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マンハッタンカフェ☆53億/覚醒レベル2億8000万の育成方法について考えた

 

(記事を飛ばしたい方は以下の目次をご活用ください)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前説


お疲れ様です。斬進です。今日は完全に悪ふざけ記事です。フォロワーが回してきた某まとめブログの記事が悪い。

 

 

 

マンハッタンカフェの才能開花が☆53億に到達、覚醒レベルが2億8000万まで解放可能に

 

そんな話題が知り合いとの深夜通話で出たので、そうなった場合の育成のしかたを考えてみました。長距離シューズは気合で集めてください。有馬記念優勝レイはカフェ以外にもゴルシなどが1育成に2出走するので効率が上がります。

 

才能開花☆53億

☆53億に到達することができると、育成開始時の基礎ステータスは概算でスピードだと53億90ぐらいになります。ただし育成にあたってステータス成長率は変わらずスタミナ+30%なので、スタミナトレーニングが少ない回数で十分なスタミナを得ることができるという利点は変わりません。

《アナタヲ・オイカケテ》も育成開始時点でLv529999998になっているので、序盤の目標レースであるセントライト記念菊花賞も幾分勝ちやすいです。育成難易度は下がっていると言えるでしょう。

また、カフェの固有二つ名である『漆黒の幻影』はスタミナ1200が条件のひとつとなっていますが、育成スタート時点で達成できるようになります。菊花賞天皇賞(春)有馬記念2連覇も難易度が下がっていることで固有二つ名の獲得も楽になっていますが、序盤のレースをしのぐために作戦を逃げに変更している場合は菊花賞までに差しに戻しておかないといけないことには注意しましょう。

 

覚醒レベル2億8000万

覚醒レベルが2億8000万に到達すると、当然ですが白スキルが1億4000万個、金スキルが1億4000万個獲得可能な状態*1で育成がスタートします。スクロールが大変ですが頑張ってください。スキル取得画面での検索機能の実装が待たれますね。

カフェは総じて長距離適性/差し適性スキルを多く覚えますが、その内容は覚醒レベルを上げていくにつれて《登山家》《乗り換え上手》《迅速果断》といったスピード関係のスキルや、《パス上手》《リラックス》《円弧のマエストロ》といった回復系スキル、《スタミナグリード》《八方にらみ》《先行葛藤》などのデバフスキルと多岐に渡ります。しかしSPは有限ですので、「スピードアップスキルをガンガン切って位置を上げていき終盤開始時に好位置から差しきるカフェ」「スタミナ回復にスキルを振って地力のステータスでゴリ押すカフェ」「デバフスキルの豊富さと固有のデバフに着目し主にデバフ要因としてふるまいつつも固有の位置次第では勝ち切りも狙えるカフェ」などの選択肢から、どれかひとつに育成方針を定めておく必要があるでしょう。個人的なオススメは青天井の通常育成ではスピードスキルカフェ、オープンリーグや特殊ルームマッチなどの天井がある場合はスタミナカフェ、チャンピオンズミーティングでのデバフを考慮するならデバフカフェになるでしょう。

また、緑スキルについても増えるため、中~長距離のチャンピオンズミーティングではバ場・天気・季節において柔軟な対応ができるようになります。緑スキルは覚醒レベル上げの中盤に固まっているため、一度そこで止めて稼ぐのもいいかもしれません。*2

 

育成において

カフェの育成目標は メイクデビュー出走→ファン4000人→弥生賞5着→セントライト記念3着→菊花賞有馬記念天皇賞(春)宝塚記念ジャパンカップ有馬記念1着 となります。このうち難関は他のウマ娘の育成でも難所と名高い天皇賞(春)でしょう。この時点まででスピードの値にもよりますがスタミナ500以上、不安ならば600+金回復1枚あればだいたいの場合は安定すると思います。

覚醒スキルの多様性、そして3年目12月後半終了時に発生する『疲れ知らずの怪』でスキルポイントを獲得するためにも、レースには積極的に出走したほうがいいと思われます。『疲れ知らずの怪』は長距離レース6勝以上で最高報酬になるので、目標レースを全て1位+目標外の長距離2勝で達成できる計算です。G1は全て目標レースに設定されているため、阪神大賞典アルゼンチン共和国杯などのG2をメインで検討するのがいいでしょう。

長距離/差しとなると全体的に平たいステータスが求められがちになるので、スピード/パワーを中心にトレーニングを押していくといい感じになると思います。ちなみに筆者はA育成が限界なのでS育成について詳しく知りたい方はそちらをご参考ください。ちなみに5つのステータスが53億90の場合のステータスのみの評価点は約1855億点らしいです。*3固有スキル点はLv5299999998で約901億点。

 

チームレースにおいて

問題はチームレースにおいてです。チームレースにおいて重要なのは「順位が高いこと」「誰かが1着を取れること」「スキルが発動すること」なのですが、マンハッタンカフェの覚醒レベルと才能開花をここまで上げると一部問題が生じます。

才能開花を☆53億まで上げた場合、初期ステータスのままでも天皇賞(春)の京都レース場/芝/3200mをスタートからコンマ数秒で最高速度まで加速し、最終的には3秒強*4で走りきれることになります。ポジションキープなどの仕様により減速することはあっても、おそらく5秒かかればいいほうでしょう。

その結果、固有を発動するのに非常に手間がかかります。具体的には《アナタヲ・オイカケテ》は「レース中盤に中団にいる時」に発動するスキルなので、9名立てであるチームレースにおいては前に3人必要になります。しかし、自分で出せるウマはあと2名までであるため、対戦相手あるいはNPCがもう1名カフェの前に必要になるのです。かなり運任せになってしまうため、爆発力はあるもののどうしても固有発動ボーナスを稼ぎづらいという弱点があります。基本的には回数を重ねればいつかは上振れますが、少しでも確率を上げるのであればわざと育成中にレースで負けて《ゲート難》をつけることをオススメします。ただしこちらも取得は運です。

また、一部の上り坂と下り坂の隣接しているレース場で(賢さが50億以上あるにもかかわらず)上り坂/下り坂スキルが片方しか発動しないという現象が報告されています。一説には高速すぎるために上り坂と下り坂の判定をほぼ同時に踏んでしまい、両方を同時に出すという意味不明な処理をゲーム側が拒否した結果どちらかしか発動しない、とも言われています。詳細は不明ですが、追込カフェに《アルピニスト》と《下校後のスペシャリスト》を同時に積む場合は往々にしてあると思われるので、スキル発動ポイントを確保するうえでは覚えておいて損はないでしょう。

 

チャンピオンズミーティングにおいて

前述の通り中~長距離のチャンピオンズミーティングでかなり幅広く活躍できるほか、魔改造にさえ成功すれば短距離~マイルでも走ることが可能です。*5

ただし、そのようなチャンピオンズミーティングにおいて気をつけないといけないのが短距離用の《後方釘付》-《悩殺術》とマイルの《スピードイーター》です。これらは序盤や中盤で後方のスピードを直接下げてくる効果を持っているので、これらをしっかりと発動されると位置取りが悪くなり順位に影響が出る可能性があります。そのため序盤の《地固め》や中盤の《迅速果断》も視野にいれつつ、現在のメタから対戦相手が何を使ってくるかをしっかり予測して豊富な手札からスキルを取捨選択していきましょう。

逆に☆53億/覚醒レベル2億8000万カフェの対策は非常にしづらくはありますが、やはり可能性があるとすればこれらのデバフ系を投げつつ逃げが逃げきる、というのが一番でしょう。マイル以下の短めのチャンピオンズミーティングであれば先行がうまく壁になればかなり勝ちやすくなるため、逃げ-先行-先行編成にして、逃げ水着マルゼンスキーを仕上げて頑張ることが大事になってくると思います。《スピードイーター》を取れればいいのでたぶん覚醒レベルは4まででいいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

元ネタ(Redditのまとめ)

 

lolninja.net

*1:実際には金スキルの下位にあたるスキルも選択肢に出るのでもっと

*2:ちなみに安定を取りたい個人的なオススメは『紅茶の罠?』でやる気が下がらなくなるなどの追加効果を持つらしい《旧理科準備室の申し子》です。

*3:ステータスが1200→1201に上昇した以降も評価点が「ステータス1点上昇につき評価点7点上昇」と仮定した場合。

*4:正確に計算することが不可能だったためふんわりした表現になっています。

*5:実際短距離カフェを知り合いが作っていました。

果てなき2枚改造の海へ漕ぎだしていったカプリコーン杯オープンの大海原

 

 

 

(諸々を飛ばしたい方は以下の目次をご活用ください)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前説

 

お疲れ様です。斬進です。本日もウマ娘のチャンピオンズミーティング雑感、というか予定通りなら本日3本記事があがっているはずでその3本目になります。ちなみに1本目の手直しと考察・2本目まるっと・3本目前半を同じ日に徹夜で書いてます。バカです。

今回のカプリコーン杯、初の短距離にして初の雪重バ場ということでやってられないレベルで選択肢が多く、既にどうしようかひとしきり迷っています。知り合いの中でも既にサクラバクシンオーを逃げで投げるか先行で投げるかで割れていたりするのでマジで悩む。そもそも適性バが少ないせいで全員魔改造前提みたいな感じになるのが悪い。まあ次のガチャ更新で多分フラワーかビコーが来る気がしますが。

ということで今回のキャラ選択はあくまで一例であることを念頭に、いつか来る次の短距離チャンミのためにご査収いただければと思います。次の短距離チャンミこそはアイビスサマーダッシュ*1だと信じて。

 

 

 

カプリコーン杯基礎スペック

 

中京レース場・芝1200m(短距離/根幹距離)・左回り・冬・雪・重 。

モチーフは本来3月後半開催の高松宮記念*2

向こう正面スタートで400m弱の直線。第3コーナーを過ぎて第4コーナー開始直後にレース中間点、そのまま最終直線立ち上がって10mほどで終盤開始。残り300m地点付近からかなり長めの上り坂があって、そのままゴール板。

下り坂が無く、かつ終盤開始地点は最終コーナーを抜けた後の直線。重バ場*3・短距離・終盤ゴール前に上り坂と、これでもかというほどパワーの要求値を高く設定したレース。

 

 

 

動機と見渡したメタ

 

新年、ウマ娘のTLは驚愕に包まれた。誰もが「2月にフェブラリーステークスで初ダート、3月に高松宮記念で初短距離」と信じて疑っていなかったところに降って湧いた短距離。未だ短距離適性のウマは(確定配布のサクラバクシンオーの他に☆1、2にキングヘイローや少し因子を積めばいいエアグルーヴがいることを差し引いても)お世辞にも多いとは言えず*4、それでもこのタイミングで決行に踏み切る運営に疑問符を飛ばしている人も少なくはなかった。誰もが手探りのまま、短距離の高レベル帯レースについての知見をかき集めていった。

最初に言われたことは、「運ゲー」だった。長距離が下振れを引かないように祈るゲームであったなら、短距離は上振れを引くように祈るゲームだと。

当然の話ではあるが、ウマ娘たちは基本的に他バがおらずスキルも無く同じステータスをしていれば同じように走る。当然スタミナが途中で切れて失速するなどの可能性はあれど、基礎的な部分はほとんど変わらないとされている。それが加速であっても例外なく。つまり、短距離であっても長距離であっても、加速にかかる時間は変わらない。しかし距離が短くなれば当然序盤と終盤の絶対距離そのものは短くなる*5。「加速中である時間」と「加速が終わって最高速である時間」の比率が、著しく左に偏っていくのである。そうなれば必然的に、終盤加速スキルによって加速中の時間を短縮することが勝利に直結することになる。ただし、終盤開始地点が最終直線であることから安定して発動できる継承用加速固有はそう多くない。《ブランチャ☆ガナドール》か《ぐるぐるマミートリック♡》が必ず発動条件が適合する、としか言われない程度である。そうなると、《乗り換え上手》《真っ向勝負》などの終盤ランダム加速や、《一陣の風》《スプリントターボ》といった直線ランダム加速を積み、それがなるべく終盤で最速発動するように祈る必要がある。また、単純に差しや追込はゴールまでに追いつくだけの距離が残されておらず、前めの脚質が有利なのであれば必然的に内枠が有利。つまり外枠に押しやられればどんどん不利になっていく。それが当初「運ゲー」と呼ばれていた理由だった。

しかし、その評判は研究が進むにつれやや形を変えていくこととなる。「上振れを祈る運ゲー」が、「ある程度形にしてしまえばいくらでも祈れる混沌としたゲーム」に。

まず大きかったのは《登山家》だった。このスキルは上り坂で加速度が上がるのだが、今回は坂も加速時間も長いため基本的には有効発動するとカウントしてもいいのではないか、という見解が出たのだ。《登山家》は最速でもなければ最終的な効果時間こそ長いわけではないが、どの脚質でも積むことのできる確度の高い貴重な終盤加速スキルであり相対的な勝ちが跳ねあがった。そしてこれにより、いわば加速の最低保証を積むことができるようになったのである。

次の改革は逃げウマ内でのスマートファルコンの台頭。スマートファルコンの固有である《キラキラ☆STARDOM》*6は「中盤の直線」で発動するが、今回のレースコースの第4コーナー立ち上がりには10mほどだが「中盤の直線」があるのだ。結果、《地固め》や直線スピードアップなどで向こう正面の直線を固有なしで切り抜けてしまい、その後終盤直前に固有が発動した場合猛烈な加速とスピードアップで逃げ切れる、というファル子の必勝パターンが発見されたのだ。単純な逃げ切り勝ちだけではなくエクストラウィンとして搭載されるこの勝ちパターンは、他の逃げよりも勝ちを拾うパターンを増加させ、さらに対策として逃げウマの搭載を余儀なくさせた。

そして、混沌の最大要因はトレーナーたちが短距離適性バで勝っていくことをある種諦めた――つまり魔改造バの横行だった。「理論上最強」である逃げ通常衣装エルコンドルパサー*7や先行ハロウィンスーパークリーク*8を筆頭に、ファインモーション*9をイベントでの《真っ向勝負》確定入手*10を目当てに採用したり、単に坂途中での固有《勝利の鼓動》が強すぎるからという理由で通常衣装オグリキャップ*11を採用したり、固有の《紅焔ギア/LP1211-M》がチャンピオンズミーティングだと「最終コーナー"以降"に5位以上だと発動」という直線でも発動可能性がある加速スキルであることを悪用した差し通常衣装マルゼンスキー*12だったり。前述したスマートファルコン*13も十分改造の域だろう。

またそれに伴ってあらゆるウマがあの手この手で中盤の位置取りを上げる/終盤に固有を発動させることを考えていた。グレードリーグのヒシアケボノはわざと中盤の最後に《I'M☆FULL☆SPEAD!!》を遅らせるためにスタミナを600弱+金回復を2枚積み、クリスマスオグリキャップは終盤回復という無用の長物だった《小休憩》を3つめの回復スキルとして組み込むことで《聖夜のミラクルラン!》を実質《小休憩》ガチャで手に入れられるようにする。短距離適性が少なく、短距離適性バで勝つことを諦めやすくなり、そして魔改造用の高短距離因子持ちのウマが増えた結果、今までで最もカードプールの狭かったチャンピオンズミーティングは今までで最も多様性に富んだ――富んでしまったのだった。

 

その中で何を選ぶか、という壁が自分の前に立ち塞がっていた。デフォルトで短距離が高い☆3であるところのカレンチャンヒシアケボノを持っていないからである。

おそらくバクシンオーを投げることは確定だとしても、前述の通り先行で投げるか逃げで投げるか。いくら《直線一気》と《迫る影》が確定最速発動とはいえ効果時間が短く、先行バ過多になると考えれば追込が差し切る展開というのはそこまで多いように思えない。さらに【地固めファル子】のエクストラウィンを阻止することを考えるなら1枚逃げを出す必要があり、脚質補整も考えると後方脚質である差しも1枚欲しい。必然的に「逃げ-逃げ-差し」か「逃げ-先行-差し」の2択になる。さらに問題があるとすれば、【地固めファル子】の対策のためには【地固め逃げ】ウマ娘が最も手軽な対策にして勝ち手段*14になるが、《地固め》を踏むための緑スキルのうち2つ*15を持っているウマ娘スマートファルコンが最も手持ちの中で【地固め逃げ】にしやすいのだ。*16こうなると自分がファル子を出す以上他に逃げを投げてみすみすエクストラウィンを逃す形は取りたくなく、逃げはファル子1枚で先行にバクシンオーの類いという形になる。正直ハロウィンクリークを持っていなくてよかった、と安堵してしまった。持っていたら「せっかくだし3枚魔改造のほうが新たな試みとしてはいいだろう」と思っていた気がしないでもないからである。

後方脚質についても、元から短距離適性の高めな差しウマであるところのキングヘイローエアグルーヴはややパンチ力に欠け、最終直線開始とほぼ同時に発動する固有が加速と被って有効に発動しない可能性が高い以上《汝、皇帝の神威を見よ》に頼るのもそこまでのうまみがあるわけでもない。そしていくら育成が楽だからといって、差し☆9という超ピンポイント因子を持っているわけもなく通常衣装マルゼンスキーも却下。最終的には無難なところである通常衣装オグリキャップに落ち着いた。*17

そして、ここからが地獄だった。《登山家》は取得が面倒なスキルだからである。ヒントの入手方法は「マンハッタンカフェライスシャワーが覚醒Lv2で初期所持」「カワカミプリンセスオークス勝利育成イベント」「マンハッタンカフェライスシャワーゴールドシップのサポートカードからヒントを貰う」「継承」の4択になるのだが、当然他のスキルと並行してそれも引かなければならない。ファル子は《地固め》+緑スキルか《集中力》+《登山家》、オグリは最低でも《乗り換え上手》イベント完走と《登山家》。バクシンオーもアオハルではなくURAで育成する*18以上《真っ向勝負》のヒントはSSRスピードマヤノトップガンの3段イベント1段目で上の選択肢を成功させないと入手できない。久々に試行回数を重ね続けるチャンピオンズミーティング育成を回しながら、メタが大きく動かないことを祈り続けるしかなかった。

 

 

 

育成したウマたち

 

・地固めスマートファルコン

934-424-905-300-364 適性S-A-A 8144点

《キラキラ☆STARDOM》Lv3

プランチャ☆ガナドール》

《ポジションセンス》

《急ぎ足》

《登山家》

《地固め》

《冬ウマ娘◎》

《道悪◎》

《逃げのコツ◎》

 

前述の通り《STARDOM》でのエクストラウィンを狙いつつ、《プランチャ》+《登山家》での普通に逃げ切りプランも搭載。結果としてやや根性と賢さが低くなった。向こう正面で固有を出させないために《急ぎ足》を搭載した。

余談だが緑スキル1つが出ず絶望していたところでURA決勝勝利コミュで《冬ウマ娘》のヒントを引いた強運持ち。

 

・先行サクラバクシンオー

967-472-943-266-317 適性A-A-A 8157点

《優等生×バクシン=大勝利ッ》Lv2

《集中力》

《コーナー巧者○》

《真っ向勝負》

《登山家》

《スプリントターボ》

《内枠得意○》

 

《スプリントターボ》ガチャ枠。位置取りと脚質補整が良い感じに中間点ではあるが明確な強みがない以上こうするしかない。おそらくガチャ枠としての理想は《一陣の風》も積むことなのだが、正直今回の先行は人が多すぎる気がするのである程度ポジションを抑える《コーナー巧者》がいるかな、と弱気になった。今回唯一適性が無い。本来は《ぐるぐるマミートリック♡》を積むべきなのだが、レンタル回数上限の関係上サボった結果安定性を欠く結果となる。

 

・差しオグリキャップ

934-479-904-342-316 適性S-A-A 8182点

《勝利の鼓動》Lv2

《優等生×バクシン=大勝利ッ》

《コーナー回復》

《乗り換え上手》

《登山家》

《冬ウマ娘◎》

《道悪◎》

《雪の日○》

 

《乗り換え上手》ガチャと《登山家》で無理やり加速を上げたうえで発動位置が完全に固定化されているうえに周りのスピードが下がっていることもわかっている上り坂で《勝利の鼓動》を放つタイプ。たぶんパワーの実数値が1000ぐらいあるはずなので今回のエース枠候補。

 

 

 

本番の記録

 

カプリコーン杯を観戦しながら取ったメモをおおむね無編集で垂れ流す。今回はわりと気楽に取っているため、一部見苦しい表現がある可能性があることを先にお詫びさせていただきます。

今回、マッチング時間帯の検証のため1回戦はほとんどを19時~0時ごろ、2回戦はその大部分を13時~16時ごろに回している。

 

 

1回戦1日目1回目(5-0)

フ不1-バ不6-オ絶好2
 バクシンオーは先行1。短距離適性が伸びきってないウマ多し。もしかして、育成を諦めている人が多い……? 地固め単騎につきファル子のエクストラウィンが発動。バクシンオーは奇跡的なまでに内に突っ込んでったので仕方ない。ゴール手前5mぐらいで《スプリントターボ》だったし。
フ不4-バ絶好2-オ好1
 バ掛かり。バクシンオーは逃げ1先行1。急にスピ1000カレンチャンとか《プランチャ》積んでる逃げバクシンオーとか距離適性ちゃんとしてるところに放り込まれた。このゲーム絶対内部レートあるって。ギリギリ逃げバクシンオーにファル子が差されるが、内からオグリ外からバクシンオーの2枚体制。固有発動の有無でオグリが差し切った。
フ普1-バ不8-オ普3
 バ掛かり。バクシンオーは先行1。短距離Aカワカミとか短距離Aオグリとかいるしちゃんと《登山家》3枚積んでる人いるんだけど。オグリ3枚。内部レート露骨すぎない??? ただし逃げ単騎。カワカミの最速《乗り換え上手》とかオグリの3枚同時《勝利の鼓動》がホラーどころではなかったが、やはり手前側《STARDOM》は最強、1バ身逃げ切った。っていうかあんだけやって1バ身しか差がつかないの……?
フ絶好1-バ不5-オ好4
 オ掛かり。バクシンは逃げ2枚。スピードカンスト逃げバクシンとか回復(と固有)を捨てたスピ1100水着マルゼンとか。やったー絶好調ファル子だーって思ったら逃げが5枚いる。というかスズカ-水着マルゼン-逃げバクシンは豪気すぎないか? 本譜ではさすがに《STARDOM》を向こう正面側で切らされるが、パワーと《プランチャ》と《登山家》の力で全てをどうにかした。ありがとう砂のサイレンススズカさん……。なお2着は芝のサイレンススズカさんだった。
フ好1-バ不2-オ絶好4
 バクシンオー無し。《尻尾上がり》付カレンチャンとかスピ1100逃げタイキとか先行キングとか。タイキについてこられて《STARDOM》は先発動。ただ《プランチャ》1枚で誰もついてこられなくなった。《逃げコツ》で賢さ補整ついているのもあってほとんどスキルを踏み逃さないのも強い。あとさりげなくオグリが《登山家》踏み逃してて確定発動じゃないことを知った。

 

1回戦1日目2回目(5-0)

フ普1-バ好2-オ好6
 バオ出遅れ。バクシンオーは逃げ1先行1。スピ1000先手必勝というファル子潰し用バクシンとか。固有は向こう正面で温存できたがバクシンとバクシンが競り合った結果ギリギリ先行バクシンに被せられる。が、2位だったので《プランチャ》1枚から差し返して逃げ切った。やば。
フ不1-バ普3-オ絶好6
 オ出遅れ。バクシンオーは逃げ1先行1。スピ1150の逃げバクシンとかスピ1170のカレンチャンとか。スピードが金色の人多いなやっぱり。本譜ではファル子がエクストラウィンをキメた。
フ好1-バ不2-オ絶好3
 バクシンオーは逃げ1。対戦相手に関しては特にコメントなし。ファル子、エクストラウィン。ファル子が強すぎて他のウマが勝たない説出てきた。
フ普2-バ絶好1-オ普3
 バクシンオーは逃げ1先行1。短距離Sオグリとかラビットの逃げダスカとか。出遅れにはなっていないもののかなり出遅れ、向こう正面で《STARDOM》を切って先頭へ。《プランチャ》を踏み逃したものの、バクシンオーが《スプリントターボ》と《真っ向勝負》をほぼ最速発動。ハナ差で差し切った。むしろここまでやってハナ差でギリギリ差し切る程度なの???
フ不1-バ普2-オ絶好3
 フ掛かり。バクシンオーは逃げ1。《プランチャ》は踏み逃したが、等倍固有はやっぱり強くてエクストラウィン。ただし不調以下で掛かるとやっぱりスタミナがかなりギリギリそうだった。まあそこまで考えるのもアレなのかもしれないけど。

 

1回戦1日目3回目(4-1)

フ好1-バ不2-オ絶好4
 オ出遅れ。バクシンオーは先行1。芝Dまで上げたハルウララとかフジキセキとか。コメントすることが思いつかないぐらいいつものと化した《プランチャ》《STARDOM》。
フ好1-バ不2-オ普3
 バクシンオーは先行1。芝Cまで上げたウララとか。ウララブームか? 本譜は《プランチャ》を踏み逃すが《STARDOM》と《真っ向勝負》がほぼ同時。いやぁファル子ファル子。
フ不3-バ普4-オ普1
 バクシンオーは逃げ1先行1。1000-550-1000の大内《マミートリック》搭載絶好調逃げバクシンとか。しかもデバフネイチャのサポートつき。バケモノか? 本譜ではさすがに《STARDOM》は向こう正面で発動。さすがに3段階調子差はキツかったが、後ろからオグリが《乗り換え上手》有効発動から《勝利の鼓動》で恐ろしい末脚。というかこれでもファル子3着につけてるの???
フ不2-バ普5-オ絶好3(1着先行バクシンオー)
 バクシンオーは先行1。ついに自分以外に出てきた地固めファル子。大外と不調ぶんでかなり厳しかったが《STARDOM》を切ってハナを死守。しかしさすがに仕上がってるうえに絶好調大内の先行バクシンオーに追い縋れるほどではなかった。調子ガチャに負けたって言いたいけどダメ?
フ普1-バ不3-オ好4
 オ掛かり。バクシンオーは逃げ1先行1。デバフカレンチャンとかついにウララ2枚だしついに芝Aウララ。レース内容についてはファル子のいつもの、以上のコメントは無し。

 

1回戦2日目1回目(3-2)

フ好3-バ不8-オ不6(1着先行チヨノオー)
 フ出遅れ、バ掛かり。バクシンオーは逃げ1。短距離A差しオグリとか、短距離Aまで上げたサクラチヨノオーサクラチヨノオー???? 絶好調チヨノオーの《スピードスター》が完璧なタイミングで発動されたうえに残りが全部不調だったのが敗因。
フ絶好1-バ不6-オ不2
 バ出遅れ、フ最長掛かり。バクシンオーは先行2。ほぼうちのと同じミラーマッチになる形の地固めファル子とか、短距離Sで逃げEのエルとか。《STARDOM》を切ってハナを維持、《乗り換え上手》が最速発動。掛かったこともあってかなりスタミナがカツカツになり、最終的にファル子が逃げ切った。
フ不2-バ絶好3-オ好5(1着逃げバクシンオー)
 フバ出遅れ。バクシンオーは逃げ1先行1。ファインとか差しオグリとか。ここだけ見るとマイルのチャンミだな? 最大出遅れ2人引いたら絶対に勝てない。でも絶対に勝てないのは絶対に甘えなので引くほうが悪いし引いても勝てるようにしてないのが悪いんだよな…… 出だしファル子5位スタートだったぞ……
フ普1-バ絶好3-オ不2
 バクシンオーなし。先行オグリとかカワカミとか。本日4試合目にしてようやくマトモにレースが始まる。単騎逃げだったのでエクストラウィン。
フ絶好2-バ普5-オ不1
 フ掛かり。バクシンオーは逃げ1。絶好調ボノとかオグリとか、《先駆け》型ファル子とか。相手のファル子が出遅れたっぽく、誰もファル子に追い縋れなかったせいでエクストラウィン失敗。しかも掛かったせいで《プランチャ》が打てず、オグリが差しきった形。

 

1回戦2日目2回目(4-1)

フ好4-バ普2-オ好3(1着絶好調バクシンオー)
 バクシンオーは逃げ1先行1。短距離Aブルボンとか。逃げが多く《STARDOM》は手前発動。バクシンオーの固有が大量に出された結果、調子差で相手のバクシンオーが勝った。つらい。
フ絶好3-バ不1-オ好2
 バクシンオーは先行1。スズカとか。バクシンオーの固有がきちんと出ると固有を温存したファル子には勝てるんだな、という知見。
フ不1-バ普2-オ普3
 バクシンオーは逃げ1。なんかもうエクストラウィンは書くことないな……?
フ好1-バ不3-オ絶好2
 バ出遅れ&掛かり。バクシンオーは逃げ1先行1。エクストラウィン。
フ絶好2-バ不5-オ好1
 フ出遅れ。バクシンオーは逃げ1。短距離ハロライス??? 離し過ぎて《STARDOM》が発動しなかったが、後ろからオグリキャップがすごい足で上がってきた、スーパーウマ娘ですオグリキャップ

 

1回戦2日目3回目(4-1)

フ普3-バ不2-オ好1
 バ掛かり。バクシンオーは先行2。逃げが多かったうえに出遅れが出ない程度に出遅れたため向こう正面で《STARDOM》発動。終盤開始前に《大勝利ッ》で前に出たが、《乗り換え上手》最速発動オグリのほうがギリギリ差し切った。
フ好2-バ絶好4-オ不6(1着差しキング)
 オ出遅れ。バクシンオーは逃げ1。先行オグリとか。さすがに逃げウマ4人だと向こう正面《STARDOM》。さらにバクシンオーが内に詰まって固有も切れないうえに《スプリントターボ》がゴール前2mで発動、オグリも一生ブロックされ続けるという下振れ。
フ普3-バ絶好1-オ普2
 フ出遅れ。バクシンオーは逃げ1。またもリードが大きすぎて《STARDOM》が発動しないうえに《登山家》が出ないというアクシデント。後ろから来てるのがうちのバクシンオーだったからよかったものを、という感じ。
フ好1-バ不2-オ好3
 バ掛かり。バクシンオーは逃げ1先行1。久々のエクストラウィン。やっぱ爆発力が違いすぎる、半バ身差ぐらいから固有発動で上り坂途中で4バ身ぐらい差がついてないか…?
フ絶好3-バ不1-オ普2
 オ掛かり。バクシンオー逃げ1先行1。逃げバクシンオーは絶好調、あとは地固めファル子ふたたび。バクシンオーが多いとバクシンオーどうしで競り合ってお互いに固有を発動するのでよりファル子が捕まりやすい。結局ギリギリまで固有を温存していたうちのバクシンオーが一番前に出た。

 

2回戦1日目1回目(5-0)

フ普2-バ普3-オ絶好1
 バクシンオーは逃げ1先行1。大内絶好調ブルボンとか。さすがに向こう正面《STARDOM》。《登山家》と《乗り換え上手》をほぼ同時に発動して直後に《勝利の鼓動》した絶好調オグリの敵はいなかった。
フ好1-バ絶好2-オ不4
 フ出遅れ。バクシンオーは逃げ1先行1。ファル子とかデバフネイチャとか。出遅れぶんで固有消費、惜しい。とはいえたぶん誰も《スプリントターボ》ガチャに成功してなかったので、《登山家》《プランチャ》で逃げ切れてしまった。
フ普1-バ不4-オ絶好5
 オ掛かり。バクシンオーは逃げ1。この辺りになるとバクシンオーよりキングのほうが見るようになってきた感ある。相手の逃げバクシンオーの位置がかなり低かったのもあって、完璧なエクストラウィン。
フ好1-バ不5-オ絶好2
 バクシンオーは逃げ2。相手のバクシンいずれも絶好調ってどういうことやねん。ほぼ出遅れみたいなスタートのせいでエクストラウィンはお預け、しかもファル子の《登山家》は踏み逃す。でもセーフティリードを守りきった。たぶん《乗り換え上手》が有効発動したらオグリが差しきってたんだろうな……
フ好1-バ不6-オ絶好5
 フバ出遅れ。バクシンオーは逃げ2。前目が両方出遅れると完全にやってらんなくなる。ファル子は捕まるし、バクシンオーは「前目で競り合う」ことすらできなくなる。ただ今回は相手が《登山家》を持っていなかったのもあって差し返してクビ差守りきったが、相手がスキル持ってないから勝った、という勝ち方はさすがに甘えすぎる。

 

2回戦1日目2回目(5-0)

フ不1-バ普4-オ好3
 バクシンオーは逃げ2。4-4-1。先行と逃げが多すぎてバクシンオーが前のほうで競ることができないしオグリはべらぼうにブロックされたが、《STARDOM》《プランチャ》《登山家》全部切ってギリッギリで《Lookat》をジャストタイミングで切った2段階調子差カレンチャンから逃げきった。やっぱ出れば強いんだよなこの固有……
フ不2-バ好1-オ絶好4
バ掛かり。バクシンオーは先行1。短距離Bとはいえ《点火・力》《真っ向勝負》《スプリントターボ》《一陣の風》全部盛り先行デジタルというわけのわからん人とか。よくポイント足りたな。《地固め》不発で固有を切らされる。かなしい。そのまま最終コーナーで《大勝利ッ》を切って、《真っ向勝負》が半分有効ぐらいで出たのでまあまあいい感じにバクシンオーが勝った。
フ不1-バ好6-オ絶好2
 バクシンオーは逃げ2。デバフネイチャおるって。どうでもいいけど1番2番3番が綺麗にバクシンバクシンバクシン。本譜では芸術的なエクストラウィンを決めた。このエクストラウィン、知らない人が見たら絶対おかしい挙動にしか見えないよな。
フ不1-バ普2-オ絶好6
 オ出遅れ。バクシンオーは逃げ2。走るネイチャおる。逃げ5枚とかいう既に勝ち目があるとしたらファル子以外無理じゃないか感漂う前の壁の厚さ。どうにかファル子はハナ、バクシンオーは外の好位置をキープしたままエクストラウィン発動。やっぱり前の壁が分厚く、最速《乗り換え上手》しても一生ブロックされてた。エクストラウィン決まってよかった。
フ不1-バ普2-オ普5
 フバ出遅れ、バ掛かり。バクシンオーは逃げ1先行1。2名とも最大出遅れ。5戦目にして最大下振れきた。今回は結局向こう正面《STARDOM》でギリギリリードを作れて《プランチャ》《登山家》でどうにかなったが、相手が《登山家》積んでたら絶対勝てなかったという自信がある。

 

2回戦1日目3回目(4-1)

フ普3-バ絶好4-オ不5(1着先行バクシンオー)
 バクシンオーは先行2。後ろがめっちゃ詰まってしまい、結局内枠を引いたバクシンオーが勝った。ガチャ負け。
フ好2-バ絶好1-オ不5
 オ出遅れ、バ掛かり。バクシンオーは先行2。ファル子とか。ファル子がいたので《STARDOM》は先発動、そのまま理想的なポジションで《大勝利ッ》が出て、《スプリントターボ》もまあまあ悪くない位置で発動してくれた。
フ好1-バ不3-オ絶好2
 バクシンオーは逃げ2。なんかいろいろあったけどエクストラウィン決まったので問題なし、でも綺麗に出たオグリがクビ差までにじり寄ってたの凄い。
フ好1-バ不7-オ不2
 フ掛かり。バクシンオーは先行2。ダスカとか。掛かりぶんで《プランチャ》は出なかったが、どうにかエクストラウィン達成。やっぱ上体はふんわり上がり気味ぐらいだった。あぶない。
フ不1-バ絶好3-オ好2
 バオ出遅れ、オ掛かり。バクシンオーは逃げ1先行1。ファル子もおる。そして2名出遅れたうえにファル子もほぼ出遅れと言って過言じゃないレベルの立ち上がりの悪さ。固有を向こう正面側で切ってしまいハナも奪われたが、《プランチャ》《登山家》で差し返して逃げきった。だから《登山家》相手が持ってない前提の勝利やめろ。

 

2回戦2日目1回目(5-0)

フ普1-バ好2-オ好3
 フ出遅れ、バ掛かり。バクシンオーは逃げ2。ライアンとか先行キングとか。さすがに逃げが多いうえに出遅れたと思ったらなんかいい感じにふんわり逃げて、いい感じにそのままエクストラウィンを決めた。ふんわり勝つな怖いだろ。
フ普1-バ普3-オ絶好2
 バクシンオーは逃げ1。非地固めファル子とかオグリとか。《地固め》ぶんでどうにかハナを維持し、おそらく1と1/4バ身ぐらいの《STARDOM》がギリギリ発動しないラインまでファル子を離して中盤開始直後に《急ぎ足》が出て安定という上振れ。あとはそのままエクストラウィンまっしぐら。
フ好1-バ不2-オ普5
 フ掛かり。バクシンオーは先行1。G+ランクの逃げゴルシはおそらくポジション系バグらせを狙った爆弾戦法。あと差しオグリが3枚いるんですけどここ安田記念か何かかな? 本譜ではおそらくスズカが出遅れ単騎逃げ状態になり、《大勝利ッ》+《真っ向勝負》が理想に近い位置で発動したうちのバクシンオーと競り合ってかなりギリギリとはいえエクストラウィン達成。
フ絶好1-バ不3-オ好2
 オ出遅れ。バクシンオーは逃げ1。スピ1200水着マルゼンとか。《地固め》パワーもあって、4-4-1-0の編成がほぼ1-7-1-0ぐらいの走行状態になる。まあそうなれば当然エクストラウィンで勝つ。このスマートファルコン、今までの「逃げは競り合わないと脚質補整ぶんでまくられる」を過去に置いてきた走りをする。
フ好1-バ普2-オ普5
 オ掛かり。バクシンオーは逃げ1先行1。逃げが多めで向こう正面側で《STARDOM》。《登山家》は踏み逃すが、《プランチャ》ぶんで普通に逃げ勝った。いつかやるとは思ってたけど5戦やってファル子5勝。

 

2回戦2日目2回目(4-1)

フ普1-バ不2-オ絶好3
 バクシンオーは逃げ1先行1。ファル子がめっちゃ外に回される。おそらく逃げバクシンオーのパワーがそこまで高くなく、向こうがファル子を捕まえられない。そして4コーナー途中でうちのバクシンオーがファル子を掴まえたが、《スプリントターボ》ガチャに失敗したうえに《登山家》を踏み逃し《プランチャ》発動したファル子が差し返した。まあどっちが勝っても最終的にはいいんだけど、やっぱこういう負け方全然あるのが先行の怖いところ。《マミートリック》積んでおくべきだった。
フ絶好1-バ不3-オ不7
 バクシンオーは逃げ1先行1。絶好調先行オグリとか。さすがに2回戦入るとオグリは顕著に見るようになってきた。うちのバクシンオーを差し置いて残り2名のバクシンオーがお互いに固有を発動させあう談合じみた光景が見られたが、ギリギリ終盤終了直前まで逃げきってあとは流れでエクストラウィン。今日は決まるねぇ。
フ不4-バ普2-オ普7(1着先行ライス)
 フ掛かり。バクシンオーは逃げ1。大外絶好調差しオグリとか、先行ライスとか、短距離逃げ通常衣装エルとかいう理論値最強のバケモノとか。正直調子の平均が中央を下回ってるのも含めてかなりアレめのマッチアップ。本譜ではバクシンオーと誰も競り合ってくれなかったのが敗因だが、確認したら他のチームは好調か絶好調しかいなかったのでそりゃ負けるわ。
フ不1-バ不8-オ絶好4
 フ掛かり。バクシンオーは逃げ2。カワカミとか地固めバクシンオーとか。調子差でハナを地固めバクシンオーに奪われ、既にわりと諦めムード……だったが、《プランチャ》にはギリギリ繋いで《登山家》から無理矢理差し返してグルーヴとカワカミから逃げきった。これはド根性ウマドル。
フ普1-バ好3-オ好7
 オ出遅れ。バクシンオーは逃げ1先行1。《尻尾上がり》と《マミートリック》を搭載していいポジションから加速を狙う先行マヤノとか。逃げバクシンオーが好スタートを決めてきたのでエクストラウィンはお預け。しかも《プランチャ》の発動条件は満たしていたが踏み逃す。そして普通に勝つ。わからん、この逃げ。

 

2回戦2日目3回目(4-1)

フ不1-バ絶好2-オ普3
 バクシンオーは逃げ1。先行エルとか先行オグリとか。悠々と逃げていたが、悠々と逃げすぎて2番手を離しすぎてエクストラウィン失敗。なので《プランチャ》+《登山家》で頑張って普通に逃げきりました。お前。
フ絶好5-バ不6-オ不3(1着カレンチャン
 オ出遅れ&バオ掛かり。バクシンオーは逃げ1。地固めファル子とか先行ルドルフ……先行ルドルフ!? 表示が出ないギリギリまで出遅れたせいで地固めどうしの競り合いに負け、固有を吐かせることには成功したがさすがにキツかった。出遅れ、いくらステータスを上げて《コンセントレーション》まで積んでもダメなのでどうすればいいんだになる。
フ好1-バ好6-オ普3
 バ出遅れ。バクシンオーは先行1。《登山家》《真っ向勝負》搭載ガチガチハロクリが来た。帰っていい? しかもバクシンオーは出遅れたので先行勢の中では既にフェードアウト気味というかフェードアウト。ただし逃げは単騎だったので、唯一の望みであったエクストラウィンに成功することで勝ちきった。
フ絶好1-バ不2-オ不3
 フバ出遅れ。バクシンオーは先行2。不調が5人いるんだけどもう後日開催にしないかこのレース。スタートが差し勢の中に入るぐらいの最大出遅れを引いたファル子は向こう側で《STARDOM》を切ったが、《スプリントターボ》を有効加速で切ったバクシンオーと《乗り換え上手》を有効加速で切ったオグリから逃げきった。調子差感じる。
フ不1-バ絶好3-オ普8
 フ掛かり。バクシンオーは逃げ1先行1。《貴顕》搭載絶好調逃げバクシンオーとかファル子とか。逃げ3枚の人のせいで前の方ヤバいことになってる。1-8-0-0ぐらいの綺麗な混沌を組んで、そのまま綺麗にエクストラウィン。逆に逃げが多すぎるとこうなってどうしようもないのか…? それとも純粋に地固めじゃないと対抗できない?

 

 

決勝

[1]自オグリキャップ-差し
[2]自スマートファルコン-逃げ
[3]○オグリキャップ-差し
[4]自サクラバクシンオー-先行
[5]◆エアグルーヴ-差し
[6]◆スマートファルコン-逃げ
[7]◆サクラバクシンオー-先行
[8]○サクラチヨノオー-先行
[9]○水着マルゼンスキー-逃げ


分かりやすく強い相手は地固め登山家プランチャ完全搭載で1008-390-950のパーフェクトファル子とか、同じく地固め登山家水着マルゼンとか。超格上相手引いたことが一目でわかる。というか全員【地固め逃げ】はまだしも9枚《登山家》があるマッチはさすがに聞いてない。

バクシンオー出遅れ、ファル子とバクシンオーが両方掛かり。ファル子もほぼ出遅れレベルの致命的な後出。あとは水着マルゼンにハナを奪われ続け、バクシンオーの《スプリントターボ》は発動すらしてくれなかった。つらい。1着のチヨノオーはいいタイミングで発動していた。さらにつらい。

最高順位はファル子の3着、全体順位としては2位。

 

 

 

 

 

 

 

勝敗記録

勝負:52/61

勝率:85.2%

 

勝ちウマ

ファル子:40
バクシン:6
オグリ:6

 

負けたときの1着

逃げ バクシン:1

先行 バクシン:3

   カレン:1

   チヨノ:2

   ライス:1

差し キング:1

 

追加統計/対戦したバクシンオーの脚質分布

逃げ:先行=52:41

 

 

 

決勝と全体の反省

 

決勝レースについてはまず格上マッチに放り込まれたこと、次に出遅れたこと、更に《スプリントターボ》が発動しなかったこと……とはなるが、それだけで済ませるのはあまりにも反省の体を成していない。今回のメタとして、スマートファルコンを掴まえるための【地固め逃げ】を用意したうえで先行で捕まえる、という動きが最後まで回り切ったメタの形であることはおそらく途中で理解できただろう。そうであるなら、後述する通りオグリキャップを先行にするか、さもなくばサクラバクシンオーの再育成*19を検討するべきだった。それでもサクラバクシンオーが出遅れて掛かった以上おそらく勝つのは難しいが、勝率を上げるための行動はできたはずである。

全体としてまず挙げられるのは圧倒的なスマートファルコンの戦績の良さだろう。単一バで61戦4 勝は圧倒的であり、今までのチャンピオンズミーティング単一バ勝利数自己ベストであるレオ杯オープンリーグ*20ダイワスカーレットの27勝を大きく上回る。他の2名が運絡みという理由はあれど全体勝率85%を超えたうえでのこの数字は驚異的と言わざるを得ず、いかにこの【地固めファル子】が安定しうる勝ち筋を持ち、またその対処がピンポイントで必要だったかを物語っている。実際に【地固め】同士でぶつかって出遅れ差でハナを奪われいいところがなく終わってしまった、という回もあり、安定「しうる」だけで安定ではないことを如実に教えてくれている。

それに伴った他2名のチョイスだが、おそらくオープンそのもののメタがやはり短距離適性の高いウマたちによる逃げ/先行過多のゲームになっていったことを考えると、最終的にはオグリを先行で出すことも考えられたように思える。しかし《乗り換え上手》のほうが当たりの確率が高く、序盤の《スプリントターボ》は先行だとかなり無駄足になるどころか前のファル子をつついてしまう可能性を上げることを考えると難しいところである。ただ、後半は本当にファル子に勝ち星が集中していったので、先行過多に対して自分も先行を出すのか、それともコーナー系スキルを積んで終盤開始時にいい位置を取れるようにした差しでアプローチしていくのかなどアプローチを変えていくというのはひとつの手だったのかもしれない。それで自分の出したファル子に勝てたのかは不明だが。またバクシンオーは大量のハードルを乗り越える必要のあった2名の育成から解放された育成疲れとレンタル因子の都合により《ぐるぐるマミートリック♡》を妥協してしまったが、そこが大きくバクシンオーの安定性を下げることになってしまったように感じる。時間さえあってきちんと積むことができていれば、という場面も少なくなかった。自分のモチベーション維持も課題のひとつであると改めて痛感した。おそらく今の自分では3枚魔改造は無理だろう。なるべく王道の、それでいて良いチョイスができるようにアンテナを張っていきたい。

全体のマッチングとしては、評判を見る限りグレードリーグでは育成周回の気楽さやスタミナステータスの管理しやすさからハイクオリティなウマ娘が多く、また金加速スキルの発動場所によっては簡単に格上をひっくり返すことができるため安定しない、という意見が多いようだった。しかしオープンリーグにおいてはかなりガチっていないトレーナーが多いこともあり、加速スキルの所持差で返すことも多かったように感じる。おそらく短距離やダートなどの適性バ選択肢が狭いチャンピオンズミーティングでは、今後も同様のグレードリーグ/オープンリーグ間の難易度の乖離は起こっていくだろう。第2ラウンド以降は短距離魔改造よりも圧倒的にカレンチャンヒシアケボノと当たる回数が増えたことからも、基礎的な部分を大事にしているプレイヤーが多いと考えられる。

マッチングを回す時間帯についても、長らく定説とされてきており自分も実践していた「開幕直後のやる気勢がいる時間帯よりも人が多くガチ勢の濃度が薄まるゴールデンタイムのほうがいい」という説が裏切られる結果となった。昼のやや過ぎた時間や深夜に回すことを推奨したい。

ただ全体として、「スマートファルコンが勝ててしまった」故に決勝で格上に放り込まれ、なおかつ格上との対戦経験が少なかったことで負けてしまったという感も否めない。勝って兜の、というわけではないが、結局決勝でも勝てないと意義の薄いイベントになっている以上は、最後まで一切の予断なく走り抜けないといけないだろう。

 

 

 

後書き

ということで3ヶ月連続刊行の最後、1月号は以上になります。ようやく「だったもの」が取れた。まあその間の勝率が著しく悪いんですけどね。

まさか出遅れが原因でボロ負けして休止した連載を再開しようと思ったチャンミで出遅れが原因でボロ負けするとは。何というか、下振れを引くことには本当に長けている。最近触ってる遊戯王マスターデュエルでも、同じサーバーの中で比較すると頭一つ抜けて光り物が当たる確率が低い*21のでもうなんか生きていくのやめたい。ウマくらいはいい加減安定して勝ちたいので、来月は誰か協力してください。

ちなみに今回のチャンピオンズミーティング前に知り合いと計4人で模擬戦をやったんですが、短距離エルと短距離カフェと短距離ファインがそれぞれから出てきて泣くかと思いました。わりと今月のメタはこんな感じなのかな、という話をのんびりしている間柄だったはずなのですが、みんな変な道をバクシンしていて心配です。

久々にこういう振り返り記事を書くとなんだかんだ楽しいんですけど、それはそれとして最初打ち始めるまでに時間がかかるんですよね。それでいて筆が速いわけでもないので、最終的にどんどんタスクが積み上がっていく。既にこれを打っている最中にもタスクが2つほど積み上がっています。誰か助けてほしい。

基本的にこの記事は自分が後で見返して「こんなのもあったなぁ」するために残してあるのですが、それゆえ気が進まないと一歩も動けなくなってしまう。もしこんなところまで読んでいただけている方がいらっしゃいましたら、頑張りますので気長にお待ちください。愚痴っぽくなってしまった件については全面的にこちらに非があるので、なにかで不快だったとか言ってくれれば謹んでお詫びと訂正をばさせていただきます。

では、また何か思いつくか、さもなくばいつか上がる次回のチャンピオンズミーティング記事で。

*1:新潟直線1000mと日本の重賞で唯一コーナーが存在しないレース。定期的にこのブログで要望を出しているが、なんか今開催されたらややこしいことになる気しかしない。

*2:中距離GⅡ時代は6月後半~7月前半に開催されており、1月に開催されたことは1度も無い。当然雪が降ったこともない、はず。

*3:パワーに下方修正がかかるとされている。

*4:それでもダートよりマシ、というのが全くもって恐ろしいのだが

*5:今回の中京1200mでは序盤約200mに終盤約400m。対して天皇賞(春)の設定である京都3200mでは序盤が約530mで終盤は1000m以上あるとされている。

*6:レース中盤の直線で1番手、かつ2番手が近いとスピードと加速力アップ

*7:短距離F、逃げE

*8:短距離G

*9:短距離F

*10:最終目標を有馬記念にしたうえで勝利すると確定。

*11:短距離E

*12:短距離B、差しG

*13:芝E、短距離B

*14:向こう正面側で固有を発動させることがもっとも手軽な対策である以上、序盤のファル子に追いつけるようにするのが一番いい

*15:《道悪○》と《逃げのコツ○》。

*16:正確には《左回り○》と《コンセントレーション》を持っているサイレンススズカも同等とは言えるが、《コンセントレーション》を《地固め》の要件にするとそこそこ事故る。

*17:一応固有が有効に発動する可能性があるアグネスデジタルという手はなくもなかったが、短距離EとFの差は大きかった。きっと来月のダートチャンピオンズミーティングでは活躍してくれることだろう。古のダート3000m東京大賞典が復刻されない限り。

*18:何度かアオハルで育成を回したが、どうしてもスタミナが高くなりすぎてスピードとパワーが下がることになったためURAに移行した。

*19:主に《マミートリック》を積んだうえで《スプリントターボ》《真っ向勝負》《登山家》全ての搭載。おそらくこの形のバクシンオーだとそれ以上にするのは難しいと思われる。

*20:阪神2200mの宝塚記念。詳しくは過去記事まで。

*21:そのうえ当たるのはピックアップ外のカードばかりなのでデッキも完成しない。

不安定さと雪に振り回されたサジタリウス杯オープンリーグ悪戦苦闘記

 

 

 

(諸々を飛ばしたい方は以下の目次をご活用ください)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前説

 

お疲れ様です。斬進です。本日もウマ娘のチャンピオンズミーティング雑感なのですが、既にこの文章を打っている時点で1月中旬。なんならそろそろカプリコーン杯の日程発表が見えてきています。何故こんなことになったのかは話せば長いのですが、ざっくり言うと文章打つのイヤ期と体調不良、キーボード叩きのスランプに陥って1か月近く何もやっていない状態になってしまったからです。つまり怠慢です。そもそもこの記事を読んでいる人がどれぐらいいらっしゃるのかはわかりませんが、申し訳ありませんでした。本来は年始に2本記事を投げるはずだったのですがそれすらできず。

なので今回はかなり思い出し思い出しの執筆になり、かつ細部においてかなりふんわりとした記述になります。また先月ぶんの記事を読んでいただければわかるのですが、11月のスコーピオ杯がかなり微妙な出来だったことを引きずっておりかなりメタ読みをサボっているフシがあります。多分今回こそは短くなるはずです。

 

 

 

サジタリウス杯基礎スペック

 

中山レース場・芝2500m(長距離/非根幹距離)・右回り・冬・晴れ・良 。

モチーフは年末恒例の有馬記念

外側のコースから非常に緩いコーナーを曲がりながらスタートし、そのまま第3・4コーナーの途中で序盤が終了、曲がりきって1度目のホームストレッチの開始直後に上り坂。その後第2コーナーの終わりに下り坂があり、向こう正面の直線終わり際で終盤が開始。2度目の第3・4コーナーを曲がって、約300mの短い最終直線。

1度目の第3・4コーナーではコーナー系スキルも直線スキルも発動しない。終盤は直線スタートであり、コーナー:直線比はだいたい5:3。

 

 

 

動機と見渡したメタ

 

誰もが予想していた12月のチャンピオンズミーティングは、果たしてその期待を裏切ることなくやってきた。11月のチャンピオンズミーティング直後、月も明けぬ間から発表されたのはオーソドックスな有馬記念スコーピオ杯をひとつ挟みまたも現れた不安定な長距離チャンピオンズミーティング、ではあった。

しかし、環境とメタは僅かではあったが確実にライブラ杯とは変わっていた。

まずは待望されていた先行策用の加速スキルである《真っ向勝負》*1。今まで《アングリング×スキーミング》頼りだったため加速スキルを使うならば終盤開始前に逃げを捕まえておくか《アオハル・力》系統が必要だった先行勢にとっては垂涎のスキルだった。現在においても上位の金スキルは登場していないが、それでも貴重な光が差していた。金回復の豊富さ・入手できるサポートカードの多さもあって、先行はかなり手軽に育成できる追い風が吹いていた。

さらに新しく追加された終盤加速固有であるメジロドーベルの《彼方、その先へ…》は「掛かりになっていないこと」を追加条件とした代わりに9名立てだと5位でも発動する《レッツ・アナボリック!》のようなスキルであり*2、後方脚質勢にはこちらも期待の星。

そして予選1回戦出走直前に追加された新たな長距離追込適性ウマ娘タマモクロス。加速力よりもスピードアップに重きを置かれた珍しい複合スキルの固有を持ち、さらに《直線一気》も自前で入手可能という大盤振る舞い。ただしオープンリーグでは金スキルである《尻尾の滝登り》*3がスキルスペースの関係で採用しづらく、さらに育成の時間も無いとあってかなり愛を求められることとなった。

 

そしてそんな中、自分のモチベーションは底をつきかけていた。月末のシナリオイベントはオグリキャップを持っていてかなり余裕があり、そして長距離チャンピオンズミーティングといえば、操作できる部分が減りレースコントロールが難しく回復金スキルの発動を祈る比重も高め。そういった事情もあり、正直に言えばかなり下調べをサボっていた*4

それでも重い腰を上げなければならない時が来るのがチャンピオンズミーティング。とはいえライブラ杯の反省を活かすのであれば苦い顔をしながら《クールダウン》を一部ウマに積むないし《眠れる獅子》という追込バが多い長距離環境では思ったよりも不安定な回復を積むという祈る回数の増えそうな育成をして、そこから《直線一気》する追込バを育ててあとはゴルシとマックイーン。やはり《汝、皇帝の神威を見よ》が強いシンボリルドルフか、さもなくば追込コンバートを施したマンハッタンカフェか。

そんなことを考えながら少しだけファインモーションのガチャに手を出していた*5ところ、長距離追込バを引いてしまった。

そう、ナリタタイシンである。様々な加速スキルが増え、やや効果時間が短いことから徐々に加速スキルとしての信頼度は減少傾向にあるものの「確定最速発動」という魔法の称号によりいつまでも追込で擦られ続ける《直線一気》、その上位スキルである《迫る影》を現状唯一積むことのできるナリタタイシンである。

途中で順位を上げて好位置につけてから《直線一気》を発動するタイプのゴルシと並べることでこれから《直線一気》とどう向き合っていくべきなのか、というのを知る良い試金石にもなるこの機会を逃すわけにはいかなかった。育成に使える期間はかなり短かったが、どうにかそれらしき形を作って放り込むことにしたのである。

またマックイーンも逃げではなく先行で投げるのは決定していたが、《真っ向勝負》は採用せず《アングリング》のみで勝負することには決めた。やはりスピード/スタミナ/パワーにポイントをかなり振らなければならず賢さを上げられないオープン長距離、さらに長距離で終盤が長いとなると《真っ向勝負》ガチャはやや分が悪く感じてしまうというきらいがあった。さらにスタミナがしっかり残っていれば、逃げの《アングリング》を先行が捕まえることは難しくない。いくら《貴顕の使命を果たすべく》という条件の緩いスピードアップを打てるとはいえ、ゴールドシップに対して「セーフティリード」と呼べるものをどれだけ安定して築くことができるかといえば疑問符がつく。それならば少しでも脚質補整を乗せるべく、先行で投げたほうがいいと判断した。

更に大きく自分の中で変えたのが、ゴルシとマックイーンの金回復を1つに絞ることだった。スタミナに成長率+20%の乗っている両名はスタミナ900前後にすることも難しくなく、それに金回復1枚でスピード800近くであれば基本的に(もちろん金回復が発動すれば)走り切れる、ということを確認したかった。今までの長距離チャンピオンズミーティングではかなり安全マージンを取って800+金回復2枚程度としていたが、個人的にはそこそこ思い切った判断をしたと思う。そのぶんのスキルポイントはスタミナと主にパワーに振っていくことになった。

 

 

 

育成したウマたち

 

・先行通常衣装メジロマックイーン

817-935-731-392-363 適性A-A-A 8141点

《貴顕の使命を果たすべく》Lv2

《アングリング×スキーミング》

《食いしん坊》

《コーナー回復○》

 

先行のためスタミナを多め、かつ白回復も1枚採用。結果としてパワーが低めになったのが後にかなり尾を引く結果となった説が否めない。

 

ゴールドシップ

812-891-765-383-356 適性A-A-A 8147点

《不沈艦、抜錨ォッ!》Lv4

《円弧のマエストロ》

《直線一気》

 

長距離S等があれば楽だった気がしなくはないがその程度。後述するが、足が速すぎて逆に固有を発動できない場面も多かった。

 

ナリタタイシン

763-805-653-425-421 適性A-S-A 8124点

《Nemesis》Lv1

《円弧のマエストロ》

《クールダウン》

《迫る影》

《追込のコツ◎》

 

ゴルシとタイシンの数の多さを考えた結果《眠れる獅子》という自前回復を結局捨てざるを得なくなってしまった子。これも後述するが、おそらく必要だったのは《追込のコツ》ではなく位置取りを上げやすくなるコーナー系スピードアップスキルだった気がする。

 

 

 

本番の記録

 

サジタリウス杯を観戦しながら取ったメモをおおむね無編集で垂れ流す。今回はわりと気楽に取っているため、一部見苦しい表現がある可能性があることを先にお詫びさせていただきます。

変わらずマッチングは基本的に各ラウンドの開始直後13時ごろ、または午後7時~0時の間に回している。

 

 

1回戦1日目1回目(3-2)

マ不1-ゴ普4-タ好2
 《幻惑のかく乱》持ちクリークとか。タイシン・ゴルシ2ペア。タイシンの回復が両方スカるキツめの展開。とはいえ《直線一気》と《迫る影》が両方発動して……《アングリング》をスカったマックイーンが逃げ切った。なぜ??? 長距離チャンミ、なんにもわからん。

マ好1-ゴ普3-タ不2
 絶好調水着マルゼンとか半デバフネイチャとかデバフネイチャとか。ゴルシ1ペア。終盤開始時点でぴったり先行ダスカの《レッドエース》が合わせられ、加速度バフが乗せられ……《アングリング》をスカったマックイーンが差しきった。なぜ???

マ好3-ゴ絶好1-タ不2
 マ出遅れ&タ掛かり。ウンスとか。《クールダウン》、全然発動しないんだけど……? さすがに《クールダウン》も発動しないとなるとタイシンは前に出きれないが、ゴルシは《直線一気》から等倍《アングリング》をものともせず差し切った。

マ普6-ゴ不4-タ好3(1着クリーク)
 ゴマ長めに掛かり。追込カフェとか。ゴルシ1ペア。回復スキルがほとんど全て発動しないとかいう鬼下振れ。金回復4枚+白回復1枚が全部合わせて金回復1枚しか発動しない場合はどう勝てばいいんだ……?

マ不2-ゴ好4-タ絶好3(1着ゴルシ)
 ゴタ出遅れ。ゴルシと黒マックでフルハウス。ただし相手の黒マックは逃げ。あと芝・長距離Sのガチガチの皇帝。ギリギリ逃げマックを捕まえて《アングリング》から暫く行って《貴顕》でセーフティリードを作りにかかるがゴルシに差し切られる。なおうちの追込2名は死ぬほどブロックされ続けたもよう。

 

1回戦1日目2回目(5-0)

マ不4-ゴ好3-タ絶好1
 ゴ出遅れ。先陣ウンスとか。マックがほぼ出遅れと言っても過言ではない飛び出しで割を食うこと鬼のごとし。今回は《マエストロ》と《クールダウン》が有効発動し、《迫る影》から完璧に飛ばし切った。

マ不3-ゴ普2-タ絶好1
 マ出遅れ。ブルボンとかスズカとか追込通常シチーとかクリスマスオグリとか。追込2ペア。逃げが2人とも《アングリング》が無かったのでどうにか終盤開始しばらくで捕まえる。ほぼ同時に《アングリング》と《貴顕》が同時に発動したのはちょっともったいなかったが、最終的には《迫る影》って強いねって感じだった。絶好調追込のカウンタープレイは祈ること。

マ普1-ゴ不3-タ絶好2
 ウンスとか《抜錨》搭載皇帝とかスピ1000水マルとか。スピ1000水マル、ワンチャン垂れ爆弾の可能性がある。結果水マルは《グッときて》で終盤開始までしっかりハナを守り切ってうちのマックにハナを譲ってくれた。逃げ-先行勢が4人と多かったのもあり、追込が追いつく前にゴール板を駆け抜けた。

マ絶好6-ゴ普1-タ普2
 マ出遅れ。ヒーラーグラスとか水着スペとか差し通常エルとか。ゴルシ1ペア。0-3-3-3の珍しい構成。だから出遅れないでくれるかなマックイーン。出遅れがかなり響いて先行勢では一番後ろになり、終盤開始前には既に相手のゴルシが横にいた。最終的には《直線一気》ぶんでギリギリ受かる形。

マ好5-ゴ普3-タ不1
 キングヘイローとか。ゴルシ3カード、追込4名。ゴルシがゴルシ勢の中で大外につけて様子を窺う。まあ最終的には《迫る影》が強かったんですけど。あと「ナリタタイシン、完全に抜け出した!」ってクビ差ぐらいで言われても説得力薄すぎる。

 

1回戦1日目3回目(5-0)

マ好6-ゴ不2-タ不1
 タ出遅れ。先行ドトウとかライアンとか。おそらくキープに引っ掛かってマックイーンは超不利位置に置いて行かれたうえにゴルシは《直線一気》が踏めなかったが、それはそれとして《迫る影》って強い。ドトウは先行だったので終盤手前で先頭に立ってしまい、《I Never goof Up!》が一切発動できなかった。

マ普7-ゴ好1-タ不2
 タ出遅れ&最大掛かり。デバフネイチャとかスタ1000ゴルシとか。ゴルシ1ペア。というかデバフネイチャとゴルシが同じチームだとかなり事故待ちになりかねない。そしてゴルシが前に出過ぎて固有が発動できない大事故。マックイーンはデバフで無理やり捕まえられ、最終的に《直線一気》でゴールドシップが逃げ切った。?????

マ普4-ゴ絶好1-タ普5
 ゴ出遅れ。逃げライスとか。絶好調ゴルシミラー始まった、通称地獄。うちのゴルシが出遅れたので有利です。というかそもそも相手は《直線一気》を積んでいなかったので、発動さえできれば「絶好調なので勝ちました」ぐらいしか言うことがない説。

マ不2-ゴ絶好1-タ好4
 水着マルゼンとかデバフネイチャとか。絶好調ゴルシミラー始まった、通称地獄。今度は《直線一気》が発動しなかったので地力勝負になった。デバフネイチャの《八方にらみ》がギリギリ相手のゴルシにだけ入ってこっちのゴルシには射程の都合で入らなかったのが僅かに効いた……のだろうか。

マ普3-ゴ普1-タ好4
 ゴ出遅れ、マ&タ掛かり。絶好調先行ファインに絶好調先行皇帝。タイシン3カード。もしかしてクソゲーだったりします? ちなみに相手のタイシンは《眠れる獅子》搭載型だったのでそこそこ事故りやすいなーと思って見ていた。まあいい感じに行ってたけど。結局ちょうどうちのタイシンの真横にゴルシがいるタイミングで終盤が始まり、うちのタイシンだけルートが厳しくなるという理不尽。それはそれとしてゴルシが前に出てやりきった。

 

1回戦2日目1回目(5-0)

マ好1-ゴ普6-タ不2
 マ出遅れ。差しカフェとか。金回復がほとんど発動しない定期。しんどくない? どうにか金回復2枚発動したマックイーンが《アングリング》から逃げ切ったから危なかった。

マ不5-ゴ絶好1-タ好3
 マ出遅れ。エイシンフラッシュとか。ゴルシ1ペア。マックイーンが黒ライスに挟まれてるのシュール。そしてマックの金回復がぜんぜん発動しない。まあそれはそれとして《抜錨》が危うくすっぽ抜けかけたゴルシが絶好調パワーで押し切った。

マ不3-ゴ好1-タ不2
 ゴルシ2枚にマックが白黒合わせて3枚のメジロフルハウス。しかもゴルシ先行じゃねーか。あと長距離Cのウオッカがいた。頑張ってほしい。本譜では大逃げキメたグラスを追込2枚が《直線一気》パワーで押し切った。回復が発動するか常にハラハラしている。

マ不2-ゴ絶好1-タ不3
 絶好調スカイとかライアンとか。珍しくタイシンが1ペア。ゴルシ、追込が多すぎて終始5位で固有発動できず。絶好調スカイをギリギリ捕まえきれず《アングリング》の発動を許す。なんとかホームストレートでマックが捉え、最終的にはゴルシが差し切った。固有いらんのかお前は。

マ絶好5-ゴ不2-タ不1
 全員出遅れ、ゴルシ&タイシン最大掛かり。絶好調外枠スピスタ900ゴルシとかデバフグラスとか。ゴルシタイシン2ペア。《直線一気》を踏み逃す胃の痛い展開だったが、どうにか《追込ためらい》を振り切った。危ない。

 

1回戦2日目2回目(5-0)

マ好6-ゴ不1-タ普4
 マ出遅れ。カフェに水着マルゼン、ゴルシ1ペア。本譜としては問題なくゴルシが差し切った感じなんだけど、なんと本日6戦目にして初めてタイシンの《クールダウン》が発動。なおゴール板の前を駆け抜けると同時に吐いたため有用性は本当に皆無。

マ絶好2-ゴ普1-タ普3
 タ掛かり。ゴルシ3枚黒マック2枚のフルハウス。相手のマックイーンが不調で同じ人のゴルシが絶好調だから多分絡まれたんだろうな……。ちなみにもう片方のゴルシは《直線一気》をしっかり搭載している。《アングリング》ダスカといいライアンといい、おそらく加速スキルを積むことを意識している強者だという感じ。まあそれはそれとして追込の対策は祈ることなんですけど。

マ絶好3-ゴ普1-タ普2
 マタ出遅れ。絶好調先行ダスカとか先行ゴルシとか。先行ゴルシ流行ってる??? 金回復が実質タイシンの《マエストロ》しか出ない。けど普通に《直線一気》も出たし終盤開始で2番手だったし余裕で走り切った。なんなんだ。

マ好6-ゴ不3-タ普1
 ついに出たタマモ。追込。あと逃げ差しためらい積みネイチャとか。ようやく《クールダウン》が今日初めて有効発動。昨日は調子よかったけどマックがじりじり下がってしまいがちになってきた。やっぱり《真っ向勝負》積んでガチャらないとダメか……? 試合はタマモがスタミナ不足で《直線一気》を最速発動できず、真横で《迫る影》を最速発動できたタイシンががっつり食った。

マ不3-ゴ絶好4-タ好1
 モンクエルとか。ゴルシ3カード。うちのゴルシの足が速いばっかりに固有を踏み逃したうえに回復も踏み逃したので《直線一気》も出ない。なんなん。絶好調やろお前。タイシンが骨を拾ってくれました。《クールダウン》有効発動。

 

1回戦2日目3回目(5-0)

マ不3-ゴ絶好2-タ好1
 FAフクキタルとか。全体的にスローペースな上がりからバ群が圧縮され、《迫る影》と《直線一気》がガン刺さりする典型的な展開。ゴルシ絶好調だし……と書こうと思ったらポジション問題なのかタイシンが勝った。やっぱり追込の対策は祈ることなんだよなぁ。

マ絶好4-ゴ普6-タ普1
 マ出遅れ。ライアンとか先行ナリブとか。ゴルシ1ペア。しかも向こうは《ゲート難》《直線一気》のバリバリガチ積み。そして先行もそこそこ普通に層があるので出遅れが厳しい。やっぱり《コンセントレーション》の採用を検討するべきだった……? 全体的にポジション取りが非常に厳しくなってしまい、そうなるとポジション完璧なゴルシがつらい、まで書いてたらタイシンが差し切った。ようわからん。でも2位はそのゴルシでした。

マ絶好4-ゴ普1-タ不3
 ゴ掛かり。質実剛健系ウンスとか。何も発動してないのにマックが前に出過ぎてペナルティを食らう超理不尽。もしかして先行にしては足が速すぎるのが全体的な不調の原因なのでは……? って書いてたら終盤開始時点でゴルシ先頭。まあそうなったら誰も勝てない。

マ普3-ゴ普2-タ好1
 ゴ掛かり。タイシン3枚ゴルシ2枚のフルハウス。地獄。全員先行追込追込で0-3-0-6なんだけど。追込多すぎて事故を覚悟したが、無事《抜錨》。それはそれとしてタイシンレースはポジション完璧だった。ここで上振れ使い切ってないか? マックイーンはやっぱり先行最下位だったのは気になる。1-2コーナーから向こう正面あたりで毎回先行最下位まで急減速しているイメージ。スタミナは足りてる。

マ不1-ゴ絶好4-タ不2
 ゴ掛かり。スピ1000水着マルゼンとかデバフクキタルとか。賢さ犠牲になってるから《じゃじゃウマ娘》スカったりしないかな。マックイーンがほぼ出遅れ。そしてゴルシが絶好調すぎて5位になるし絶好調なのに《マエストロ》を踏み逃す。マックイーンは仕様がようわからんが完璧なタイミングで水着マルゼンを掴まえ、最速《アングリング》から《貴顕》でセーフティリードを作った。マジで長距離なんにもわからん……。あとタイシン、5勝しておいて「もっといけると思ったけど……ま、こんなもんか」って言わないでくれ。

 

2回戦1日目1回目(4-1)

マ絶好2-ゴ普6-タ普1
 マタ出遅れ&マゴ掛かり。差しナリブとか。さすがにスタミナめっちゃ足りないとかは露骨には無い感じ。ゴルシの《マエストロ》がスカる。掛かりもあってギリギリスタミナが《直線一気》ぶん足りず。ただ《クールダウン》が有効発動していたのもあってタイシンが差し切った。さすがに先行とか逃げが捕まるかもちょっと心配になりつつある。

マ絶好1-ゴ普2-タ不8
 マ出遅れ&ゴ掛かり。ゴルシ3カードだし1名絶好調で《KEEP IT REAL.》も積んでる。今度は追込2名両方回復が発動しないという地獄。そこを頑張って出遅れたにも関わらず最初から最後まで1番手をキープし続けたマックイーンの勝ち。優勝。だから追込3枚は怖いんだよな。

マ絶好7-ゴ好1-タ不3
 デバフネイチャ2枚引いた。終わりや。しかも1-2コーナー立ち上がりでゴルシ4位。終わりや。固有発動しなかったゴルシが《追込ためらい》2枚投げられて先頭の差しカフェを差し切ってゴール。なんなんやお前!!!!

マ絶好3-ゴ好8-タ不6(1着タイシン)
 ゴルシとタイシンで2ペア。絶好調大外800-900-800ゴルシおるって。アカンって。つまりこれはこのタイミングで絶好調を引けないこっちが悪いということになるんだよな……。しかもコーナー付近でポジションキープペナルティですっと下がりやがった。向こうの上振れとこっちの下振れがぶつかった時どうやって勝のかの構成がうまく行ってない感ある。

マ普1-ゴ不5-タ絶好3
 ゴ出遅れ。先行《アングリング》タキオンとかデバフネイチャとか。後ろが多すぎて終盤追込勢がぐだり、先行勢のマックがギリギリ逃げ切った。

 

2回戦1日目2回目(2-3)

マ絶好3-ゴ好8-タ不6(1着ヒーラーグラス)
 マ出遅れ。デバフネイチャ。ゴルシとタイシン2ペア。ゴルシの回復も《アングリング》も出ないという不運。タイシンは内に押し込まれたうえで《追込ためらい》という念の入れられよう。さすがデバフきたない。

マ不5-ゴ普6-タ好1
 ゴ出遅れ。先行釣りスズカとかデバフネイチャとか。ゴルシ《抜錨》ならず、《アナボリック》発動と死ぬほど逆風。スペちゃん速いし。しかしタイシンが強い。タイシンタイシンタイシンタイシン。

マ普3-ゴ絶好5-タ不6(1着ゴルシ)
 マタ掛かり。釣り貴顕水着マルゼンとか秋皇帝とか追込ドトウとかデバフネイチャとか。ゴルシ3カード。しんどい。本譜ではスタミナ十分にもかかわらず《直線一気》がひとりだけ発動しなかったのでゴルシが前に出きれなかった。こう言って済ますのは楽だが、結局勝つためには《直線一気》が出なくても勝たなければならないのである。

マ好1-ゴ不5-タ普4
 タ出遅れ。ゴルシとタイシンが3人ずつおるが??? しかもゴルシの中で一番調子が低いのがうちのだしタイシンの中で一番調子が低いのもうち。案の定《直線一気》…どころか《迫る影》すら発動しないバカみたいな下振れ。なんなん???? なおギリギリ《アングリング》が発動したので命だけは助かったもよう。

マ不6-ゴ絶好2-タ普8(1着黒マック)
 マタ出遅れ。ゴルシ3人マック2人のメジロフルハウス。追込皇帝も添えて。《抜錨》発動しない。というかこの5回で見てなくない? そしてマックイーンが出遅れたしタイシンはいつも通り内ラチ側に押し込まれていた。しんどい。

 

2回戦1日目3回目(4-1)

マ好5-ゴ不1-タ絶好7
 マ掛かり。黒マック3カード。やっぱこのゲーム内部レートない? レースじたいは完全にゴルシの横綱相撲。逆に言うとここまでお膳立てされないと勝てないのが辛い。というか絶好調でもタイシンがこの位置なのが一番つらい。

マ普7-ゴ好6-タ好2(1着追込カフェ)
 また黒マック3カードだし追込が5枚。絶好調ぶんとポジションぶんで抜ききれなかった、と言うのは容易いがやっぱりタイシンの最高速とパワーが足りない感がある。

マ不1-ゴ絶好3-タ好2
 タ掛かり。ゴルシ3枚とデバフネイチャ。またうちのゴルシだけ固有が発動しないし、うちのゴルシだけ《直線一気》が発動しない。正直どうしろって言うんだ。レース自体は(今日初めて)逃げ0レースで出遅れなかったマックイーンが先頭を守り切ったが、これで勝てていると言うのは傲慢がすぎる。

マ好1-ゴ不4-タ普3
 タ出遅れ。差しカフェとか。またゴルシ3枚。今日6回目。レース自体はいたって普通のマックイーン逃げ切りルート。ゴルシとは調子差か。

マ不1-ゴ普4-タ普5
 マ出遅れ。本日7回目のゴルシ3枚。何かのバグを疑うレベルで追込が全員前で先行が全員後ろというわけのわからない出だしから、どうにか向こう正面で本来の形に近いものを取り戻す。いやマジで何だったんだ今の。そしてさりげなく《直線一気》をゴルシが踏み逃すが、圧倒的リードを保ったマックイーンが逃げ切った。

 

2回戦2日目1回目(4-1)

マ不2-ゴ普1-タ絶好3
 マ出遅れ。水着マルゼンに半デバフネイチャ。ゴルシ1ペア。久々にマックイーンが2位から入っていき、ゴルシもタイシンも完璧に順調というめっちゃ安心するレース展開。どれぐらい安心するかというと書くことがないぐらい。

マ好7-ゴ不3-タ不2(1着スズカ)
 タ出遅れ。タマモとかブルボンとかスズカとか。3ペア達成。というか絶好調タイシン辛くない? 本譜ではタイシンがちみちみ相手のゴルシをブロックしながらゴルシが飛ばしていくが、《先頭の景色》ぶんで逃げ切られた。というか調子1段階あったら差し切れたかなぁ。

マ普1-ゴ不2-タ絶好3
 ゴタ出遅れ、マ掛かり。3ペア達成。逃げ0でマックイーンが先頭に立って1回目のホームストレッチに入る展開。5~6バ身離して《アングリング》の理想展開、あとはうちのゴルシとランデブー。

マ不5-ゴ絶好4-タ好1
 デバフネイチャ2枚にかなりよさげなゴルシ。もう嫌みが深い。しかも先行がうちのマックとハロライスしかいないので、ハロライスの前に出ると吸われるし後ろだと抜けないという八方ふさがりみたいな展開……だったのだが、はやめにウンスが捕まったことによってウンスを吸わせてライスを抜くことに成功。えらい。等倍《アングリング》を抑えて発動する継承《アングリング》は美味しいのう。そして内からぶっこ抜いたタイシンが久々に1着。えらい。

マ普3-ゴ不5-タ絶好1
 タ出遅れ。ゴルシとタイシンで2ペア。後ろと言っても限界があるぐらい後ろの9番手から《抜錨》するゴルシ。そして完璧なポジションの外からタイシンが《迫る影》。最後のカフェとの叩きあいはおそらく絶好調の暴力で勝った。

 

2回戦2日目2回目(3-2)

マ好1-ゴ不2-タ不8
 ゴルシ3カードなんですがスピ1000ゴルシおる。こわい。0-2-3-4だがほぼ0-2-0-7ぐらいのポジション、そして6位かすかすで発動する最適ポジ。終盤開始時点でゴルシが2番手、1番手はもう爆逃げレベルで逃げてたマックイーンという完璧なポジション。なおタイシンは回復が両方発動しなかった。つらい。

マ不7-ゴ好3-タ絶好1
 ライアンとかまたもやハロライスとか。ゴルシ1ペア。しかしマックがほぼ出遅れたうえに前から下がってきたドトウに鬼のように進路妨害を受ける。つらい。ゴルシも内でつっかかっている。もはやこれまでか、と思ったところでどうにか《クールダウン》が有効発動し、相手のゴルシに抜かれかけるが気合で差し返した。調子~。

マ絶好5-ゴ不4-タ好2(1着黒マック)
 タ出遅れ、マタ掛かり。ゴルシ3枚マック2枚でフルハウス。さらに絶好調差しカフェとか。全体的に追い込みがぐだること鬼のごとし、かつ《直線一気》が発動せずとずるずる下がる要素が積み重なって先行マック捕まえられず。本当に先行は抜け出た1人以外はどうにもならない。

マ不5-ゴ絶好2-タ不3(1着差しカフェ)
 水着マルゼン、先行モンクエル、逃げ白マックあたり。理想展開ではあったが長距離Sスピ900かつ絶好調でスタミナギリ切れない調整のカフェに絶好調と完璧なポジションを引かれてしまった。引かれないように頑張らないといけない。

マ不7-ゴ絶好1-タ好5
 先行ジョーダン。3ペア。ジョーダンが先行する展開でゴルシがやる気を出し過ぎたのか5番手。ダメ定期。しかもタイシンは《迫る影》を踏み逃すという珍しい下振れを引き、固有の発動していないゴルシがジョーダンを捕まえて差しきった。いつも通りわからんコイツ。

 

2回戦2日目3回目(2-3)

マ普5-ゴ普7-タ不1
 マ掛かり。絶好調内枠《グッときて》採用型スカイとか。マック3枚ゴルシ2枚のフルハウス。1名逃げマック。追込3名で残りが全部先行か逃げという前めなこと鬼のごとしな編成。そして前すぎるのでゴルシが追いつけず、《迫る影》タイシンがギリッギリ差し切った。全体的に残りの6人のやる気が高すぎるし、やっぱり前めが固まると追込がすごく苦しい。

マ不2-ゴ好1-タ絶好7
 タ掛かり。水着マルゼンに絶好調デバフネイチャ。ゴルシ3カード。コーナー終わって向こう正面でゴルシ4位というアレなアレ。タイシンの金スキルも両方踏み逃すし。そして普通にゴルシが差し切るので、もうこのゴルシ《迫る影》積んでないタイシンだな?

マ不7-ゴ普4-タ好2(1着クリーク)
 ゴタ出遅れ。パワー偏重型クリークとか。ゴルシ1ペア。こう見るとポジション争いで負け勝ちなマックイーン、パワーが足りない説はある。そして内ラチ側に突っ込んでいるので賢さも下がっているな? 先行の壁がぶ厚すぎて前に出ることができず、先行が半バ身逃げ切った。先行が多すぎ、かつマックイーンがポジション争いに負けたうえで外に回れなかったので負け。パワー731の10%ダウンだと足りないか。

マ普5-ゴ普2-タ不3(1着ゴルシ)
 絶好調大外タイシンにひとつ内に好調ゴルシという一方的に不利な2ペア。相変わらずマックは先行勢の最後尾。《直線一気》もスタミナ足りてる状態で確率踏み逃し、運負けとは言いたくないがどうすればいいんだ。最終的なステータスはほぼ変わらず、かつ向こうだけ《直線一気》打ってるものとする。

マ絶好2-ゴ好5-タ不4(1着ウンス)
 マ出遅れ。デバフネイチャ2枚。ゴルシ1ペア。まあデバフネイチャ2枚引いたら概ね負ける。まあこの状況で出遅れたらそりゃ先行は目がなくなる。最近ゴルシが内側から一切動かないので全然前に出ない。絶好調等倍《アングリング》を撃たれたうえに追込が死ぬほどブロックされ、どうしようもなし。こういう「内に入りすぎる」に対する対策は多分賢さを上げるしかないんだけど、賢さを450ぐらいまで上げると多分スピードが足らない。どうしろと。

 

 

決勝

[1]○追ナリタタイシン   【迫る影】
[2]自先メジロマックイーン
[3]△逃ダイワスカーレット
[4]自追ゴールドシップ
[5]○差マンハッタンカフェ 【質実剛健型】
[6]△差ナイスネイチャ   【デバフ】
[7]自追ナリタタイシン
[8]△追ゴールドシップ   【900-1000-650、S-S-A】
[9]○先テイエムオペラオー

 

マタ掛かり。ゴルシが前に出過ぎて差し勢の中で先頭だったが、最速よりやや遅れてどうにか《不沈艦、抜錨ォッ!》。マックイーンも食らいつくが《アナタヲ》発動したカフェに刺されかかり後退、タイシンもやや内めだったのがキツいところだったがゴルシの《直線一気》がしっかり発動してくれたこともありそのままゴルシが差しきった。1バ身差の2着タイシンと同じ縦列で進行したのも良かったか。

 

 

 

 

 

勝敗記録

勝負:48/61

勝率:78.7%

 

勝ちウマ

マック:13
ゴルシ:19
タイシン:16

 

負けたときの1着

逃げ ウンス:1

   スズカ:1

先行 黒マック:2

   クリーク:2

差し カフェ:1

   癒グラス:1

追込 ゴルシ:3

   カフェ:1

   タイシン:1

 

 

 

決勝と全体の反省

 

決勝レースについてはかなり不確定要素が味方してくれたように感じる。上述した通り相手のタイシンがブロックされていたこと、ダスカの《ブリリアント》をどうにかマックイーンが踏んで終盤加速として使われなかったこと、そもそも金回復がきちんと全部発動してくれたことなどが挙げられる。ポジションを維持する用のスキルが用意できなかったこともあって、《直線一気》発動時に前が空いているかもかなり運頼りになっていたのも祈りに頼らざるをえなかったという部分に拍車をかけている。

全体としては久々に勝率が8割を割り、負け越しも2回発生するといった形になった。マックイーンの(おそらくパワーが低いため?)先行の中でずるずる下がって後ろについてしまう習性のせいでどうしてもマックイーンが勝ちを拾いづらかったのも要因のひとつであるし、タイシンの中盤スピードアップ系スキルを用意できずに《迫る影》の短い効果時間中に前に進出することができないまま沈むパターンが多かったのも要因のひとつだと考えられる。固有発動のために中盤スキルを積みづらく固有発動に成功すれば結果として外に回りやすいゴルシと同じ感覚でタイシンを育てると、かなり前を塞がれてしまう。次回のチャンピオンズミーティングではしっかりと抑えなければならない。

ただ、それを置いても長くレオ杯以来のオープンリーグ1位である。素直に喜ばしかったし、それが最初に参加したのと同じ長距離のチャンピオンズミーティングであれば喜びもひとしおである。この勝利と微かな希望を胸に、今後も頑張っていきたい。

 

 

 

後書き

ということで12月号予定だったものは以上になります。

私事ではありますが、ちょうどチャンピオンズミーティング予選最終日~決勝出走登録がクリスマス、そして12月25日・26日と名古屋でTHE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 10th ANNIVERSARY M@GICAL WONDERLAND TOUR!!! CosmoStar Landに参加しており、さらに26日夕方~翌朝の愛知は降雪により交通機関の麻痺等々がありとてんやわんやの極みでした。駅のロッカーにPCが取り残されたまま表示より早めに駅のシャッター閉められたときは本当に死ぬかと思いました*6。皆さんも遠征をする際は財布と時間と予定に余裕を持ってお望みください。タイトルの「雪に振り回された」部分はここです。なお1月のチャンミはレース場で振り回されるもよう。

そういうわけで、今月の3連記事最終章である地獄の初物づくし1月カプリコーン杯編に話は続きます。これを書いている時点ではまだ日程が出ていないのですが、既にルームマッチは地獄の様相を呈しているようです。こちらも抜かねば無作法というもの。

というわけで、読んでいただける場合はそちらでお会いしましょう。

*1:終盤ランダムに発動する。だいたい《乗り換え上手》の下位スキルである《差し切り体勢》の先行版だと思えばいいらしい。

*2:原作では親子であるメジロライアンメジロドーベルのスキルが似ている、というのは憎いところである。ありがとうサイゲ

*3:《尻尾上がり》の上位スキルであり、中盤にスキルを3つ発動するとスピードが上がる。尻尾の滝登りってどういう状況なんだろう。

*4:今見返したら前回の長距離チャンミも息抜きと称してサボっていた。何か学んだのかお前は。

*5:その時は60連ほど回して来なかったが、新年キャンペーン第2弾の☆3確定有償ガチャで来てくれた。なおSSR確定有償サポカガチャはシャカールが来た。なんらかを匂わせるな

*6:翌朝取りに行きました。

財布の薄さと構成限界に挑む通常ガチャ無課金勢のスコーピオ杯オープン叙事詩

 

 

 

(諸々を飛ばしたい方は以下の目次をご活用ください)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前説

 

お疲れ様です。斬進です。自分用オープンリーグ記録もなんだかんだ来月ぶんで半年になるらしくてビビってます。誰の参考にもならないと思いながら書いていますが、今回の育成にあたってスタミナ量の目安ぐらいにはなったのでまあまあ記録を取ること自体は役に立ってるなという自覚が生まれました。参加するぶんには続けていきたい。今後もこの体裁を取るかは不明ですが。

ということで今回は完全に1名キャラを縛って残りを考える、という新しいアプローチで挑むハメになったスコーピオ杯の記録です。正直かなり辛かった。というか色々考えて水着マルゼンスキーがいないならダイワスカーレットがかなり安定択なのがつらい。それでもやらなきゃいけない夢が僕らにはある。

よって今回、主に育成ウマの選抜について微妙に参考にならない部分があるかと思います。お読みいただいている方におかれましてはご了承のうえスクロールをいただけると幸いです。

 

 

 

スコーピオ杯基礎スペック

 

東京レース場・芝2000m(中距離/根幹距離)・左回り・秋・雨・重 。

モチーフは天皇賞(秋)*1

通常のトラック状コースではなく、第1コーナー部分が直線になっている最外周を回るコース。開幕は直線で第2コーナー中頃付近で序盤が終了。向こう正面の途中、レース中央手前付近で坂の上り下り。第3コーナーに入った直後にレース中央があり、最終コーナー中央手前で終盤が開始。コーナー終わりから立ち上がって500m強の最終直線。

 

 

 

動機と見渡したメタ

 

10~11月に開催されるGⅠはそこそこ数があれど、恐らくジャパンカップかこれのどちらかだろう、と言われていた片割れだった。

天皇賞(秋)。そうなると私にはやらなければならないことがあった。サイレンススズカである。

ざっくり言うと「最初に触れたウマ娘のコンテンツがアニメ1期、かつ序盤とにかく育成を回すにあたって大逃げだったスズカを大量に回したこともあり愛着がある」私にとって、チャンピオンズミーティングが天皇賞(秋)であるということはつまり、逃げはスズカを選ばなければならないということを意味する。何としても彼女に大欅の先、4コーナーから最終直線の景色を見せなければならない。

よって逃げ枠はサイレンススズカになった。性能で言えば何といっても《コンセントレーション》と《左回り》が確定で貰えるため左回りのチャンピオンズミーティングでは【地固め】育成のハードルが幾分か下がる、というのが育成面での強み。レース面においては固有スキルの《先頭の景色は譲らない…!》がミホノブルボンの《G00 1st.F∞;》と同様にハマった場合の2段階スピードアップとして差しからの逃げ切りに貢献する。

ただし《先頭の景色》は「最終直線開始時以降で自分が先頭、かつ2番手との差が少し開いている」という条件のため、この固有を有効に発動させるためにはスタミナと《アングリング×スキーミング》*2の確保による終盤スパートの加速力上昇が必須。しかし、《ブリリアント・レッドエース》で中盤のポジションをキープしやすいダイワスカーレットと違い、発動の可否・タイミングともに不安定な通常スキル*3でポジションを維持できるかの不安はある。また、今回は《スリーセブン》が最終コーナーの入りで発動するので《グッときてChu♪》も非常に安定かつ有効に発動するのだが、スズカにはそれもない。スズカにあるのはただひたすらにスピードへの渇望と、最終直線まで先頭を維持したときのボーナスだ。実際問題「上手く固有が発動したとしても《乗り換え上手》発動+加速系固有発動できた差しに差し切られない?」とか思わないでもないが、とはいえそもそも今手元に「スズカに我慢してもらう」という選択肢は無いのだ。無いったら無いのだ。

ではスズカにある程度有利にレースを運ぶためにはどうするか。スズカの固有発動にざっくり必要なのは、「序盤抜け出すこと」「中盤先頭を維持すること」「前2つによって《アングリング》を発動させること」となると思われる。終盤の最終コーナーよりも最終直線のほうが圧倒的に長いこともあって、《アングリング》から《先頭の景色》までの間にピンポイントで抜かれる可能性については一旦置いておく。逃げの間では《アングリング》は1名しか発動しないため自分のものさえ発動すれば差をつけることができ、かつ《紅焔ギア/LP1211-M》や《ヴィクトリーショット!》は継承すると最速発動で終盤直前に効果が切れてしまうことを考えると、少なくとも逃げあいにおいては《アングリング》を発動することが目標になる。ちなみに逃げの終盤入ってからのスピードアップ方法は基本的に《末脚》とかになるので、「差しに差し切られる」に対しての本人の中での対策は非常に難しい。ステータスとリードの勝負になる。

ここで再三の確認になるが、オープンリーグの逃げにおいて非常に難しいのは序盤ないし中盤の先頭維持である。序盤には《地固め》、中盤には《尻尾上がり》という抜け出し方法があるにはあるが、これらをオープンリーグで両立しようとするとおそらくステータスが酷いことになる。必要スキルの数が多すぎるからだ。これを解決するために、固有でこれらを解決できるウマがオープンリーグの逃げでは強いと思っている。具体的に言えば、序盤でハナを取れなくても固有のおかげで巻き返しが図りやすい水着マルゼンスキーや、序盤ハナを取れれば中盤で詰められても固有のおかげでリードを維持しやすいダイワスカーレットなどである。そしてスズカには《急ぎ足》はあるが、《急ぎ足》しかない。逃げスキルであるため評価点は高くなるし、ハナを奪われた場合はどうしても上記2名のスキルに対して優位に立つまでに至らない。

だが、このチャンピオンズミーティングというレースは、スズカ1人で走るわけではない。仲間が、あと2人いるのだ。つまり、デバフである。

もちろん、デバフを投げても基本的には不安定である以上、ステータスがカツカツになるゆえに事故の多いオープンリーグで1エース2デバフは非常に厳しい。だが、走る可能性を残しつつデバフを捲ける人を用意する、というキャンサー杯でちょうど用いた手法が最も的確であると考えた。

その場合、現在の手持ちで適格なのは3名。グラスワンダーシンボリルドルフ、そしてマンハッタンカフェである。グラスワンダーはキャンサー杯・レオ杯での実績通り、《独占力》を覚えながらさらに覚醒スキルで《乗り換え上手》が手に入り、《円弧のマエストロ》を含めてギリギリ足りるという強引ではあるが走る余地を残したデバフ搭載差しとして優秀。シンボリルドルフは《乗り換え上手》こそサポートカードに頼ることになるが、固有の《汝、皇帝の神威を見よ》のスピードアップ量は非常に多くハマった時の爆発力は申し分ない。しかし最終コーナーで《独占力》発動から最終直線で《汝、皇帝の神威を見よ》までが非常に短いため、固有最速発動を狙うなら相応にパワーを高める必要がある。そしてマンハッタンカフェ。デバフ量は対象の数が多いため効果量そのものはかなり小さいが、中盤に現在スピードを下げることができる唯一の存在だ。継承や走るデバフとしての諸々のスキル準備は大変だが、中盤ハナを奪われにくくするアプローチとしてはこれしか手段がない、というのが現状である。

しかし、徐々にルームマッチ勢の環境が流れてくるにつれて状況が変わってくる。2000mという中距離最短であるレース内容が相俟ってか、逃げと先行が高い勝率を誇っているのだ。差しも勝つ場合は勝つが、加速スキルがあっても負けやすいうえに加速スキルがなくても勝つときは勝つという非常に運任せ、かつ他者任せなものになっている。おそらくいつも通り《乗り換え上手》ガチャないし《レッツ・アナボリック!》ガチャになってはいると思うのだが、やはり安定しないとなると勝ちの報告も少ないのだろうか。少しだけ「もうマンハッタンカフェグラスワンダーを両方積んで逃げ-差し-差しにしてしまうのが一番なのでは……?」と考えてもいたのだが、あまりにも勝率が低いとなると話は変わってくる。少なくとも決勝まで行けたなら、逃げ-先行のラインを作らないと難しくなるだろう。

今回有望とされている先行ウマはタイキシャトル・新衣装ゴールドシチーマヤノトップガンなどの先行適性がもとからあり、かつやや発動条件の緩めな加速度アップ系の固有を持っているウマがメインになっている。最も強いのはタイキシャトルだが、タイキシャトルを今回のチャンピオンズミーティングで走らせるには中距離因子が大量に必要になるうえに中距離Sにもしづらい*4という難しさがある。

そして環境解析が進むにつれルームマッチには先行が溢れ、最終的には「先行が多すぎて差しの《アナボリック》が発動せず《紅焔ギア》や《ヴィクトリーショット》を叩いた先行に追いつくことができない」という究極状況が発生しているようだった。ルームマッチ勢という上澄みの上澄みであることは承知の上*5だが、やや斜め上の方向で《アナボリック》が不安定になる、しかも出走者決定の時点で先行過多であるという逆風をレース内で覆すことは難しいというのは《アナボリック》型については逆風と言わざるを得ないだろう。差しの型はおおむね【アナボリック+乗り換え上手型】*6と【位置押し上げ型】*7に分かれるため、差しはかなり後者の育成も視野に入ってくると思われる。もしくは《アナボリック》ぶんを他のスキルやステータスに振り、《乗り換え上手》の運に全てを賭けるタイプか。今の育成状況では基本的に【位置押し上げ】をマンハッタンカフェが、【乗り換えガチャ】をグラスワンダーが用いることができる。【位置押し上げ】に《先行ためらい》を積むことは容易*8なため、それも視野に入れつつ育成を進めることにした。

 

 

 

おことわり

※実はここから先のメモ垂れ流し部分以外は年も変わって1月中旬になってから書いています。そのため候補の同一バの中からどれを出走させたのかがかなり不正確になっており、またメモに書いていない部分については可能な限り当時の思考をトレースしてはいるものの当時とは違う結論に至っている部分も多いと思います。あらかじめご了承ください。

ネタバレするとわりとどうしようもなく負けて辛くなってしまい12月上旬にこの記事を触るのを諦め、その後プロット書いたり有馬記念育成してたりしたら年を越してしまいました。そう考えると3枚出遅れで負けた次の月に頑張ってここまで書いてた自分って凄い。その凄さをどこへやった。

 

 

 

育成したウマたち

 

 

・地固めサイレンススズカ

940-701-677-353-381 適性A-S-A 8106点

《先頭の景色は譲らない…!》Lv1

《貴顕の使命を果たすべく》

《アングリング×スキーミング》

《円弧のマエストロ》

《集中力》

《先駆け》

《地固め》

《左回り○》

《道悪○》

 

・先行タイキシャトル

916-696-777-427-409 適性A-S-A 8164点

《ヴィクトリーショット!》Lv1

《貴顕の使命を果たすべく》

《円弧のマエストロ》

《抜け出し準備》

《東京レース場○》

《先行のコツ○》

 

・差しマンハッタンカフェ

883-852-793-326-481 適性A-A-A 8169点

《アナタヲ・オイカケテ》Lv4

《汝、皇帝の神威を見よ》

《雨の日◎》

 

・独占力入りグラスワンダー

835-710-623-330-422 適性A-S-A 8185点

精神一到何事か成らざらん》Lv4

《円弧のマエストロ》

《乗り換え上手》

《独占力》

《秋ウマ娘◎》

 

 

 

本番の記録

 

スコーピオ杯を観戦しながら取ったメモをおおむね無編集で垂れ流す。前回までに増して適当になっている。

変わらずマッチングは基本的に各ラウンドの開始直後13時ごろ、または午後7時~0時の間に回している。

 

1回戦1日目1回目(3-2)

ス普5-タ不2-カ絶好3(1着先行マヤノ)
 カフェ出遅れ。カワカミとか。《アナタヲ》も《ヴィクトリーショット》も《先駆け》も出ないのでそりゃ勝てない。カフェも前が遅すぎて何もしないで走ってたのにポジキープに引っかかる。どうすればいいんだ……?

ス絶好2-タ普1-カ不3
 カフェ出遅れ。先行《神威》エルとかデバフネイチャとかファル子とか。スズカの《マエストロ》が不発。デバフネイチャのデバフ対象が逃げと差しだったのもあり、先行のタイキが綺麗に釣れた。

ス絶好3-タ普1-カ普2
 先行アナボ皇帝とかスピ1000蓋気味逃げマルゼンとか。マルゼンは大外に回されたのでかなしみを背負っていた。3コーナーの入りで既に先頭はタイキシャトル。あとは流れで。スズカもかなり理想形だったんだけどタイキが強すぎるというかなしみ。

ス普8-タ不5-カ絶好6(1着先行カフェ)
 カフェ掛かり。デバフネイチャ2枚とか先行カフェとか。2-2-5-0の嫌すぎる展開。単純にデバフが少なかったので負けた、以上。こまごまとしたデバフも含めてデバフが2枚いるチーム2つと当たってうちは《アナタヲ》しかないし《アナタヲ》も発動しなかったのでそりゃ勝てんわ。

ス絶好4-タ不1-カ好2
 タイキ出遅れ。水着マルゼンとか。かなり理不尽にハナを奪われ、《貴顕》も《ヴィクトリー》も発動しない。それでもゴリ押しでどうにかしたが、ちょっとあまりにも不安定なのはどうにかならないのか……?


1回戦1日目2回目(5-0)

ス普2-タ普4-カ好1
 タイキ出遅れ&掛かり。スズカは理想形だったが《アングリング》が発動しないというしんどみ。掛かったぶんでタイキは途中で速度が乗り切れず、最後にはカフェが差し切った。スズカの固有も発動しないっていうか見てなくない?

ス好2-タ不7-カ不1
 逃げ皇帝とか。全体的に不調、かつスズカの《マエストロ》も発動しない。全体的に内側に押し込まれたが、偶然内側の前が空いたのでカフェがどうにか差し切った。スズカ、賢さが低いのか……?

ス絶好3-タ不1-カ普2
 スズカとカフェが出遅れ&掛かり。先行グラスとか。1-7-1-0のぐだぐだ展開。キツい。出遅れと掛かりが両方入って台パンしかける。最終的に大外に回れたのでギリギリセーフではあったけど、という感じ。

ス好7-タ不2-カ好1
 スズカとカフェ出遅れ。ライアンとか先行釣り白マックとかヒーラーグラスとか。また《アングリング》が発動しない。賢さ200ぐらいだったっけこのスズカ……。スズカは固有発動まで引き離せず、カフェとタイキのデッドヒートに。

ス好1-タ普3-カ不2
 タイキ掛かり。根性1000越え逃げライスとか普通の逃げライスとか先行秋皇帝とか。10走目にしてようやく《アングリング》が発動、そこまで行けば《先頭の景色》が初発動。いやホントに「私が見たかったもの……!」なんだよな。発動さえすれば最強の宝具。
 

1回戦1日目3回目(4-1)

ス普2-タ普1-カ不3
 水着マルゼンとかハロクリとか。スズカ大外で相手のスズカが大内、水着マルゼンが3番。この野郎。しかしどうにか先駆けぶんで前に出られたっぽいが、《グッときて》を被せられる。しかしギリギリ内から《貴顕》発動で差し返し、《アングリング》から《先頭の景色》。とはいえ最有効ポイントで《ヴィクトリー》が出ると強い強い。というかこの水着マルゼン、スタミナが青いんじゃが……?

ス普3-タ普2-カ普5(1着ライアン)
 タイキ出遅れ。またも水着マルゼンだしまたもスズカ大外。やんわりデバフネイチャもいる。なんやねん。タイキは出遅れたが先行が他にいないので問題なし。微妙にポジションが上手くいかずスズカがずるずる下がる展開。つらい。そしてデバフのせいでライアンに差し切られる。純粋に速度を下げるデバフ、やっぱり安定のためには必要なのか……?

ス普3-タ普2-カ絶好1
 カフェ掛かり。先行ヒシアマ姐さんとかハヤヒデ2名とか。この前にもちょいちょい見たし、ハヤヒデ人気なんか? 単騎逃げの様相を呈する。3コーナー手前で前方が非常にごちゃつき《八方にらみ》等々来るが、絶好調って強い。外から回したタイキの更に外からカフェが差し切った。

ス普4-タ絶好1-カ普3
 タイシンとゴルシがいる。内枠ぶんでブルボンにハナを奪われ、そのまま2バ身ほど離される。こうなるとメチャクチャ辛い。ブルボンの《アングリング》から《G00》まで完璧に繋がるが、それでも固有を発動した絶好調タイキが捕まえて2バ身。……じゃあもう逃げ勝てなくない?

ス好1-タ絶好3-カ不7
 スズカとカフェが出遅れ。セイウンスカイセイウンスカイ……。先行デジタルもおり、ライアンもかなりのバルク量。先行黒マックの等倍《貴顕》に詰められるが、かなりのスレスレで《アングリング》が間に合う。そこからは横綱相撲達成。えらい。

 

1回戦2日目1回目(4-1)

ス不4-タ好1-カ好2
 スズカ掛かり。ダブルウンスとかダブル赤テイオーとか。芝S補正ぶんっぽくハナを奪われてから原因不明のずるずる下がりでスズカが早々に3番手。そのせいで《ヴィクトリー》も発動しないというつらさ。しかし脚質補正か単純なスピード差か、デバフを食らいながらも無理矢理ぶっこ抜いた。

ス好3-タ不1-カ絶好2
 カフェ出遅れ。1人明らかに初心者の方と当たってしまい、まあ《ヴィクトリーショット》が見込めない。とはいえゴリ押したら勝った。やっぱりよっぽどのことが無い限り先行のほうが逃げより強くなってるっぽい。

ス不3-タ不6-カ絶好4(1着質実剛健グラス)
 カフェ出遅れ。先行オグリ2枚とかゴルシとか。今回は差し-追い込みがそこそこいるのでこの出遅れが致命傷にならないことを祈る。最終的に絶好調グラスが調子の暴力で《先頭の景色》発動したスズカを差し切った。調子ガチャ失敗。

ス好1-タ不2-カ絶好3
 タイキ出遅れ、カフェ掛かり。タイシンとか先行秋皇帝とか。出遅れが致命的に響いて前半はタイキが先行勢最下位だったが、そこから順位をしっかり押し上げて3位まで上げる。スズカはハナ差で先行フクキタルから逃げきって《アングリング》から《先頭の景色》。タイキは調子ぶんあるがもうひと伸びだったか。

ス絶好5-タ普2-カ普1
 タイキ&カフェ掛かり。白マックがもうひとり逃げでいたがほぼ先行ぐらいの立ち位置。3コーナー前にタイキに先頭が変わって普通に走り、150m付近でカフェに先頭が差しかわる。《アナタヲ》が3コーナー入り付近で出たこともあり、固有がかなり有効に発動した形。

 

1回戦2日目2回目(5-0) ※深夜周回

ス普1-タ普2-カ絶好3
 タイキ掛かり。フジキセキとか内枠ウンスとか。ほぼ単騎逃げの様相。やはりスズカは中盤にかなりリードを食いつぶす形にはなっているなぁ。とはいえ《貴顕》→《アングリング》→《先頭の景色》。《ヴィクトリーショット》も発動して、カフェも《アナタヲ》→《神威》。ほぼ全員が理想展開という、ようやく見たいものが見られた感。

ス絶好2-タ好1-カ不4
 スズカ掛かり。大内ブルボンとか先行マヤノとか。なおうちのスズカは8番。長めに掛かるパターンを序盤で引いたのでわりとスタミナあやしげ。《アングリング》も《ヴィクトリーショット》も発動しなかったが、無理矢理内からタイキが突っ込んだ。わりと先頭だったマヤノがスキルガン振り型っぽかったのでステータス差で押し切ったか。

ス普4-タ普1-カ絶好3
 タイキ&カフェ出遅れ、スズカ掛かり。走るほうのネイチャとか。スズカ3名のピーキー極まりないレース。なお全員タイキが外からやった。《ヴィクトリーショット》、ペースが上がらないと発動しない。でも勝つの、なんか間違ってる感が半端ない。まあスズカの中では一番順位高かったしヨシ。

ス普1-タ普3-カ絶好2
 タイキ出遅れ。ライアン2枚にタイシン。しんど。先行黒マックの等倍《貴顕》に追い縋られるも《アングリング》を踏み切って……ってどこかで書いたなこれ。《アナタヲ》が中盤発動したのでカフェもかなり食い下がった。つよい。

ス絶好2-タ普6-カ不1
 先行ウエディングマヤノとか通常マルゼンとか。スズカ、ゲート完璧。つまり《地固め》を踏み逃す。スズカがギリギリで先行に捕まったうえにタイキがめちゃくちゃブロックされてしまい、もはやこれまでか……と思ったところでふんわり空いた隙間に《アナタヲ》+《神威》がぶっ刺さってカフェがするするっと上った。これが影走りか。つよ。

 

1回戦2日目3回目(4-1)

ス普2-タ好1-カ好3
 カフェ出遅れ。デバフを投げられてスズカはハナ奪取に失敗。しかしスズカがねばったおかげでタイキが3番手になり、《ヴィクトリーショット》からぶっこ抜く。それでもカフェも3着に入線したため、やっぱり《神威》の倍率がめちゃくちゃ高い。

ス不5-タ好1-カ絶好6
 スタートは問題なかったがやはりスズカがハナを奪われる。やっぱり《地固め》パッケージより中盤スキルなのか……? レース自体はタイキの横綱相撲だったが、スズカの非地固めアプローチも一考の余地あり。

ス好3-タ普2-カ普4(1着goof型差しライス)
 逃げの中で最内に入ったもののやっぱりあっさりハナを譲りかける(どうにかキープ)。ただし9番手からの《独占力》が6人全員にクリーンヒット。まあそりゃ負けるわなシリーズ。とはいえどうにかしなきゃいけないのだが、どうにもならない場合はどうすればいいんだろうか。

ス普3-タ不2-カ普1
 カフェ掛かり。ゴルシ2枚とかデジたんとか。単騎逃げ。スピードが出なかったからか3コーナー前で前からタイキ-カフェ-スズカ。カフェ????? そのまま差し切った。カフェ?????

ス絶好1-タ不2-カ不3
 スズカ出遅れ。FAフクキタルとか絶好調ゴルシとか。出遅れても《地固め》踏めないのキツくないか? とはいえ単騎逃げなのでそこまで大きな問題にはならず。《アナタヲ》が速めに発動し、さらに《アングリング》→《先頭の景色》。グラスのデバフは既に射程外だったらしく、絶好調も相俟って完璧に逃げ切った。ありがとうスズカ……。

 

2回戦1日目1回目(4-1)

ス好1-タ好2-カ普4
 ゴルシ2名とか先行皇帝とかデバフグラスとか。どうにか中距離S内枠の逃げマヤノからハナを奪い、《貴顕》は無いながらも《アングリング》→《先頭の景色》。《独占力》からも逃げ切り、《先行ためらい》があったのもあってスズカが逃げ切った。えらい。

ス好1-タ不2-カ不3
 カフェ掛かり。大内スズカとかスタミナデバフネイチャとか。《地固め》ぶんできっちり前に出きり、スタミナデバフは余裕があったので余裕で耐える。相手のスズカが《マエストロ》《逃亡者》のみだったこともあり、ハナさえ奪えればなんの問題もなくスズカが逃げ切った。俺嬉しいよ……。

ス不4-タ好1-カ不2
 カフェ出遅れ。差し秋シチーとかデバフグラスとか、ついに現れた先行タイキとか。単騎逃げ。相手のタイキが3コーナー付近でスズカを捕まえるが、逆説的にそれはこっちのタイキだけ《ヴィクトリーショット》を撃てるということ。加速度の差は覆し難い。

ス好5-タ不3-カ好2(1着ゴルシ)
 スズカ掛かり。先行皇帝2名とかオペラオーとか。出だし完璧、つまり《地固め》なし。掛かりと最初5番手だったのもあってややスタミナ不安。いろいろな事故が重なり全員団子、そうなるとさすがにゴルシが強い。タイキもカフェもめちゃくちゃブロックされてた。

ス普1-タ普2-カ好4
 また単騎逃げかい。とはいえゴルシに対してセーフティリードを築ければ、先行黒マック以外に恐れる先行はなし。先行組が団子でわちゃわちゃしてる間に悠々と

 

2回戦1日目2回目(5-0)

ス好3-タ普1-カ不8
 タイキ&カフェ出遅れ。デバフネイチャ2枚に水着マルゼン、もう気持ちとしては「あーマッチングで負けたなー」という感じ。単純にデバフ系がたくさんいるとデバフネイチャを持ってない人間に人権がなくなるので、まあ終わりという感じ。ただ《先行ためらい》2枚じゃなかったことと、逃げが3枚いて《ヴィクトリーショット》が打てる盤面だったこともあってギリギリ差し切った。べらぼうに差しがいたのでカフェは出遅れが響いた。

ス絶好1-タ好4-カ不7
 タイキ&カフェ出遅れ、カフェ掛かり。地固めファル子にアンスキタイキという逃げ絶許たちにスズカが2名。なんか最近おんなじウマが同じように出遅れるセットが多い。乱数偏ってる? 半分行くまでにどうにかハナをファル子から奪い返し、《貴顕》→《アングリング》→《先頭の景色》にタイキは《ヴィクトリーショット》。今回は調子と先行勢がややもだついたのもあってスズカががっつり勝ち。

ス好7-タ普1-カ不3
 カフェ出遅れ。絶好調大内サイレンススズカという絶望の塊、さらに大外ゴルシ。カフェ3連続不調&出遅れ。マジで今回同じウマばっかり出遅れるし乱数偏ってる。かなり縦が圧縮され、《ヴィクトリーショット》からタイキが4コーナー直前で前に出る。ゴールドシップとの叩きあいだったが、どうにか逃げ切った。

ス普2-タ普1-カ好4
 逃げハロライスとか。なるほど、自分より前に出る相手がいると仮定すればちゃんとスタミナデバフが機能する……のか? かなりギリギリで先行秋皇帝にハナを奪われ、タイキにも《先行ためらい》。ただ地力のスピードステータスでギリギリねじ伏せた。

ス普2-タ好1-カ好3
 タイキ掛かり。タイシンとか釣りファル子とか。《地固め》ぶんでファル子にギリギリハナを譲らず向こうの《アングリング》を潰したうえでタイキの《ヴィクトリーショット》。今回は調子もあってタイキの勝ち。

 

2回戦1日目3回目(4-1)

ス好4-タ絶好1-カ不2
 スズカ・タイキ出遅れ。デバフ副会長にウンス・スズカ。スズカは内枠だったこともありまあ出遅れが致命的。たぶん最遅パターンだったのでコンセ積んでも無理なヤツ。さらにスズカが粘りきれず《ヴィクトリーショット》が発動せず。しかし相手のスズカが《先頭の景色》を発動した後、おそらくスタミナ不足で加速しきれずずるずると下がっていく。結果としてどうにかタイキがリードを保ちきった。

ス絶好1-タ普2-カ不3
 スズカ&カフェ掛かり。デバフグラスのほか、初めてカフェの同業者を見た。しかも《点火・力》持ち。久々、というか初めてレベルでタイキが《マエストロ》を踏み逃す。3コーナー直前で《アナタヲ》が発動するいいパターン。デバフを投げられるが《貴顕》→《アングリング》→《先頭の景色》の黄金パターンの前には無力。3バ身離す理想の走り。

ス好1-タ普2-カ不4
 モンクエルとか逃げ白マックとかヒシアマ姐さんとか。あと8番絶好調ゴルシ。最速《貴顕》からいつもの3固有セット、さらに《アナタヲ》+《神威》セットも同時発動。どれぐらい逃げを引き剥がすのに寄与したかは不明だが、それはそれとしてスズカが気持ちよく勝ってるので俺嬉しいよ。

ス好7-タ好2-カ普3(1着差しウオッカ
 タイキ掛かり。スピ1000近くの質実剛健逃げダスカとか、差しウオッカと大外差しグラスが絶好調だったりとか。ダスカにハナを奪われると《ブリリアント》で誤魔化されるので譲りたくなかったが謎のずる下がりで《ブリリアント》を踏まれる。タイキも謎に内に入ったが、どうにか逃げの間を入る。しかし《先行ためらい》2枚は絶好調かつスピパワ両1000でスキル発動やポジションガチャに勝った差しに勝つには足を激しく引っ張った。というかもしかして死ぬほど上振れ引かれた……?

ス好1-タ好2-カ普5
 デバフ先行ネイチャとかタイシンとか。スズカが8番、かつ先行ネイチャが9番なのでどこをどうやっても《魅惑のささやき》がスズカに当たるという嫌がらせの極みみたいな立ち位置。それでもどうにか内枠側にいたブルボンをブロックして《貴顕》→《アングリング》→《先頭の景色》、タイキも最速《ヴィクトリーショット》。問題なし。2位と3位の間に6バ身ある。

 

2回戦2日目1回目(4-1)

ス不4-タ普1-カ普3
 スズカ出遅れ、カフェ掛かり。絶好調逃げマヤノとかライアンとか。無理矢理内からハナを奪われて《脱出術》されるがタイキが無理矢理ハナを奪ってゴリっといった。2-1-5-1だったのでライアンは《アナボリック》できず、ギリギリタイキが逃げ切ったかたち。

ス絶好4-タ不2-カ好8(1着ゴルシ)
 水着マルゼン・スズカ・デバフネイチャの嫌すぎる組み合わせと当たる。しかもデバフネイチャもう1枚。わりともう帰りたい。《地固め》ぶんで前に出るがゲロほど外枠なので抜ききれず。キレそう。タイキがかなりもったが、1名だけデバフを何故かくらわなかったゴルシが勝つのはまあそりゃそうという感じ。

ス普1-タ不3-カ好2
 絶好調ウンスとか、差しタキオンとか。ウンスの2つ内だったこともあり《地固め》からかなり広めにリードを取ることに成功。あとはいつもの《貴顕》《アングリング》《先頭の景色》。《逃げためらい》と《独占力》を振り切って今1着でゴールイン。

ス絶好6-タ普1-カ普5
 スズカ&カフェ掛かり。黒シチーとか追込皇帝とか。タイキ3枚。なんなんだ。うちのタイキが一番スタミナに自信があります、とか書いてたら《マエストロ》を踏み外す。じゃあ変わらんやんけ。逃げのみデバフ2枚に加え先行がめちゃくちゃ多かったこともあり逃げは沈み、タイキがまたライアンに競り勝った。心臓に悪い。

ス好1-タ好3-カ普2
 タイキ掛かり。絶好調先行秋皇帝とか絶好調差し皇帝とか先行黒マックとか。先行がもだついている間にギリギリ《アングリング》が間に合い、《先頭の景色》でスピードアップしたタイミングで後ろの《独占力》が発動するもののギリギリ射程外に抜け出せた。そして先行は射程範囲内だったとくれば、結果は火を見るより明らか。

 


カフェ→グラス
 カフェの固有のおかげで逃げ切れてる、という感じでもやっぱりなさそうなので直接的に《独占力》を入れてみる。

 

 

2回戦2日目2回目(3-2)

ス好4-タ絶好1-グ不5
 全員出遅れ。8番絶好調ゴルシとか。お試しやろうと思ったら何も参考にならない出だし。勝ったとてだろこれ。隣のタキオンが等倍《アングリング》を防いでくれたので、感謝しながらタイキがそれを外からぶっこ抜く。わりと危なかった。スズカがどうにもならなかった理由? 出遅れたからに決まってるだろ。

ス絶好2-タ普4-グ不5(1着先行黒マック)
 グラス出遅れ&掛かり。大内ウンスに水着マルゼン、絶好調大外先行黒マック。なんか自分の所以外は理想的なポジション引いてる。うちのスズカ8番やぞ。タイキが一生ブロックされて7位、あとは何事もなく《アングリング》をスズカに撃たれ……と思ったら先行マックが強い。絶好調大外なんだからそらそやろ、と言ってはいけないのが苦しい。スピードは全然足りてなかったので、たぶんタイキがブロックされてなかったら勝ってた。

ス不8-タ絶好1-グ好6
 大内絶好調スズカとかデバフネイチャとか。逃げ計4枚。逃げどうしでの抜きあいになると外枠のほうがやや有利か、と思ってたらあっという間にスズカ6番手。約5バ身離された《アングリング》になんとタイキが地力で追いついて差し切った。やっぱり固有が出ると逃げはタイキに無力。というかうちのスズカ以外好調か絶好調でうちだけ不調なのやめてくれんか。

ス好1-タ普4-グ好2
 スズカ掛かり。先行が副会長・花嫁副会長・ナリブ・黒マック・うちのタイキと5枚場。《貴顕》が発動せずかなりギリギリにはなったが逃げきって《アングリング》→《先頭の景色》。今回は先行が多すぎて《ヴィクトリーショット》がほぼ死にスキルになってしまった。あと初めて明確に《乗り換え上手》ガチャに成功。最速発動すると強いな……。

ス不4-タ不3-グ絶好2(1着地固め貴顕ウンス)
 タイキ出遅れ、スズカ掛かり。差し秋シチーとかスピ1000地固め貴顕積みウンスとか。後者どうやって勝つんだ、デバフネイチャもいるし。しかもこっちは全体的にエース2名が不調で、グラスが差し切るルートは基本的に《乗り換え上手》に成功しないといけない。さらにスズカは《地固め》を踏み逃し、相手は綺麗に踏む。グラスの《独占力》すら発動せず。「負けろ」と運営に言われている……。

 

 

最後のヤツ、勝つ可能性が大きく減ってたのがやっぱりつらいので勝ちルートが多めなカフェに戻してしまう。意思の弱さ。

 

 

2回戦2日目3回目(4-1)

ス絶好5-タ不1-カ普4
 地固め貴顕ウンスとかデバフグラスとかデバフネイチャとか。デバフ2チームの時点でわりと負け濃厚説。《アナタヲ》が向こう正面側で発動するよさめな形。3コーナー前で《ヴィクトリーショット》よりも先に前に出てしまい、かなりごりごりにデバフを受ける。《鼓動》付きの差しオグリが迫るが、どうにか逃げ切った。2-2-5-0と前が少なすぎるとこういう事故もありうる。というか差し-差し-差して。

ス絶好4-タ普3-カ普8(1着ドーベル)
 カフェ掛かり。ドーベルとか貴顕水着マルゼンとかデバフネイチャとか。カフェがかなりブロックされて内の後ろに押し込まれる。あとはデバフが死ぬほどうちのチームだけにバラ撒かれて解散みたいな感じ。多分差しはふんわりしたポジション争いに勝ったウマが勝った感じ。相変わらずこれに対する解答が「ステータスが足りないからもっと上げろ」にしかならないので、どうしたものか。

ス不2-タ普1-カ普4
 大内絶好調タイキとか。緑と《集中力》が全部発動するも《地固め》が発動しない泥沼パターン。ギリギリタイキが《ヴィクトリーショット》を踏み逃したうえに《アングリング》も条件達成ながら発動しないという吐いていいタイプの内容だったが、タイキの地力とポジション優位だけでどうにかした。勝ったには勝ったが何も納得いかないし絶対こういうことが起こると思わないほうがいいパターン。

ス不8-タ好1-カ普6
 ダスカ・2番地固め水着マルゼンの嫌な逃げコンビ(しかも両方調子好調なので2段階差)とかデジたんとかゴルシとか。内枠ぶんでハナを水着マルゼンに奪われ、タイキは出遅れてもいないのに先行勢最後尾。悲しすぎることに「スズカがずるずる下がったから」タイキの《ヴィクトリーショット》が発動し、そこからどうにか抜ききった。正直見ててしんどいが、逃げ同士お互いの調子とスキル発動ガチャに勝てないと勝てない。そんなウマとスキル構成にした自分が悪い。

ス好2-タ普6-カ不1
 無限デバフネイチャ編。単騎逃げで差しの多い盤面。3コーナーの入りで《アナタヲ》発動でじわっとデバフを投げ、《逃げためらい》をものともしない先頭が走り抜けた。そりゃそうだ、最終直線立ち上がりでなぜか2着にいたのはカフェだったから。タイキは《ヴィクトリーショット》が発動したものの一生ブロックされてた。賢さとパワーは先行としては納得できる程度には用意してあるほうだと思うんだけどな……。

 

 

決勝

[1]○シンボリルドルフ -差し
[2]自タイキシャトル  -先行
[3]○ミホノブルボン  -逃げ
[4]自サイレンススズカ -逃げ
[5]●ナイスネイチャ  -差し
[6]自マンハッタンカフェ-差し
[7]●タイキシャトル  -先行
[8]○ヒシアマゾン   -追込
[9]●メジロマックイーン-逃げ

3-2-3-1のややスタンダードな形に落ち着いた決勝。差し以外ためらい積みデバフネイチャとか、中距離S固有のみでスピ1000スタパワ850の武闘派タイキとか、《独占力》だけ積んである皇帝とか……勝てないのでは?
タイキ出遅れ&掛かり。ただでさえ隣のタイキがめっちゃ強くて外枠なので致命傷でしかない。しかも《マエストロ》踏み逃したな? こうなると等倍《貴顕》がキツい……がギリッギリ《貴顕》→《アングリング》→《先頭の景色》がつながる……がデバフ投げられまくってハナ差差しきられ。最終的にはネイチャの《逃げためらい》ぶんで負けた。

 

(※当時体調不良でTwitterを動かしていなかったためツイートは存在しないが最高2着。1着は7番タイキシャトル。)

 

 

 

勝敗記録

勝負:49/61

勝率:80.3%

 

勝ちウマ

スズカ:16
タイキ:25
カフェ:8

 

負けたときの1着

逃げ ウンス:1

先行 マヤノ:1

   カフェ:1

   タイキ:1

   黒マック:1

差し グラス:1

   ライス:1

   ウオッカ:1

   ライアン:1

   ドーベル:1

追込 ゴルシ:2

 

 

決勝と全体の反省

 

決勝レースについては、おそらくシンプルに完成度の差がひとつ大きかったと思われる。単純にメイン3ステータスを850以上の高水準に纏める方法が無く、そこをスキルでカバーするタイプだった自分のタイキに対して完全に「固有が強いという理由で採用しているので固有だけあれば十分、あとはステータスで殴る」を完璧に体現している。またデバフを採用していない弊害としての「他人のデバフで自分だけが割を食う」という点をスズカが如実に体現してしまった。

チャンピオンズミーティング全体を通して、様々な勝ち筋からのアプローチが多かったように思える。短めの中距離だからと言って《地固め》《アングリング》が最強という訳でもなく、脚質補正で差しが最強というわけでもなく。おそらく《ヴィクトリーショット》や《紅焔ギア》も本人が有効加速、というのもあって、幅広くチャンスのあったいいチャンピオンズミーティングだったのだと今振り返って思う。

個人の反省としては、「スズカを勝たせる」とも「勝ちに行く編成を頑張る」とも言えない中途半端な仕上がりになってしまった。スズカよりもタイキが勝ち、なおかつ決勝では勝てないというのは個人的にはなんとも苦しい結果である。来年も同じローテーションなのかは不明だが、もしそうなら来年の天皇賞(秋)ではぜひともスズカに1位を取らせたい。さもなくばスペシャルウィークと一緒に走らせたい。どちらも持っていないが。

 

 

 

後書き

ということで11月号予定だったものは以上です。正直すまんかった。これも全て文章打つのしんどい期とか体調不良とか年末バタバタとか体調不良とかが悪い。

近況報告は1月号のカプリコーン杯に纏めて載せるのでここでは割愛します。良ければそちらもぜひご覧ください。たぶんオグリ育成の悲鳴が根底を流れる文章になっていることでしょう。感じ取れないようにはしますが。

そろそろ1周年ということもあって、スズカさんの新衣装の固有とかも今から楽しみです。まあまだメインストーリー読めてないんですが。原作準拠のメインスト、結末が分かっていると怖すぎるんですよ。あと一緒に見ようねと言ったフォロワーが来ない。このままだとウマをそんなにやってないスズカさんが好きな人を道連れに跳ぶことになってしまう。ご連絡お待ちしております。

それでは、同時に上がっているであろう記事のほうで。

*1:実際に天候と馬場が雨・重発表になった天皇賞(秋)は、本人の育成でも走ることになるアグネスデジタルテイエムオペラオーメイショウドトウを下した2001年のもののみらしい。もしかしたら狙っているのかもしれない。

*2:もはや説明不要、終盤のコーナーで先頭なら加速度アップの逃げウマ伝家の宝刀。ウンスください。

*3:《急ぎ足》系など。《弧線のプロフェッサー》は今回不発だった場合を除いて2コーナーで発動するらしいので中盤スピードアップとしての安定択ではない。

*4:相性の関係で継承が発生しづらいとかなんとか。詳しいことはわからない。

*5:しかも先行で非常に有効な加速固有を持つウマは仕上げるのが大変であり、オープンでどこまでやるかは難しいところである。

*6:筆者は《アナボリック》を省略しているが、基本的にこの型で《アナボリック》を積まない理由は無い。

*7:《迅速果断》《弧線のプロフェッサー》などで差しの中で好位置を確保し、《昇り龍》などから地力で差し切る。固有が重要で、《汝、皇帝の神威を見よ》が最重要継承。

*8:SSRスタミナスーパークリークがヒントを持っている。

べらぼうにサボったけど一応残しておくライブラ杯オープン所感一覧

 

 

 

(諸々を飛ばしたい方は以下の目次をご活用ください)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前説

 

お疲れ様です。斬進です。本日もウマ娘のチャンピオンズミーティング雑感……なのですが、今回はだいぶ短いです。理由は簡単、めちゃくちゃサボったからです。わりとメンタルに来ていたのと時間もなかった。先月最初は動画制作と9月ぶんのブログ執筆でハチャメチャになり、中旬はその反動であらゆるゲームほとんど触ってないみたいな状態になってしまい、気がついたらライブラ杯の予告が出てたみたいな。カフェは引いたけどそれぐらい。

なので今回はかなりメタ解説とかが手抜き、かつウマも全体的に適当な仕上がりになっています。ご了承ください。それでも残すのは久々の長距離チャンピオンズミーティングということでステータスの参考値を未来の*1自分のために残しておく用。もし読まれる方いらっしゃいましたら適当に寝っ転がりながらご覧ください。

 

 

 

ライブラ杯基礎スペック

 

京都レース場・芝3000m(長距離/非根幹距離)・右回り・秋・晴れ・良 。

モチーフは菊花賞

開幕直後と1度目の3コーナー手前に上り坂、2度目の上り坂のすぐ後に下り坂。おおむね1度目の4コーナー付近で序盤終了。正面→コーナー→向こう正面と入って、2度目の3コーナー手前で終盤開始。70mほど走って3コーナーに入り、最終直線は残り400mほどから。終盤の直線:コーナー比はほぼ1:1だが、3角前の直線を除くとほぼ4:6になる。

 

 

 

動機と見渡したメタ

 

前述の通り、ヴァルゴ杯での3人掛かりがかなり精神的にダメージだったのか、もしくはそれ以外のてんやわんやが原因だったのか。菊花賞モチーフで行われるというライブラ杯の発表があり、制作補助をしていた動画のアップロードを見届け、ヴァルゴ杯の記事をアップロードしても、モチベーションが戻ってくることはなかった。1週間と少しの間、私はデイリー消化以外のほぼ一切を放棄して*2回復にあてたが、それでも2~3日に1回Twitterでメタの手がかりを漁る程度の精神力すら帰ってこなかった。

それに追い打ちをかけたのが、今回の「長距離レース」である。走行距離が長くなればなるほど、終盤スキルなどを除いた汎用スキルの発動幅は大きくなる。賢さを高く保つことが難しいオープンリーグではさらにスキル発動率も下がりやすいため、トレーナーの戦略性というよりもスキルを祈る方が比重が高いということがわかっていた。何せ、最初に参加したチャンピオンズミーティングで、まともに動かして1か月も経たないままB決勝1位を取れるのだ。いくら知見が新たに上積みされているとはいえ、似たような事態で自分がひっくり返されることもままある話だろう。極端な話、まったくスタミナが足りていなかろうと他の6名が全員金回復を外せば泥沼で勝ちうる。前回の負け方が負け方だった以上、今回も本気でやって2回連続でそんなことになったらウマ娘を辞めかねないなと判断した私は、好きなウマを走らせるため、そしてシンボリルドルフの育成をする口実を自分に課すため、「メタを詳しく追いかけない」「ウマ編成は決定したら変更しない」「妥協ラインを下げる」という自分への言い訳がつく程度の精神的緩和政策を以て参加することにしたのである。*3

編成については非常に早く決まった。先行通常衣装メジロマックイーン、追込ゴールドシップ、追込通常衣装シンボリルドルフである。

長距離は逃げ脚質の作ったアドバンテージを終盤開始前に詰められやすく、必要な再加速スキルも金回復スキルを積むためかなり選ばないといけない。かつ中盤発動の《逃亡者》《弧線のプロフェッサー》なども発動が不安定で有効に発動するかのせめぎ合いになるので、今回は採用を見送ることにした。それに対して長距離の先行は金回復の多さ*4から育成がやややりやすく、かつ通常衣装マックイーンは固有の発動条件が非常に緩いのもあって前を掴まえやすいというのもあって採用。その他にもアグネスタキオンなどの候補があったが、回復固有+《レースプランナー》を置いたうえでステータスを可能な限り伸ばす必要があり、現状のサポートカードのパワーではマックイーンと比べてそこまで顕著な差が出なかったため固有でスピードアップのできるマックイーンを採用することにした。

後ろ脚質はかなり選択肢があったが、長距離で唯一無二かつ覚醒レベル上昇で《下校後のスペシャリスト》があり固有も発動しやすく強力であると安定力が高すぎるゴールドシップはノータイムで採用。もう1人は中盤から上がってくるゴールドシップに対してデバフの影響を回避するために本来の追込らしく終盤から上がるタイプを採用したく、そこから固有と適性を考慮して追込シンボリルドルフになった。この場合回復が《円弧のマエストロ》と《クールダウン》の組み合わせ1択になるのがやや不安だったが、そこはある程度割り切った。

決めた後に一応オープンリーグの作戦たちを見ると、おおむね逃げは少なく残りに自由度があるといった雰囲気でそこまで間違ってはいないようだった。先行に《アングリング×スキーミング》を積んで先行の中で抜け出しやすくなるという戦法も多くあったが、先行が増えると事故が多くなることを考えた結果見送ることにした。

 

 

 

育成したウマたち

 

・先行通常衣装メジロマックイーン

818-911-625-334-429 適性S-A-A 8185点

《貴顕の使命を果たすべく》Lv2

《円弧のマエストロ》

《レースプランナー》

《右回り◎》

《良バ場◎》

 

有効な回復を積み、スピードに寄せた形。先行が増えてくると徐々にパワーよりスピードに寄せた弱点が目立つようになったが、それでもスピード800はかなり偉かった。

 

ゴールドシップ

709-911-719-345-343 適性A-A-A 8129点

《不沈艦、抜錨ォッ!》Lv4

《円弧のマエストロ》

《下校後のスペシャリスト》

《直線一気》

 

今回随一の有効発動加速スキルである《直線一気》が入っている形。なおこれでも《円弧のマエストロ》を外すとかなりスパートが遅れるので、もう少し賢さとスピードを積んでスタミナは850程度でもよかったかもしれない。

 

・追込通常衣装シンボリルドルフ

742-958-663-368-381 適性A-A-A 8178点

《汝、皇帝の神威を見よ》Lv4

《円弧のマエストロ》

《クールダウン》

 

《直線一気》を引けなかったがステータスとしてはそこそこ。詳細は後述するが、弱くは全くないが信頼もできないという悲しいポジションになってしまった。

 

 

 

本番の記録

 

ライブラ杯を観戦しながら取ったメモをおおむね無編集で垂れ流す。前回までに増して適当になっている。

変わらずマッチングは基本的に各ラウンドの開始直後13時ごろ、または午後7時~0時の間に回している。

また今回は寝落ちと通院、病院の混雑により2次予選2日目の3回目を走ることができなかった。よって56戦のみのデータになるがご了承いただきたい。

 

1回戦1日目1回目(5-0)

1:普マ3-普ゴ2-絶好ル1
マ/ル出遅れ。なんかスタミナ、皆700ぐらいとかでもしかして出るレース間違えた…?となっている。1コーナー曲がるとみんなごりごり《マエストロ》発動するの面白いな……。確か3コーナーまでは9位だったはずの追込ルドルフがゴルシと一緒にスパンと抜けていって4コーナー途中で先頭、そのまま《汝皇帝の神威を見よ》。ゴルシいなかったしなぁ、と思ってたら3-4着の間が大差だった。やっぱ700じゃ足りないじゃないか!

2:不マ5-不ゴ7-絶好ル1
ル掛かり。0-3-3-3の現代を象徴したかのような逃げゼロ編成。カフェとか先行アンスキ型クリークとか相変わらずのデバフネイチャとか。ゴルシのマエストロが出なかったっぽい。プラス不調ぶんでゴルシはギリギリ足りなかったが、《クールダウン》が有効回復としてしっかり機能してくれたおかげでルドルフが半バ身カフェを差し切ってゴール。

3:不マ1-好ゴ3-好ル5
マ出遅れ。1人逃げのダスカを1人先行のマックが追う展開だが、外側絶好調ゴルシとかいうノーカウンタープレイが見える。3コーナー入るころには前から先行-追込-追込-追込-追込になってるの怖すぎないか? 最終的にはどうにか逃げ切った。タイシンが多分ポイントの関係で《迫る影》を置けてなかったのが一番大きそう。ルドルフがいいポジションだったのに《クールダウン》ガチャに失敗したのを見て、やっぱり《直線回復》系は信用しちゃいけないんだなと思いました。とはいえ追込ルドルフに積める回復はもうないんだけど。

4:絶好マ2-普ゴ3-普ル1
2-4-0-3。極端場こわ。スタミナ量では誰にも負けていない自信があります。ただ逃げが2枚いてかなり縦長になりかねないのが事故りそうで怖いところ。さりげなくマックは大内なので先行の中でも苦しめ。案の定マックは内で鬼のように詰まってしまうが、それはそれとして《クールダウン》ガチャに成功したルドルフは無敵だった。というかスタミナ必要量がわからん事故が多発しているだけな気もする。こうなると怖いのはラウンド2なんだけど。ゴルシは《直線一気》に失敗したっぽい。

5:絶好マ6-不ゴ1-好ル3
0-5-1-3。半デバフクリークとか。スタミナ量では以下省略。相手の大内ゴルシに綺麗に出遅れられるが、綺麗にその後ろにつける。何を言ってるかわからねーと思うが事故防止にはこのゴルシの下がりは大事。《直線一気》からふんわりゴルシがハナを奪い、ふんわり勝った。これがゴルシ流じゃい。マックは流石に先行が多すぎた。

 

1回戦1日目2回目(5-0)

1:絶好マ2-普ゴ1-普ル4
ル掛かり。《クールダウン》ガチャ失敗。あと差し勢がぐだぐだにダれて走っていたせいで《抜錨》しないという超レアケース。そしてそのまま固有が一切発動しないまま勝った。いやわけわからんが。

2:不マ1-好ゴ5-好ル2
マ出遅れ&ゴマ掛かり。アナボガチャライアンとか《迫る影》タイシンとか。ゲロほど色々あったが最終的にはギリスタミナが足りたっぽいマックが《貴顕》から6バ身。ゴルシ、《マエストロ》どこやった…? 《迫る影》は終直で発動してたので、なんかスタミナが足らなかったっぽい。

3:不マ6-不ゴ1-好ル2
マ掛かり。パワー800系ゴルシとか。《クールダウン》ガチャ失敗。ゴルシ、いつもので大差勝利。終盤始まって9番手だったルドルフも2位にランクイン。マックは掛かったうえに《マエストロ》をなくしてしまったもよう。

4:不マ2-好ゴ1-絶好ル3
マ掛かり。2-5-0-2という地獄展開だが、先行で固めて《どこ吹く風》を有効活用しようという一団現る。天才か?

5:不マ1-不ゴ2-絶好ル3
ゴ掛かり。逃げ黒マックとか。何事もなければこんなもんよ。どっちかというとむしろ垂れ爆弾カマされて4コーナーまで最下位のままだったはずのルドルフが3着にいるほうが怖い。

 

1回戦1日目3回目(5-0)

1:不マ3-絶好ゴ1-不ル2
ゴ出遅れ。1-1-3-4のハイパー後ろ展開。差しタキオンとかチケゾーとか。相変わらず1番人気の法則がわからん。差し勢がふんわりしすぎていたせいで《抜錨》できず。とはいえ絶好調かつスタミナ十分のゴルシに対してふんわりした差しは通らない。

2:好マ2-好ゴ1-不ル4
ゴマ出遅れ。ルドルフ、《クールダウン》も《マエストロ》も出ないという二重苦。本譜ではゴルシが横綱相撲をして、マックも仲良く2着(大差)。ルドルフも普通に4着にいるのはなんで。

3:不マ7-好ゴ2-不ル1
ル出遅れ&掛かり。5-2-0-2。なんだこれ。逃げ嫁マヤノ-逃げダスカ-逃げマックの3逃げ構成とかおる。ちなみにもう片方は逃げ皇帝-逃げウオッカ(長距離F逃げC)-先行クリーク。もしかしてこのウオッカ、ウララ戦法……? 回復金のうちマエストロが掛かったルドルフ以外発動しないとかいうクソ下振れ。《クールダウン》も《レースプランナー》も《下校後》も出なかった。でも皇帝は皇帝。これで負けたらバチ切れてたかもしれない。

4:絶好マ3-不ゴ2-好ル1
《直線一気》タイシンとか。マジでなんのコメントもなくゴルシとルドルフが完璧なレース運び。2段加速できるぶんどっちも完璧ならルドルフが勝つっぽい? タイシンよりいいポジションから《直線一気》できたのが大きそう。

5:絶好マ1-好ゴ2-不ル4
1名完全に初心者トレーナーさんがいらっしゃったが、そのバタフライエフェクトでゴルシが5位をキープしてしまうというぐっちゃぐちゃ。前に十分に相手がいなかったこともあって《皇帝の神威》も発動せず。最後に想いを託されたマックが《貴顕の使命》をきっちり果たした。

 

1回戦2日目1回目(5-0)

1:絶好マ1-普ゴ2-普ル3
ル出遅れ。差し水マルとか《奇術師》搭載フクキタルとか。終盤開始時に5バ身離して黒マック先頭というかなりの理想展開。追込にもかかわらず差し勢を差し置いて前目につけたため《神威》は見られなかったが、《貴顕》でリードを広げて綺麗に逃げ切った。

2:不マ3-好ゴ1-絶好ル6
トリプルゴルシで追込計4、あとは全員先行の地獄展開。ルドルフの回復が両方発動せずつらい展開。ものすごく粘られたが、アタマ差でどうにかクリークを差し切った。マックが不調で回復1枚発動しないなどかなり不利な編成にもかかわらず頑張ってくれた。えらい。

3:不マ3-絶好ゴ2-好ル1
ル出遅れ&ゴ掛かり。逃げ黒マックとか先行ドトウとか。1-6-0-2。なんか先行一周回ってめっちゃ多くなってきた? なお先行勢の中で最内がウチの黒マックなのでかなしい。本譜では先行勢をかき分けてゴルシが進撃、その隙間を縫ってマックがランデブー、残り200でルドルフが差し切って制した。強くないかこの人?

4:普マ1-普ゴ2-絶好ル3
マ出遅れ。ヒーラーグラスとか。書くことが全くないほどの全員理想展開で、4コーナー曲がるころにはバックミラーにも映らなくなった。

5:不マ1-好ゴ2-不ル4
ゴ掛かり。BNW全員出してる方いらっしゃる。愛だ。マックが内側に微妙につっかかっている。内からメチャクチャタイシンが飛んできたが、最後はアタマ差でゴマフィニッシュ。

 

1回戦2日目2回目(5-0)

1:好マ1-好ゴ2-不ル3
ル出遅れ&掛かり。逃げライスとか。差しが多すぎて追込が差しより前に行ってしまう事故が多い。今回はどうにか6位に滑り込んで固有から再加速できた。あとは《直線一気》で他の差し追込と差をつけてマックイーンとのランデブー。今回はマックイーンに分があった。

2:不マ1-普ゴ3-絶好ル2
マ掛かり。ゴルシの《マエストロ》が発動しなかった関係で最速《直線一気》とはならなかったが、マックイーンが完全にペースを作ってそのまま押し切った。やっぱなんかふんわり運寄りだな長距離。金回復スカるとそれだけでキツすぎる。

3:普マ2-不ゴ3-絶好ル1
アンスキ逃げ白マックとか半デバフネイチャとか。ゴルシが完全に内側に入ってしまいかなり心配だったがどうにか前が開いている位置まで抜ける。《直線一気》が発動しなかったがルドルフが綺麗に外から抜けそこにゴルシも追随。白マックの《アングリング》はきっちりウチの黒マックが抑えきって、最後はルドルフ。

4:絶好マ1-普ゴ2-不ル3
キング2ついるけどそういう部屋??? 差し膨れかつ向こうのステータスが完成してないとかなり追込事故りやすいけどもしかしたら狙われているのかもしれない。ルドルフがある程度前に出るぶんにはいいんだけどゴルシはさすがに致命的。本譜では内枠ぶんでうまくウマ込みに紛れて順位を下げられた。そのまま綺麗に以下省略。今回は絶好調のマックが勝ち。

5:普マ2-普ゴ1-絶好ル3
《グッときて》搭載型クリークとかヒシアマ姐さんとか。なんかまあ綺麗に勝ちました。一瞬目離したらゴルシが9バ身離してた。

 

1回戦2日目3回目(4-1)

1:好マ6-絶好ゴ1-不ル5
ゴ掛かり。水マル(逃げ)とか。追込5、軽度の悪夢だな。追い込み多すぎて《抜錨》がものごっつ遅れ、かつ《直線一気》発動せず。それでも気合で先頭に立ち、気合で走り抜けた。久々に掲示板外したなと思ったら前回全部123フィニッシュだったことに気が付いた。

2:普マ1-普ゴ5-好ル3
ゴ掛かり。アンスキ先行黒マックとか。先行黒マック-追込ゴルシ-追込ルドルフのミラーマッチだ。なお調子。《クールダウン》がたぶんギリギリ有効発動しなかったうえに《直線一気》も発動せず賢さ600ゴルシに先に行かれる。最終的にはどうにかこうにかマックが逃げ切ってくれた。これがノブレス・オブリージュ

3:不マ1-好ゴ3-普ル5
水着スペちゃんとか。ルドルフの回復が2枚とも発動しないかなしみ。追込が増えてるとやっぱり回復のなさが致命的になる。とはいえマックに誰も追いつかず。

4:好マ3-不ゴ1-好ル2
ル出遅れ&ゴマ+ル掛かり。一緒に掛かるな、同衾出勤かお前ら。言ってたらルドルフも掛かった。どうにか《直線一気》ぶんはスタミナが確保できたおかげで一気にゴルシ先頭。わりとタイシンに《迫る影》積んでる人を見ないで済んでいるのが大きい説あるな。

5:絶好マ5-不ゴ4-普ル2(1着ゴルシ)
逃げハロライスとか。《クールダウン》最速発動。このやろー。ゴルシの《マエストロ》もマックの《レースプランナー》も発動せず、さすがに下振れじゃないか……?

 

2回戦1日目1回目(5-0)

1:絶好マ1-不ゴ2-普ル3
ル出遅れ。ハルウララシステム初遭遇。ただなんか普通に位置は安定しており、ゴルシの《マエストロ》が出なかった以外は普通に走れている。最終的には《Drain for rose》を貰っても全力で走り切ったマックが綺麗に逃げ切り勝ち。なんだったんだ。

2:絶好マ6-普ゴ1-不ル4
先行デバフ副会長とかデバフネイチャとか。3ゴルシ。《クールダウン》有効発動か怪しい。ゴルシの固有が発動せず、自力で上がっていくもののかなり後半の加速に苦しい展開。マックイーンが少し後続のゴルシをブロックできたのか、2バ身弱でどうにかゴルシが逃げ切った。なお順位は上からゴルシ-ゴルシ-ゴルシ。京都競馬場に赤い大輪が咲いとるんよ。

3:好マ6-不ゴ1-不ル3
ル掛かり。デバフネイチャ2枚、デバフグルーヴ、追込カフェ! このデバフどもめ! 《下校後》が発動しなかったうえに《アナタヲ》が前に進出していったゴルシに直撃してかなり苦しかったが、完全に上体が上がりながらもクリークからの差し返しをどうにかかわしきった。

4:好マ9-不ゴ2-好ル1
マ出遅れ&ゴマ掛かり。差しゴルシとか差しタキオンとか。《クールダウン》の位置は微妙。マックイーンが《マエストロ》を忘れるうえにゴルシ大内。マズい。4コーナーまでは不安なこと鬼が如しだったが、最終的には内からルドルフが差し切った。えらいっ。

5:普マ3-好ゴ1-普ル2
マ出遅れ。先行シチーとか。1-5-0-3。出遅れぶんで内側に押し込まれマックは苦しい展開だったが、最終的にはスタミナとパワーが全てを破壊した。

 

2回戦1日目2回目(2-3)

1:好マ1-好ゴ2-不ル5
ゴ出遅れ。《クールダウン》最速発動のうえルドルフは《マエストロ》も出ず。とはいえマックが綺麗に抜けてくれた。

2:不マ2-好ゴ4-普ル5(1着ゴルシ)
ゴ出遅れ、マ掛かり。デバフネイチャとか。《直線一気》は綺麗に入ったが《八方にらみ》他デバフによってゴルシが引き剥がされ、そのまま《八方にらみ》を出したチームのゴルシに差し切られた。スタミナも足りてるか微妙に怪しいのはまあ掛かりのせいではある。

3:不マ4-好ゴ1-好ル2
ゴマ掛かり。先行ルドルフとか。掛かったせいでゴルシが4位になるがどうにか下がってくれる。3コーナーを曲がっていく前からゴルシ-ゴルシ-ゴルシ、赤い三連星すぎる。最終的には《直線一気》さまさまで勝ちました。

4:絶好マ2-不ゴ3-好ル4(1着タイシン)
ル出遅れ。0-6-0-3。うちのマックが大内。つらい。本譜では内枠空いたところにタイシンが突っ込んできてギリギリ差し切られた。絶好調強い。

5:普マ7-好ゴ3-好ル4(1着ゴルシ)
《眠れる獅子》《迫る影》《マエストロ》のパーフェクトタイシンとか。ゴルシの《マエストロ》が発動しないから負けでは?という顔をしていたらかなりどうにかなりそうだったが外から潰されたせいで先行皇帝の外を回れず。それはそれとしてタイシンはスタミナ足りなかったっぽい…? さすがに先行が増え過ぎて追込ルドルフだと差し切りが間に合わなくなってきた感じはある。

 

2回戦1日目3回目(4-1)

1:不マ2-不ゴ1-絶好ル3
《クールダウン》最速発動。君ってヤツは。まあ他の6名がスタミナ高くても650+金+虹ならさすがに勝たなきゃいけない。

2:普マ3-普ゴ7-絶好ル1
ル出遅れ。逃げ4の地獄構成。ゴルシの《マエストロ》が相変わらず出ないのはなぜ。さらにがっつり前を塞がれたが、代わりに皇帝が3コーナー途中で2番手。ゴルシと競るが、ゴルシにない《皇帝の神威》で2段ブースト。これが強み。

3:普マ6-絶好ゴ1-普ル3
全員出遅れ&マ掛かり。ほぼ最速《クールダウン》。君たち本当な。ずっと5番手だったが一瞬だけネイチャが抜いてくれて隙を見て《抜錨》、終盤開始時点で2番手。さすがにこうなればノーカウンター。

4:絶好マ1-普ゴ2-不ル3
ゴ出遅れ。デバフネイチャとか。ちゃんと6位以下にいられるか不安だったけど、一瞬目を離してる間に1-2-3取ってた。えらい。

5:不マ7-絶好ゴ3-不ル6(1着ゴルシ)
ル出遅れ。《抜錨》が遅れ、これでもかというほど外を塞がれる。正直敗因はそこにしかないと言っても過言ではない気がしなくもない。さすがに先行多すぎてマックがキツくなってきた感じもする。

 

2回戦2日目1回目(4-1)

1:好マ1-好ゴ2-不ル3
ゴ掛かり。1-6-0-2。さすがに先行が多すぎる、おそらく先行逃げ切り勝ちが多発したせいと思われる。《Drain》をうまくかわしたマックイーンがワーッと上がって、追いかけるようにゴルシとルドルフがワーッ。それでも先行が勝てるので、やっぱり完璧先行が勝ち順の最初を貰えるっぽい感じ。

2:不マ9-絶好ゴ1-好ル2
デバフネイチャとか1000+金回復1の差しルドルフとか。死ぬほどデバフを投げられ続けたが無理矢理ルドルフとゴルシが抜け出した。どうにかなるもんだ。マックイーンは回復が両方発動しなかった。珍しい。

3:不マ3-好ゴ1-絶好ル2
アングリ先行マックとか。《直線一気》で外から3コーナー付近できっちり固めてポン。一番いい勝ち方。

4:不マ6-普ゴ3-絶好ル1
ゴル出遅れ&マ掛かり。先行ドトウとか。そこの出遅れは問題ないがマックイーンもかなりギリギリだった。ゴルシの《マエストロ》が不発、掛かったマックの《レースプランナー》もルドルフの《クールダウン》も出ず。どうしようもねえ……と思いながら見ていたらルドルフが《皇帝の神威》をしっかりと見せつけた。絶好調の力って凄い。

5:不マ7-絶好ゴ5-普ル4(1着先行水着スペ)
全員出遅れ&ル掛かり。3ゴルシ、しかも789番。マックイーン不調ぎみ。出遅れが露骨。5勝だけはさせないようにしてないか? 《レースプランナー》も《クールダウン》も《直線一気》も発動せず、そのままずるずる。どうしろと。

 

2回戦2日目2回目(3-2)

1:好マ1-不ゴ5-絶好ル3
マ掛かり。3ゴルシに加えてタイシンも込みの5追込。相変わらずゴルシの《マエストロ》が発動しない。こうなるとおおむねゴルシ同士のたたき合いでは負けるのでどうしようかになるけど、まあどうしようもない。なお本譜ではマックイーンがしっかり逃げ切ってくれた。ありがたいありがたい。

2:不マ4-絶好ゴ2-不ル3(1着ゴルシ)
ゴ掛かり。先行エルとか。ゴルシ、今日は言うことを聞いてくれない。追込勢が鬼ほど外を塞がれてつらい。完全に塞がれ続けて前に出られなかった。相手の《一陣の風》が終盤開始と同時に発動するという超上振れを引いたのも影響してそう。

3:絶好マ5-普ゴ3-不ル4(1着ゴルシ)
マ掛かり。1-2-0-6の追込場……と思ったらおそらくB決勝狙いの全ステータスG追込3枚の人がいた。気持ちはめっちゃわかるがむしろゴルシがつらくなっている。案の定ゴルシ2枚は両方固有が発動しないという悲劇。完全に地力争いにはなったが悲しいことに《レースプランナー》と《クールダウン》と《マエストロ》がって今日何回書けばええねん。発動しなさすぎる。

4:好マ3-不ゴ1-普ル2
ル出遅れ。追込ブライアンとかデバフネイチャとか。今日9戦目にして初めて《クールダウン》が有効発動。なおルドルフの《マエストロ》が発動しないもよう。██が。試合そのものは《直線一気》から、という感じ。デバフは2人いないとどうにも、という感じがしなくもない。

5:不マ2-絶好ゴ1-普ル3
ル出遅れ&ゴマ掛かり。半デバフグラスとかデバフクキタルとか水マルとか。差し勢多すぎ問題でゴルシが前に出過ぎて不安だったが、綺麗に1コーナーで下がることができた。ただしその後いいポジションが取れるかはまた別。かなり遠回りはしたが外に位置したが、大量のデバフのせいでかなりスタミナは削られた。ぐだぐだ決戦の末どうにか絶好調ぶんで減速せずゴールイン。疲れた……。

 

2回戦2日目3回目(なし)

(前述の通り、諸事情により出走できず。)

 

決勝A

[1]自ゴールドシップ
[2]●スペシャルウィーク(先行)
[3]●ゴールドシップ
[4]自シンボリルドルフ
[5]自メジロマックイーン
[6]○ゴールドシップ
[7]○新ライスシャワー(見惚れるトリック積み)
[8]○ナリタタイシン
[9]●黒メジロマックイーン

 

0-4-0-5の今回の結論構成。外タイシンの時点で無理そう。
スペがハナを切る展開。ルドルフの《マエストロ》も《クールダウン》も発動しないいつもの。つらい。ライスのデバフを自分だけ投げられるつらみ。結局まあ仕上がってるタイシンに勝てるものはいなかったという感じ。

 

 

 

 

勝敗記録

勝負:48/56

勝率:85.7%

 

勝ちウマ

マック:17
ゴルシ:20
ルドルフ:10

 

負けたときの1着

先行 水スペ:1
追込 ゴルシ:6
   タイシン:2

 

 

 

決勝と全体の反省

 

決勝レースについては、外枠に《直線一気》のついたナリタタイシンがいて、かつタイシンと同じタイミングでより強力な固有スキルを発動できるシンボリルドルフの金回復が両方とも発動しなかった時点で勝つ方法が無かった、という判断がある程度できるように思う。回避するためには賢さをもう少し上げる必要があったが、既にこのシンボリルドルフもURA途中で無理やり負けてどうにか評価点を途中で収めることができたことを考えると、固有レベルを下げづらいのもあって非常に育成難易度が高かったと思われる。

ウマ娘や脚質の選択については間違ってはいなかったと思われる。ただし2回戦以降、逃げは先行に食われ、差しはゴールドシップたちに外を塞がれるという事案が多発したのか、先行と追込に非常に偏っていた。これに対して逃げ-逃げ-追込を投げると逃げ同士で競り合って先行に抜かれる前に《アングリング》を発動する余裕が生まれることから非常に有効に働いたような気もするので、育成に余裕がある時は様々な可能性を追いかけるということを念頭にいれていきたい。

ただしウマの育成についてはやや疑問が残る。マックイーンに関してはパワー、ゴールドシップについては賢さがやや足りなかったと見え、後述の通りシンボリルドルフは構造上の欠点からスタミナと賢さをもう少し上乗せする必要があったと思われる。モチベーションの低下があったとはいえ欠点は欠点のため、差しではなく追込にするのであればもう少し粘る必要があったか。

またそれとは別に《クールダウン》というスキルについては今後一切信用しないことに個人的に決定した。単純発動率も今回の統計では非常に低く、かつ有効発動率がさらに低いため、シンボリルドルフが勝負の土俵に立つことのできたレースが非常に少なかった*5。2段階の抽選が必要、かつ長距離適性スキルであるため評価値が《好転一息》よりも高いとなると、賭けるには割に合わない、というのが今回の結論である。追込シンボリルドルフにこの選択肢しかなかったとはいえ、前述の通り差しにするべきだったとも思われる。

とはいえ最初の目的である「シンボリルドルフ育成をする」「ゴルシとマックイーンを改めてもう一度長距離チャンミで走らせる」は達成したので、100点満点中30点ぐらいはあると思いたい。

 

 

 

後書き

 

というわけで10月号は以上になります。マジで書くことなくってビビったので今月はもうちょっと調べます。それ以前に《地固め》ガチャ再びなの辛すぎるけど。まだ水着マルゼンさんもウンスも来ません。カフェもけっこう回したのに。

とはいえ既に「秋天はスズカを出す」というゲッシュに縛られているので、次回も選択理由とかについては書くことが少ないと思います。2名は内定していて、あと1名をどうするかという感じ。何かオススメ等々ございましたらぜひTwitterなどで教えてください。当方オープン勢ガチャそんな回してない勢サポカほぼ重なってない勢です。何ならあるんだお前。

それでは、また何か思いつきましたら。

*1:おそらく12月の

*2:そのせいでハロウィンイベントの虹欠片を1つ取り逃がしたことは言うまでもない。

*3:今考えると物凄くダサいが、1度ゲームを離れると二度と戻ってこないタイプの人種である筆者にはわりとモチベーションを低空飛行でも保っておく手法は死活問題なのである。

*4:《食いしん坊》《円弧のマエストロ》《レースプランナー》《クールダウン》から2つ選べる、と当時の私は思っている。

*5:特にスタミナの数値が全員充足してくる2回戦以降において顕著だった。

確定ガチャ以外無課金勢の暗黒ヴァルゴ杯オープン日誌

 

 

 

(諸々を飛ばしたい方は以下の目次をご活用ください)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前説

 

お疲れ様です。斬進です。もはやウマの個人的まとめ用ブログと化したこの場所に、3つめのチャンピオンズミーティング記事が着地します。最近始めた新しいことがウマしかないのが悪いとも言える。一応年末までには別種の記事が上がるとは思います。

ということで本格参戦してから3ヶ月目、今回は9月開催のヴァルゴ杯です。聖闘士星矢とか通ってないのでおとめ座の英語呼びに慣れていない。2回ぐらいヴェルゴって打ったし、ジュベナイルフィリーズもフューチュリティも間違えやすすぎる。今回校正はいつもよりしっかりやりますが、誤字脱字あったらごめんなさい。

前回の記事を上げて、知り合いに「こんだけ長い記事書けるのにガチってないって言われるの首をひねる」とか「お金突っ込んでないだけで育成と理論はガチってる側じゃないですか?」とかって言われたので更にタイトルを変更しました。今の気分はライフポイントが減るたびに後ろに下がっていく[若気の至り]海馬瀬戸です。最後まで行ったら南斗聖拳のシンになります。

 

前回のレオ杯はこちら。

 

 

 

 

ヴァルゴ杯基礎スペック

 

阪神レース場・芝・1600m(マイル/根幹距離)・右回り・秋・晴れ・良 。

同条件レースは阪神ジュベナイルフィリーズ朝日杯フューチュリティステークス桜花賞の3つだが、おそらくモチーフは京都競馬場改修のため2020年・2021年と阪神競馬場で開催されているマイルチャンピオンシップ

キャンサー杯とレオ杯を足して割ったようなスペック。実際、走るルートそのものはレオ杯のものから序盤をやや削った形になるとかなんとか。

中盤のアタマ付近で坂の上りがあり、その後だらだらと下り坂判定を踏まない程度に下がりながら第3~第4コーナーが中盤を占める。最終コーナーのほぼ立ち上がりかけから終盤が始まり、50mほど進んでから以降直線。残り200mでレオ杯と同じく仁川の坂。

 

 

 

見渡したメタ(1)と動機

 

※9/2執筆

常に予想というのは裏切られるものである、とはいえ、今回のヴァルゴ杯は非常に予想が難しかった。時期として最も近く他にGⅠが無い、ここでやらなければ高松宮記念まで待たなければならないという理由からスプリンターズステークスを予想するトレーナー*1、短距離は選択肢が少ないことや前回のガチャ更新がマチカネフクキタルライスシャワーという菊花賞バで固められていたことから菊花賞を予想するトレーナー、10月以降は天皇賞秋→ジャパンカップ有馬記念と秋シニア3冠レースだろうけどトリプルティアラに触れずに終わるのもなあという理由で秋華賞を考えるトレーナー。その悉くが予想を外し、現れたのは「特殊開催マイルチャンピオンシップ」だった。本来11月中旬のレースであることも合わせて、予想できていた人は観測範囲にはほとんどいなかったように思う。

レース概要のほとんどがレオ杯と同じだが、距離が変わったことによって終盤開始地点も大きく動いた。キャンサー杯ほどではないが終盤直線にかなり近い最終コーナーが終盤の開始に設定され、最終直線が比率として非常に長いレースである。これにより《紅焔ギア/LP1211-M》や《ヴィクトリーショット!》は非常に分の悪い賭けに成功しない限り有効活用が難しく、《アングリング×スキーミング》は相変わらずその有用性を落とさないという立ち位置に落ち着いた。

前回からの更新点としては、何はともあれアオハル杯の実装が挙げられる。アオハルスキルである《アオハル燃焼》シリーズのうち、《アオハル燃焼・速》は入手難易度の低さ*2に対して逃げウマの中盤加速に使用でき、《アオハル燃焼・力》は貴重な終盤確定発動の汎用加速力アップスキルである。ただしアオハル杯シナリオそのものが非常に不安定であり、《地固め》セットの入手など各種緑スキルには向かないこと、さらにステータスがまんべんなく上がりすぎてしまうことなどからオープンリーグの育成には向かないというのが大方の判断であった。逆にグレードリーグであれば、上振れ時のステータスの高さからひたすらアオハル杯を目指すほうが良いのだろう。

上述した通り、逃げはよほど運が良くない限り《地固め》と《アオハル燃焼・速》のトレードオフになる。《地固め》は序盤ハナを奪うのに必要であり、《アオハル燃焼・速》は中盤ハナを奪い返したり突き放すのに必要である。こうなると約1名が突出することになるのである。そう、水着マルゼンスキーである。最終コーナー開始時付近で《グッときてChu☆》が強力なコーナー巧者として機能する。《アングリング×スキーミング》は問題なく発動できるし、なんなら水着マルゼンスキーの覚醒Lv5では序盤のスピードアップに必要な《マイルの支配者》が取得できるため、《地固め》を取らなくても1つ外などに【地固め逃げ】がいない限り沈み過ぎることはほとんどないだろうと考えられる。つまり、「完璧な水着マルゼンスキー」には抜くタイミングがほぼ無いのである。出遅れを祈る以外にあるとすれば「3コーナー付近でスピードアップを大量に発動し先行位置から一気に抜く」か「ラスト200mの上り坂でへたったところを固有で抜き去る」なのだが、後者の形式は相手のパワーが高い場合に全く意味がなくなるのと《アングリング》を切った相手に《紅焔ギア》も《ヴィクトリー》も無しで200m地点から抜け出せる範囲まで詰めないといけないというハードルが残る。よって仕掛けるなら3コーナーなのだが、それも《弧線のプロフェッサー》の有無と発動タイミングによっては全く意味を為さない。さらに残り200mでスピードを上げる方法が無いため、かなりのパワーを上げないと他のウマに差されるという危険も伴う。

距離が短めということもあり差しは相変わらずの《アナボリック》《乗り換え上手》ガチャになる、という事実も重く、一切水着マルゼンスキーへの光明が見えないまま今回のオープンリーグは始まった。ちなみに今回も《豪脚》持ちのSSRパワーオグリキャップがいるし《右回り○》と《秋ウマ娘○》というこれでもかというほどお誂え向きなSSR賢さファインモーションが手持ちにいたのでそこそこ真面目にやることにした。目標があるとゲームも継続しやすい。これを目標とするのもやや不健全な気がしなくもないが。

 

 

 

見渡したメタ(2) ~先行ガチャ理論~

 

※9/10執筆

ひたすらオーダーを悩みながら瞬く間に1週間強が経過し、いい加減オーダーを決めて育成に本腰を入れないといけない*3。今回はどのウマもかなり一長一短であり、少しでもどこかに優位性のあるウマはいないのかと考えていた。

しかし、どうやらオープンリーグのルームマッチ勢のメタも混沌としているらしかった。逃げが終盤のスピードアップの少なさから食い潰されることも多く、先行は通常の走り方では加速スキルが足りずに逃げには逃げられ差しには差される。差しと追込は相変わらず位置取りが上手くいくかではあるが、《豪脚》があるぶんかなりマシであるという評価だった。

「普通に走る先行」が最も割を食うという中で、キャンサー杯の【先行エル】の進化系とも言える、【先行バクシンオー】が台頭している、ということらしい。キャンサー杯と比べるとコーナーがやや長いが故に3コーナー開始と同時にスピードを上げて最終直線と同時に《ブランチャ☆ガナドール》に繋ぐエルコンドルパサーはヴァルゴ杯ではややポジションを落としたが、先行の唯一の活路がそこにあるという点は変わらなかった。その理念のもと、加速固有継承をどう生かすかを考えた結果生まれたのが先行バクシンオーである。《先行コーナー○》《マイルコーナー○》《弧線のプロフェッサー》などと《優等生×バクシン=大勝利ッ》*4を重ねて終盤開始前にハナを奪い、先行にもかかわらず積んだ《アングリング》で加速してバクシンする、という理念である。加速固有ではなくポジション確保に固有を割き、加速を外から補うという観点だった。今回の水着マルゼンスキーの固有発動位置が最終コーナー開始とほぼ同時ということもあり、サクラバクシンオーはほぼ水着マルゼンスキーとまで言われていた。なお理論上は通常衣装メジロマックイーンがより発動しやすいということで魔改造の候補には上がっているが、必要因子数がべらぼうに多いので自分としては諦めた。

差しはやはりウオッカが固有で仁川の坂を乗り越えることができるうえに《豪脚》を含めて非常にやりやすいというのもあって多そうであり、それに次いで同じく固有が200mでスピードアップすることで坂減速を抑えられるオグリキャップ。追込はゴールドシップナリタタイシンがそこそこ。

確かにサクラバクシンオーは非常に育成も容易であり*5、今回は水着マルゼンスキーの固有最速発動が最終コーナーの入りであるためほぼ今回のレースでのサクラバクシンオーは水着マルゼンスキーと同一であると言っても過言ではない。

ただ、自分が既に【地固め逃げ】をサクラバクシンオーで妥協できるウマを作っている、という点だけが問題だった。

半日ほど悩んで、結局同じく最終コーナー付近で固有を発動できるダイワスカーレットをもう1度地固めで厳選し始めることにした。先行バクシンオーは育成が楽なので、《アングリング》調達の都合上逃げダイワスカーレットと合わせて1日3回しか育成できないことを除けば問題はさほどなかった。

むしろ最も問題なのは差し育成だった。現在ウオッカの覚醒レベルが3で《豪脚》が確定ではないが、とはいえ《豪脚》の確定ヒント持ちのSSRパワーオグリキャップが来ればいいため不安定ではあるが上振れを待てばいい。さらに言えばこの後アグネスデジタルが実装される場合ある程度引きに行きたく、かつアグネスデジタルは差し育成がほぼ確定するのでスキル構成内容如何によってはウオッカと差し替えることになりかねない。なかなか気が進まない問題ではあったが、逃げと先行の3回を終わらせたら挟むようなペースで気長に育成を続けていた。

 

 

 

育成したウマたち

逃げ地固めダイワスカーレット

972-650-608-346-537 適性A-A-A 8187点

ブリリアント・レッドエース》Lv2

《アングリング×スキーミング》

《地固め》

阪神レース場○》

《良バ場○》

《晴れの日○》

《コンセントレーション》

《逃げコーナー◎》

 

いつもの【地固め】勢。前回のチャンピオンズミーティングから【地固め】とそんなに当たっていないので、ハナを奪うことそのものはやりやすくなったと思われる。

 

 

 

先行バクシンオー

1004-654-673-285-504 適性A-A-A 8198点

《優等生×バクシン=大勝利ッ》Lv1

《アングリング×スキーミング》

《勝利の鼓動》

《コンセントレーション》

《先行コーナー◎》

《マイルコーナー◎》

《根幹距離◎》

 

先行の中でもコーナーで全力を出してハナを奪いに行く形。点数が余って他に取る者が無かったとはいえ《勝利の鼓動》はやや弱気か。

 

 

 

差しウオッカ

946-614-959-267-354 適性A-A-A 8101点

《カッティング×DRIVE!》Lv1

《豪脚》

《右回り◎》

《秋ウマ娘◎》

阪神レース場◎》

《良バ場◎》

《非根幹距離×》

 

クラシック有馬記念のほぼ負けイベントで《非根幹距離×》を引いてきてくれた豪運の子。緑スキル1つぶんぐらいは浮いているはず。走りはもう《豪脚》が良い感じに発動してくれと身を任せるタイプ。

 

 

 

アグネスデジタル

(少し試運転がしたくて回したものの、流石に時間が足りずにふんわりした子しかできなかった。)

 

 

 

本番の記録

 

レオ杯を観戦しながら取ったメモをおおむね無編集で垂れ流す。

前回と変わらずマッチングは基本的に各ラウンドの開始直後12時半ごろ、または午後7時~0時の間に回している*6

 

1回戦1日目1回目(5-0) 

・ダスカ(不)2-バクシン(普)3-ウオッカ(絶好)1
   ウオッカ出遅れ。3-3-3-0のオーソドックスな編成。相手の逃げは両方非地固め、差しは2枚ともグラスでデバフは無しというシンプルな構成。本譜では《アングリング》が発動しないというハイパー下振れがあったものの、ウオッカの《豪脚》が完璧な形で発動。ギリギリまでダスカが先頭を守っていたこともあり《カッティング》も踏み切って完璧な差し切り。

 ダスカ(不)2-バクシン(好)1-ウオッカ(普)4
   マイルSゴルシとタイシンとヒシアマ姐さんが1人ずついる追込場。先行オグリもいるのでやや最終盤不安説。最終的には3コーナー途中からうちのダスカとバクシンオーの2人旅になり、競り合い続けたことによってセーフティリードを形成できた。こういう時に先行がひとりいると安定するから勝ち目薄いとわかってても外しづらい。

・ダスカ(絶好)1-バクシン(好)3-ウオッカ(不)6
   《シンパシー》依存型の【地固め】バクシンオーとか、ついに現れた水マルとか。でもこの水マル、《鋼の意思》が発動しないと固有が発動できないから厳しくないか?と思わないこともない。水着マルゼン持ってないから知らんけど。4-2-3-0だが差しのクオリティが高めなので怖い。《地固め》からきっちりリードを作って《アングリング》というコメントの必要がない美しいレース展開でした。ダスカ、固有すら切らなかった。

・ダスカ(好)1-バクシン(好)2-ウオッカ(普)3
   またも現れた《点火・速》持ちの絶対中盤加速するウーマンの水マルとか、《地固め》先行ダスカとか。《東京レース場◎》がついてる先行エル、明らかにキャンサー杯の遺産。3-5-1-0と先行に偏っており、バクシンオーはさらにその中でもかなり内枠側。相変わらず【地固め】はひとりだったのでハナを奪い、大外からどうにか内に寄ることに成功。そのまま残り150mまで固有を切ることも無く逃げ、バクシンオーが詰めることでラストブースト。ウオッカもめちゃくちゃ内に詰まってたけどいつのまにか上がってきていた。えらい。

・ダスカ(普)1-バクシン(絶好)3-ウオッカ(普)2
   2-3-4-0の下膨れ気味。920-580-1020で固有と《点火・力》のみの質実剛健ライアンが怖い。あと固有を捨てたオールオレンジスピード1100オーバー水マルとかいる。本譜はさらっと《アングリング》を踏み損ねたが、おそらく《ブリリアント》のタイミングが良く少し終盤に被った。加速度も上がるらしいんですよこのスキル。ライアンは差しが多すぎたせいで6位を取れなかったもよう。

 

1回戦1日目2回目(5-0)

・ダスカ(不)2-バクシン(普)3-ウオッカ(普)1
   《アングリング》込み水マルとかデバフネイチャとか。気を抜くと大外に回るダスカは健在。どうにか大内の水マルより前に行き《アングリング》、さらに外からバクシンオーが水マルを潰す。そして最後は大外から飛んできたウオッカが差し切った。いいとこ持ってくね君。
・ダスカ(普)3-バクシン(普)8-ウオッカ(絶好)1
   先行ウオッカとかデバフ+《アオハル点火・力》カレンチャンとか、《燃焼・速》《弧線のプロフェッサー》《先行コーナー◎》《優等生×バクシン》先行マヤノとか。っていうか先行が多い。《アングリング》が発動せず、バクシンオーは大内枠番で沈められる。ただ《豪脚》がクリーンヒットしてウオッカだけ2倍速レベルのスピードアップを見せた。
・ダスカ(不)1-バクシン(絶好)2-ウオッカ(不)3
   大内にマルゼンとスズカ。きっちり第4コーナーまでに逃げを全員バクシンオーが被せて潰し、そのまま終盤開始とほぼ同時に《ブリリアント》を発動させるというファインプレー。《アングリング》が出なかったがそれでどうにかなった。
・ダスカ(普)4-バクシン(普)1-ウオッカ(好)2
   ウオッカ出遅れ。ヒシアマ姐さんとか《燃焼・力》マルゼンとか、スピ根育成スズカとか。逃げがかなりごちゃつくという悲劇はあったが、《ブリリアント》を切ったダスカの真後ろにつけて一緒に固有から抜け出したのはバクシンオー。理想の《アングリング》から地力でからくも逃げ切った。おそらく先行がバクシンオーしかいなかったのも勝因か。
・ダスカ(不)1-バクシン(絶好)7-ウオッカ(不)2
   先行ライアンとか先行グラスとか先行ウオッカとか、ゴルシとか。逃げ勢がメチャクチャ綺麗に壁を作ったせいで先行~差し勢ががっつり割を食う。残り300メートルで解放されたがそこは既にセーフティリード。

 

1回戦1日目3回目(5-0)

・ダスカ(絶好)3-バクシン(普)4-ウオッカ(不)1
   ウオッカ掛かり。ブルボンとか先行スズカとか。鬼のように《弧線のプロフェッサー》を発動されるがギリギリまで先頭を取る。そこで先行エルが《ブランチャ》したが、さらに外からウオッカがぶっこ抜いた。
・ダスカ(普)4-バクシン(普)2-ウオッカ(不)1
   ウオッカ出遅れ。5-3-1-0の地獄逃げ編成。ウンス/ウンス/ダスカ/ダスカ/バクシンオー。やってられっか。しかもウンスひとり地固め型だし。本譜では調子差でギリギリもう1人のダスカにハナを許し、それを後から追いかける形。しかしこのダスカは《アングリング》を持っておらず、バクシンオーとウオッカが追いつくことができる形に。最後はウオッカが差し切った。地固めウンスは大外が響いたもよう。
・ダスカ(普)1-バクシン(好)2-ウオッカ(普)6
   バクシンオー出遅れ。スピ1000先行オグリとか、ウオッカが計3枚とか、シンボリルドルフとか。《コンセントレーション》でカバーしきれない出遅れは流石に聞いてない。本譜では《ブリリアント》が残り150mまで出ない程度のセーフティレースでした。
・ダスカ(普)1-バクシン(普)3-ウオッカ(絶好)2
   ウオッカ掛かり。ゴルシとか。理想的なバクシンオーの展開から《ブリリアント》。《アングリング》が発動しないというアクシデントはあったが、逃げが他に2枚いてスピードが乗っていたのかどうにか逃げ切った。何枚かデバフが飛んできたがなんのその。
・ダスカ(普)1-バクシン(普)7-ウオッカ(普)2
   ウオッカ出遅れ。4-4-1-0という地獄。バクシン/水マル/ダスカ/ダスカ。なお地固めは自分のみ。バクシンオーが大内枠で悲しみを背負う。最終的には《アングリング》から綺麗に逃げ切った。でも大外から飛んできたウオッカが最終直線入りぐらいで2位に立ってたので先行と他の逃げは全部死んでたと思う。

 

1回戦2日目1回目(5-0)

・ダスカ(好)1-バクシン(好)4-ウオッカ(普)2
   ダスカ掛かり。非地固め芝ファルコとか。なんだかんだ初遭遇。なおレースは《地固め》→《優等生×バクシン》で逃げ潰し→前に出たバクシンオーが《ブリリアント》を発動させる→ダスカの《アングリング》、という黄金コンボでどうにかなったもよう。
・ダスカ(好)2-バクシン(不)3-ウオッカ(絶好)1
   《アングリング》搭載型逃げライスとか。書くことがなくなってくるほどきれいなダスカ逃げと、書くことがなくなってくるほどきれいなウオッカの差し切り。
・ダスカ(不)3-バクシン(絶好)2-ウオッカ(好)1
   《点火・速》つき逃げバクシンオーとか。《アングリング》が発動しないがそうしたらウオッカが抜き去るのみ。
・ダスカ好1-バクシン普3-ウオッカ普2
   デバフネイチャとか。2-2-5-0の後ろ気味。差し勢の中で綺麗に大外に回れたのがうちのウオッカだけだった時点でおおむね勝敗は決していた感。
・ダスカ好2-バクシン普5-ウオッカ普1
   ダスカ掛かり。地固めウンスとか半デバフネイチャとかスピードカンスト《逃亡者》《弧線のプロフェッサー》持ちバクシンオーとか。なお最後はスタミナ200だったもよう。内枠ぶんでどうにかウンスの前に出たが《アングリング》が発動しない。つまりウオッカ・オン・ステージ。

 

1回戦2日目2回目(4-1)

・ダスカ絶好1-バクシン好4-ウオッカ不6
   ヒシアマ姐さんとか先行ウエディング副会長とか。先行4枚と前の厚いレースだが、逃げは単騎。かなり怪しかったレース展開だったが、《アングリング》が発動してくれたのでヨシ。ウオッカは下がって大外から差しなおす必要があったので間に合わなかった。
・ダスカ不7-バクシン普2-ウオッカ普8(1着差しオグリ)
   ダスカ出遅れ。《コンセントレーション》はどうしたお前。いや発動してこれなので始末が悪いんですけど。さすがに逃げ3枚でそれは致命的、かつ差しも多いうえにウオッカは大内。性能負け、というよりはかなりの下振れを引きまくった感じ。
・ダスカ不3-バクシン絶好2-ウオッカ不1
   先行グラスとか《ブリリアント》《アングリング》搭載型マルゼンとか。4-4-1-0のハイパー前寄り編成。でもまたウオッカ大内でダスカ大外。地固めが1人だったのでどうにかなったが、《アングリング》が発動しない。そして終盤開始とほぼ同時に《豪脚》が発動したのでウオッカが全てを抜き去っていった。
・ダスカ絶好1-バクシン不3-ウオッカ不2
   先行ナリブとか質実剛健先行ナリブとか。というか先行ナリブってそんなポピュラーなんか? 《カッティング》が前すぎて発動しなかったせいかひと伸びが足りず、つまりひと伸び足りなかったということはダスカが勝つということ。《アングリング》発動してないはずなのに。
・ダスカ不2-バクシン好3-ウオッカ好1
   先行タイキとか先行グラスとか先行ゴルシとか。最後はマイルがAじゃないが大丈夫なんだろうか。ダスカが8番で残りが1・2という酷い配分。最後にはこれでなんとかなるんだから凄い。でも《アングリング》が発動しないのはなんなんだ。

 

1回戦2日目3回目(5-0)

・ダスカ不1-バクシン不4-ウオッカ絶好2
   ウオッカ出遅れ&掛かり。芝Sファル子とか。《アングリング》と《豪脚》が両方発動してダスカとウオッカでデッドヒート。大接戦の末にギリギリ逃げ切ったのはダイワスカーレットでした。
・ダスカ絶好1-バクシン好2-ウオッカ不4
   芝ファル子ふたたび。あとはヘイローとか。うまく逃げをバクシンオーが潰してそのままダスカをつっつくという理想展開。
・ダスカ不7-バクシン好1-ウオッカ絶好2
   大外に水マル。不調とはいえ地固めのほうがさすがに序盤はハナを取る。しかしそこから《グッときてChu》で詰められハナを奪われる。しかし《アングリング》を積んでいなかったのでギリギリバクシンオーが最終直線前にハナを奪い返し、あとはどうにかバクシンしきった。
・ダスカ不1-バクシン不5-ウオッカ絶好3
   ウオッカダスカ掛かり。ウンスとか差し水着スペとか。気を抜くと大外にいくダスカ。結論としては地固めがめっちゃ強いということで。
・ダスカ絶好2-バクシン好3-ウオッカ不1
   ウオッカ掛かり。3-3-3-0の綺麗な編成。本譜では《アングリング》が発動せず《ブリリアント》でどうにか食いつなぐ展開。最終的には大外を綺麗に回れたウオッカがゴール板手前で差し切ってゴール。

 

2回戦A1日目1回目(3-2)

・ダスカ普1-バクシン絶好3-ウオッカ普4
   ダスカ掛かり。《尻尾上がり》と直線系金スキル2枚の逃げバクシンオーとか、半デバフクキタルとか、マイル差しSキングとか。かなり汎用金が多いのでダスカがきっちりハナを維持できるかが問題だったがどうにかキープし、終盤開始と同時に《ブリリアント》を踏んだ。《アングリング》不発時の理想展開。
・ダスカ普1-バクシン好2-ウオッカ不6
   ウオッカ掛かり。何よりもそこそこ外側にいる好調ゴールドシップという圧。本譜ではかなりギリギリだったがゴルシは差しが固まっていた影響でふんわりブロックされ、ウオッカもそれに巻き込まれて抜け出せず。ハナ差で3頭が並ぶ結果になったが、ダスカの粘り勝ち。なお3着は先行オグリ。
・ダスカ不2-バクシン普4-ウオッカ好1
   ウオッカ出遅れ。《点火・速》入りフジキセキとか。逃げ3人いて全員不調という地獄レース。ウオッカが内枠を引いたうえで出遅れたのでダメかもしれんな。バクシンオーがサイレント実質出遅れを引き先行をどうにか抑えに行くが固有が踏めず、さらに先行の隙間を縫って差しがひとり飛び出してきた。まあうちのウオッカだったのでセーフ。ダメじゃなかった。
・ダスカ好4-バクシン不6-ウオッカ不2(1着差しウオッカ
   久々に遭遇したタイシンとか、回復を積まないタイプの水マルとか。先行勢が非常にテンポよく前に出て来て詰められ、しかも《アングリング》不発。ウオッカ2人が抜け出して、調子2段階差ぶんと向こうが内側ぶんで差しきれず。
・ダスカ好7-バクシン好8-ウオッカ普6(1着差しウオッカ
   《脱出術》のみのマイルSウンスとか、質実剛健芝ファル子とか。あとデジたん初遭遇。《地固め》ぶんで前に行くが、ファル子が掛かったことで前に行かれるというかなり厳しい展開。無理矢理蓋ファル子に仕事をされたうえでウオッカが一生ブロックされる、という構成負け半分運下振れ半分の感じ。

 

2回戦A1日目2回目(5-0)

・ダスカ普6-バクシン絶好2-ウオッカ不1
   ダスカ/ダスカ/ダスカ/バクシンの逃げ4とかゴルシとか。相手のパワー820の影響で地固めがないダスカに前に出られてしまい、かなりキツい展開。《優等生×バクシン》は終盤開始やや前ぐらいで発動し、垂れてきたダスカ勢をしっかり外から抜ききったウオッカに軍配が上がった。でもバクシンオーもしっかり2着には入っているのでえらい。
・ダスカ不2-バクシン絶好1-ウオッカ好4
   ウオッカ出遅れ。ライスとか、大内絶好調バクシンオーとか、アナボ型ウオッカとか。《アングリング》が不発だったが、バクシンオーが一生好位置を取り続けてグラスの追撃をギリギリかわしきった。ウオッカウオッカ同士の競り合いに負けてしまい、豪脚もややタイミングを逸した発動だった。
・ダスカ不4-バクシン普8-ウオッカ絶好1
   ウオッカ出遅れ。絶好調スリーセブン水マルとか。確か残り777mは最終コーナー入り付近だった気がする。さらにバクシンオーも先行勢の中では最も出遅れるという酷い立ち上がり。バクシンオー、ポジションが差し。しかも《アングリング》が発動しないというハイパー下振れ。なお、ウオッカが大外から何もかもを乗り越えたもよう。
・ダスカ普1-バクシン好7-ウオッカ不6
   3-3-3-0、かつわりとオーソドックスな編成。ウオッカ3枚を見る限りホントウオッカ多い。久々に《アングリング》が発動して、それでも3/4バ身で逃げ切った。数字を見ても明らかに差しが差せる範囲が広いの、キャンサー杯と何が変わったんだろうか。仁川の坂の影響力が凄い。
・ダスカ普1-バクシン普4-ウオッカ絶好2
   ウオッカ掛かり。《ヴィクトリーショット!》搭載型先行オグリとか、緑スキル◎6つ搭載マルゼンとか、デバフネイチャとか。しっかり逃げと差しにためらいが入っている。かなりバチバチにマルゼンと競っていたが、一瞬のスキをついて内からハナを奪って《ブリリアント》で先頭確保、《アングリング》へとつないだ。

 

2回戦A1日目3回目(3-2)

・ダスカ不1-バクシン好4-ウオッカ普2
   ウオッカ掛かり。水マルとか。逃げが多いうえにうちのダスカの内側に2枚いる。《アングリング》を踏んだ上に180mぐらいまで《ブリリアント》を温存したが、不調の下降補正の影響か固有が《カッティング》より発動が遅かった影響か不明だがウオッカが差し切った。やっぱりこの大橋彩香強くないか?
・ダスカ普5-バクシン不4-ウオッカ絶好2(1着差しウオッカ
   先行ナリブとか大内絶好調質実剛健ブルボンとかデバフネイチャとかデバフ副会長とか。先行ナリブ流行ってるのかな。ダスカは相変わらず大外。大外ぶんで完全にハナを譲る形になりダスカは後退し、ウオッカは前を塞がれた。ウオッカ自身も枠番が悪く、かなり運負けって言いたい。
・ダスカ普6-バクシン普1-ウオッカ不3
   ゴルシとシチーの方のゴルシとか、半デバフグラス・ネイチャとか。ウオッカ大内。《地固め》不発。やっぱりある程度発動率調整があったのかなと推測できる感じ。競り負けてしまったダスカを足場にバクシンオーが固有からスズカを抑えて《アングリング》、そのまま勝ち切る理想展開。
・ダスカ好5-バクシン普2-ウオッカ普3(1着地固めウンス)
   絶好調地固めウンスとか半デバフネイチャとか。2-2-5-0でウオッカ3枚。なお2-3-4枠という悲しみ。8番のダスカと交換させてくれ。内枠ぶんで前に行かれる、というマジでどうしようもない定期。固有倍率の関係でどうしようもない、というか内枠絶好調地固めウンスへの解答、ミラーマッチでも運に祈るしかないんですよね今回。ウオッカの調子が普通だった時点で勝てなかったんだと思う。
・ダスカ普1-バクシン不4-ウオッカ好5
   好調水マルとか。3-3-3-0だがダスカが大外でウオッカとバクシンオーが大内という最悪の枠番。しかも自分以外で不調が1名しかいないというどうしろと状態。本譜では《グッときて》のタイミングが遅れた結果どうにか《アングリング》から逃げきれたが、正直こんな状態だとどこで負けてもおかしくないのでどうにかしないといけないかもしれない。どうにかする方法は完全に無いが、どうにかしないと勝てないのでどうにかしないといけないのである。

 

【差し替え:バクシンオー→アグネスデジタル
単純にどれぐらい走るのか見てみたかったので、A決勝が確定している状態で少し見てみることにする。

 

2回戦A2日目1回目(4-1)

・ダスカ不2-デジタル好5-ウオッカ絶好1
   ウポッカ出遅れ、ウオッカ&デジタル掛かり。デバフグラスとか、大内好調水マルとか。4-0-5-0はもう実質差しが先行なんよ。久々に出遅れと掛かりを大量に引きつつ、ほぼ先行の立ち位置からウオッカが差し切るタイプの理想展開。
・ダスカ好1-デジタル普6-ウオッカ普3
   デジタル出遅れ、ダスカ掛かり。大内スズカとかゴルシとか先行フクキタルとか。7番ダスカ8番デジタル9番ウオッカという外固め。《ブリリアント》なしで《アングリング》まで漕ぎつけたが、それが最終的にゴール直前に発動してゴルシの追撃をギリギリハナ差でかわした。
・ダスカ絶好1-デジタル普2-ウオッカ不4
   ためらい3枚積み半デバフネイチャとか。《アングリング》と《ブリリアント》が同時に発動するとさすがにぶっちぎれるな。デジタルも今回は《豪脚》から《尊み》まで綺麗に繋がった。
・ダスカ普4-デジタル好3-ウオッカ普2(1着差しウオッカ
   ウオッカ出遅れ。大内絶好調釣りダスカとか8番絶好調ウオッカとか、水マルとか。レースそのものは順調だったしステータスも別に負けてはいなかったが、調子補正ぶんでギリギリ差し切られたっぽい。しんど。
・ダスカ不5-デジタル普7-ウオッカ絶好1
   ダスカ出遅れ、デジタル掛かり。ゴルシが怖い。1-1-6-1の差し地獄。絶好調だがウオッカは内枠を引かされており非常に立ち位置がしんどい。《アングリング》をしっかり打ったが2番手だったエルの《ブランチャ》で吹き飛びかけたが、さらに隙間を縫って《カッティング》。

 

【差し替え:アグネスデジタル→バクシンオー】
中盤~終盤にかけて安定して《ブリリアント》を発動させられる先行のあたたかみを知った。あと単純に急ごしらえなのでステータスを練り切ることができなかったというのもある。ダートチャンミでは頑張っていただきます。

 

2回戦A2日目2回目(3-2)

・ダスカ絶好1-バクシン普5-ウオッカ不6
   アナボ型ウオッカとかゴルシとか、ついに現れた地固め釣りスズカとか。ウンス以外で《アングリング》を積んだ地固め逃げに初遭遇なの、かなりマッチングが偏っている気がする。そしてダスカはかなり外枠に回されていて非常にキツい。どうにかハナを奪って半分少しで即《ブリリアント》から《アングリング》……だが相手のウオッカが大外から好位置。ハナ差でギリギリ逃げ切った。ゴルシも真後ろまで来ていた。絶好調ぶんで逃げ切ったと言っても過言ではない。
・ダスカ絶好2-バクシン好3-ウオッカ不4(1着先行オグリ)
   先行オグリ2枚含めた先行5枚のかなり中膨れな展開。絶好調1番ダスカが《地固め》の発動に失敗し、さらに遅めのスタートでハナを譲ってしまう。どうにか取り直して《ブリリアント》と《優等生×バクシン》、ダスカの《アングリング》とつないだが単純にウオッカが後ろで詰まってしまった。
・ダスカ好5-バクシン絶好1-ウオッカ不2
   先行グルーヴとか。一生不調じゃないかウオッカ??? 逃げは単騎。終盤開始と同時にバクシンオーが逃げを囲って《アングリング》という理想展開。これがあるのが先行バクシンオーのいいところ。
・ダスカ好3-バクシン絶好1-ウオッカ不5
   ヒシアマ姐さんとかウオッカ計3枚とか。不調4戦連続だが???? 逃げ3枚の中でしっかりハナを奪うが《アングリング》が発動せず。最終直線立ち上がり付近でバクシンオーがハナを交代し、そのまま気合で走り切った。絶好調とはいえ凄いなお前。
・ダスカ不2-バクシン好5-ウオッカ普6(1着差しウオッカ
   ダスカ掛かり。ウオッカ3枚に先行オグリ2枚。片方は質実剛健型。あと半デバフスズカ。調子デバフと掛かったぶんでスタミナが足りなくなってウオッカに差し切られた。なんか急に全くウオッカが走らなくなってるな今日。

 

2回戦A2日目3回目(3-2)

・ダスカ好3-バクシン不6-ウオッカ不4(1着差しウオッカ
   ウオッカ出遅れ&掛かり。質実剛健先行エルとかスピ950パワー1050の絶好調ウオッカとか。またウオッカ不調なんだけど。1つ外に絶好調ウオッカいるし。まあダスカが逃げきれずあと2人が不調な時点でまあ勝てる道理はない。というか向こうが大外なので9枠ウオッカに対するカウンタープレイがマジで一切存在しない。
・ダスカ不2-バクシン好3-ウオッカ不1
   デバフネイチャ2枚とかゴルシとかハヤヒデとか地固めウンスとか。もうなんか調子が悪すぎてコメント書くの辛くなってきたな。しかもバクシンオーが大内でダスカが大外。ウンスの《逃げ直線○》の発動が遅かったおかげでどうにかハナを奪いウンスを潰すことに成功。《豪脚》が発動しなかったがどうにか内から差し切った。
・ダスカ普1-バクシン普5-ウオッカ絶好2
   ウオッカ掛かり。ウンスとかシチーとかゴルシとかFAフクキタルとか。でも1-2-3番独占はつらい。ただダスカが大内なので《地固め》→《ブリリアント》→《アングリング》が綺麗に決まった。ダスカ、久々に3バ身離す快勝。
・ダスカ絶好1-バクシン普7-ウオッカ普2
   ウオッカ出遅れ、ウオッカ&バクシンオー掛かり。半デバフネイチャとか先行ウオッカとか。大内絶好調ウンスで自分のダスカは7番。どうにか蓋をするのが間に合うが他の2人はロクな場所にいない。最終的にはしっかり《ブリリアント》→《アングリング》。たぶん調子差あったら負けてたんだろうな、と暗澹たる思いになる。
・ダスカ普3-バクシン好4-ウオッカ不2(1着差しウオッカ
   ウオッカ出遅れ。スズカ2枚とか先行グラスとかライスとか。スズカは片方地固め。地固め同士で競り合うが、内枠ぶんでハナを譲る。結局ハナを奪いきれず、奇跡的にあらゆるスキルが発動せずそりゃ前に出られない。

 

決勝A

[1]自ダイワスカーレット/逃げ
[2]○エアグルーヴ/差し
[3]○ライスシャワー/先行
[4]自サクラバクシンオー/先行
[5]●スペシャルウィーク/先行
[6]○オグリキャップ/先行
[7]●エルコンドルパサー/先行
[8]自ウオッカ/差し
[9]●ウオッカ/差し

逃げ単騎の5枚先行という諸々の考察何だったんだ感溢れる編成。おそらく●の人はスキル少なめでステータスをがっつり盛るタイプの人で、今回はかなりこれがハマっていると思う。
ウオッカが出遅れてさらに全員掛かる。賢さは基準値達してると思うので流石にちょっとどうしようもない下振れ引いた感ヤバい。3コーナー付近で《ブリリアント》と《優等生×バクシン》、ハナを守ってダスカの《アングリング》……までは良かったがウオッカの出遅れぶんが響いてウオッカが前に出られず、さらにバクシンオーとダスカの上体が上がっていた(=スタミナ切れ)で当然差し切られる。

 

・ダスカ5-バクシン6-ウオッカ3(1着差しウオッカ

 

 

 

勝敗記録

勝負:50/61

勝率:81.97%

 

勝ちウマ

ダスカ:26
バクシン:7
ウオッカ:17

 

負けたときの1着

逃げ ウンス:1
先行 オグリ:1
差し オグリ:1
   ウオッカ:8

 

 

 

決勝と全体の反省

 

決勝レースに関しては、「掛かった場合にスタミナが足りなくなる」というスタミナ量で妥協したのが良くなかった、と言わざるを得ない。「それが全員同時に起こったらそもそも勝てない」と思わなくもないが、とはいえ勝つならそこをどうにかするしかなかった以上どうにかしなければいけなかった。継承でスタミナ9マイル因子持ちのセイウンスカイなどを借りてくるなど、もう少しきちんと詰められる要素はあったように思う。

チャンピオンズミーティング全体の総括として、やはり先行を入れ続けたことに関しての判断が難しかった、というのがひとつ挙げられる。逃げのダイワスカーレットを安定して勝たせるためには先行を入れてどこか手遅れになりすぎないタイミングで《ブリリアント》を誘発させられるようにした方がいいが、先行バじたいはそこまで勝つわけでもない。SSRスピードニシノフラワーを借りることを優先した結果《弧線のプロフェッサー》が習得できなくなってしまったが、他の先行バの多くが《プロフェッサー》を習得していたこともあり、結果として1枠ぶん勝率を大きく下げてしまった。

またこの判断に至った大きな要因だった差しオグリに加速系金スキルが積みづらいという問題*7だが、加速系金スキルが無くても前方のウマたちが200m地点から上り坂影響で減速するのでそこで十分差し切れていた、というデータを目の当たりにすると、やはり差しオグリ、そうでなくともせめて先行オグリにはしておくべきだったか、と思わざるを得ない。想像以上にバクシンオーのコーナースキル発動がバラついた影響もあって、しっかり抜くことができなかった。

さらにチャンピオンズミーティング全体、ひいてはレース全体の感想にはなるが、《地固め》の発動率がやや下がっているような気がしなくもない。緑3つがあっても印象としてはそこそこ踏み外す危険性があるようにも見える。当然悪く起こったことのほうが印象に残るので実際はそうでもない、という可能性はあるが。もし本当に調整が入るとするならこの方向性はいいと思っているので、個人的には大変だが賛成である。

 

昔よく見ていた格闘ゲームの大会動画で、ある有名プレイヤーがこう言っていたのを思い出す。

「弱キャラはミスっちゃダメなんだよ!」

サポートカードの資産も少なく、また育成ウマで取れる選択肢もそこまで多いわけでもない。だからこそ脚質とウマと戦略は可能な限り悩み続け、最善手を選ばないといけない。決勝戦3位はかなり精神的に来るものがあった、というのが率直な感想ではある。

 

 

 

後書き

 

ということでやや短めですがヴァルゴ杯は以上になります。正直月中ぐらいから色々あってメタを追いかけるリソースが他の部分に割かれたとか言い訳はできますが負けは負け。よくない。かなりがっつり戦略をミスしているので、こうはなってはいけないという自戒も込めて。

今回めちゃくちゃブログ更新が遅れたのは申し訳ありません。精神的に引きずっていたというのもなくはないですが、主に注射されたり動画作ったりしてました。この後また注射なのでライブラ杯も遅れるかもしれません。

あとそもそもライブラ杯は長距離で、かなりスキル等の不確定要素が強くなるが故に推しを走らせるほうに注力した方がいいのではとか言われているので戦術選択的なブログは全く書けないかもしれません。ゴルシタイシン対策なんも思いつかん。

アグネスデジタルを追いかけて90連ぐらい回したりハロウィンライスを狙ってちょっと回したりしましたが、相変わらず水着マルゼンさんもウンスも来ません。いつでもお待ちしております。

それではまた何か思いつきましたら。

*1:私はここに属していました。

*2:かなり運は絡むが。

*3:育成セイウンスカイを所持していないため、《アングリング》が必要なウマは1日に計3回しか育てられない。だから早めに育成を始める必要があるんですね。

*4:レース後半、前のほうで競り合うとスピードアップ

*5:GⅠの目標レースが3年目4月前半までにほとんどないため、固有スキルのレベルを1~2に非常に抑えやすい。またレースの難易度そのものもかなり低いため、スキルを取るのを遅らせても問題ないことが多い。

*6:少しでも人口が多い時に回して非ガチ勢の人と当たりたかった。今回は特に当たりたくない編成である「地固め水着マルゼンスキー」と「デバフ2枚+エース」がかなり上位層に偏っていそうというのもあって余計に。

*7:今回の加速スキルは主に《豪脚》《乗り換え上手》《レッツ・アナボリック!》。育成ができていないライアンの《アナボリック》、SSR根性グラスワンダーを積む必要がある《豪脚》、未所持のためSSRスピードニシノフラワーを借りると編成できないSSR賢さナイスネイチャから貰える《乗り換え上手》。

ガチってない人から見たレオ杯オープンリーグの空

 

 

 

(諸々を飛ばしたい方は以下の目次をご活用ください)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前説

 

お疲れ様です。斬進です。1ヶ月ぶりなのは今までに比べればお久しぶりです、と書かなくていい更新頻度でしょう。前にも書いたけど毎日のようにブログ更新する人人生にイベントがありすぎるんじゃないでしょうか。羨ましくもある。

本日はなんだかんだ続いているウマ娘PvPイベントであるところのチャンピオンズミーティング、8月開催分であるレオ杯の個人的な備忘録を書いておこうと思ってキーボードを叩いています。今回は前回のテンプレがあるぶん書くのがすごく楽です。うれしい。

前回チラッと「エンジョイ勢……?」みたいなことを言われたのですが、ガチ勢ではないです。結局あれからも最高レアリティ確定有償限定10連以外は課金していませんし*1、グレード行けるだけの育成手持ちがないからオープンリーグ、というわけであって別に「オープンリーグだったらボロいからこっち行こう」みたいなアレではないですし。ただ、限られた8200点というスペースにいかに勝利手段を詰め込むかという作業がTCGのデッキ構築っぽくて楽しいのと、やるならある程度戦術を研究したほうが楽しんでプレイできる*2ので、少し情報を集めているだけです。ただ想像していたものと違う、という意見も納得したので記事タイトルは少し変えました。ごあんしんください。

あと今回は前回と違ってリアルタイム執筆に挑戦したうえ、かなりぐだぐだ悩んでいたので前半のぐだぐだパートが長くなっています。よりによって悩む回でそれをするな。

 

先月のキャンサー杯はこちら。

zanshinm9.hatenablog.com

 

 

 

レオ杯基礎スペック

 

阪神レース場・芝・2200m(中距離/非根幹距離)・右回り・夏・晴れ・良 。

モチーフは宝塚記念

序盤終わりに上り坂があり、その後は下り坂判定されないレベルのゆるゆるとした傾斜で下がっていく。中盤入ってそこそこで第1・第2コーナーを曲がり、やや短い直線が入って第3コーナー。このコーナーの後ろ寄りに終盤開始地点があり、そのまま最終コーナーを曲がって終盤の半分ほどが最終直線。ラスト200m地点付近に序盤に通った坂をもう一度上ってゴール。ただし、序盤の坂でスキルが発動してしまうためか終盤のほうの坂では上り坂スキルは発動しないもよう。

 

 

 

見渡したメタ(1)と動機

 

チャンピオンズミーティングレオ杯は、月の頭に始まった。8月1日、レオ杯が下旬開催予定だという公式告知があったのだ。中距離2200m。短距離でもダートでもなく、最初以来の中距離レース。さすがに短距離は芝だとGⅠレースが2択*3、ダートは適性のあるウマがかなり少ない*4となると、レースの数が純粋に多い中距離を消化していって詰まりを防ぐというのは正しい判断だと思った。

モチーフとなった宝塚記念が8月なのに*5トレンドに入るといった珍事を引き起こしながら、早めの発表に全員がざわついていた。準備期間が長いということは、それだけメタは回る。育成に時間を割けないトレーナーや情報を積極的には集めていないトレーナーも育成が間に合う。中距離という最もスタンダードな距離であることを考えると、やはり激戦が予想された。

序盤のメタは、基本的に前回と変わらなかった。【地固め逃げ】に【蓋逃げ】か【先行】、今回は距離もある程度長いので【差し】はメタが回転すれば取ることができるだろう。前回は最終的に逃げへのガードが当初よりもかなり下がって先行が増えたので差しが活躍できなかったが、今回は前回を踏まえて回るはずだ。

ただし、追込バは前回よりもさらに苦しいという下バ評だった。非常に有用な加速スキルであるタイシン専用追込加速金スキル《迫る影》が「終盤の直線で加速力アップ」だが、最終直線開始時点はコースの関係上既にほぼ終盤加速しきった後というのがひとつ。もうひとりの追込バ筆頭であるゴールドシップの覚醒スキルである《下校後のスペシャリスト》が、下り坂がないせいで発動できないというのがひとつ。総じて追込を入れる理由が《不沈艦、抜錨ォッ!》と《疾風怒濤》ぐらいであり、後者は終盤で順位ではなく距離でかなり後ろのほうにつけている必要があるのではないか、と発動条件の推測がされているのでかなり難しいスキル。中距離で極まったウマしか走らないであろうチャンピオンズミーティングではそこからの挽回はかなりブレるのではないか、という不安定さが目立つのがひとつ。ということで、やはり追込は走って回復スキルを別に調達したゴールドシップではないだろうか、という意見が多く見られた。

【地固め逃げ】*6の新系列に名を連ねたのは[ぶっとび☆さまーナイト]マルゼンスキーである。「終盤以降のコーナーで先頭の場合」である加速スキルの《アングリング×スキーミング》に加えて、中盤~終盤に先頭でなくても発動できるスピードアップ固有の《グッときてChu☆》が存在することにより中盤ハナを奪ってキープすることができる。中盤のスピードスキルを十分に積んだうえで回復スキルを《スリーセブン》1つに絞り、終盤開始前後に固有を発動させるという案さえ浮上していた。スタミナが足りるかは試算していないが。そうでなくとも順位条件が緩いため、先頭維持能力は高くなりそうだった。覚醒で貰える《じゃじゃウマ娘》を活かすには《地固め》+諸々と《先駆け》あたりで大きめにスタミナを消費し、序盤ラストで発動する《じゃじゃウマ娘》の回復を可能な限りオーバーヒールにしないなどの工夫は必要そうではあったが、非常に有力に見られていた。

そして猛威を振るった前回のエルコンドルパサーの後継と見られたのがオグリキャップだった。【地固め逃げ】のカウンターとして用意される【水着マルゼン】の最大の欠点は他の【地固め逃げ】系と同じく、終盤以降はスピードそのものを上げるスキルに乏しく《アングリング》で加速を上げた後は地力勝負になりやすいという部分である。さらに今回のレースでは最後200mに坂があり、生半可なウマではスピードが落ちてしまう。その速度が下がりやすい部分を固有を用いて(1位または6位以下でなければ)何事も無かったかのように走れる、というのが非常に強力な点で、200m地点で既に1位であれば逃げが沈んでいるはずなのでそのまま押し切りに行けるという強みがあった。スキル発動タイミングはやや終盤開始からは遅れるものの、通常マルゼンスキーの固有である《紅焔ギア/LP1211-M》*7タイキシャトルの《ヴィクトリーショット!》*8と共に前へ進出して差をつける、という形がポピュラーらしい。しかし、それ以外の部分はかなり個人差があった。前回のキャンサー杯ではコーナーが第3・第4コーナーだけというのもあって《弧線のプロフェッサー》が汎用コーナー加速として丸かったが、今回は第1・第2コーナー側で発動して終盤前後の位置取りに使われない可能性もあり、《スピードスター》*9や《アガってきた!》*10などの存在もあって、どんな状況を想定して少ない金スキルスロットをどう割り振っていくかが非常に難しい育成となっているようだった。最終以外のコーナーで発動するリスクをどう評価するか、代替スキルの有無などがかなり難しそうではあった。また、終盤に加速する他のスキルを積んだうえで、という前提はつくものの、通常衣装マックイーンの《貴顕の使命を果たすべく》にもにわかに注目が集まっていた。

……そして私の手元には、いつの間にかいたオグリキャップタイキシャトルと、特別ミッションのメイクデビュー☆3チケットで手に入れたマルゼンスキーがいた。SSR賢さファインモーションは《右回り○》を、900万DL記念チケットでようやく1枚目を引いたSSRスタミナスーパークリークは《良バ場○》をくれる。前回も差し込んだSR賢さフジキセキは《夏ウマ娘○》をくれるし、友人に《アガってきた!》持ちのSSRパワーヤエノムテキを貸してくれる人もいた。

かくして前回と同じ、「やれないならやらないが、やれるならやる」の御旗の下。果てしなく長い旅が始まることになったのだ。

 

 

 

オープンリーグ机上論 ~不安の言い訳~

 

オグリキャップ因子用のマルゼンスキータイキシャトル*11を周回しながら、8月の第1週を過ぎたあたりでメタを見渡した。もちろん、オープンのではなくグレードのメタにはなるが。

逃げはかなり水着マルゼンスキーセイウンスカイに偏っている。水着マルゼンスキーはやはりレース半分以降で先頭じゃなくても発動するという固有が強力で、大抵の逃げがそこでハナを奪われ潰される。セイウンスカイは《脱出術》を(SSRスタミナセイウンスカイ以外で)確保できる貴重なウマ娘であり、《アングリング》が自前なため他ウマ娘の《アングリング》よりも加速アップ性能が高いという利点がある。

先行の筆頭はやはりオグリキャップ。自前の《食いしん坊》があるうえで固有で最終の上り坂を越えられる。タイキシャトル固有もとある有名ツイッタラ*12のツイートにより話題にはなったが、2位以上で発動しないのは不安材料。逃げ水着マルゼンスキーをやらないのであれば先行に改造した通常衣装マルゼンスキーもあり、という感覚。

そしてやはり逃げ・先行にTier1が存在すると運が絡んでくるのが差しのポジション。思いっきり運ゲーと割り切って《紅焔ギア/LP1211-M》に加えて《レッツ・アナボリック!》*13を入れて6位ガチャを開催するという戦法もキャンサー杯から引き続き存続していた。その上で、差しの鉄板である《汝、皇帝の神威を見よ》が等倍で打てるシンボリルドルフや、やや条件は厳しいもののオグリと同タイミングで固有を発動できるウオッカ、そもそもメジロライアンを等倍で打てば最強などが考案されているようだった。

追込に関してはやはりほぼゴールドシップ。《不沈艦、抜錨ォッ!》から位置取りを上げていき、《レッツ・アナボリック!》と《紅炎ギア/LP1211-M》でハイパースパートをかける形がテンプレートとされている。

 

――しかし、これはどこまでいってもグレードリーグの話だ。オープンリーグには8200点の天井がある。スキルとステータスは、完全には両立できない。

現在の逃げに必須とも言える《コンセントレーション》と《アングリング×スキーミング》、【地固め】のテンプレセットである《地固め》と緑スキルが3つあるいは妥協して2つ*14。この時点でかなりスキルリソースを圧迫しており、スピードとパワーを800程度まで上げると適性有り含む金スキルを2つ取るためにはかなり根性とスタミナを下げる必要がある*15。しかしルームマッチ勢の意見として「地固めウンスはスタミナ600+金回復でも足りない」というものもあり、スタミナトレーニングをすると勝手に根性が上がってしまうのもあって実際にそこまでステータスを下げられるのか、そしてスピードが800で足りるのかが不安視されている。

さらに《コンセントレーション》以外の金スキルを1つに妥協する場合、序盤は《地固め》で賄うとしても中盤か終盤のどちらかを捨てることになり得る。中盤は《脱出術》など、終盤は《末脚》か各種固有になると思われるが、おそらくどちらかしか選べないとなった場合に強いのか。

オグリキャップの不安要素は育成シナリオにある。オグリキャップの育成はGⅠレースを多く走る必要があり、途中で1着を特定期間内に2回取ることも要求される。そのため固有スキルのレベルを下げづらく、最も楽に評価点リソースを獲得できる固有レベルアップ回避がしづらくなっている。

追込のゴールドシップも、《アガってきた!》等で固有発動直後からじりじり順位を上げてから《紅焔ギア/LP1211-M》で急加速のほうがアナボリックの発動待ちよりも強いのではないか……?

 

とはいえ全ては机上論であり、そしてマッチングの上下ブレでもある。前回も書いたように、開催前の時点で研究をしないトレーナーや、育成で偶然できたB以下の適性有りウマを走らせるタイプのトレーナー。自分の担当ウマ娘を何としても走らせるトレーナーだっている。

本当に育てた地固めスズカは非地固め水着マルゼンスキーに容易く潰されるのか。オグリキャップは固有レベルをどこまで低く抑えられるか。環境にどこまで先行ウマとデバフが増えて、ゴールドシップは何位で1100mを通過するのか。負けるのであれば逃げを抜く必要がある以上、先行か差しを追加するためのリザーブ育成をする必要もあるのではないか。何もわからないまま育成をするしかなかった。

 

 

 

見渡したメタ(2)

レオ杯リーグ登録まで10日を切ったあたり。私はしばらくぶりにTwitterでメタを周回していた。課題は主にどのウマが出走するかのメタが変遷しているか*16と、先行オグリキャップに持たせる2枚目の金スキルである。1枚は回復のための《食いしん坊》か《円弧のマエストロ》で、もう1枚を速度スキルにする場合前述した通り《弧線のプロフェッサー》《アガってきた!》《スピードスター》《キラーチューン》などと様々な択が存在する。どれもやろうと思えば借りられるため、決めあぐねていたのだ。

そしてオープンリーグのメタを眺めた結果、育成されたウマ娘の画像はレオ杯発表初期とは明らかに異なるものになっていた。

スキルが少ない。固有のレベル下げはそこまで重要視されず、金スキルはあって回復1枚。残りはあらかた加速用の継承固有と緑スキルに割り振られ、おそらくスキルポイントはだだ余りになったであろうウマ娘たち。レース中に発動するスキルを最低限に削ぎ落とし、そのぶんをステータスに割り振った質実剛健身体が資本なウマたちの割合が明らかに増えていた。

要するに、スピード必要量は長距離でやや緩和される*17が、スタミナは距離が長くなればなるほど必要量が増える。単純に必要ステータス数値の合計量が増えるのであれば、賢さや根性を減らすのではなくスキル枠を減らすべき。《地固め》もあれば嬉しいが、距離が長くなるにつれて相対的にスタートダッシュ成功の恩恵は下がる。なら逃げすら、《地固め》ではなく水着マルゼンスキーによる中盤加速でハナを奪いに行ったほうがいいのではないか。さらに、徐々に先行の必要スタミナ量の多さからスタミナデバフ戦術が有効に機能しうる、という研究結果が出回りはじめ、素のステータスの重要性が改めて認識されてきたという部分もある。固有と少ないスキルと高ステータスで殴る、という結論は、シンプルかつ私にとって絶望的な結論である。

練習効率を上げるには、育成ウマ娘のチョイス以外にはサポートカードに何を採用してどれだけ重なっているかが重要だからだ。今の自分の手持ちでは、おそらくオグリのスピード/スタミナ/パワーを全てAランクに押し上げることは到底不可能。戦術が通用しないとなると、メタ読みすらどうにもならない。ただ良いウマを持っているか、良いサポートカードが重なっているか、適性Sが取れているか。そうなるとほぼ無課金勢としては非常に肩身が狭くなる。

あるいは、今までもずっとそうだっただけなのかもしれない。オープンリーグは逃げウマ以外はチキンレースが上手く行くかとウマのチョイスを間違えないかが最も重要で、勝ちを目指すにおいてスキル構成と戦術に拘泥していたほうが珍しいのかもしれない。どことなく諦観を抱きながら、それでも私はステータス振り型先行オグリキャップの育成を始めた。できる可能性があるなら、しない訳にはいかない。作っておかなければ差し替えることもできない。座して死を待つほど諦めは悪くなかった。

 

 

 

光明、兼絶望

しかし、結局構成の良い落としどころは見つからない。水着マルゼンスキーの中に下手な逃げを出すと競り合って加速してしまうため、先行エースなら逃げを出さないという選択肢も十分にある。最も走りそうな形ができているのが先行オグリキャップであることを含めると、その可能性の考慮は避けては通れない。しかし、先行オグリキャップと差しグラスワンダー*18とあと1人、逃げを抜いて他に出すウマが問題だった。差しは綺麗に抜け出すのにかなりの運が必要かつ《レッツ・アナボリック!》の準備が必要*19で、闇雲に2枚出しても勝ち手段をいたずらに減らすだけになりかねない。追込は兼ねてより書いている通り上手く勝ち手段になりやすいのがゴールドシップで、他に持っている追込がヒシアマゾンということもあり有効打となり得るかにやや疑問が残る。先行の2枚目は外枠を引いてオグリを潰す可能性もありやや不安。逃げが最も勝ちやすいという気持ちがあるが、どうやって水着マルゼンスキーに対抗するか。

 レオ杯前最後のガチャ更新でも決定的な結論は出ず*20、手持ちで水着マルゼンスキーへの対策とある程度の勝算を両立できる選択肢はひとつになった。すなわち、サイレンススズカではなくダイワスカーレットを採用する形である。

【地固め逃げ】でありつつ、中盤加速に固有である《ブリリアント・レッドエース》*21を水着マルゼンスキーと同じようにポジションキープに使い、さらにもう1枚の金スキルを中盤速度系に割くことである程度2番手以下でも前に出やすくする。前回も見られた【蓋ファル子】や【蓋バクシンオー】と同じだが、前回と違い中距離であるため覚醒スキルの《キラーチューン》が機能することや、因子の準備が不必要であることからかなり気軽に手を掛けることはできる。それでいてレースの方はかなりスキル発動タイミングや相手のステータスなどのお祈り要素は増えるが、中盤に加速できず置いて行かれるよりはまだ勝つ、あるいは後続のために蓋をする算段が見込める。

しかし問題は育成内容だった。《地固め》と緑スキルや《集中力》を合わせて3つを取る必要があり、さらに勝ちを狙うなら《アングリング×スキーミング》が必要。そして手持ちにセイウンスカイがいない以上、1日3回のレンタル権をフルに使ってもそこまで行ける回数が何回あるか。さらにヒントが根性トレーニングなどで集中的に光ったりすれば、最終的なステータスは微妙なものになる。トリプルティアラとエリザベス女王杯というGⅠ4回出走がクラシックにあり、固有レベルもかなり下げづらい。だが、やらないわけにはいかない。オグリキャップが(結局スキルが多めにはなってしまったが)そこそこに満足のいくものができたこともあって、ひたすらダイワスカーレットの育成を回した。

最終的には先行と差しを固定しつつ、3枠目をフレックスとして様子を見ながら変えていく形で決定した。全体的にステータスが足りない、特にオグリキャップ以外はマエストロが発動しなかった場合スタミナが尽きるという問題はあるが、今後優秀なスタミナサポートを引けることを祈りながら開催を待った。

 

 

 

育成したウマたち

 

・地固め釣りダスカ

870-672-712-332-368 適性A-A-A 8199点

ブリリアント・レッドエース》 Lv2

《アングリング×スキーミング》

《円弧のマエストロ》

《キラーチューン》

《集中力》

《地固め》

《右回り○》

《良バ場○》

《一匹狼》

 

《地固め》は《一匹狼》と《集中力》が両方不発になると発動しないやや不安定仕様、かつ《マエストロ》が発動しない場合ややスタミナに不安が残るがかなりこれでも手元の育成としては限界。可能なら《非根幹距離○》か《阪神レース場○》が欲しかった。ただ今回は《地固め》の打率が極端に悪く、《地固め》を引いたのは20人近く育成してこのダイワスカーレットで3人目。やはり自前でセイウンスカイは必須なのか。

 

 

・先行オグリキャップ

902-688-685-282-383 適性S-A-S 8135点

《勝利の鼓動》Lv3

《紅焔ギア/LP1211-M》

《ヴィクトリーショット!》

《食いしん坊》

《レースプランナー》

《テンポアップ》

 

《レースプランナー》の運には勝ったが《マエストロ》は完走できなかった、芝と先行Sは引いたが中距離Sは引けなかった、と様々な後悔はあれど、さすがに回復2枚。これでもやはりスタミナ削り系のデバフを投げられまくると足りなくなるが、それはもうどうしようもないと思わないでもない。なお、今回採用候補に挙がっている中で最もスピードが高いのがこの先行オグリキャップであるあたりに筆者の育成下手さが見て取れる。

 

 

・差しグラスワンダー

803-655-766-340-403 適性A-S-A 8160点

精神一到何事か成らざらん》Lv3

《汝、皇帝の神威を見よ》

《円弧のマエストロ》

《乗り換え上手》

《独占力》

 

金スキル3つ型。別名《乗り換え上手》ガチャ。ただしそれに失敗しても《独占力》で前のサポートができるのは偉いところ。なお、前回のキャンサー杯とは違い固有衣装を手に入れた*22

 

 

 

本番の記録

 

レオ杯を観戦しながら取ったメモをおおむね無編集で垂れ流す。

前回と変わらずマッチングは基本的に各ラウンドの開始直後12時半ごろ、または午後7時~0時の間に回している*23

 

1回戦1日目1回目(5-0) 

・ダスカ2-オグリ1-グラス6
   地固め蓋ファル子とか先行/差し/追込牽制+全ためらい+八方睨みネイチャとか。いや最初からボスラッシュみたいなの来たぞ。本譜はファル子よりうちのダスカが前に行き、じりじり下がっていく他の逃げ勢を3コーナー手前でオグリが潰す。内枠の優位を活かしてダスカが残り200mまで1位をキープしたことでオグリの固有が発動。後ろの差しスペちゃんを引き剥がした。
 ・ダスカ8-オグリ1-グラス3
   グラス掛かり。スピ920あって《わやかわ》のおかげでスタミナがだいぶ足りてそうな水着スペちゃんとか、先行会長とか。先行会長は先行めっちゃ増える読みなのかな。オグリが先行の中で最内を引き、コース取りがやや厳しい展開。逃げが1人のためスピードが上がり切らないが、ルドルフが2番手でもたついたところで《ヴィクトリー》+《紅焔ギア》セットを発動したオグリが4コーナー立ち上がりで2人を抜き、そのままゴール板。よく見たらこの会長《独占力》持ってたから、先行のスタミナを削った上で自分は下がる前提だったのかもしれない。
 ・ダスカ1-オグリ4-グラス2
   オグリ出遅れ。逃げ嫁マヤノとか、スピ1000越え《マエストロ》《一文字》《一陣の風》先行グルーヴとか。そして先行6人いてオグリが1枠1番。なんだってんだ。さらにそこからオグリが出遅れ、なんか回復不可能な気がしなくもない立ち上がり。さらに逃げが《地固め》持ちじゃないためそこまで競らない。《アングリング》をしっかり踏んで、大外からうちのオグリとうちのグラスが突っ込んでくるが既にうちのダスカはセーフティリード。やっぱり直線系は発動タイミング不安がキツい。
 ・ダスカ1-オグリ6-グラス8
   923-808-794-330-291に《逃げコツ》《アングリング》《逃亡者》だけというマッシヴファル子とか、《マニューバ》積んだ差しオグリとか、緑じゃなくてオレンジで踏みにくる地固めブルボンとか。ポジション争いの末にどうにかダスカが向こう正面時点でのハナを確保し《STARDOM》を防ぐ。あとは《アングリング》《独占力》から逃げられなかった相手はバ群に沈むように溶けてゆくように。ダスカは固有もいらない逃げ切り2バ身。オグリは相手のオグリより内枠だったのもあり逃げに一生ブロックされ、グラスは《乗り換え》タイミングが遅かったもよう。
 ・ダスカ1-オグリ3-グラス2
   ついに現れた水着マルゼン……ではあるがスタミナ450+《マエストロ》。これは単発で引いちゃって育成間に合わなかったやつかもしれない、と思いきや同じチームにスズカもいた。脚質3-5-1-0という極端なレース。《地固め》でどうにかしつつ2コーナー立ち上がりで1度スズカにハナを譲るが《キラーチューン》から《ブリリアント》。前がさすがに分厚すぎて内枠で詰まるオグリを尻目にスイーっと抜けていった。

 

1回戦1日目2回目(3-2)

 ・ダスカ7-オグリ1-グラス3
   オグリ掛かり。質実剛健逃げマルゼンがダスカの1つ内。《地固め》は踏んだが相手のマルゼンのスピードが1000を超えていたのもあって1コーナーから2コーナーでハナを奪われる。そこからダスカがよれてやや不安だったが、最後には《勝利の鼓動》から差し切った。
 ・ダスカ3-オグリ1-グラス6
   非地固めブルボンとかデバフクキタルとか。《アングリング》が発動せずブルボンに猛追されるがギリギリまで粘ったおかげで《勝利の鼓動》が発動。
 ・ダスカ4-オグリ3-グラス2(1着ゴルシ)
   オグリとグラス掛かり。スピ760スタ965の非地固め水着マルゼンとか、スピ800スタミナ1048のゴルシとか。スピ1005の先行マヤノとかもいるのでキツそう。水着マルゼンの固有をしっかり《キラーチューン》と《ブリリアント》でブロックし、《アングリング》発動という理想展開。ただ他のチームの差しウマが全くといっていいほど走らなかったせいでゴルシが止まらず。
 ・ダスカ2-オグリ6-グラス9(1着差しグラス)
   グラス出遅れ。マルゼンにはどうにかハナを譲らなかったが、やはりオグリが延々とブロックされて前に出られず、かつその後他のウマを妨害する気力もないまま他先行が沈んだため後ろ側が強い。
 ・ダスカ2-オグリ1-グラス4
   逃げへの殺意が高いデバフネイチャと絶好調内枠ブルボン。結局7番に回されたぶんでかなり損をしたが、どうにかハナを奪うことに成功。《アングリング》《紅焔ギア》《ヴィクトリーショット》全て発動し、「逃げの理想と先行の理想がぶつかった場合先行が勝つ」の原則に基づきオグリ勝利。グラスは最速《乗り換え》だったが、前をひたすらブロックされてもたついた。

 

1回戦1日目3回目(5-0)

 (メモ逸失。マッチング運が良く、かなり安定していた。1着はダスカが3回、オグリとグラスが1回。)

 

1回戦2日目1回目(5-0)

  ・ダスカ8-オグリ1-グラス2
   ダスカとグラス掛かり。《独占力》ルドルフが2枚とデバフネイチャとデバフグラス。うちのグラスも合わせて《独占力》3枚構成。地獄か? 《地固め》発動せず、掛かった時点でかなりキツい。《マエストロ》もさらっと発動しないという辛ポイント。一気に終盤で逃げのスピードが下がり、4コーナーでオグリが先頭。《独占力》2枚を振り切ってどうにかゴールイン。というかこれ、相手はどのウマで勝つ予定だったんだ? ブルボンはわかるけどデバフ3枚チームは……?
 ・ダスカ2-オグリ1-グラス8
   グラス掛かり。走るほうのネイチャとか。綺麗にダスカが先頭を取り続け釣り発動。そしていつもの「理想逃げvs理想先行は先行が勝つ」理論によりギリオグリが差し切った。
 ・ダスカ1-オグリ2-グラス3
   差しマヤノとか《マニューバ》搭載型ブルボンとか先行タキオンとか。つつがなく《地固め》でハナを取り、残り150mまで《ブリリアント》を踏むことすらなかった。最終的にオグリが抜きにかかったところで《ブリリアント》が発動して逃げ切った。全体的にスタミナギリギリレース。
 ・ダスカ1-オグリ3-グラス4
   半デバフクリークとかキングヘイローとか。逃げがうちのダスカひとりでかなり全体的に詰まった隊列になったが、どうにか《アングリング》発動。追い縋るエアグルーヴは《独占力》に引き剥がされた。
 ・ダスカ1-オグリ3-グラス2
   ダスカとグラス出遅れ。スタミナ1000を超えるマヤノとか。《地固め》が踏めなかったが、マヤノのスピードがそこまで高くなかったのもあってどうにかハナを確保。詰められたタイミングでしっかり《ブリリアント》と《キラーチューン》、《アングリング》まで綺麗に繋いで引き離す。

 

1回戦2日目2回目(3-2)

 (メモ逸失。やはりレースが午前1時を回るとコピペミスが目立つ。ダスカ2勝とオグリ1勝。)

 

1回戦2日目3回目(3-2)

  ・ダスカ5-オグリ1-グラス2
   オグリ出遅れ、ダスカ掛かり。非地固め通常マルゼンとか、差し差し追込チームとか。差しが非常に多く後ろめな展開。しかしゴルシはきっちり固有を発動させてくる。《アングリング》も発動せず、最終コーナー途中でオグリ先頭。固有は発動しなかったがどうにかなった。
 ・ダスカ7-オグリ2-グラス3(1着先行オグリ)
   グラス掛かり。かなりバランスよく強そうなオグリとゴルシ、先行ライアンとか。単騎逃げでスピードが伸びず、《マエストロ》も発動しない。つらい。オグリは外を塞がれており、その外を通れた相手のオグリが勝った。かなり完成度の高いオグリであり、枠番と調子も響いた。
 ・ダスカ3-オグリ5-グラス9(1着ゴルシ)
   オグリグラス出遅れ。芝Sで901-960-550の非地固め水着マルゼンと、スピ910スタ820かつ金回復2枚という元気もりもりスーパークリーク。両方同じチーム。さてはガチ勢だなオメー。しかもダスカは大外という無理しか感じないマッチング。ハナは取ったものの《アングリング》が発動せずセーフティリードを構築できず、オグリは金回復が両方発動せず。正直一生下振れ引いてるのでコメントのしようがない。
 ・ダスカ1-オグリ2-グラス3
   ダスカとオグリ出遅れ。デバフ皇帝とか先行ライス2枚とか。出遅れたものの逃げ単騎だったのでどうにかカバーが効いた。終盤開始時先頭にずっといるのに4レースめにして初めて《アングリング》が発動。コノヤロー。
 ・ダスカ1-オグリ2-グラス4
   逃げ花嫁マヤノとか差しオグリとか。ダスカ大外。なんなんだ。大外からなんとか内に入るのが間に合い、《ブリリアント》でスズカをブロック。《アングリング》からトップスピードで逃げ切る、理想の立ち回りがようやくできた。今度は内枠でやってくれると心臓に悪くないかな。

 

2回戦A1日目1回目(5-0)

  ・ダスカ1-オグリ2-グラス8
   グラス掛かり。逃げSウンスとか逃げ黒マックとか。逃げ計4人という珍しい編成。ただし相変わらず地固め編成はうちのダスカだけだったのでどうにかハナは確保。逃げと先行が非常に多いためオグリがかなり苦しそうな立ち位置。他人の《アングリング》をしっかり潰しながら自分は《アングリング》発動、もはや敵なし。ゴルシも垂れてきた逃げにぶつかって時間を食ったもよう。ゴルシの対策としては「前のウマにぶつかることを祈る」か「グラスが上手く走れずに独占力をゴルシに充てることを祈る」というかなり理不尽な祈りがいるのでは?
 ・ダスカ1-オグリ2-グラス3
   ウンスに逃げ黒マック、スズカと逃げ多種多様。先行も4枚と厚く、脚質分布は4-4-1-0。順調にハナを奪って《ブリリアント》し《アングリング》、終盤開始直後に9位のグラスから《独占力》が飛んでクリティカルヒット。後ろ脚質が誰もいなかったせいで《独占力》への耐性がまったくなくなっていた。
 ・ダスカ4-オグリ1-グラス5
   オグリ出遅れ。《全身全霊》《Shadow Break》《神威》と全力でガチャを回しにいくライアンとか。先行オグリ2名に差しオグリ1名。ダスカの《マエストロ》が踏めず、オグリに託したいがオグリはオグリで出遅れているうえに3人いるのでパッと見誰が誰だかわからない。とはいえ《紅焔ギア》のおかげでどうにか2位につけ、《勝利の鼓動》でクビ差差し切り。
 ・ダスカ4-オグリ6-グラス1
   ダスカ掛かり。《魅惑のささやき》《八方にらみ》両搭載型デバフネイチャとか、《迫る影》タイシンとか。タイシンは遭遇2度目。気を抜くとすぐ大外に行きたがるダスカ。2番手がオグリだが、それによって外潰されないかだけが心配。4コーナーをオグリとダスカでぴったりくっついて曲がったが、外から固有Lv5から好位置につけたブライアンとうちのグラスが突っ込んで、最後はアタマ差でグラスが前を譲らなかった。おそらく《独占力》で逃げ-先行が全員ダレた。
 ・ダスカ3-オグリ1-グラス4
   ついに遭遇した地固めウンスとか。しかもダスカより1つ内側、かつ調子がダスカより1段階良いというかなりの逆風。案の定ハナを奪われ、外枠もひとつ外のブルボンに潰され3番手。《キラーチューン》が中盤開始時点で発動してしまったこともあり、ダスカは早々に厳しい立ち上がり。しかしハナがウンスではなくブルボンだったこと、ブルボンが《アングリング》を積んでいなかったことも相俟って《紅焔ギア》から最終コーナーでオグリが先頭、《独占力》で相手の先行勢のスピードを下げたのが効いて唯一ついてきた先行嫁マヤノを引き剥がすことに成功。こう見ると1位率は高くはないものの、やっぱりグラスと《独占力》が必要不可欠である。

 

2回戦A1日目2回目(2-3)

  ・ダスカ1-オグリ7-グラス2
   先行赤テイオーとかスタ1100越えゴルシとか。ビワハヤヒデと初遭遇。《アングリング》は発動しなかったが《独占力》がクリーンヒット。目に見えて下がった先行勢からセーフティリードを守り切った。ウンスはいたが、出遅れがあったのか《マエストロ》を踏めなかったのか先行勢の中をもがいていた。なおオグリは《独占力》がクリーンヒットしたウマに前を塞がれるというかなしい下振れ。
 ・ダスカ3-オグリ8-グラス2(1着先行ウオッカ
   ダスカ出遅れ。先行ウオッカとか逃げライスとか、非地固め逃げダスカとか。出遅れたものの地固めで無理やりハナを奪うが、8番と3番の枠番差もありコーナーで前に出られる。《キラーチューン》も序盤に発動してしまったのでそこからハナを奪い返せず、出た時にはかなり手遅れだった。出遅れ、かつオグリの回復が両方発動しなかったが故の負け。なお1着の先行ウオッカは準オグリ運用っぽかった。
 ・ダスカ8-オグリ6-グラス3(1着ウンス)
   非地固め大内ウンスとかデバフチケットとか。ダスカの《マエストロ》が踏めずスタミナが足りなくなるのは確定し、そこからデバフチケットのせいで先行が引き剥がされる。《独占力》が発動しなかったこともあり全部が上手くいかなかった。《マエストロ》か《独占力》が発動しなかったのがキツいが、このスタミナ量しか作れなかったほうが悪いとも言う。
 ・ダスカ2-オグリ8-グラス4(1着先行通常スペ)
   半デバフネイチャとか。4-2-3-0の前め構成。うまくラインが取れずダスカ2番手。今回のレースは無限にオグリが内側を走らされる。結果としてなんか何もコメントすることなく終わる。というか4試合やって4つともオグリが不調だな。
 ・ダスカ7-オグリ8-グラス1
   先行ダスカとか先行ナリブとか。また不調だなオグリ。そしてまたダスカが《マエストロ》を踏み損ねて前もとられ、不調のオグリは回復両方出ないし差しよりも後ろにいる。どうしろって言うんだこれ。とか言ってたら最後にグラスワンダーが差し切った。デバフグラスじゃなくて通常グラス+独占力の型にしてよかった。というかオグリ5レース×スキル2つで回復10回あるはずなのにこの5レースで3回ぐらいしか見てないぞ……。ダスカも3回踏み逃がしてるし。

 

2回戦A1日目3回目(5-0)

  ・ダスカ1-オグリ2-グラス4
   グラス掛かり。スピード1050のファル子とか、差し以外ためらいを積んだウンスとか。前5走がアレだったので、久々に気持ちのいい理想ラン。オグリが中盤内で詰まった時はどうなるかと思った。
 ・ダスカ1-オグリ2-グラス3
   グラス出遅れ。質実剛健ウンスとか逃げ白マックとか。かなりギリギリハナを争っていたが、終盤開始直前でウンスに抜かれて相手の《アングリング》が発動。すわ絶体絶命オグリ任せた、かと思ったらよくわからないけどダスカが差し返していた。ずっと競り合っていたのでウンスのスタミナ720回復無しだと足りなかったのだろうか。
 ・ダスカ1-オグリ3-グラス2
   独占力ルドルフとかデバフネイチャとか。逃げのマルゼンと仲良くラビットを務め、《アングリング》から裏切りのスパート。おそらくルドルフの《独占力》は視界外だったこともあり、いっこうに誰も追いつかず……と思ったらゴールした瞬間矢のようにグラスが飛んできてビビった。
 ・ダスカ1-オグリ7-グラス4
   ダスカ出遅れ。ついに現れたスタミナ十分《紅焔ギア》《アングリング》搭載型全因子S水着マルゼン。あと《独占力》グラス。9名出走で3-2-3-1、あまりにもグダグダの予感しかしない。本譜では延々ウンスと競り続けたが終盤開始直前にコーナー内枠ぶんで前に出て《ブリリアント》から《アングリング》。残りのウマはほとんどが《独占力》2枚を食らって鬼のように下がっていき、セーフティリードがセーフティとして活躍した。水着マルゼンがなぜ走らなかったかは不明だが、激しく出遅れたとかじゃなければ先行勢の先頭を走り続けることはないと思う。ただやっぱりずっと競っていたので最後は完全にダスカの上体が上がっていた。
 ・ダスカ1-オグリ2-グラス8
   グラス出遅れ。920-920-500で賢さBあるかなり強そうなマルゼンとか。ギリギリハナを奪って《ブリリアント》からある程度差をつけ《アングリング》の黄金展開。最近のオグリはずっと追いつけなくて下がる逃げウマにぶつかり続ける受難展開。というか5連勝のダスカの調子が良すぎたとも言う。

 

2回戦A2日目1回目(4-1)

  ・ダスカ8-オグリ1-グラス5
   オグリ出遅れ。がっつり育成に成功していそうな差しオグリとか。逃げ焦り1枚とためらい2枚という中でダスカ大外単騎逃げ。単騎逃げを先行の先頭であるうちのオグリがつっついていくが《アングリング》が発動せず、最終コーナーと同時にオグリ先頭。《独占力》もあって白デバフ1枚をどうにか振り切ってゴールイン。
 ・ダスカ4-オグリ1-グラス3
   オグリ出遅れ。差し水着スペとか、走るネイチャとか。綺麗に出たもののスキルが発動せずダスカが下がり、3角中盤でオグリ先頭。もう1名の先行バであるライスが一緒に抜け出して一騎撃ち、ライスの固有は発動しオグリの固有は発動しないハンデがあったもののどうにか持ちこたえる。
 ・ダスカ1-オグリ4-グラス2
   大内スズカとか《不沈艦、抜錨ォッ!》搭載先行ライスとか、デバフグラスとか先行ヒーラーグラスとか。うちのダスカは大外。《右》《良》《一匹狼》でやはり《地固め》が発動してないっぽい。オグリが微妙に内を進まされて先行勢の中で最後尾、かなり抜け出しづらそうな位置に押し込まれる。しかも《紅焔ギア》も《ヴィクトリーショット》も発動しないかなしみ。最終的にダスカが勝ったので問題なし。
 ・ダスカ9-オグリ2-グラス7(1着ゴルシ)
   グラス出遅れ。《八方にらみ》と《束縛》を積んだがんばれネイチャとか、通常マルゼン2枚とか。またダスカが大外なんだけど? 《マエストロ》をダスカが踏めず、マルゼン2枚がなぜか先行より後ろにいたので3角途中でオグリが先頭。さらに外からゴルシが200m切ってから抜いてきたせいで《勝利の鼓動》が発動できず。
 ・ダスカ2-オグリ1-グラス6
   ダスカ出遅れ。大内ウンスとかナリブとか。2-2-4-1というめっちゃ後ろ脚質。3連続でダスカが9番にいるんだけど???しかも出遅れるし。なおどうにか地固めぶんでハナを奪い、《アングリング》から一気に加速。オグリも継承固有2つ同時発動でついていき、最後はアタマ差デッドヒート。なお後方からデバフめっちゃ飛んできたせいでふたりとも最後は上体が上がっていた。

 

2回戦A2日目2回目(4-1)

  ・ダスカ1-オグリ4-グラス5
   1-6-2-0の単騎逃げかつ事故の気配がぷんぷんする編成。先行-先行-先行の人、漢気という感じがする。本譜では単騎逃げにもかかわらず全く問題ない走りを見せたダスカが6バ身。
 ・ダスカ6-オグリ8-グラス2(1着差しブライアン)
   オグリとグラス出遅れ。さらにグラスは掛かる。中距離Sで1030-800-500のバクシンオーとか。ダスカはマエストロ踏めず。かつオグリは完全にブロックされている。さらにグラスが最終直線開始時になぜか3位におり、《精神一到何事か成らざらん》ならず。こんな不幸の衝合あるか?
 ・ダスカ1-オグリ7-グラス3
   ダスカとオグリ出遅れ。ダスカはさらに掛かった。パワー1050の先行フジキセキとか、スピード1030の先行オグリとか。逃げはまた単騎。ダスカは掛かった時点でスタミナが足らなくなることがほぼ確定するので辛い。そしてオグリは先行のバ群に内側から突っ込もうとするな。最終的にはなんかいろいろあって《アングリング》からギリギリスタミナが足りた。逃げが他にいたらもっとスタミナが減っていた気がする。
 ・ダスカ1-オグリ2-グラス7
   オグリ出遅れ。《魅惑のささやき》《八方にらみ》のネイチャとか。また単騎逃げか。3レース連続でオグリ出遅れ。ただなぜか順調に2番手を取り、3コーナー付近からふたりでずっと併せウマしてペース維持。さらに《独占力》クリーンヒットでふんわりそのままレースが終わった。
 ・ダスカ2-オグリ6-グラス1
   ダスカグラス掛かり。デバフタキオンとかタイシンとか。完璧なスタートすぎて《地固め》が発動せず、大外だったこともあってかなり手間取る。今度はちょっと競ったうえに、さらに《アングリング》も発動しないというつらみの塊。オグリは相変わらず一生内から回ろうとするんだけど賢さ400相当はあるよね……? 最終的には大外から突っ込んできたグラスが綺麗に差しきった。ありがとうグラス。

 

2回戦A2日目3回目(4-1)

  ・ダスカ1-オグリ6-グラス3
   グラス掛かり。スピード1000の先行エルとか、逃げライスとか。《アングリング》から抜け出して後ろがごっそり視野内に固まったタイミングで《独占力》が直撃。オグリは出遅れ表示が出なかっただけで先行勢の中でもっとも悪い乱数を引いたらしく、また外から回ることができなかった。なんか呪いとか受けました? おそらく先行がめちゃくちゃ増えたことにより非常に事故りやすくなっているんだとは思うけど、2回戦から明らかにオグリの勝率が下がっている。
 ・ダスカ4-オグリ8-グラス3(1着先行黒マック)
   オグリ掛かり。質実剛健ゴルシとか、ラビットルドルフとか。最終的にスタミナ切れで下がっていくことにより先行勢を潰しにいくタイプのやつ。ダスカが久々に大内を引いて地固めから綺麗に逃げる。しかしギリギリ固有が発動しないタイミングで追い抜かれてしまい、スタミナはまだ足りているはずなのになぜかオグリが最終コーナー付近で9位まで下がり、さすがに誰も追いつかなかった。
 ・ダスカ3-オグリ1-グラス4
   ダスカグラス出遅れ。先行ルドルフとか。単騎逃げ。ようやくオグリが先行勢の中で最も外側の好位置につけ、ダスカもきっちり《アングリング》発動から抜け出す。ようやく見たかったオグリのレースが久々に見られた感じ。
 ・ダスカ7-オグリ1-グラス9
   グラス出遅れ&掛かり。先行グラスとか。また逃げ単騎かい、そしてマエストロ踏めない定期。さりげなくグラスのマエストロも不発。ただオグリが内だがどうにか2番を死守し、前を塞がれずに《紅焔ギア》までこぎつける。最終直線入り口で先頭を交代したタイミングで相手の先行たちに《独占力》ヒット、そのまま最内のひとつ外あたりをダスカが塞いだこともあってオグリが固有なしで逃げ切った。
 ・ダスカ1-オグリ4-グラス6
   ダスカ出遅れ、グラス掛かり。先行ナリブとかスピード1000マヤノとか。ゴルシ2枚とかいう可能な限り考えたくない胃の痛さ。オグリは《テンポアップ》以外のスピードアップ系を積んでいないため1コーナー付近だとどうしても後ろに下がることが多いのかもしれない。レース自体はダスカの理想展開。

 

決勝A

[1]自ダイワスカーレット【地固め】
[2]自グラスワンダー
[3]○ゴールドシップ【ゲート難型】
[4]●ゴールドシップ
[5]○水着スペシャルウィーク【差し】
[6]自オグリキャップ
[7]○シンボリルドルフ
[8]●ナイスネイチャ【逃げ焦り/牽制&八方にらみ】
[9]●シンボリルドルフ【固有Lv5、臨機応変のみの質実剛健型】

逃げ-先行-差し-追込
1-1-5-2


ついに先行すら単騎になるという地獄。最後の最後でこれになると《独占力》が刺さるかどうかがかなり運頼みになるのでしんどい。そして案の定オグリとグラスが出遅れ、さらにオグリが即掛かってスタミナ足りるかが非常に怪しくなる。助けてくれ金回復2枚。

本譜はちょいちょいオグリがダスカをつっつく形で加速させながらどうにか《アングリング》が発動し、出遅れぶん含めてグラスが8位から《独占力》。しかし唯一の逃げであるせいで8番ネイチャの《逃げけん制》がピンポイントで刺さってしまい、大外からゴルシがガリガリとセーフティリードを削ってきて150mぐらいでゴルシ先頭。そして最後は、ダスカのさらに内から《勝利の鼓動》で飛んできたオグリキャップがゴール板直前ハナ差で差し返した。これがスーパーホース、オグリキャップです。

 

 

 

 

勝敗記録

勝負:49/61

勝率:80.3%

 

勝ちウマ

ダスカ:27
オグリ:18
グラス:4

 

負けたときの1着

逃げ ダスカ:1
   ウンス:1
先行 オグリ:1
   スペ:1
   黒マック:1
   ウオッカ:1
差し グラス:1
   ナリブ:1
追込 ゴルシ:4

 

 

 

決勝と全体の反省

 

決勝レースに関しては逃げ1-先行1というさすがに今まで経験したことのない偏ったレースだったうえにオグリが掛かるという辛い展開だったが、わりと奇跡的な粘りによってハナ差で勝利した。開始直後時点ではかなり負け寄りであり、作戦的には敗北していたということも合わせて今後の戒めとしたい。

先行オグリが中盤に好ポジション維持スキルとして吐けるのが《テンポアップ》のみであり、また終盤も継承固有加速スキルによる地力と《勝利の鼓動》のみというのもあり、予選2回戦ではかなり「先行が膨れた結果良ポジションを取れなくなり、終盤加速して外から回ろうとするので後ろに下がってそのまま追いつききれない」という本末転倒じみた順位の下げ方も見られた。育成当時はハーフアニバーサリー配布SSRスタミナサイレンススズカが存在しなかったが、おそらく最適解としてはそれ込みでもう少しスタミナを上げ金スキル1枚を《プロフェッサー》などにあてたほうが安定したと思われる。もしくは《アングリング》込みの逃げに加速2枚でより速い加速をしついていくのではなく、3コーナー付近で大量のスピードアップスキルを吐いて逃げを捕まえるという、前回キャンサー杯の先行エルコンドルパサーのような使い方も考えられたと思う。しかしその場合は残り200m時点で先頭にいるので《勝利の鼓動》が発動せず、上り坂対策にパワーをもう少し上げる必要があると考えられる。

最も勝ったのはダイワスカーレットで、おそらく勝因は「逃げが減って先行が増えたことによりスタミナ不安でもどうにかなりやすく、かつ《ブリリアント》が先行につつかれて発動することでスピード担保になること」だと思われる。逃げどうしでも今回は水着マルゼンスキーに結局2回しか遭遇せず、また地固めにも片手で数えられる程度しか遭遇していないというのもあり、ひどく出遅れない限りはかなり可能性のある立ち位置を取ることができた。実際に出会った水着マルゼンスキー相手にもハナを取ることじたいはできていたため、スタミナか賢さがもう少しあればもっと勝てていたかもしれない。《地固め》の有効性についても悩みどころで、中距離になったため《地固め》で序盤先行してもコーナーの《プロフェッサー》などで外から抜かれるリスクがあり、今回は水着マルゼンスキーに照準を合わせていたため残り1枚の金スキルを《キラーチューン》としたツケがそこそこ出ていた。ただ《ブリリアント》発動まで1位あるいは1位に出られる前の空いた位置にいられればどうにかなるので、一概に《地固め》が必要なかったというわけではない。最悪蓋から垂れて後方のウマの進路を塞ぐということも可能なので、そういう意味でもう1枚金スキルを積むのではなく《地固め》セットにするというのはいい選択寄りだったのではないかと個人的には思う。同型遭遇率も低かった。

グラスワンダーに関しては1着率こそ低いものの《独占力》が非常に大きな貢献をあげており、その上で4回勝利をもぎ取ってきたというのは《アナボリック》を積んでいない身としてはかなりの健闘と言える。決勝も《独占力》が無ければ最後に差し返すことができなかったであろうし、先行-差し勢が追いつこうとする最終コーナー付近でその時間を短くできるというのは今回非常に有用だったと言える。

全体のメタとしては「水着マルゼンスキーが逃げで最も強い」→「勝てないなら逃げを単騎にして列を縦長にせず先行で抜きに行くのがいい」→「先行が非常に増えたのでデバフとして差し、あるいは《アナボリック》が成功しやすいため差しを増やしてもいい」という変遷があったのかもしれないと思った。まだ詳しい出走率は不明*24だが、オグリキャップの固有を発動させるために逃げウマを1名選出したかった以上、結果として単騎逃げでも先行がつついてくれれば固有が出るダイワスカーレットは水着マルゼンスキー未所持の中ではいい選択だったのかもしれない。自分としてはウマの選択は良かったと思うので、次はスキルによる戦術選択をしっかり考えていきたい。なおタイムラインの情報としては、向こう正面~3コーナー付近で逃げを捕まえる形の先行カレンチャンや、蓋として走りながら終盤わざと失速し後方を塞いでそのまま《独占力》を発動するという爆弾逃げルドルフが存在したとか。

またスキル選択としては《一匹狼》の発動率の高さに驚いた。4章ストーリー配布SSRスピードナリタブライアンが《右回り○》《中距離コーナー○》《栄養補給》などと今回有用なスキルのヒントを持ち、さらにそのナリタブライアンのコミュで《一匹狼》が貰えるので実際にはもう少し発動率が低いかと思っていたのだが、実際にはかなりの回数発動した。余裕があるならチームに1つ、というのは伊達ではない、を痛感させられた形になった。

次回チャンピオンズミーティング最有力候補はGⅠが2つしかないため今やり得とも言えるスプリンターズステークスなので、それまでに水着マルゼンスキーが欲しい。そうじゃなければ先行エルのような形で潰しにいくのがおそらく一番なのだが、逃げバクシンオーの多さを考えると非常に怖いところである。

 

 

 

後書き

 

ということでレオ杯は以上になります。最適カード持っていないなりに頑張りました、という感じです。個人的には勝率8割行ったのでわりと満足しています。決勝もうちょっと安心して勝ちたかったですけど。

前回は【地固め逃げ】全般と【先行エル】がトップメタだったこともありどちらかといえばトップ同士でどう作っていくかを試行錯誤する形でしたが、今回は【水着マルゼン】が押しも押されもせぬトップメタということでキャラ選択から全てきっちり悩みました。最終的にはこぎれいにまとまった感じですが、オープンとしては悪くなかった気がします。ライアンを育てろというお叱りは甘んじて受けさせていただきます。

今回は全部終わってから振り返るのではなく何か考えるたびに逐一書き足していったので同じこと言ってるところとか多すぎる気がしています。あと前回睡眠不足のメモは見せたくないとかなんとか言っておきながら今回は10レースぶん失くしました。申し訳ありません。人はなぜ成長しないのか。

あとサポートガチャ回したいので早くクリークさんピックアップ来てくれ。あとは相変わらず先行用の金スピードスキル持ちスピードSSRが無いのどうにかしてほしい*25。それからフラワーが来たらちょっと回したいのでその時セイウンスカイさんも一緒に来ていただきたいです。

ハーフアニバでアオハル杯も来ますし、紹介PVで映っているステータスを見るにグレードリーグはとんでもないことになりそうです。疲れたときは1回限定構築戦であるオープンリーグに挑戦してみるのも一興ではないでしょうか。私は相変わらずガチらない程度に頑張っていきたいです。でも水着マルゼンさんかセイウンスカイさんは欲しいです。よしなに。

それではまた何か思いつきましたら。

*1:育成はスマートファルコンが重なり、サポカはバンブーメモリートウカイテイオーでした。

*2:そして往々にして理想と現実のギャップに潰される

*3:高松宮記念スプリンターズステークス

*4:とはいえこれから増えるのかも今のところ少し怪しい

*5:おなじみだが宝塚記念は現実でも6月開催。今年はクロノジェネシスさんがゴールドシップ以来2頭目宝塚記念連覇を果たした

*6:序盤にハナを奪うために《地固め》と緑スキル3つを積み、中盤をスピードアップ系のスキルで耐えて終盤開始と同時にセイウンスカイ固有の《アングリング×スキーミング》などで走り抜ける形。条件が固定であるチャンピオンズミーティングにほぼ固有の戦術。

*7:最終コーナーで前のほうなら加速力アップ

*8:最終コーナーで先頭ではないが前のほうだと加速力アップ

*9:最終コーナー指定のスピードアップ

*10:中盤に追い抜くとスピードアップ

*11:過去に育てていた通常衣装マックイーンはどれも信じられないほど因子が弱く、スキル枠が空くかも不定なのでそこの厳選は諦めた

*12:正確には漫画家。

*13:メジロライアンの固有。9頭立てのチャンピオンズミーティングでは「終盤のコーナー中に6位だと加速度上昇」になる。終盤開始地点が第3コーナー終わりなので、終盤開始時6位なら即加速力が上がる。

*14:2つだと出遅れ一切無しで《コンセントレーション》が必要なかった場合に《地固め》が発動しないリスクがある。

*15:賢さは継承である《アングリング》或いは《グッときて》を発動するために350~400以下には下げたくない

*16:特に差しウマを決めかねていたので、何かいいものが見つかればという気分だった。タイミングを見つけられず高難易度と及び聞くメジロライアンの育成に手を出していないことをひたすら後悔している。でも初級者としては怖い。

*17:もちろんあるに越したことはないが、という但し書きはつく

*18:独占力と乗り換え上手がやはり強い気がした。勝ちを狙いつつ相手のスピードを下げられる、デバフネイチャとは違うアプローチ。

*19:この時点で《皇帝の神威》よりも《アナボリック》継承派のほうが増えていた。第3コーナーでの先行勢のスピードアップについていけない読みだと思われる。

*20:育成ガチャのエイシンフラッシュ、サポートカードガチャのナイスネイチャ共に差しに対してのアプローチ。かつSSR賢さナイスネイチャの持つ《乗り換え上手》は、採用予定だったグラスワンダーの覚醒スキルとして元から入手が容易であった。

*21:中盤で先頭、かつ2番手と競るとスピードアップ

*22:メイショウドトウは来ませんでした。手元に天井1回ぶんは残しておきたかった。

*23:少しでも人口が多い時に回して非ガチ勢の人と当たりたかった。今回は特に当たりたくない編成である「地固め水着マルゼンスキー」と「デバフ2枚+エース」がかなり上位層に偏っていそうというのもあって余計に。

*24:さすがに疲れたので今後調べる予定があるかも不明

*25:これに関してはハーフアニバで実装になるライスシャワーが《決意の直滑降》を持っている可能性もあるが、果たしてあれはスピードサポカなのだろうか。