勝ちだけではなくエクストラウィンとして搭載されるこの勝ちパターンは、他の逃げよりも勝ちを拾うパターンを増加させ、さらに対策として逃げウマの搭載を余儀なくさせた。

そして、混沌の最大要因はトレーナーたちが短距離適性バで勝っていくことをある種諦めた――つまり魔改造バの横行だった。「理論上最強」である逃げ通常衣装エルコンドルパサー*7や先行ハロウィンスーパークリーク*8を筆頭に、ファインモーション*9をイベントでの《真っ向勝負》確定入手*10を目当てに採用したり、単に坂途中での固有《勝利の鼓動》が強すぎるからという理由で通常衣装オグリキャップ*11を採用したり、固有の《紅焔ギア/LP1211-M》がチャンピオンズミーティングだと「最終コーナー"以降"に5位以上だと発動」という直線でも発動可能性がある加速スキルであることを悪用した差し通常衣装マルゼンスキー*12だったり。前述したスマートファルコン*13も十分改造の域だろう。

またそれに伴ってあらゆるウマがあの手この手で中盤の位置取りを上げる/終盤に固有を発動させることを考えていた。グレードリーグのヒシアケボノはわざと中盤の最後に《I'M☆FULL☆SPEAD!!》を遅らせるためにスタミナを600弱+金回復を2枚積み、クリスマスオグリキャップは終盤回復という無用の長物だった《小休憩》を3つめの回復スキルとして組み込むことで《聖夜のミラクルラン!》を実質《小休憩》ガチャで手に入れられるようにする。短距離適性が少なく、短距離適性バで勝つことを諦めやすくなり、そして魔改造用の高短距離因子持ちのウマが増えた結果、今までで最もカードプールの狭かったチャンピオンズミーティングは今までで最も多様性に富んだ――富んでしまったのだった。

 

その中で何を選ぶか、という壁が自分の前に立ち塞がっていた。デフォルトで短距離が高い☆3であるところのカレンチャンヒシアケボノを持っていないからである。

おそらくバクシンオーを投げることは確定だとしても、前述の通り先行で投げるか逃げで投げるか。いくら《直線一気》と《迫る影》が確定最速発動とはいえ効果時間が短く、先行バ過多になると考えれば追込が差し切る展開というのはそこまで多いように思えない。さらに【地固めファル子】のエクストラウィンを阻止することを考えるなら1枚逃げを出す必要があり、脚質補整も考えると後方脚質である差しも1枚欲しい。必然的に「逃げ-逃げ-差し」か「逃げ-先行-差し」の2択になる。さらに問題があるとすれば、【地固めファル子】の対策のためには【地固め逃げ】ウマ娘が最も手軽な対策にして勝ち手段*14になるが、《地固め》を踏むための緑スキルのうち2つ*15を持っているウマ娘スマートファルコンが最も手持ちの中で【地固め逃げ】にしやすいのだ。*16こうなると自分がファル子を出す以上他に逃げを投げてみすみすエクストラウィンを逃す形は取りたくなく、逃げはファル子1枚で先行にバクシンオーの類いという形になる。正直ハロウィンクリークを持っていなくてよかった、と安堵してしまった。持っていたら「せっかくだし3枚魔改造のほうが新たな試みとしてはいいだろう」と思っていた気がしないでもないからである。

後方脚質についても、元から短距離適性の高めな差しウマであるところのキングヘイローエアグルーヴはややパンチ力に欠け、最終直線開始とほぼ同時に発動する固有が加速と被って有効に発動しない可能性が高い以上《汝、皇帝の神威を見よ》に頼るのもそこまでのうまみがあるわけでもない。そしていくら育成が楽だからといって、差し☆9という超ピンポイント因子を持っているわけもなく通常衣装マルゼンスキーも却下。最終的には無難なところである通常衣装オグリキャップに落ち着いた。*17

そして、ここからが地獄だった。《登山家》は取得が面倒なスキルだからである。ヒントの入手方法は「マンハッタンカフェライスシャワーが覚醒Lv2で初期所持」「カワカミプリンセスオークス勝利育成イベント」「マンハッタンカフェライスシャワーゴールドシップのサポートカードからヒントを貰う」「継承」の4択になるのだが、当然他のスキルと並行してそれも引かなければならない。ファル子は《地固め》+緑スキルか《集中力》+《登山家》、オグリは最低でも《乗り換え上手》イベント完走と《登山家》。バクシンオーもアオハルではなくURAで育成する*18以上《真っ向勝負》のヒントはSSRスピードマヤノトップガンの3段イベント1段目で上の選択肢を成功させないと入手できない。久々に試行回数を重ね続けるチャンピオンズミーティング育成を回しながら、メタが大きく動かないことを祈り続けるしかなかった。

 

 

 

育成したウマたち

 

・地固めスマートファルコン

934-424-905-300-364 適性S-A-A 8144点

《キラキラ☆STARDOM》Lv3

プランチャ☆ガナドール》

《ポジションセンス》

《急ぎ足》

《登山家》

《地固め》

《冬ウマ娘◎》

《道悪◎》

《逃げのコツ◎》

 

前述の通り《STARDOM》でのエクストラウィンを狙いつつ、《プランチャ》+《登山家》での普通に逃げ切りプランも搭載。結果としてやや根性と賢さが低くなった。向こう正面で固有を出させないために《急ぎ足》を搭載した。

余談だが緑スキル1つが出ず絶望していたところでURA決勝勝利コミュで《冬ウマ娘》のヒントを引いた強運持ち。

 

・先行サクラバクシンオー

967-472-943-266-317 適性A-A-A 8157点

《優等生×バクシン=大勝利ッ》Lv2

《集中力》

《コーナー巧者○》

《真っ向勝負》

《登山家》

《スプリントターボ》

《内枠得意○》

 

《スプリントターボ》ガチャ枠。位置取りと脚質補整が良い感じに中間点ではあるが明確な強みがない以上こうするしかない。おそらくガチャ枠としての理想は《一陣の風》も積むことなのだが、正直今回の先行は人が多すぎる気がするのである程度ポジションを抑える《コーナー巧者》がいるかな、と弱気になった。今回唯一適性が無い。本来は《ぐるぐるマミートリック♡》を積むべきなのだが、レンタル回数上限の関係上サボった結果安定性を欠く結果となる。

 

・差しオグリキャップ

934-479-904-342-316 適性S-A-A 8182点

《勝利の鼓動》Lv2

《優等生×バクシン=大勝利ッ》

《コーナー回復》

《乗り換え上手》

《登山家》

《冬ウマ娘◎》

《道悪◎》

《雪の日○》

 

《乗り換え上手》ガチャと《登山家》で無理やり加速を上げたうえで発動位置が完全に固定化されているうえに周りのスピードが下がっていることもわかっている上り坂で《勝利の鼓動》を放つタイプ。たぶんパワーの実数値が1000ぐらいあるはずなので今回のエース枠候補。

 

 

 

本番の記録

 

カプリコーン杯を観戦しながら取ったメモをおおむね無編集で垂れ流す。今回はわりと気楽に取っているため、一部見苦しい表現がある可能性があることを先にお詫びさせていただきます。

今回、マッチング時間帯の検証のため1回戦はほとんどを19時~0時ごろ、2回戦はその大部分を13時~16時ごろに回している。

 

 

1回戦1日目1回目(5-0)

フ不1-バ不6-オ絶好2
 バクシンオーは先行1。短距離適性が伸びきってないウマ多し。もしかして、育成を諦めている人が多い……? 地固め単騎につきファル子のエクストラウィンが発動。バクシンオーは奇跡的なまでに内に突っ込んでったので仕方ない。ゴール手前5mぐらいで《スプリントターボ》だったし。
フ不4-バ絶好2-オ好1
 バ掛かり。バクシンオーは逃げ1先行1。急にスピ1000カレンチャンとか《プランチャ》積んでる逃げバクシンオーとか距離適性ちゃんとしてるところに放り込まれた。このゲーム絶対内部レートあるって。ギリギリ逃げバクシンオーにファル子が差されるが、内からオグリ外からバクシンオーの2枚体制。固有発動の有無でオグリが差し切った。
フ普1-バ不8-オ普3
 バ掛かり。バクシンオーは先行1。短距離Aカワカミとか短距離Aオグリとかいるしちゃんと《登山家》3枚積んでる人いるんだけど。オグリ3枚。内部レート露骨すぎない??? ただし逃げ単騎。カワカミの最速《乗り換え上手》とかオグリの3枚同時《勝利の鼓動》がホラーどころではなかったが、やはり手前側《STARDOM》は最強、1バ身逃げ切った。っていうかあんだけやって1バ身しか差がつかないの……?
フ絶好1-バ不5-オ好4
 オ掛かり。バクシンは逃げ2枚。スピードカンスト逃げバクシンとか回復(と固有)を捨てたスピ1100水着マルゼンとか。やったー絶好調ファル子だーって思ったら逃げが5枚いる。というかスズカ-水着マルゼン-逃げバクシンは豪気すぎないか? 本譜ではさすがに《STARDOM》を向こう正面側で切らされるが、パワーと《プランチャ》と《登山家》の力で全てをどうにかした。ありがとう砂のサイレンススズカさん……。なお2着は芝のサイレンススズカさんだった。
フ好1-バ不2-オ絶好4
 バクシンオー無し。《尻尾上がり》付カレンチャンとかスピ1100逃げタイキとか先行キングとか。タイキについてこられて《STARDOM》は先発動。ただ《プランチャ》1枚で誰もついてこられなくなった。《逃げコツ》で賢さ補整ついているのもあってほとんどスキルを踏み逃さないのも強い。あとさりげなくオグリが《登山家》踏み逃してて確定発動じゃないことを知った。

 

1回戦1日目2回目(5-0)

フ普1-バ好2-オ好6
 バオ出遅れ。バクシンオーは逃げ1先行1。スピ1000先手必勝というファル子潰し用バクシンとか。固有は向こう正面で温存できたがバクシンとバクシンが競り合った結果ギリギリ先行バクシンに被せられる。が、2位だったので《プランチャ》1枚から差し返して逃げ切った。やば。
フ不1-バ普3-オ絶好6
 オ出遅れ。バクシンオーは逃げ1先行1。スピ1150の逃げバクシンとかスピ1170のカレンチャンとか。スピードが金色の人多いなやっぱり。本譜ではファル子がエクストラウィンをキメた。
フ好1-バ不2-オ絶好3
 バクシンオーは逃げ1。対戦相手に関しては特にコメントなし。ファル子、エクストラウィン。ファル子が強すぎて他のウマが勝たない説出てきた。
フ普2-バ絶好1-オ普3
 バクシンオーは逃げ1先行1。短距離Sオグリとかラビットの逃げダスカとか。出遅れにはなっていないもののかなり出遅れ、向こう正面で《STARDOM》を切って先頭へ。《プランチャ》を踏み逃したものの、バクシンオーが《スプリントターボ》と《真っ向勝負》をほぼ最速発動。ハナ差で差し切った。むしろここまでやってハナ差でギリギリ差し切る程度なの???
フ不1-バ普2-オ絶好3
 フ掛かり。バクシンオーは逃げ1。《プランチャ》は踏み逃したが、等倍固有はやっぱり強くてエクストラウィン。ただし不調以下で掛かるとやっぱりスタミナがかなりギリギリそうだった。まあそこまで考えるのもアレなのかもしれないけど。

 

1回戦1日目3回目(4-1)

フ好1-バ不2-オ絶好4
 オ出遅れ。バクシンオーは先行1。芝Dまで上げたハルウララとかフジキセキとか。コメントすることが思いつかないぐらいいつものと化した《プランチャ》《STARDOM》。
フ好1-バ不2-オ普3
 バクシンオーは先行1。芝Cまで上げたウララとか。ウララブームか? 本譜は《プランチャ》を踏み逃すが《STARDOM》と《真っ向勝負》がほぼ同時。いやぁファル子ファル子。
フ不3-バ普4-オ普1
 バクシンオーは逃げ1先行1。1000-550-1000の大内《マミートリック》搭載絶好調逃げバクシンとか。しかもデバフネイチャのサポートつき。バケモノか? 本譜ではさすがに《STARDOM》は向こう正面で発動。さすがに3段階調子差はキツかったが、後ろからオグリが《乗り換え上手》有効発動から《勝利の鼓動》で恐ろしい末脚。というかこれでもファル子3着につけてるの???
フ不2-バ普5-オ絶好3(1着先行バクシンオー)
 バクシンオーは先行1。ついに自分以外に出てきた地固めファル子。大外と不調ぶんでかなり厳しかったが《STARDOM》を切ってハナを死守。しかしさすがに仕上がってるうえに絶好調大内の先行バクシンオーに追い縋れるほどではなかった。調子ガチャに負けたって言いたいけどダメ?
フ普1-バ不3-オ好4
 オ掛かり。バクシンオーは逃げ1先行1。デバフカレンチャンとかついにウララ2枚だしついに芝Aウララ。レース内容についてはファル子のいつもの、以上のコメントは無し。

 

1回戦2日目1回目(3-2)

フ好3-バ不8-オ不6(1着先行チヨノオー)
 フ出遅れ、バ掛かり。バクシンオーは逃げ1。短距離A差しオグリとか、短距離Aまで上げたサクラチヨノオーサクラチヨノオー???? 絶好調チヨノオーの《スピードスター》が完璧なタイミングで発動されたうえに残りが全部不調だったのが敗因。
フ絶好1-バ不6-オ不2
 バ出遅れ、フ最長掛かり。バクシンオーは先行2。ほぼうちのと同じミラーマッチになる形の地固めファル子とか、短距離Sで逃げEのエルとか。《STARDOM》を切ってハナを維持、《乗り換え上手》が最速発動。掛かったこともあってかなりスタミナがカツカツになり、最終的にファル子が逃げ切った。
フ不2-バ絶好3-オ好5(1着逃げバクシンオー)
 フバ出遅れ。バクシンオーは逃げ1先行1。ファインとか差しオグリとか。ここだけ見るとマイルのチャンミだな? 最大出遅れ2人引いたら絶対に勝てない。でも絶対に勝てないのは絶対に甘えなので引くほうが悪いし引いても勝てるようにしてないのが悪いんだよな…… 出だしファル子5位スタートだったぞ……
フ普1-バ絶好3-オ不2
 バクシンオーなし。先行オグリとかカワカミとか。本日4試合目にしてようやくマトモにレースが始まる。単騎逃げだったのでエクストラウィン。
フ絶好2-バ普5-オ不1
 フ掛かり。バクシンオーは逃げ1。絶好調ボノとかオグリとか、《先駆け》型ファル子とか。相手のファル子が出遅れたっぽく、誰もファル子に追い縋れなかったせいでエクストラウィン失敗。しかも掛かったせいで《プランチャ》が打てず、オグリが差しきった形。

 

1回戦2日目2回目(4-1)

フ好4-バ普2-オ好3(1着絶好調バクシンオー)
 バクシンオーは逃げ1先行1。短距離Aブルボンとか。逃げが多く《STARDOM》は手前発動。バクシンオーの固有が大量に出された結果、調子差で相手のバクシンオーが勝った。つらい。
フ絶好3-バ不1-オ好2
 バクシンオーは先行1。スズカとか。バクシンオーの固有がきちんと出ると固有を温存したファル子には勝てるんだな、という知見。
フ不1-バ普2-オ普3
 バクシンオーは逃げ1。なんかもうエクストラウィンは書くことないな……?
フ好1-バ不3-オ絶好2
 バ出遅れ&掛かり。バクシンオーは逃げ1先行1。エクストラウィン。
フ絶好2-バ不5-オ好1
 フ出遅れ。バクシンオーは逃げ1。短距離ハロライス??? 離し過ぎて《STARDOM》が発動しなかったが、後ろからオグリキャップがすごい足で上がってきた、スーパーウマ娘ですオグリキャップ

 

1回戦2日目3回目(4-1)

フ普3-バ不2-オ好1
 バ掛かり。バクシンオーは先行2。逃げが多かったうえに出遅れが出ない程度に出遅れたため向こう正面で《STARDOM》発動。終盤開始前に《大勝利ッ》で前に出たが、《乗り換え上手》最速発動オグリのほうがギリギリ差し切った。
フ好2-バ絶好4-オ不6(1着差しキング)
 オ出遅れ。バクシンオーは逃げ1。先行オグリとか。さすがに逃げウマ4人だと向こう正面《STARDOM》。さらにバクシンオーが内に詰まって固有も切れないうえに《スプリントターボ》がゴール前2mで発動、オグリも一生ブロックされ続けるという下振れ。
フ普3-バ絶好1-オ普2
 フ出遅れ。バクシンオーは逃げ1。またもリードが大きすぎて《STARDOM》が発動しないうえに《登山家》が出ないというアクシデント。後ろから来てるのがうちのバクシンオーだったからよかったものを、という感じ。
フ好1-バ不2-オ好3
 バ掛かり。バクシンオーは逃げ1先行1。久々のエクストラウィン。やっぱ爆発力が違いすぎる、半バ身差ぐらいから固有発動で上り坂途中で4バ身ぐらい差がついてないか…?
フ絶好3-バ不1-オ普2
 オ掛かり。バクシンオー逃げ1先行1。逃げバクシンオーは絶好調、あとは地固めファル子ふたたび。バクシンオーが多いとバクシンオーどうしで競り合ってお互いに固有を発動するのでよりファル子が捕まりやすい。結局ギリギリまで固有を温存していたうちのバクシンオーが一番前に出た。

 

2回戦1日目1回目(5-0)

フ普2-バ普3-オ絶好1
 バクシンオーは逃げ1先行1。大内絶好調ブルボンとか。さすがに向こう正面《STARDOM》。《登山家》と《乗り換え上手》をほぼ同時に発動して直後に《勝利の鼓動》した絶好調オグリの敵はいなかった。
フ好1-バ絶好2-オ不4
 フ出遅れ。バクシンオーは逃げ1先行1。ファル子とかデバフネイチャとか。出遅れぶんで固有消費、惜しい。とはいえたぶん誰も《スプリントターボ》ガチャに成功してなかったので、《登山家》《プランチャ》で逃げ切れてしまった。
フ普1-バ不4-オ絶好5
 オ掛かり。バクシンオーは逃げ1。この辺りになるとバクシンオーよりキングのほうが見るようになってきた感ある。相手の逃げバクシンオーの位置がかなり低かったのもあって、完璧なエクストラウィン。
フ好1-バ不5-オ絶好2
 バクシンオーは逃げ2。相手のバクシンいずれも絶好調ってどういうことやねん。ほぼ出遅れみたいなスタートのせいでエクストラウィンはお預け、しかもファル子の《登山家》は踏み逃す。でもセーフティリードを守りきった。たぶん《乗り換え上手》が有効発動したらオグリが差しきってたんだろうな……
フ好1-バ不6-オ絶好5
 フバ出遅れ。バクシンオーは逃げ2。前目が両方出遅れると完全にやってらんなくなる。ファル子は捕まるし、バクシンオーは「前目で競り合う」ことすらできなくなる。ただ今回は相手が《登山家》を持っていなかったのもあって差し返してクビ差守りきったが、相手がスキル持ってないから勝った、という勝ち方はさすがに甘えすぎる。

 

2回戦1日目2回目(5-0)

フ不1-バ普4-オ好3
 バクシンオーは逃げ2。4-4-1。先行と逃げが多すぎてバクシンオーが前のほうで競ることができないしオグリはべらぼうにブロックされたが、《STARDOM》《プランチャ》《登山家》全部切ってギリッギリで《Lookat》をジャストタイミングで切った2段階調子差カレンチャンから逃げきった。やっぱ出れば強いんだよなこの固有……
フ不2-バ好1-オ絶好4
バ掛かり。バクシンオーは先行1。短距離Bとはいえ《点火・力》《真っ向勝負》《スプリントターボ》《一陣の風》全部盛り先行デジタルというわけのわからん人とか。よくポイント足りたな。《地固め》不発で固有を切らされる。かなしい。そのまま最終コーナーで《大勝利ッ》を切って、《真っ向勝負》が半分有効ぐらいで出たのでまあまあいい感じにバクシンオーが勝った。
フ不1-バ好6-オ絶好2
 バクシンオーは逃げ2。デバフネイチャおるって。どうでもいいけど1番2番3番が綺麗にバクシンバクシンバクシン。本譜では芸術的なエクストラウィンを決めた。このエクストラウィン、知らない人が見たら絶対おかしい挙動にしか見えないよな。
フ不1-バ普2-オ絶好6
 オ出遅れ。バクシンオーは逃げ2。走るネイチャおる。逃げ5枚とかいう既に勝ち目があるとしたらファル子以外無理じゃないか感漂う前の壁の厚さ。どうにかファル子はハナ、バクシンオーは外の好位置をキープしたままエクストラウィン発動。やっぱり前の壁が分厚く、最速《乗り換え上手》しても一生ブロックされてた。エクストラウィン決まってよかった。
フ不1-バ普2-オ普5
 フバ出遅れ、バ掛かり。バクシンオーは逃げ1先行1。2名とも最大出遅れ。5戦目にして最大下振れきた。今回は結局向こう正面《STARDOM》でギリギリリードを作れて《プランチャ》《登山家》でどうにかなったが、相手が《登山家》積んでたら絶対勝てなかったという自信がある。

 

2回戦1日目3回目(4-1)

フ普3-バ絶好4-オ不5(1着先行バクシンオー)
 バクシンオーは先行2。後ろがめっちゃ詰まってしまい、結局内枠を引いたバクシンオーが勝った。ガチャ負け。
フ好2-バ絶好1-オ不5
 オ出遅れ、バ掛かり。バクシンオーは先行2。ファル子とか。ファル子がいたので《STARDOM》は先発動、そのまま理想的なポジションで《大勝利ッ》が出て、《スプリントターボ》もまあまあ悪くない位置で発動してくれた。
フ好1-バ不3-オ絶好2
 バクシンオーは逃げ2。なんかいろいろあったけどエクストラウィン決まったので問題なし、でも綺麗に出たオグリがクビ差までにじり寄ってたの凄い。
フ好1-バ不7-オ不2
 フ掛かり。バクシンオーは先行2。ダスカとか。掛かりぶんで《プランチャ》は出なかったが、どうにかエクストラウィン達成。やっぱ上体はふんわり上がり気味ぐらいだった。あぶない。
フ不1-バ絶好3-オ好2
 バオ出遅れ、オ掛かり。バクシンオーは逃げ1先行1。ファル子もおる。そして2名出遅れたうえにファル子もほぼ出遅れと言って過言じゃないレベルの立ち上がりの悪さ。固有を向こう正面側で切ってしまいハナも奪われたが、《プランチャ》《登山家》で差し返して逃げきった。だから《登山家》相手が持ってない前提の勝利やめろ。

 

2回戦2日目1回目(5-0)

フ普1-バ好2-オ好3
 フ出遅れ、バ掛かり。バクシンオーは逃げ2。ライアンとか先行キングとか。さすがに逃げが多いうえに出遅れたと思ったらなんかいい感じにふんわり逃げて、いい感じにそのままエクストラウィンを決めた。ふんわり勝つな怖いだろ。
フ普1-バ普3-オ絶好2
 バクシンオーは逃げ1。非地固めファル子とかオグリとか。《地固め》ぶんでどうにかハナを維持し、おそらく1と1/4バ身ぐらいの《STARDOM》がギリギリ発動しないラインまでファル子を離して中盤開始直後に《急ぎ足》が出て安定という上振れ。あとはそのままエクストラウィンまっしぐら。
フ好1-バ不2-オ普5
 フ掛かり。バクシンオーは先行1。G+ランクの逃げゴルシはおそらくポジション系バグらせを狙った爆弾戦法。あと差しオグリが3枚いるんですけどここ安田記念か何かかな? 本譜ではおそらくスズカが出遅れ単騎逃げ状態になり、《大勝利ッ》+《真っ向勝負》が理想に近い位置で発動したうちのバクシンオーと競り合ってかなりギリギリとはいえエクストラウィン達成。
フ絶好1-バ不3-オ好2
 オ出遅れ。バクシンオーは逃げ1。スピ1200水着マルゼンとか。《地固め》パワーもあって、4-4-1-0の編成がほぼ1-7-1-0ぐらいの走行状態になる。まあそうなれば当然エクストラウィンで勝つ。このスマートファルコン、今までの「逃げは競り合わないと脚質補整ぶんでまくられる」を過去に置いてきた走りをする。
フ好1-バ普2-オ普5
 オ掛かり。バクシンオーは逃げ1先行1。逃げが多めで向こう正面側で《STARDOM》。《登山家》は踏み逃すが、《プランチャ》ぶんで普通に逃げ勝った。いつかやるとは思ってたけど5戦やってファル子5勝。

 

2回戦2日目2回目(4-1)

フ普1-バ不2-オ絶好3
 バクシンオーは逃げ1先行1。ファル子がめっちゃ外に回される。おそらく逃げバクシンオーのパワーがそこまで高くなく、向こうがファル子を捕まえられない。そして4コーナー途中でうちのバクシンオーがファル子を掴まえたが、《スプリントターボ》ガチャに失敗したうえに《登山家》を踏み逃し《プランチャ》発動したファル子が差し返した。まあどっちが勝っても最終的にはいいんだけど、やっぱこういう負け方全然あるのが先行の怖いところ。《マミートリック》積んでおくべきだった。
フ絶好1-バ不3-オ不7
 バクシンオーは逃げ1先行1。絶好調先行オグリとか。さすがに2回戦入るとオグリは顕著に見るようになってきた。うちのバクシンオーを差し置いて残り2名のバクシンオーがお互いに固有を発動させあう談合じみた光景が見られたが、ギリギリ終盤終了直前まで逃げきってあとは流れでエクストラウィン。今日は決まるねぇ。
フ不4-バ普2-オ普7(1着先行ライス)
 フ掛かり。バクシンオーは逃げ1。大外絶好調差しオグリとか、先行ライスとか、短距離逃げ通常衣装エルとかいう理論値最強のバケモノとか。正直調子の平均が中央を下回ってるのも含めてかなりアレめのマッチアップ。本譜ではバクシンオーと誰も競り合ってくれなかったのが敗因だが、確認したら他のチームは好調か絶好調しかいなかったのでそりゃ負けるわ。
フ不1-バ不8-オ絶好4
 フ掛かり。バクシンオーは逃げ2。カワカミとか地固めバクシンオーとか。調子差でハナを地固めバクシンオーに奪われ、既にわりと諦めムード……だったが、《プランチャ》にはギリギリ繋いで《登山家》から無理矢理差し返してグルーヴとカワカミから逃げきった。これはド根性ウマドル。
フ普1-バ好3-オ好7
 オ出遅れ。バクシンオーは逃げ1先行1。《尻尾上がり》と《マミートリック》を搭載していいポジションから加速を狙う先行マヤノとか。逃げバクシンオーが好スタートを決めてきたのでエクストラウィンはお預け。しかも《プランチャ》の発動条件は満たしていたが踏み逃す。そして普通に勝つ。わからん、この逃げ。

 

2回戦2日目3回目(4-1)

フ不1-バ絶好2-オ普3
 バクシンオーは逃げ1。先行エルとか先行オグリとか。悠々と逃げていたが、悠々と逃げすぎて2番手を離しすぎてエクストラウィン失敗。なので《プランチャ》+《登山家》で頑張って普通に逃げきりました。お前。
フ絶好5-バ不6-オ不3(1着カレンチャン
 オ出遅れ&バオ掛かり。バクシンオーは逃げ1。地固めファル子とか先行ルドルフ……先行ルドルフ!? 表示が出ないギリギリまで出遅れたせいで地固めどうしの競り合いに負け、固有を吐かせることには成功したがさすがにキツかった。出遅れ、いくらステータスを上げて《コンセントレーション》まで積んでもダメなのでどうすればいいんだになる。
フ好1-バ好6-オ普3
 バ出遅れ。バクシンオーは先行1。《登山家》《真っ向勝負》搭載ガチガチハロクリが来た。帰っていい? しかもバクシンオーは出遅れたので先行勢の中では既にフェードアウト気味というかフェードアウト。ただし逃げは単騎だったので、唯一の望みであったエクストラウィンに成功することで勝ちきった。
フ絶好1-バ不2-オ不3
 フバ出遅れ。バクシンオーは先行2。不調が5人いるんだけどもう後日開催にしないかこのレース。スタートが差し勢の中に入るぐらいの最大出遅れを引いたファル子は向こう側で《STARDOM》を切ったが、《スプリントターボ》を有効加速で切ったバクシンオーと《乗り換え上手》を有効加速で切ったオグリから逃げきった。調子差感じる。
フ不1-バ絶好3-オ普8
 フ掛かり。バクシンオーは逃げ1先行1。《貴顕》搭載絶好調逃げバクシンオーとかファル子とか。逃げ3枚の人のせいで前の方ヤバいことになってる。1-8-0-0ぐらいの綺麗な混沌を組んで、そのまま綺麗にエクストラウィン。逆に逃げが多すぎるとこうなってどうしようもないのか…? それとも純粋に地固めじゃないと対抗できない?

 

 

決勝

[1]自オグリキャップ-差し
[2]自スマートファルコン-逃げ
[3]○オグリキャップ-差し
[4]自サクラバクシンオー-先行
[5]◆エアグルーヴ-差し
[6]◆スマートファルコン-逃げ
[7]◆サクラバクシンオー-先行
[8]○サクラチヨノオー-先行
[9]○水着マルゼンスキー-逃げ


分かりやすく強い相手は地固め登山家プランチャ完全搭載で1008-390-950のパーフェクトファル子とか、同じく地固め登山家水着マルゼンとか。超格上相手引いたことが一目でわかる。というか全員【地固め逃げ】はまだしも9枚《登山家》があるマッチはさすがに聞いてない。

バクシンオー出遅れ、ファル子とバクシンオーが両方掛かり。ファル子もほぼ出遅れレベルの致命的な後出。あとは水着マルゼンにハナを奪われ続け、バクシンオーの《スプリントターボ》は発動すらしてくれなかった。つらい。1着のチヨノオーはいいタイミングで発動していた。さらにつらい。

最高順位はファル子の3着、全体順位としては2位。

 

 

 

 

 

 

 

勝敗記録

勝負:52/61

勝率:85.2%

 

勝ちウマ

ファル子:40
バクシン:6
オグリ:6

 

負けたときの1着

逃げ バクシン:1

先行 バクシン:3

   カレン:1

   チヨノ:2

   ライス:1

差し キング:1

 

追加統計/対戦したバクシンオーの脚質分布

逃げ:先行=52:41

 

 

 

決勝と全体の反省

 

決勝レースについてはまず格上マッチに放り込まれたこと、次に出遅れたこと、更に《スプリントターボ》が発動しなかったこと……とはなるが、それだけで済ませるのはあまりにも反省の体を成していない。今回のメタとして、スマートファルコンを掴まえるための【地固め逃げ】を用意したうえで先行で捕まえる、という動きが最後まで回り切ったメタの形であることはおそらく途中で理解できただろう。そうであるなら、後述する通りオグリキャップを先行にするか、さもなくばサクラバクシンオーの再育成*19を検討するべきだった。それでもサクラバクシンオーが出遅れて掛かった以上おそらく勝つのは難しいが、勝率を上げるための行動はできたはずである。

全体としてまず挙げられるのは圧倒的なスマートファルコンの戦績の良さだろう。単一バで61戦4 勝は圧倒的であり、今までのチャンピオンズミーティング単一バ勝利数自己ベストであるレオ杯オープンリーグ*20ダイワスカーレットの27勝を大きく上回る。他の2名が運絡みという理由はあれど全体勝率85%を超えたうえでのこの数字は驚異的と言わざるを得ず、いかにこの【地固めファル子】が安定しうる勝ち筋を持ち、またその対処がピンポイントで必要だったかを物語っている。実際に【地固め】同士でぶつかって出遅れ差でハナを奪われいいところがなく終わってしまった、という回もあり、安定「しうる」だけで安定ではないことを如実に教えてくれている。

それに伴った他2名のチョイスだが、おそらくオープンそのもののメタがやはり短距離適性の高いウマたちによる逃げ/先行過多のゲームになっていったことを考えると、最終的にはオグリを先行で出すことも考えられたように思える。しかし《乗り換え上手》のほうが当たりの確率が高く、序盤の《スプリントターボ》は先行だとかなり無駄足になるどころか前のファル子をつついてしまう可能性を上げることを考えると難しいところである。ただ、後半は本当にファル子に勝ち星が集中していったので、先行過多に対して自分も先行を出すのか、それともコーナー系スキルを積んで終盤開始時にいい位置を取れるようにした差しでアプローチしていくのかなどアプローチを変えていくというのはひとつの手だったのかもしれない。それで自分の出したファル子に勝てたのかは不明だが。またバクシンオーは大量のハードルを乗り越える必要のあった2名の育成から解放された育成疲れとレンタル因子の都合により《ぐるぐるマミートリック♡》を妥協してしまったが、そこが大きくバクシンオーの安定性を下げることになってしまったように感じる。時間さえあってきちんと積むことができていれば、という場面も少なくなかった。自分のモチベーション維持も課題のひとつであると改めて痛感した。おそらく今の自分では3枚魔改造は無理だろう。なるべく王道の、それでいて良いチョイスができるようにアンテナを張っていきたい。

全体のマッチングとしては、評判を見る限りグレードリーグでは育成周回の気楽さやスタミナステータスの管理しやすさからハイクオリティなウマ娘が多く、また金加速スキルの発動場所によっては簡単に格上をひっくり返すことができるため安定しない、という意見が多いようだった。しかしオープンリーグにおいてはかなりガチっていないトレーナーが多いこともあり、加速スキルの所持差で返すことも多かったように感じる。おそらく短距離やダートなどの適性バ選択肢が狭いチャンピオンズミーティングでは、今後も同様のグレードリーグ/オープンリーグ間の難易度の乖離は起こっていくだろう。第2ラウンド以降は短距離魔改造よりも圧倒的にカレンチャンヒシアケボノと当たる回数が増えたことからも、基礎的な部分を大事にしているプレイヤーが多いと考えられる。

マッチングを回す時間帯についても、長らく定説とされてきており自分も実践していた「開幕直後のやる気勢がいる時間帯よりも人が多くガチ勢の濃度が薄まるゴールデンタイムのほうがいい」という説が裏切られる結果となった。昼のやや過ぎた時間や深夜に回すことを推奨したい。

ただ全体として、「スマートファルコンが勝ててしまった」故に決勝で格上に放り込まれ、なおかつ格上との対戦経験が少なかったことで負けてしまったという感も否めない。勝って兜の、というわけではないが、結局決勝でも勝てないと意義の薄いイベントになっている以上は、最後まで一切の予断なく走り抜けないといけないだろう。

 

 

 

後書き

ということで3ヶ月連続刊行の最後、1月号は以上になります。ようやく「だったもの」が取れた。まあその間の勝率が著しく悪いんですけどね。

まさか出遅れが原因でボロ負けして休止した連載を再開しようと思ったチャンミで出遅れが原因でボロ負けするとは。何というか、下振れを引くことには本当に長けている。最近触ってる遊戯王マスターデュエルでも、同じサーバーの中で比較すると頭一つ抜けて光り物が当たる確率が低い*21のでもうなんか生きていくのやめたい。ウマくらいはいい加減安定して勝ちたいので、来月は誰か協力してください。

ちなみに今回のチャンピオンズミーティング前に知り合いと計4人で模擬戦をやったんですが、短距離エルと短距離カフェと短距離ファインがそれぞれから出てきて泣くかと思いました。わりと今月のメタはこんな感じなのかな、という話をのんびりしている間柄だったはずなのですが、みんな変な道をバクシンしていて心配です。

久々にこういう振り返り記事を書くとなんだかんだ楽しいんですけど、それはそれとして最初打ち始めるまでに時間がかかるんですよね。それでいて筆が速いわけでもないので、最終的にどんどんタスクが積み上がっていく。既にこれを打っている最中にもタスクが2つほど積み上がっています。誰か助けてほしい。

基本的にこの記事は自分が後で見返して「こんなのもあったなぁ」するために残してあるのですが、それゆえ気が進まないと一歩も動けなくなってしまう。もしこんなところまで読んでいただけている方がいらっしゃいましたら、頑張りますので気長にお待ちください。愚痴っぽくなってしまった件については全面的にこちらに非があるので、なにかで不快だったとか言ってくれれば謹んでお詫びと訂正をばさせていただきます。

では、また何か思いつくか、さもなくばいつか上がる次回のチャンピオンズミーティング記事で。

*1:新潟直線1000mと日本の重賞で唯一コーナーが存在しないレース。定期的にこのブログで要望を出しているが、なんか今開催されたらややこしいことになる気しかしない。

*2:中距離GⅡ時代は6月後半~7月前半に開催されており、1月に開催されたことは1度も無い。当然雪が降ったこともない、はず。

*3:パワーに下方修正がかかるとされている。

*4:それでもダートよりマシ、というのが全くもって恐ろしいのだが

*5:今回の中京1200mでは序盤約200mに終盤約400m。対して天皇賞(春)の設定である京都3200mでは序盤が約530mで終盤は1000m以上あるとされている。

*6:レース中盤の直線で1番手、かつ2番手が近いとスピードと加速力アップ

*7:短距離F、逃げE

*8:短距離G

*9:短距離F

*10:最終目標を有馬記念にしたうえで勝利すると確定。

*11:短距離E

*12:短距離B、差しG

*13:芝E、短距離B

*14:向こう正面側で固有を発動させることがもっとも手軽な対策である以上、序盤のファル子に追いつけるようにするのが一番いい

*15:《道悪○》と《逃げのコツ○》。

*16:正確には《左回り○》と《コンセントレーション》を持っているサイレンススズカも同等とは言えるが、《コンセントレーション》を《地固め》の要件にするとそこそこ事故る。

*17:一応固有が有効に発動する可能性があるアグネスデジタルという手はなくもなかったが、短距離EとFの差は大きかった。きっと来月のダートチャンピオンズミーティングでは活躍してくれることだろう。古のダート3000m東京大賞典が復刻されない限り。

*18:何度かアオハルで育成を回したが、どうしてもスタミナが高くなりすぎてスピードとパワーが下がることになったためURAに移行した。

*19:主に《マミートリック》を積んだうえで《スプリントターボ》《真っ向勝負》《登山家》全ての搭載。おそらくこの形のバクシンオーだとそれ以上にするのは難しいと思われる。

*20:阪神2200mの宝塚記念。詳しくは過去記事まで。

*21:そのうえ当たるのはピックアップ外のカードばかりなのでデッキも完成しない。