このブログのどこからでも切れます

困ったときは遺書としてお使いください

財布の薄さと構成限界に挑む通常ガチャ無課金勢のスコーピオ杯オープン叙事詩

 

 

 

(諸々を飛ばしたい方は以下の目次をご活用ください)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前説

 

お疲れ様です。斬進です。自分用オープンリーグ記録もなんだかんだ来月ぶんで半年になるらしくてビビってます。誰の参考にもならないと思いながら書いていますが、今回の育成にあたってスタミナ量の目安ぐらいにはなったのでまあまあ記録を取ること自体は役に立ってるなという自覚が生まれました。参加するぶんには続けていきたい。今後もこの体裁を取るかは不明ですが。

ということで今回は完全に1名キャラを縛って残りを考える、という新しいアプローチで挑むハメになったスコーピオ杯の記録です。正直かなり辛かった。というか色々考えて水着マルゼンスキーがいないならダイワスカーレットがかなり安定択なのがつらい。それでもやらなきゃいけない夢が僕らにはある。

よって今回、主に育成ウマの選抜について微妙に参考にならない部分があるかと思います。お読みいただいている方におかれましてはご了承のうえスクロールをいただけると幸いです。

 

 

 

スコーピオ杯基礎スペック

 

東京レース場・芝2000m(中距離/根幹距離)・左回り・秋・雨・重 。

モチーフは天皇賞(秋)*1

通常のトラック状コースではなく、第1コーナー部分が直線になっている最外周を回るコース。開幕は直線で第2コーナー中頃付近で序盤が終了。向こう正面の途中、レース中央手前付近で坂の上り下り。第3コーナーに入った直後にレース中央があり、最終コーナー中央手前で終盤が開始。コーナー終わりから立ち上がって500m強の最終直線。

 

 

 

動機と見渡したメタ

 

10~11月に開催されるGⅠはそこそこ数があれど、恐らくジャパンカップかこれのどちらかだろう、と言われていた片割れだった。

天皇賞(秋)。そうなると私にはやらなければならないことがあった。サイレンススズカである。

ざっくり言うと「最初に触れたウマ娘のコンテンツがアニメ1期、かつ序盤とにかく育成を回すにあたって大逃げだったスズカを大量に回したこともあり愛着がある」私にとって、チャンピオンズミーティングが天皇賞(秋)であるということはつまり、逃げはスズカを選ばなければならないということを意味する。何としても彼女に大欅の先、4コーナーから最終直線の景色を見せなければならない。

よって逃げ枠はサイレンススズカになった。性能で言えば何といっても《コンセントレーション》と《左回り》が確定で貰えるため左回りのチャンピオンズミーティングでは【地固め】育成のハードルが幾分か下がる、というのが育成面での強み。レース面においては固有スキルの《先頭の景色は譲らない…!》がミホノブルボンの《G00 1st.F∞;》と同様にハマった場合の2段階スピードアップとして差しからの逃げ切りに貢献する。

ただし《先頭の景色》は「最終直線開始時以降で自分が先頭、かつ2番手との差が少し開いている」という条件のため、この固有を有効に発動させるためにはスタミナと《アングリング×スキーミング》*2の確保による終盤スパートの加速力上昇が必須。しかし、《ブリリアント・レッドエース》で中盤のポジションをキープしやすいダイワスカーレットと違い、発動の可否・タイミングともに不安定な通常スキル*3でポジションを維持できるかの不安はある。また、今回は《スリーセブン》が最終コーナーの入りで発動するので《グッときてChu♪》も非常に安定かつ有効に発動するのだが、スズカにはそれもない。スズカにあるのはただひたすらにスピードへの渇望と、最終直線まで先頭を維持したときのボーナスだ。実際問題「上手く固有が発動したとしても《乗り換え上手》発動+加速系固有発動できた差しに差し切られない?」とか思わないでもないが、とはいえそもそも今手元に「スズカに我慢してもらう」という選択肢は無いのだ。無いったら無いのだ。

ではスズカにある程度有利にレースを運ぶためにはどうするか。スズカの固有発動にざっくり必要なのは、「序盤抜け出すこと」「中盤先頭を維持すること」「前2つによって《アングリング》を発動させること」となると思われる。終盤の最終コーナーよりも最終直線のほうが圧倒的に長いこともあって、《アングリング》から《先頭の景色》までの間にピンポイントで抜かれる可能性については一旦置いておく。逃げの間では《アングリング》は1名しか発動しないため自分のものさえ発動すれば差をつけることができ、かつ《紅焔ギア/LP1211-M》や《ヴィクトリーショット!》は継承すると最速発動で終盤直前に効果が切れてしまうことを考えると、少なくとも逃げあいにおいては《アングリング》を発動することが目標になる。ちなみに逃げの終盤入ってからのスピードアップ方法は基本的に《末脚》とかになるので、「差しに差し切られる」に対しての本人の中での対策は非常に難しい。ステータスとリードの勝負になる。

ここで再三の確認になるが、オープンリーグの逃げにおいて非常に難しいのは序盤ないし中盤の先頭維持である。序盤には《地固め》、中盤には《尻尾上がり》という抜け出し方法があるにはあるが、これらをオープンリーグで両立しようとするとおそらくステータスが酷いことになる。必要スキルの数が多すぎるからだ。これを解決するために、固有でこれらを解決できるウマがオープンリーグの逃げでは強いと思っている。具体的に言えば、序盤でハナを取れなくても固有のおかげで巻き返しが図りやすい水着マルゼンスキーや、序盤ハナを取れれば中盤で詰められても固有のおかげでリードを維持しやすいダイワスカーレットなどである。そしてスズカには《急ぎ足》はあるが、《急ぎ足》しかない。逃げスキルであるため評価点は高くなるし、ハナを奪われた場合はどうしても上記2名のスキルに対して優位に立つまでに至らない。

だが、このチャンピオンズミーティングというレースは、スズカ1人で走るわけではない。仲間が、あと2人いるのだ。つまり、デバフである。

もちろん、デバフを投げても基本的には不安定である以上、ステータスがカツカツになるゆえに事故の多いオープンリーグで1エース2デバフは非常に厳しい。だが、走る可能性を残しつつデバフを捲ける人を用意する、というキャンサー杯でちょうど用いた手法が最も的確であると考えた。

その場合、現在の手持ちで適格なのは3名。グラスワンダーシンボリルドルフ、そしてマンハッタンカフェである。グラスワンダーはキャンサー杯・レオ杯での実績通り、《独占力》を覚えながらさらに覚醒スキルで《乗り換え上手》が手に入り、《円弧のマエストロ》を含めてギリギリ足りるという強引ではあるが走る余地を残したデバフ搭載差しとして優秀。シンボリルドルフは《乗り換え上手》こそサポートカードに頼ることになるが、固有の《汝、皇帝の神威を見よ》のスピードアップ量は非常に多くハマった時の爆発力は申し分ない。しかし最終コーナーで《独占力》発動から最終直線で《汝、皇帝の神威を見よ》までが非常に短いため、固有最速発動を狙うなら相応にパワーを高める必要がある。そしてマンハッタンカフェ。デバフ量は対象の数が多いため効果量そのものはかなり小さいが、中盤に現在スピードを下げることができる唯一の存在だ。継承や走るデバフとしての諸々のスキル準備は大変だが、中盤ハナを奪われにくくするアプローチとしてはこれしか手段がない、というのが現状である。

しかし、徐々にルームマッチ勢の環境が流れてくるにつれて状況が変わってくる。2000mという中距離最短であるレース内容が相俟ってか、逃げと先行が高い勝率を誇っているのだ。差しも勝つ場合は勝つが、加速スキルがあっても負けやすいうえに加速スキルがなくても勝つときは勝つという非常に運任せ、かつ他者任せなものになっている。おそらくいつも通り《乗り換え上手》ガチャないし《レッツ・アナボリック!》ガチャになってはいると思うのだが、やはり安定しないとなると勝ちの報告も少ないのだろうか。少しだけ「もうマンハッタンカフェグラスワンダーを両方積んで逃げ-差し-差しにしてしまうのが一番なのでは……?」と考えてもいたのだが、あまりにも勝率が低いとなると話は変わってくる。少なくとも決勝まで行けたなら、逃げ-先行のラインを作らないと難しくなるだろう。

今回有望とされている先行ウマはタイキシャトル・新衣装ゴールドシチーマヤノトップガンなどの先行適性がもとからあり、かつやや発動条件の緩めな加速度アップ系の固有を持っているウマがメインになっている。最も強いのはタイキシャトルだが、タイキシャトルを今回のチャンピオンズミーティングで走らせるには中距離因子が大量に必要になるうえに中距離Sにもしづらい*4という難しさがある。

そして環境解析が進むにつれルームマッチには先行が溢れ、最終的には「先行が多すぎて差しの《アナボリック》が発動せず《紅焔ギア》や《ヴィクトリーショット》を叩いた先行に追いつくことができない」という究極状況が発生しているようだった。ルームマッチ勢という上澄みの上澄みであることは承知の上*5だが、やや斜め上の方向で《アナボリック》が不安定になる、しかも出走者決定の時点で先行過多であるという逆風をレース内で覆すことは難しいというのは《アナボリック》型については逆風と言わざるを得ないだろう。差しの型はおおむね【アナボリック+乗り換え上手型】*6と【位置押し上げ型】*7に分かれるため、差しはかなり後者の育成も視野に入ってくると思われる。もしくは《アナボリック》ぶんを他のスキルやステータスに振り、《乗り換え上手》の運に全てを賭けるタイプか。今の育成状況では基本的に【位置押し上げ】をマンハッタンカフェが、【乗り換えガチャ】をグラスワンダーが用いることができる。【位置押し上げ】に《先行ためらい》を積むことは容易*8なため、それも視野に入れつつ育成を進めることにした。

 

 

 

おことわり

※実はここから先のメモ垂れ流し部分以外は年も変わって1月中旬になってから書いています。そのため候補の同一バの中からどれを出走させたのかがかなり不正確になっており、またメモに書いていない部分については可能な限り当時の思考をトレースしてはいるものの当時とは違う結論に至っている部分も多いと思います。あらかじめご了承ください。

ネタバレするとわりとどうしようもなく負けて辛くなってしまい12月上旬にこの記事を触るのを諦め、その後プロット書いたり有馬記念育成してたりしたら年を越してしまいました。そう考えると3枚出遅れで負けた次の月に頑張ってここまで書いてた自分って凄い。その凄さをどこへやった。

 

 

 

育成したウマたち

 

 

・地固めサイレンススズカ

940-701-677-353-381 適性A-S-A 8106点

《先頭の景色は譲らない…!》Lv1

《貴顕の使命を果たすべく》

《アングリング×スキーミング》

《円弧のマエストロ》

《集中力》

《先駆け》

《地固め》

《左回り○》

《道悪○》

 

・先行タイキシャトル

916-696-777-427-409 適性A-S-A 8164点

《ヴィクトリーショット!》Lv1

《貴顕の使命を果たすべく》

《円弧のマエストロ》

《抜け出し準備》

《東京レース場○》

《先行のコツ○》

 

・差しマンハッタンカフェ

883-852-793-326-481 適性A-A-A 8169点

《アナタヲ・オイカケテ》Lv4

《汝、皇帝の神威を見よ》

《雨の日◎》

 

・独占力入りグラスワンダー

835-710-623-330-422 適性A-S-A 8185点

精神一到何事か成らざらん》Lv4

《円弧のマエストロ》

《乗り換え上手》

《独占力》

《秋ウマ娘◎》

 

 

 

本番の記録

 

スコーピオ杯を観戦しながら取ったメモをおおむね無編集で垂れ流す。前回までに増して適当になっている。

変わらずマッチングは基本的に各ラウンドの開始直後13時ごろ、または午後7時~0時の間に回している。

 

1回戦1日目1回目(3-2)

ス普5-タ不2-カ絶好3(1着先行マヤノ)
 カフェ出遅れ。カワカミとか。《アナタヲ》も《ヴィクトリーショット》も《先駆け》も出ないのでそりゃ勝てない。カフェも前が遅すぎて何もしないで走ってたのにポジキープに引っかかる。どうすればいいんだ……?

ス絶好2-タ普1-カ不3
 カフェ出遅れ。先行《神威》エルとかデバフネイチャとかファル子とか。スズカの《マエストロ》が不発。デバフネイチャのデバフ対象が逃げと差しだったのもあり、先行のタイキが綺麗に釣れた。

ス絶好3-タ普1-カ普2
 先行アナボ皇帝とかスピ1000蓋気味逃げマルゼンとか。マルゼンは大外に回されたのでかなしみを背負っていた。3コーナーの入りで既に先頭はタイキシャトル。あとは流れで。スズカもかなり理想形だったんだけどタイキが強すぎるというかなしみ。

ス普8-タ不5-カ絶好6(1着先行カフェ)
 カフェ掛かり。デバフネイチャ2枚とか先行カフェとか。2-2-5-0の嫌すぎる展開。単純にデバフが少なかったので負けた、以上。こまごまとしたデバフも含めてデバフが2枚いるチーム2つと当たってうちは《アナタヲ》しかないし《アナタヲ》も発動しなかったのでそりゃ勝てんわ。

ス絶好4-タ不1-カ好2
 タイキ出遅れ。水着マルゼンとか。かなり理不尽にハナを奪われ、《貴顕》も《ヴィクトリー》も発動しない。それでもゴリ押しでどうにかしたが、ちょっとあまりにも不安定なのはどうにかならないのか……?


1回戦1日目2回目(5-0)

ス普2-タ普4-カ好1
 タイキ出遅れ&掛かり。スズカは理想形だったが《アングリング》が発動しないというしんどみ。掛かったぶんでタイキは途中で速度が乗り切れず、最後にはカフェが差し切った。スズカの固有も発動しないっていうか見てなくない?

ス好2-タ不7-カ不1
 逃げ皇帝とか。全体的に不調、かつスズカの《マエストロ》も発動しない。全体的に内側に押し込まれたが、偶然内側の前が空いたのでカフェがどうにか差し切った。スズカ、賢さが低いのか……?

ス絶好3-タ不1-カ普2
 スズカとカフェが出遅れ&掛かり。先行グラスとか。1-7-1-0のぐだぐだ展開。キツい。出遅れと掛かりが両方入って台パンしかける。最終的に大外に回れたのでギリギリセーフではあったけど、という感じ。

ス好7-タ不2-カ好1
 スズカとカフェ出遅れ。ライアンとか先行釣り白マックとかヒーラーグラスとか。また《アングリング》が発動しない。賢さ200ぐらいだったっけこのスズカ……。スズカは固有発動まで引き離せず、カフェとタイキのデッドヒートに。

ス好1-タ普3-カ不2
 タイキ掛かり。根性1000越え逃げライスとか普通の逃げライスとか先行秋皇帝とか。10走目にしてようやく《アングリング》が発動、そこまで行けば《先頭の景色》が初発動。いやホントに「私が見たかったもの……!」なんだよな。発動さえすれば最強の宝具。
 

1回戦1日目3回目(4-1)

ス普2-タ普1-カ不3
 水着マルゼンとかハロクリとか。スズカ大外で相手のスズカが大内、水着マルゼンが3番。この野郎。しかしどうにか先駆けぶんで前に出られたっぽいが、《グッときて》を被せられる。しかしギリギリ内から《貴顕》発動で差し返し、《アングリング》から《先頭の景色》。とはいえ最有効ポイントで《ヴィクトリー》が出ると強い強い。というかこの水着マルゼン、スタミナが青いんじゃが……?

ス普3-タ普2-カ普5(1着ライアン)
 タイキ出遅れ。またも水着マルゼンだしまたもスズカ大外。やんわりデバフネイチャもいる。なんやねん。タイキは出遅れたが先行が他にいないので問題なし。微妙にポジションが上手くいかずスズカがずるずる下がる展開。つらい。そしてデバフのせいでライアンに差し切られる。純粋に速度を下げるデバフ、やっぱり安定のためには必要なのか……?

ス普3-タ普2-カ絶好1
 カフェ掛かり。先行ヒシアマ姐さんとかハヤヒデ2名とか。この前にもちょいちょい見たし、ハヤヒデ人気なんか? 単騎逃げの様相を呈する。3コーナー手前で前方が非常にごちゃつき《八方にらみ》等々来るが、絶好調って強い。外から回したタイキの更に外からカフェが差し切った。

ス普4-タ絶好1-カ普3
 タイシンとゴルシがいる。内枠ぶんでブルボンにハナを奪われ、そのまま2バ身ほど離される。こうなるとメチャクチャ辛い。ブルボンの《アングリング》から《G00》まで完璧に繋がるが、それでも固有を発動した絶好調タイキが捕まえて2バ身。……じゃあもう逃げ勝てなくない?

ス好1-タ絶好3-カ不7
 スズカとカフェが出遅れ。セイウンスカイセイウンスカイ……。先行デジタルもおり、ライアンもかなりのバルク量。先行黒マックの等倍《貴顕》に詰められるが、かなりのスレスレで《アングリング》が間に合う。そこからは横綱相撲達成。えらい。

 

1回戦2日目1回目(4-1)

ス不4-タ好1-カ好2
 スズカ掛かり。ダブルウンスとかダブル赤テイオーとか。芝S補正ぶんっぽくハナを奪われてから原因不明のずるずる下がりでスズカが早々に3番手。そのせいで《ヴィクトリー》も発動しないというつらさ。しかし脚質補正か単純なスピード差か、デバフを食らいながらも無理矢理ぶっこ抜いた。

ス好3-タ不1-カ絶好2
 カフェ出遅れ。1人明らかに初心者の方と当たってしまい、まあ《ヴィクトリーショット》が見込めない。とはいえゴリ押したら勝った。やっぱりよっぽどのことが無い限り先行のほうが逃げより強くなってるっぽい。

ス不3-タ不6-カ絶好4(1着質実剛健グラス)
 カフェ出遅れ。先行オグリ2枚とかゴルシとか。今回は差し-追い込みがそこそこいるのでこの出遅れが致命傷にならないことを祈る。最終的に絶好調グラスが調子の暴力で《先頭の景色》発動したスズカを差し切った。調子ガチャ失敗。

ス好1-タ不2-カ絶好3
 タイキ出遅れ、カフェ掛かり。タイシンとか先行秋皇帝とか。出遅れが致命的に響いて前半はタイキが先行勢最下位だったが、そこから順位をしっかり押し上げて3位まで上げる。スズカはハナ差で先行フクキタルから逃げきって《アングリング》から《先頭の景色》。タイキは調子ぶんあるがもうひと伸びだったか。

ス絶好5-タ普2-カ普1
 タイキ&カフェ掛かり。白マックがもうひとり逃げでいたがほぼ先行ぐらいの立ち位置。3コーナー前にタイキに先頭が変わって普通に走り、150m付近でカフェに先頭が差しかわる。《アナタヲ》が3コーナー入り付近で出たこともあり、固有がかなり有効に発動した形。

 

1回戦2日目2回目(5-0) ※深夜周回

ス普1-タ普2-カ絶好3
 タイキ掛かり。フジキセキとか内枠ウンスとか。ほぼ単騎逃げの様相。やはりスズカは中盤にかなりリードを食いつぶす形にはなっているなぁ。とはいえ《貴顕》→《アングリング》→《先頭の景色》。《ヴィクトリーショット》も発動して、カフェも《アナタヲ》→《神威》。ほぼ全員が理想展開という、ようやく見たいものが見られた感。

ス絶好2-タ好1-カ不4
 スズカ掛かり。大内ブルボンとか先行マヤノとか。なおうちのスズカは8番。長めに掛かるパターンを序盤で引いたのでわりとスタミナあやしげ。《アングリング》も《ヴィクトリーショット》も発動しなかったが、無理矢理内からタイキが突っ込んだ。わりと先頭だったマヤノがスキルガン振り型っぽかったのでステータス差で押し切ったか。

ス普4-タ普1-カ絶好3
 タイキ&カフェ出遅れ、スズカ掛かり。走るほうのネイチャとか。スズカ3名のピーキー極まりないレース。なお全員タイキが外からやった。《ヴィクトリーショット》、ペースが上がらないと発動しない。でも勝つの、なんか間違ってる感が半端ない。まあスズカの中では一番順位高かったしヨシ。

ス普1-タ普3-カ絶好2
 タイキ出遅れ。ライアン2枚にタイシン。しんど。先行黒マックの等倍《貴顕》に追い縋られるも《アングリング》を踏み切って……ってどこかで書いたなこれ。《アナタヲ》が中盤発動したのでカフェもかなり食い下がった。つよい。

ス絶好2-タ普6-カ不1
 先行ウエディングマヤノとか通常マルゼンとか。スズカ、ゲート完璧。つまり《地固め》を踏み逃す。スズカがギリギリで先行に捕まったうえにタイキがめちゃくちゃブロックされてしまい、もはやこれまでか……と思ったところでふんわり空いた隙間に《アナタヲ》+《神威》がぶっ刺さってカフェがするするっと上った。これが影走りか。つよ。

 

1回戦2日目3回目(4-1)

ス普2-タ好1-カ好3
 カフェ出遅れ。デバフを投げられてスズカはハナ奪取に失敗。しかしスズカがねばったおかげでタイキが3番手になり、《ヴィクトリーショット》からぶっこ抜く。それでもカフェも3着に入線したため、やっぱり《神威》の倍率がめちゃくちゃ高い。

ス不5-タ好1-カ絶好6
 スタートは問題なかったがやはりスズカがハナを奪われる。やっぱり《地固め》パッケージより中盤スキルなのか……? レース自体はタイキの横綱相撲だったが、スズカの非地固めアプローチも一考の余地あり。

ス好3-タ普2-カ普4(1着goof型差しライス)
 逃げの中で最内に入ったもののやっぱりあっさりハナを譲りかける(どうにかキープ)。ただし9番手からの《独占力》が6人全員にクリーンヒット。まあそりゃ負けるわなシリーズ。とはいえどうにかしなきゃいけないのだが、どうにもならない場合はどうすればいいんだろうか。

ス普3-タ不2-カ普1
 カフェ掛かり。ゴルシ2枚とかデジたんとか。単騎逃げ。スピードが出なかったからか3コーナー前で前からタイキ-カフェ-スズカ。カフェ????? そのまま差し切った。カフェ?????

ス絶好1-タ不2-カ不3
 スズカ出遅れ。FAフクキタルとか絶好調ゴルシとか。出遅れても《地固め》踏めないのキツくないか? とはいえ単騎逃げなのでそこまで大きな問題にはならず。《アナタヲ》が速めに発動し、さらに《アングリング》→《先頭の景色》。グラスのデバフは既に射程外だったらしく、絶好調も相俟って完璧に逃げ切った。ありがとうスズカ……。

 

2回戦1日目1回目(4-1)

ス好1-タ好2-カ普4
 ゴルシ2名とか先行皇帝とかデバフグラスとか。どうにか中距離S内枠の逃げマヤノからハナを奪い、《貴顕》は無いながらも《アングリング》→《先頭の景色》。《独占力》からも逃げ切り、《先行ためらい》があったのもあってスズカが逃げ切った。えらい。

ス好1-タ不2-カ不3
 カフェ掛かり。大内スズカとかスタミナデバフネイチャとか。《地固め》ぶんできっちり前に出きり、スタミナデバフは余裕があったので余裕で耐える。相手のスズカが《マエストロ》《逃亡者》のみだったこともあり、ハナさえ奪えればなんの問題もなくスズカが逃げ切った。俺嬉しいよ……。

ス不4-タ好1-カ不2
 カフェ出遅れ。差し秋シチーとかデバフグラスとか、ついに現れた先行タイキとか。単騎逃げ。相手のタイキが3コーナー付近でスズカを捕まえるが、逆説的にそれはこっちのタイキだけ《ヴィクトリーショット》を撃てるということ。加速度の差は覆し難い。

ス好5-タ不3-カ好2(1着ゴルシ)
 スズカ掛かり。先行皇帝2名とかオペラオーとか。出だし完璧、つまり《地固め》なし。掛かりと最初5番手だったのもあってややスタミナ不安。いろいろな事故が重なり全員団子、そうなるとさすがにゴルシが強い。タイキもカフェもめちゃくちゃブロックされてた。

ス普1-タ普2-カ好4
 また単騎逃げかい。とはいえゴルシに対してセーフティリードを築ければ、先行黒マック以外に恐れる先行はなし。先行組が団子でわちゃわちゃしてる間に悠々と

 

2回戦1日目2回目(5-0)

ス好3-タ普1-カ不8
 タイキ&カフェ出遅れ。デバフネイチャ2枚に水着マルゼン、もう気持ちとしては「あーマッチングで負けたなー」という感じ。単純にデバフ系がたくさんいるとデバフネイチャを持ってない人間に人権がなくなるので、まあ終わりという感じ。ただ《先行ためらい》2枚じゃなかったことと、逃げが3枚いて《ヴィクトリーショット》が打てる盤面だったこともあってギリギリ差し切った。べらぼうに差しがいたのでカフェは出遅れが響いた。

ス絶好1-タ好4-カ不7
 タイキ&カフェ出遅れ、カフェ掛かり。地固めファル子にアンスキタイキという逃げ絶許たちにスズカが2名。なんか最近おんなじウマが同じように出遅れるセットが多い。乱数偏ってる? 半分行くまでにどうにかハナをファル子から奪い返し、《貴顕》→《アングリング》→《先頭の景色》にタイキは《ヴィクトリーショット》。今回は調子と先行勢がややもだついたのもあってスズカががっつり勝ち。

ス好7-タ普1-カ不3
 カフェ出遅れ。絶好調大内サイレンススズカという絶望の塊、さらに大外ゴルシ。カフェ3連続不調&出遅れ。マジで今回同じウマばっかり出遅れるし乱数偏ってる。かなり縦が圧縮され、《ヴィクトリーショット》からタイキが4コーナー直前で前に出る。ゴールドシップとの叩きあいだったが、どうにか逃げ切った。

ス普2-タ普1-カ好4
 逃げハロライスとか。なるほど、自分より前に出る相手がいると仮定すればちゃんとスタミナデバフが機能する……のか? かなりギリギリで先行秋皇帝にハナを奪われ、タイキにも《先行ためらい》。ただ地力のスピードステータスでギリギリねじ伏せた。

ス普2-タ好1-カ好3
 タイキ掛かり。タイシンとか釣りファル子とか。《地固め》ぶんでファル子にギリギリハナを譲らず向こうの《アングリング》を潰したうえでタイキの《ヴィクトリーショット》。今回は調子もあってタイキの勝ち。

 

2回戦1日目3回目(4-1)

ス好4-タ絶好1-カ不2
 スズカ・タイキ出遅れ。デバフ副会長にウンス・スズカ。スズカは内枠だったこともありまあ出遅れが致命的。たぶん最遅パターンだったのでコンセ積んでも無理なヤツ。さらにスズカが粘りきれず《ヴィクトリーショット》が発動せず。しかし相手のスズカが《先頭の景色》を発動した後、おそらくスタミナ不足で加速しきれずずるずると下がっていく。結果としてどうにかタイキがリードを保ちきった。

ス絶好1-タ普2-カ不3
 スズカ&カフェ掛かり。デバフグラスのほか、初めてカフェの同業者を見た。しかも《点火・力》持ち。久々、というか初めてレベルでタイキが《マエストロ》を踏み逃す。3コーナー直前で《アナタヲ》が発動するいいパターン。デバフを投げられるが《貴顕》→《アングリング》→《先頭の景色》の黄金パターンの前には無力。3バ身離す理想の走り。

ス好1-タ普2-カ不4
 モンクエルとか逃げ白マックとかヒシアマ姐さんとか。あと8番絶好調ゴルシ。最速《貴顕》からいつもの3固有セット、さらに《アナタヲ》+《神威》セットも同時発動。どれぐらい逃げを引き剥がすのに寄与したかは不明だが、それはそれとしてスズカが気持ちよく勝ってるので俺嬉しいよ。

ス好7-タ好2-カ普3(1着差しウオッカ
 タイキ掛かり。スピ1000近くの質実剛健逃げダスカとか、差しウオッカと大外差しグラスが絶好調だったりとか。ダスカにハナを奪われると《ブリリアント》で誤魔化されるので譲りたくなかったが謎のずる下がりで《ブリリアント》を踏まれる。タイキも謎に内に入ったが、どうにか逃げの間を入る。しかし《先行ためらい》2枚は絶好調かつスピパワ両1000でスキル発動やポジションガチャに勝った差しに勝つには足を激しく引っ張った。というかもしかして死ぬほど上振れ引かれた……?

ス好1-タ好2-カ普5
 デバフ先行ネイチャとかタイシンとか。スズカが8番、かつ先行ネイチャが9番なのでどこをどうやっても《魅惑のささやき》がスズカに当たるという嫌がらせの極みみたいな立ち位置。それでもどうにか内枠側にいたブルボンをブロックして《貴顕》→《アングリング》→《先頭の景色》、タイキも最速《ヴィクトリーショット》。問題なし。2位と3位の間に6バ身ある。

 

2回戦2日目1回目(4-1)

ス不4-タ普1-カ普3
 スズカ出遅れ、カフェ掛かり。絶好調逃げマヤノとかライアンとか。無理矢理内からハナを奪われて《脱出術》されるがタイキが無理矢理ハナを奪ってゴリっといった。2-1-5-1だったのでライアンは《アナボリック》できず、ギリギリタイキが逃げ切ったかたち。

ス絶好4-タ不2-カ好8(1着ゴルシ)
 水着マルゼン・スズカ・デバフネイチャの嫌すぎる組み合わせと当たる。しかもデバフネイチャもう1枚。わりともう帰りたい。《地固め》ぶんで前に出るがゲロほど外枠なので抜ききれず。キレそう。タイキがかなりもったが、1名だけデバフを何故かくらわなかったゴルシが勝つのはまあそりゃそうという感じ。

ス普1-タ不3-カ好2
 絶好調ウンスとか、差しタキオンとか。ウンスの2つ内だったこともあり《地固め》からかなり広めにリードを取ることに成功。あとはいつもの《貴顕》《アングリング》《先頭の景色》。《逃げためらい》と《独占力》を振り切って今1着でゴールイン。

ス絶好6-タ普1-カ普5
 スズカ&カフェ掛かり。黒シチーとか追込皇帝とか。タイキ3枚。なんなんだ。うちのタイキが一番スタミナに自信があります、とか書いてたら《マエストロ》を踏み外す。じゃあ変わらんやんけ。逃げのみデバフ2枚に加え先行がめちゃくちゃ多かったこともあり逃げは沈み、タイキがまたライアンに競り勝った。心臓に悪い。

ス好1-タ好3-カ普2
 タイキ掛かり。絶好調先行秋皇帝とか絶好調差し皇帝とか先行黒マックとか。先行がもだついている間にギリギリ《アングリング》が間に合い、《先頭の景色》でスピードアップしたタイミングで後ろの《独占力》が発動するもののギリギリ射程外に抜け出せた。そして先行は射程範囲内だったとくれば、結果は火を見るより明らか。

 


カフェ→グラス
 カフェの固有のおかげで逃げ切れてる、という感じでもやっぱりなさそうなので直接的に《独占力》を入れてみる。

 

 

2回戦2日目2回目(3-2)

ス好4-タ絶好1-グ不5
 全員出遅れ。8番絶好調ゴルシとか。お試しやろうと思ったら何も参考にならない出だし。勝ったとてだろこれ。隣のタキオンが等倍《アングリング》を防いでくれたので、感謝しながらタイキがそれを外からぶっこ抜く。わりと危なかった。スズカがどうにもならなかった理由? 出遅れたからに決まってるだろ。

ス絶好2-タ普4-グ不5(1着先行黒マック)
 グラス出遅れ&掛かり。大内ウンスに水着マルゼン、絶好調大外先行黒マック。なんか自分の所以外は理想的なポジション引いてる。うちのスズカ8番やぞ。タイキが一生ブロックされて7位、あとは何事もなく《アングリング》をスズカに撃たれ……と思ったら先行マックが強い。絶好調大外なんだからそらそやろ、と言ってはいけないのが苦しい。スピードは全然足りてなかったので、たぶんタイキがブロックされてなかったら勝ってた。

ス不8-タ絶好1-グ好6
 大内絶好調スズカとかデバフネイチャとか。逃げ計4枚。逃げどうしでの抜きあいになると外枠のほうがやや有利か、と思ってたらあっという間にスズカ6番手。約5バ身離された《アングリング》になんとタイキが地力で追いついて差し切った。やっぱり固有が出ると逃げはタイキに無力。というかうちのスズカ以外好調か絶好調でうちだけ不調なのやめてくれんか。

ス好1-タ普4-グ好2
 スズカ掛かり。先行が副会長・花嫁副会長・ナリブ・黒マック・うちのタイキと5枚場。《貴顕》が発動せずかなりギリギリにはなったが逃げきって《アングリング》→《先頭の景色》。今回は先行が多すぎて《ヴィクトリーショット》がほぼ死にスキルになってしまった。あと初めて明確に《乗り換え上手》ガチャに成功。最速発動すると強いな……。

ス不4-タ不3-グ絶好2(1着地固め貴顕ウンス)
 タイキ出遅れ、スズカ掛かり。差し秋シチーとかスピ1000地固め貴顕積みウンスとか。後者どうやって勝つんだ、デバフネイチャもいるし。しかもこっちは全体的にエース2名が不調で、グラスが差し切るルートは基本的に《乗り換え上手》に成功しないといけない。さらにスズカは《地固め》を踏み逃し、相手は綺麗に踏む。グラスの《独占力》すら発動せず。「負けろ」と運営に言われている……。

 

 

最後のヤツ、勝つ可能性が大きく減ってたのがやっぱりつらいので勝ちルートが多めなカフェに戻してしまう。意思の弱さ。

 

 

2回戦2日目3回目(4-1)

ス絶好5-タ不1-カ普4
 地固め貴顕ウンスとかデバフグラスとかデバフネイチャとか。デバフ2チームの時点でわりと負け濃厚説。《アナタヲ》が向こう正面側で発動するよさめな形。3コーナー前で《ヴィクトリーショット》よりも先に前に出てしまい、かなりごりごりにデバフを受ける。《鼓動》付きの差しオグリが迫るが、どうにか逃げ切った。2-2-5-0と前が少なすぎるとこういう事故もありうる。というか差し-差し-差して。

ス絶好4-タ普3-カ普8(1着ドーベル)
 カフェ掛かり。ドーベルとか貴顕水着マルゼンとかデバフネイチャとか。カフェがかなりブロックされて内の後ろに押し込まれる。あとはデバフが死ぬほどうちのチームだけにバラ撒かれて解散みたいな感じ。多分差しはふんわりしたポジション争いに勝ったウマが勝った感じ。相変わらずこれに対する解答が「ステータスが足りないからもっと上げろ」にしかならないので、どうしたものか。

ス不2-タ普1-カ普4
 大内絶好調タイキとか。緑と《集中力》が全部発動するも《地固め》が発動しない泥沼パターン。ギリギリタイキが《ヴィクトリーショット》を踏み逃したうえに《アングリング》も条件達成ながら発動しないという吐いていいタイプの内容だったが、タイキの地力とポジション優位だけでどうにかした。勝ったには勝ったが何も納得いかないし絶対こういうことが起こると思わないほうがいいパターン。

ス不8-タ好1-カ普6
 ダスカ・2番地固め水着マルゼンの嫌な逃げコンビ(しかも両方調子好調なので2段階差)とかデジたんとかゴルシとか。内枠ぶんでハナを水着マルゼンに奪われ、タイキは出遅れてもいないのに先行勢最後尾。悲しすぎることに「スズカがずるずる下がったから」タイキの《ヴィクトリーショット》が発動し、そこからどうにか抜ききった。正直見ててしんどいが、逃げ同士お互いの調子とスキル発動ガチャに勝てないと勝てない。そんなウマとスキル構成にした自分が悪い。

ス好2-タ普6-カ不1
 無限デバフネイチャ編。単騎逃げで差しの多い盤面。3コーナーの入りで《アナタヲ》発動でじわっとデバフを投げ、《逃げためらい》をものともしない先頭が走り抜けた。そりゃそうだ、最終直線立ち上がりでなぜか2着にいたのはカフェだったから。タイキは《ヴィクトリーショット》が発動したものの一生ブロックされてた。賢さとパワーは先行としては納得できる程度には用意してあるほうだと思うんだけどな……。

 

 

決勝

[1]○シンボリルドルフ -差し
[2]自タイキシャトル  -先行
[3]○ミホノブルボン  -逃げ
[4]自サイレンススズカ -逃げ
[5]●ナイスネイチャ  -差し
[6]自マンハッタンカフェ-差し
[7]●タイキシャトル  -先行
[8]○ヒシアマゾン   -追込
[9]●メジロマックイーン-逃げ

3-2-3-1のややスタンダードな形に落ち着いた決勝。差し以外ためらい積みデバフネイチャとか、中距離S固有のみでスピ1000スタパワ850の武闘派タイキとか、《独占力》だけ積んである皇帝とか……勝てないのでは?
タイキ出遅れ&掛かり。ただでさえ隣のタイキがめっちゃ強くて外枠なので致命傷でしかない。しかも《マエストロ》踏み逃したな? こうなると等倍《貴顕》がキツい……がギリッギリ《貴顕》→《アングリング》→《先頭の景色》がつながる……がデバフ投げられまくってハナ差差しきられ。最終的にはネイチャの《逃げためらい》ぶんで負けた。

 

(※当時体調不良でTwitterを動かしていなかったためツイートは存在しないが最高2着。1着は7番タイキシャトル。)

 

 

 

勝敗記録

勝負:49/61

勝率:80.3%

 

勝ちウマ

スズカ:16
タイキ:25
カフェ:8

 

負けたときの1着

逃げ ウンス:1

先行 マヤノ:1

   カフェ:1

   タイキ:1

   黒マック:1

差し グラス:1

   ライス:1

   ウオッカ:1

   ライアン:1

   ドーベル:1

追込 ゴルシ:2

 

 

決勝と全体の反省

 

決勝レースについては、おそらくシンプルに完成度の差がひとつ大きかったと思われる。単純にメイン3ステータスを850以上の高水準に纏める方法が無く、そこをスキルでカバーするタイプだった自分のタイキに対して完全に「固有が強いという理由で採用しているので固有だけあれば十分、あとはステータスで殴る」を完璧に体現している。またデバフを採用していない弊害としての「他人のデバフで自分だけが割を食う」という点をスズカが如実に体現してしまった。

チャンピオンズミーティング全体を通して、様々な勝ち筋からのアプローチが多かったように思える。短めの中距離だからと言って《地固め》《アングリング》が最強という訳でもなく、脚質補正で差しが最強というわけでもなく。おそらく《ヴィクトリーショット》や《紅焔ギア》も本人が有効加速、というのもあって、幅広くチャンスのあったいいチャンピオンズミーティングだったのだと今振り返って思う。

個人の反省としては、「スズカを勝たせる」とも「勝ちに行く編成を頑張る」とも言えない中途半端な仕上がりになってしまった。スズカよりもタイキが勝ち、なおかつ決勝では勝てないというのは個人的にはなんとも苦しい結果である。来年も同じローテーションなのかは不明だが、もしそうなら来年の天皇賞(秋)ではぜひともスズカに1位を取らせたい。さもなくばスペシャルウィークと一緒に走らせたい。どちらも持っていないが。

 

 

 

後書き

ということで11月号予定だったものは以上です。正直すまんかった。これも全て文章打つのしんどい期とか体調不良とか年末バタバタとか体調不良とかが悪い。

近況報告は1月号のカプリコーン杯に纏めて載せるのでここでは割愛します。良ければそちらもぜひご覧ください。たぶんオグリ育成の悲鳴が根底を流れる文章になっていることでしょう。感じ取れないようにはしますが。

そろそろ1周年ということもあって、スズカさんの新衣装の固有とかも今から楽しみです。まあまだメインストーリー読めてないんですが。原作準拠のメインスト、結末が分かっていると怖すぎるんですよ。あと一緒に見ようねと言ったフォロワーが来ない。このままだとウマをそんなにやってないスズカさんが好きな人を道連れに跳ぶことになってしまう。ご連絡お待ちしております。

それでは、同時に上がっているであろう記事のほうで。

*1:実際に天候と馬場が雨・重発表になった天皇賞(秋)は、本人の育成でも走ることになるアグネスデジタルテイエムオペラオーメイショウドトウを下した2001年のもののみらしい。もしかしたら狙っているのかもしれない。

*2:もはや説明不要、終盤のコーナーで先頭なら加速度アップの逃げウマ伝家の宝刀。ウンスください。

*3:《急ぎ足》系など。《弧線のプロフェッサー》は今回不発だった場合を除いて2コーナーで発動するらしいので中盤スピードアップとしての安定択ではない。

*4:相性の関係で継承が発生しづらいとかなんとか。詳しいことはわからない。

*5:しかも先行で非常に有効な加速固有を持つウマは仕上げるのが大変であり、オープンでどこまでやるかは難しいところである。

*6:筆者は《アナボリック》を省略しているが、基本的にこの型で《アナボリック》を積まない理由は無い。

*7:《迅速果断》《弧線のプロフェッサー》などで差しの中で好位置を確保し、《昇り龍》などから地力で差し切る。固有が重要で、《汝、皇帝の神威を見よ》が最重要継承。

*8:SSRスタミナスーパークリークがヒントを持っている。

べらぼうにサボったけど一応残しておくライブラ杯オープン所感一覧

 

 

 

(諸々を飛ばしたい方は以下の目次をご活用ください)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前説

 

お疲れ様です。斬進です。本日もウマ娘のチャンピオンズミーティング雑感……なのですが、今回はだいぶ短いです。理由は簡単、めちゃくちゃサボったからです。わりとメンタルに来ていたのと時間もなかった。先月最初は動画制作と9月ぶんのブログ執筆でハチャメチャになり、中旬はその反動であらゆるゲームほとんど触ってないみたいな状態になってしまい、気がついたらライブラ杯の予告が出てたみたいな。カフェは引いたけどそれぐらい。

なので今回はかなりメタ解説とかが手抜き、かつウマも全体的に適当な仕上がりになっています。ご了承ください。それでも残すのは久々の長距離チャンピオンズミーティングということでステータスの参考値を未来の*1自分のために残しておく用。もし読まれる方いらっしゃいましたら適当に寝っ転がりながらご覧ください。

 

 

 

ライブラ杯基礎スペック

 

京都レース場・芝3000m(長距離/非根幹距離)・右回り・秋・晴れ・良 。

モチーフは菊花賞

開幕直後と1度目の3コーナー手前に上り坂、2度目の上り坂のすぐ後に下り坂。おおむね1度目の4コーナー付近で序盤終了。正面→コーナー→向こう正面と入って、2度目の3コーナー手前で終盤開始。70mほど走って3コーナーに入り、最終直線は残り400mほどから。終盤の直線:コーナー比はほぼ1:1だが、3角前の直線を除くとほぼ4:6になる。

 

 

 

動機と見渡したメタ

 

前述の通り、ヴァルゴ杯での3人掛かりがかなり精神的にダメージだったのか、もしくはそれ以外のてんやわんやが原因だったのか。菊花賞モチーフで行われるというライブラ杯の発表があり、制作補助をしていた動画のアップロードを見届け、ヴァルゴ杯の記事をアップロードしても、モチベーションが戻ってくることはなかった。1週間と少しの間、私はデイリー消化以外のほぼ一切を放棄して*2回復にあてたが、それでも2~3日に1回Twitterでメタの手がかりを漁る程度の精神力すら帰ってこなかった。

それに追い打ちをかけたのが、今回の「長距離レース」である。走行距離が長くなればなるほど、終盤スキルなどを除いた汎用スキルの発動幅は大きくなる。賢さを高く保つことが難しいオープンリーグではさらにスキル発動率も下がりやすいため、トレーナーの戦略性というよりもスキルを祈る方が比重が高いということがわかっていた。何せ、最初に参加したチャンピオンズミーティングで、まともに動かして1か月も経たないままB決勝1位を取れるのだ。いくら知見が新たに上積みされているとはいえ、似たような事態で自分がひっくり返されることもままある話だろう。極端な話、まったくスタミナが足りていなかろうと他の6名が全員金回復を外せば泥沼で勝ちうる。前回の負け方が負け方だった以上、今回も本気でやって2回連続でそんなことになったらウマ娘を辞めかねないなと判断した私は、好きなウマを走らせるため、そしてシンボリルドルフの育成をする口実を自分に課すため、「メタを詳しく追いかけない」「ウマ編成は決定したら変更しない」「妥協ラインを下げる」という自分への言い訳がつく程度の精神的緩和政策を以て参加することにしたのである。*3

編成については非常に早く決まった。先行通常衣装メジロマックイーン、追込ゴールドシップ、追込通常衣装シンボリルドルフである。

長距離は逃げ脚質の作ったアドバンテージを終盤開始前に詰められやすく、必要な再加速スキルも金回復スキルを積むためかなり選ばないといけない。かつ中盤発動の《逃亡者》《弧線のプロフェッサー》なども発動が不安定で有効に発動するかのせめぎ合いになるので、今回は採用を見送ることにした。それに対して長距離の先行は金回復の多さ*4から育成がやややりやすく、かつ通常衣装マックイーンは固有の発動条件が非常に緩いのもあって前を掴まえやすいというのもあって採用。その他にもアグネスタキオンなどの候補があったが、回復固有+《レースプランナー》を置いたうえでステータスを可能な限り伸ばす必要があり、現状のサポートカードのパワーではマックイーンと比べてそこまで顕著な差が出なかったため固有でスピードアップのできるマックイーンを採用することにした。

後ろ脚質はかなり選択肢があったが、長距離で唯一無二かつ覚醒レベル上昇で《下校後のスペシャリスト》があり固有も発動しやすく強力であると安定力が高すぎるゴールドシップはノータイムで採用。もう1人は中盤から上がってくるゴールドシップに対してデバフの影響を回避するために本来の追込らしく終盤から上がるタイプを採用したく、そこから固有と適性を考慮して追込シンボリルドルフになった。この場合回復が《円弧のマエストロ》と《クールダウン》の組み合わせ1択になるのがやや不安だったが、そこはある程度割り切った。

決めた後に一応オープンリーグの作戦たちを見ると、おおむね逃げは少なく残りに自由度があるといった雰囲気でそこまで間違ってはいないようだった。先行に《アングリング×スキーミング》を積んで先行の中で抜け出しやすくなるという戦法も多くあったが、先行が増えると事故が多くなることを考えた結果見送ることにした。

 

 

 

育成したウマたち

 

・先行通常衣装メジロマックイーン

818-911-625-334-429 適性S-A-A 8185点

《貴顕の使命を果たすべく》Lv2

《円弧のマエストロ》

《レースプランナー》

《右回り◎》

《良バ場◎》

 

有効な回復を積み、スピードに寄せた形。先行が増えてくると徐々にパワーよりスピードに寄せた弱点が目立つようになったが、それでもスピード800はかなり偉かった。

 

ゴールドシップ

709-911-719-345-343 適性A-A-A 8129点

《不沈艦、抜錨ォッ!》Lv4

《円弧のマエストロ》

《下校後のスペシャリスト》

《直線一気》

 

今回随一の有効発動加速スキルである《直線一気》が入っている形。なおこれでも《円弧のマエストロ》を外すとかなりスパートが遅れるので、もう少し賢さとスピードを積んでスタミナは850程度でもよかったかもしれない。

 

・追込通常衣装シンボリルドルフ

742-958-663-368-381 適性A-A-A 8178点

《汝、皇帝の神威を見よ》Lv4

《円弧のマエストロ》

《クールダウン》

 

《直線一気》を引けなかったがステータスとしてはそこそこ。詳細は後述するが、弱くは全くないが信頼もできないという悲しいポジションになってしまった。

 

 

 

本番の記録

 

ライブラ杯を観戦しながら取ったメモをおおむね無編集で垂れ流す。前回までに増して適当になっている。

変わらずマッチングは基本的に各ラウンドの開始直後13時ごろ、または午後7時~0時の間に回している。

また今回は寝落ちと通院、病院の混雑により2次予選2日目の3回目を走ることができなかった。よって56戦のみのデータになるがご了承いただきたい。

 

1回戦1日目1回目(5-0)

1:普マ3-普ゴ2-絶好ル1
マ/ル出遅れ。なんかスタミナ、皆700ぐらいとかでもしかして出るレース間違えた…?となっている。1コーナー曲がるとみんなごりごり《マエストロ》発動するの面白いな……。確か3コーナーまでは9位だったはずの追込ルドルフがゴルシと一緒にスパンと抜けていって4コーナー途中で先頭、そのまま《汝皇帝の神威を見よ》。ゴルシいなかったしなぁ、と思ってたら3-4着の間が大差だった。やっぱ700じゃ足りないじゃないか!

2:不マ5-不ゴ7-絶好ル1
ル掛かり。0-3-3-3の現代を象徴したかのような逃げゼロ編成。カフェとか先行アンスキ型クリークとか相変わらずのデバフネイチャとか。ゴルシのマエストロが出なかったっぽい。プラス不調ぶんでゴルシはギリギリ足りなかったが、《クールダウン》が有効回復としてしっかり機能してくれたおかげでルドルフが半バ身カフェを差し切ってゴール。

3:不マ1-好ゴ3-好ル5
マ出遅れ。1人逃げのダスカを1人先行のマックが追う展開だが、外側絶好調ゴルシとかいうノーカウンタープレイが見える。3コーナー入るころには前から先行-追込-追込-追込-追込になってるの怖すぎないか? 最終的にはどうにか逃げ切った。タイシンが多分ポイントの関係で《迫る影》を置けてなかったのが一番大きそう。ルドルフがいいポジションだったのに《クールダウン》ガチャに失敗したのを見て、やっぱり《直線回復》系は信用しちゃいけないんだなと思いました。とはいえ追込ルドルフに積める回復はもうないんだけど。

4:絶好マ2-普ゴ3-普ル1
2-4-0-3。極端場こわ。スタミナ量では誰にも負けていない自信があります。ただ逃げが2枚いてかなり縦長になりかねないのが事故りそうで怖いところ。さりげなくマックは大内なので先行の中でも苦しめ。案の定マックは内で鬼のように詰まってしまうが、それはそれとして《クールダウン》ガチャに成功したルドルフは無敵だった。というかスタミナ必要量がわからん事故が多発しているだけな気もする。こうなると怖いのはラウンド2なんだけど。ゴルシは《直線一気》に失敗したっぽい。

5:絶好マ6-不ゴ1-好ル3
0-5-1-3。半デバフクリークとか。スタミナ量では以下省略。相手の大内ゴルシに綺麗に出遅れられるが、綺麗にその後ろにつける。何を言ってるかわからねーと思うが事故防止にはこのゴルシの下がりは大事。《直線一気》からふんわりゴルシがハナを奪い、ふんわり勝った。これがゴルシ流じゃい。マックは流石に先行が多すぎた。

 

1回戦1日目2回目(5-0)

1:絶好マ2-普ゴ1-普ル4
ル掛かり。《クールダウン》ガチャ失敗。あと差し勢がぐだぐだにダれて走っていたせいで《抜錨》しないという超レアケース。そしてそのまま固有が一切発動しないまま勝った。いやわけわからんが。

2:不マ1-好ゴ5-好ル2
マ出遅れ&ゴマ掛かり。アナボガチャライアンとか《迫る影》タイシンとか。ゲロほど色々あったが最終的にはギリスタミナが足りたっぽいマックが《貴顕》から6バ身。ゴルシ、《マエストロ》どこやった…? 《迫る影》は終直で発動してたので、なんかスタミナが足らなかったっぽい。

3:不マ6-不ゴ1-好ル2
マ掛かり。パワー800系ゴルシとか。《クールダウン》ガチャ失敗。ゴルシ、いつもので大差勝利。終盤始まって9番手だったルドルフも2位にランクイン。マックは掛かったうえに《マエストロ》をなくしてしまったもよう。

4:不マ2-好ゴ1-絶好ル3
マ掛かり。2-5-0-2という地獄展開だが、先行で固めて《どこ吹く風》を有効活用しようという一団現る。天才か?

5:不マ1-不ゴ2-絶好ル3
ゴ掛かり。逃げ黒マックとか。何事もなければこんなもんよ。どっちかというとむしろ垂れ爆弾カマされて4コーナーまで最下位のままだったはずのルドルフが3着にいるほうが怖い。

 

1回戦1日目3回目(5-0)

1:不マ3-絶好ゴ1-不ル2
ゴ出遅れ。1-1-3-4のハイパー後ろ展開。差しタキオンとかチケゾーとか。相変わらず1番人気の法則がわからん。差し勢がふんわりしすぎていたせいで《抜錨》できず。とはいえ絶好調かつスタミナ十分のゴルシに対してふんわりした差しは通らない。

2:好マ2-好ゴ1-不ル4
ゴマ出遅れ。ルドルフ、《クールダウン》も《マエストロ》も出ないという二重苦。本譜ではゴルシが横綱相撲をして、マックも仲良く2着(大差)。ルドルフも普通に4着にいるのはなんで。

3:不マ7-好ゴ2-不ル1
ル出遅れ&掛かり。5-2-0-2。なんだこれ。逃げ嫁マヤノ-逃げダスカ-逃げマックの3逃げ構成とかおる。ちなみにもう片方は逃げ皇帝-逃げウオッカ(長距離F逃げC)-先行クリーク。もしかしてこのウオッカ、ウララ戦法……? 回復金のうちマエストロが掛かったルドルフ以外発動しないとかいうクソ下振れ。《クールダウン》も《レースプランナー》も《下校後》も出なかった。でも皇帝は皇帝。これで負けたらバチ切れてたかもしれない。

4:絶好マ3-不ゴ2-好ル1
《直線一気》タイシンとか。マジでなんのコメントもなくゴルシとルドルフが完璧なレース運び。2段加速できるぶんどっちも完璧ならルドルフが勝つっぽい? タイシンよりいいポジションから《直線一気》できたのが大きそう。

5:絶好マ1-好ゴ2-不ル4
1名完全に初心者トレーナーさんがいらっしゃったが、そのバタフライエフェクトでゴルシが5位をキープしてしまうというぐっちゃぐちゃ。前に十分に相手がいなかったこともあって《皇帝の神威》も発動せず。最後に想いを託されたマックが《貴顕の使命》をきっちり果たした。

 

1回戦2日目1回目(5-0)

1:絶好マ1-普ゴ2-普ル3
ル出遅れ。差し水マルとか《奇術師》搭載フクキタルとか。終盤開始時に5バ身離して黒マック先頭というかなりの理想展開。追込にもかかわらず差し勢を差し置いて前目につけたため《神威》は見られなかったが、《貴顕》でリードを広げて綺麗に逃げ切った。

2:不マ3-好ゴ1-絶好ル6
トリプルゴルシで追込計4、あとは全員先行の地獄展開。ルドルフの回復が両方発動せずつらい展開。ものすごく粘られたが、アタマ差でどうにかクリークを差し切った。マックが不調で回復1枚発動しないなどかなり不利な編成にもかかわらず頑張ってくれた。えらい。

3:不マ3-絶好ゴ2-好ル1
ル出遅れ&ゴ掛かり。逃げ黒マックとか先行ドトウとか。1-6-0-2。なんか先行一周回ってめっちゃ多くなってきた? なお先行勢の中で最内がウチの黒マックなのでかなしい。本譜では先行勢をかき分けてゴルシが進撃、その隙間を縫ってマックがランデブー、残り200でルドルフが差し切って制した。強くないかこの人?

4:普マ1-普ゴ2-絶好ル3
マ出遅れ。ヒーラーグラスとか。書くことが全くないほどの全員理想展開で、4コーナー曲がるころにはバックミラーにも映らなくなった。

5:不マ1-好ゴ2-不ル4
ゴ掛かり。BNW全員出してる方いらっしゃる。愛だ。マックが内側に微妙につっかかっている。内からメチャクチャタイシンが飛んできたが、最後はアタマ差でゴマフィニッシュ。

 

1回戦2日目2回目(5-0)

1:好マ1-好ゴ2-不ル3
ル出遅れ&掛かり。逃げライスとか。差しが多すぎて追込が差しより前に行ってしまう事故が多い。今回はどうにか6位に滑り込んで固有から再加速できた。あとは《直線一気》で他の差し追込と差をつけてマックイーンとのランデブー。今回はマックイーンに分があった。

2:不マ1-普ゴ3-絶好ル2
マ掛かり。ゴルシの《マエストロ》が発動しなかった関係で最速《直線一気》とはならなかったが、マックイーンが完全にペースを作ってそのまま押し切った。やっぱなんかふんわり運寄りだな長距離。金回復スカるとそれだけでキツすぎる。

3:普マ2-不ゴ3-絶好ル1
アンスキ逃げ白マックとか半デバフネイチャとか。ゴルシが完全に内側に入ってしまいかなり心配だったがどうにか前が開いている位置まで抜ける。《直線一気》が発動しなかったがルドルフが綺麗に外から抜けそこにゴルシも追随。白マックの《アングリング》はきっちりウチの黒マックが抑えきって、最後はルドルフ。

4:絶好マ1-普ゴ2-不ル3
キング2ついるけどそういう部屋??? 差し膨れかつ向こうのステータスが完成してないとかなり追込事故りやすいけどもしかしたら狙われているのかもしれない。ルドルフがある程度前に出るぶんにはいいんだけどゴルシはさすがに致命的。本譜では内枠ぶんでうまくウマ込みに紛れて順位を下げられた。そのまま綺麗に以下省略。今回は絶好調のマックが勝ち。

5:普マ2-普ゴ1-絶好ル3
《グッときて》搭載型クリークとかヒシアマ姐さんとか。なんかまあ綺麗に勝ちました。一瞬目離したらゴルシが9バ身離してた。

 

1回戦2日目3回目(4-1)

1:好マ6-絶好ゴ1-不ル5
ゴ掛かり。水マル(逃げ)とか。追込5、軽度の悪夢だな。追い込み多すぎて《抜錨》がものごっつ遅れ、かつ《直線一気》発動せず。それでも気合で先頭に立ち、気合で走り抜けた。久々に掲示板外したなと思ったら前回全部123フィニッシュだったことに気が付いた。

2:普マ1-普ゴ5-好ル3
ゴ掛かり。アンスキ先行黒マックとか。先行黒マック-追込ゴルシ-追込ルドルフのミラーマッチだ。なお調子。《クールダウン》がたぶんギリギリ有効発動しなかったうえに《直線一気》も発動せず賢さ600ゴルシに先に行かれる。最終的にはどうにかこうにかマックが逃げ切ってくれた。これがノブレス・オブリージュ

3:不マ1-好ゴ3-普ル5
水着スペちゃんとか。ルドルフの回復が2枚とも発動しないかなしみ。追込が増えてるとやっぱり回復のなさが致命的になる。とはいえマックに誰も追いつかず。

4:好マ3-不ゴ1-好ル2
ル出遅れ&ゴマ+ル掛かり。一緒に掛かるな、同衾出勤かお前ら。言ってたらルドルフも掛かった。どうにか《直線一気》ぶんはスタミナが確保できたおかげで一気にゴルシ先頭。わりとタイシンに《迫る影》積んでる人を見ないで済んでいるのが大きい説あるな。

5:絶好マ5-不ゴ4-普ル2(1着ゴルシ)
逃げハロライスとか。《クールダウン》最速発動。このやろー。ゴルシの《マエストロ》もマックの《レースプランナー》も発動せず、さすがに下振れじゃないか……?

 

2回戦1日目1回目(5-0)

1:絶好マ1-不ゴ2-普ル3
ル出遅れ。ハルウララシステム初遭遇。ただなんか普通に位置は安定しており、ゴルシの《マエストロ》が出なかった以外は普通に走れている。最終的には《Drain for rose》を貰っても全力で走り切ったマックが綺麗に逃げ切り勝ち。なんだったんだ。

2:絶好マ6-普ゴ1-不ル4
先行デバフ副会長とかデバフネイチャとか。3ゴルシ。《クールダウン》有効発動か怪しい。ゴルシの固有が発動せず、自力で上がっていくもののかなり後半の加速に苦しい展開。マックイーンが少し後続のゴルシをブロックできたのか、2バ身弱でどうにかゴルシが逃げ切った。なお順位は上からゴルシ-ゴルシ-ゴルシ。京都競馬場に赤い大輪が咲いとるんよ。

3:好マ6-不ゴ1-不ル3
ル掛かり。デバフネイチャ2枚、デバフグルーヴ、追込カフェ! このデバフどもめ! 《下校後》が発動しなかったうえに《アナタヲ》が前に進出していったゴルシに直撃してかなり苦しかったが、完全に上体が上がりながらもクリークからの差し返しをどうにかかわしきった。

4:好マ9-不ゴ2-好ル1
マ出遅れ&ゴマ掛かり。差しゴルシとか差しタキオンとか。《クールダウン》の位置は微妙。マックイーンが《マエストロ》を忘れるうえにゴルシ大内。マズい。4コーナーまでは不安なこと鬼が如しだったが、最終的には内からルドルフが差し切った。えらいっ。

5:普マ3-好ゴ1-普ル2
マ出遅れ。先行シチーとか。1-5-0-3。出遅れぶんで内側に押し込まれマックは苦しい展開だったが、最終的にはスタミナとパワーが全てを破壊した。

 

2回戦1日目2回目(2-3)

1:好マ1-好ゴ2-不ル5
ゴ出遅れ。《クールダウン》最速発動のうえルドルフは《マエストロ》も出ず。とはいえマックが綺麗に抜けてくれた。

2:不マ2-好ゴ4-普ル5(1着ゴルシ)
ゴ出遅れ、マ掛かり。デバフネイチャとか。《直線一気》は綺麗に入ったが《八方にらみ》他デバフによってゴルシが引き剥がされ、そのまま《八方にらみ》を出したチームのゴルシに差し切られた。スタミナも足りてるか微妙に怪しいのはまあ掛かりのせいではある。

3:不マ4-好ゴ1-好ル2
ゴマ掛かり。先行ルドルフとか。掛かったせいでゴルシが4位になるがどうにか下がってくれる。3コーナーを曲がっていく前からゴルシ-ゴルシ-ゴルシ、赤い三連星すぎる。最終的には《直線一気》さまさまで勝ちました。

4:絶好マ2-不ゴ3-好ル4(1着タイシン)
ル出遅れ。0-6-0-3。うちのマックが大内。つらい。本譜では内枠空いたところにタイシンが突っ込んできてギリギリ差し切られた。絶好調強い。

5:普マ7-好ゴ3-好ル4(1着ゴルシ)
《眠れる獅子》《迫る影》《マエストロ》のパーフェクトタイシンとか。ゴルシの《マエストロ》が発動しないから負けでは?という顔をしていたらかなりどうにかなりそうだったが外から潰されたせいで先行皇帝の外を回れず。それはそれとしてタイシンはスタミナ足りなかったっぽい…? さすがに先行が増え過ぎて追込ルドルフだと差し切りが間に合わなくなってきた感じはある。

 

2回戦1日目3回目(4-1)

1:不マ2-不ゴ1-絶好ル3
《クールダウン》最速発動。君ってヤツは。まあ他の6名がスタミナ高くても650+金+虹ならさすがに勝たなきゃいけない。

2:普マ3-普ゴ7-絶好ル1
ル出遅れ。逃げ4の地獄構成。ゴルシの《マエストロ》が相変わらず出ないのはなぜ。さらにがっつり前を塞がれたが、代わりに皇帝が3コーナー途中で2番手。ゴルシと競るが、ゴルシにない《皇帝の神威》で2段ブースト。これが強み。

3:普マ6-絶好ゴ1-普ル3
全員出遅れ&マ掛かり。ほぼ最速《クールダウン》。君たち本当な。ずっと5番手だったが一瞬だけネイチャが抜いてくれて隙を見て《抜錨》、終盤開始時点で2番手。さすがにこうなればノーカウンター。

4:絶好マ1-普ゴ2-不ル3
ゴ出遅れ。デバフネイチャとか。ちゃんと6位以下にいられるか不安だったけど、一瞬目を離してる間に1-2-3取ってた。えらい。

5:不マ7-絶好ゴ3-不ル6(1着ゴルシ)
ル出遅れ。《抜錨》が遅れ、これでもかというほど外を塞がれる。正直敗因はそこにしかないと言っても過言ではない気がしなくもない。さすがに先行多すぎてマックがキツくなってきた感じもする。

 

2回戦2日目1回目(4-1)

1:好マ1-好ゴ2-不ル3
ゴ掛かり。1-6-0-2。さすがに先行が多すぎる、おそらく先行逃げ切り勝ちが多発したせいと思われる。《Drain》をうまくかわしたマックイーンがワーッと上がって、追いかけるようにゴルシとルドルフがワーッ。それでも先行が勝てるので、やっぱり完璧先行が勝ち順の最初を貰えるっぽい感じ。

2:不マ9-絶好ゴ1-好ル2
デバフネイチャとか1000+金回復1の差しルドルフとか。死ぬほどデバフを投げられ続けたが無理矢理ルドルフとゴルシが抜け出した。どうにかなるもんだ。マックイーンは回復が両方発動しなかった。珍しい。

3:不マ3-好ゴ1-絶好ル2
アングリ先行マックとか。《直線一気》で外から3コーナー付近できっちり固めてポン。一番いい勝ち方。

4:不マ6-普ゴ3-絶好ル1
ゴル出遅れ&マ掛かり。先行ドトウとか。そこの出遅れは問題ないがマックイーンもかなりギリギリだった。ゴルシの《マエストロ》が不発、掛かったマックの《レースプランナー》もルドルフの《クールダウン》も出ず。どうしようもねえ……と思いながら見ていたらルドルフが《皇帝の神威》をしっかりと見せつけた。絶好調の力って凄い。

5:不マ7-絶好ゴ5-普ル4(1着先行水着スペ)
全員出遅れ&ル掛かり。3ゴルシ、しかも789番。マックイーン不調ぎみ。出遅れが露骨。5勝だけはさせないようにしてないか? 《レースプランナー》も《クールダウン》も《直線一気》も発動せず、そのままずるずる。どうしろと。

 

2回戦2日目2回目(3-2)

1:好マ1-不ゴ5-絶好ル3
マ掛かり。3ゴルシに加えてタイシンも込みの5追込。相変わらずゴルシの《マエストロ》が発動しない。こうなるとおおむねゴルシ同士のたたき合いでは負けるのでどうしようかになるけど、まあどうしようもない。なお本譜ではマックイーンがしっかり逃げ切ってくれた。ありがたいありがたい。

2:不マ4-絶好ゴ2-不ル3(1着ゴルシ)
ゴ掛かり。先行エルとか。ゴルシ、今日は言うことを聞いてくれない。追込勢が鬼ほど外を塞がれてつらい。完全に塞がれ続けて前に出られなかった。相手の《一陣の風》が終盤開始と同時に発動するという超上振れを引いたのも影響してそう。

3:絶好マ5-普ゴ3-不ル4(1着ゴルシ)
マ掛かり。1-2-0-6の追込場……と思ったらおそらくB決勝狙いの全ステータスG追込3枚の人がいた。気持ちはめっちゃわかるがむしろゴルシがつらくなっている。案の定ゴルシ2枚は両方固有が発動しないという悲劇。完全に地力争いにはなったが悲しいことに《レースプランナー》と《クールダウン》と《マエストロ》がって今日何回書けばええねん。発動しなさすぎる。

4:好マ3-不ゴ1-普ル2
ル出遅れ。追込ブライアンとかデバフネイチャとか。今日9戦目にして初めて《クールダウン》が有効発動。なおルドルフの《マエストロ》が発動しないもよう。██が。試合そのものは《直線一気》から、という感じ。デバフは2人いないとどうにも、という感じがしなくもない。

5:不マ2-絶好ゴ1-普ル3
ル出遅れ&ゴマ掛かり。半デバフグラスとかデバフクキタルとか水マルとか。差し勢多すぎ問題でゴルシが前に出過ぎて不安だったが、綺麗に1コーナーで下がることができた。ただしその後いいポジションが取れるかはまた別。かなり遠回りはしたが外に位置したが、大量のデバフのせいでかなりスタミナは削られた。ぐだぐだ決戦の末どうにか絶好調ぶんで減速せずゴールイン。疲れた……。

 

2回戦2日目3回目(なし)

(前述の通り、諸事情により出走できず。)

 

決勝A

[1]自ゴールドシップ
[2]●スペシャルウィーク(先行)
[3]●ゴールドシップ
[4]自シンボリルドルフ
[5]自メジロマックイーン
[6]○ゴールドシップ
[7]○新ライスシャワー(見惚れるトリック積み)
[8]○ナリタタイシン
[9]●黒メジロマックイーン

 

0-4-0-5の今回の結論構成。外タイシンの時点で無理そう。
スペがハナを切る展開。ルドルフの《マエストロ》も《クールダウン》も発動しないいつもの。つらい。ライスのデバフを自分だけ投げられるつらみ。結局まあ仕上がってるタイシンに勝てるものはいなかったという感じ。

 

 

 

 

勝敗記録

勝負:48/56

勝率:85.7%

 

勝ちウマ

マック:17
ゴルシ:20
ルドルフ:10

 

負けたときの1着

先行 水スペ:1
追込 ゴルシ:6
   タイシン:2

 

 

 

決勝と全体の反省

 

決勝レースについては、外枠に《直線一気》のついたナリタタイシンがいて、かつタイシンと同じタイミングでより強力な固有スキルを発動できるシンボリルドルフの金回復が両方とも発動しなかった時点で勝つ方法が無かった、という判断がある程度できるように思う。回避するためには賢さをもう少し上げる必要があったが、既にこのシンボリルドルフもURA途中で無理やり負けてどうにか評価点を途中で収めることができたことを考えると、固有レベルを下げづらいのもあって非常に育成難易度が高かったと思われる。

ウマ娘や脚質の選択については間違ってはいなかったと思われる。ただし2回戦以降、逃げは先行に食われ、差しはゴールドシップたちに外を塞がれるという事案が多発したのか、先行と追込に非常に偏っていた。これに対して逃げ-逃げ-追込を投げると逃げ同士で競り合って先行に抜かれる前に《アングリング》を発動する余裕が生まれることから非常に有効に働いたような気もするので、育成に余裕がある時は様々な可能性を追いかけるということを念頭にいれていきたい。

ただしウマの育成についてはやや疑問が残る。マックイーンに関してはパワー、ゴールドシップについては賢さがやや足りなかったと見え、後述の通りシンボリルドルフは構造上の欠点からスタミナと賢さをもう少し上乗せする必要があったと思われる。モチベーションの低下があったとはいえ欠点は欠点のため、差しではなく追込にするのであればもう少し粘る必要があったか。

またそれとは別に《クールダウン》というスキルについては今後一切信用しないことに個人的に決定した。単純発動率も今回の統計では非常に低く、かつ有効発動率がさらに低いため、シンボリルドルフが勝負の土俵に立つことのできたレースが非常に少なかった*5。2段階の抽選が必要、かつ長距離適性スキルであるため評価値が《好転一息》よりも高いとなると、賭けるには割に合わない、というのが今回の結論である。追込シンボリルドルフにこの選択肢しかなかったとはいえ、前述の通り差しにするべきだったとも思われる。

とはいえ最初の目的である「シンボリルドルフ育成をする」「ゴルシとマックイーンを改めてもう一度長距離チャンミで走らせる」は達成したので、100点満点中30点ぐらいはあると思いたい。

 

 

 

後書き

 

というわけで10月号は以上になります。マジで書くことなくってビビったので今月はもうちょっと調べます。それ以前に《地固め》ガチャ再びなの辛すぎるけど。まだ水着マルゼンさんもウンスも来ません。カフェもけっこう回したのに。

とはいえ既に「秋天はスズカを出す」というゲッシュに縛られているので、次回も選択理由とかについては書くことが少ないと思います。2名は内定していて、あと1名をどうするかという感じ。何かオススメ等々ございましたらぜひTwitterなどで教えてください。当方オープン勢ガチャそんな回してない勢サポカほぼ重なってない勢です。何ならあるんだお前。

それでは、また何か思いつきましたら。

*1:おそらく12月の

*2:そのせいでハロウィンイベントの虹欠片を1つ取り逃がしたことは言うまでもない。

*3:今考えると物凄くダサいが、1度ゲームを離れると二度と戻ってこないタイプの人種である筆者にはわりとモチベーションを低空飛行でも保っておく手法は死活問題なのである。

*4:《食いしん坊》《円弧のマエストロ》《レースプランナー》《クールダウン》から2つ選べる、と当時の私は思っている。

*5:特にスタミナの数値が全員充足してくる2回戦以降において顕著だった。

確定ガチャ以外無課金勢の暗黒ヴァルゴ杯オープン日誌

 

 

 

(諸々を飛ばしたい方は以下の目次をご活用ください)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前説

 

お疲れ様です。斬進です。もはやウマの個人的まとめ用ブログと化したこの場所に、3つめのチャンピオンズミーティング記事が着地します。最近始めた新しいことがウマしかないのが悪いとも言える。一応年末までには別種の記事が上がるとは思います。

ということで本格参戦してから3ヶ月目、今回は9月開催のヴァルゴ杯です。聖闘士星矢とか通ってないのでおとめ座の英語呼びに慣れていない。2回ぐらいヴェルゴって打ったし、ジュベナイルフィリーズもフューチュリティも間違えやすすぎる。今回校正はいつもよりしっかりやりますが、誤字脱字あったらごめんなさい。

前回の記事を上げて、知り合いに「こんだけ長い記事書けるのにガチってないって言われるの首をひねる」とか「お金突っ込んでないだけで育成と理論はガチってる側じゃないですか?」とかって言われたので更にタイトルを変更しました。今の気分はライフポイントが減るたびに後ろに下がっていく[若気の至り]海馬瀬戸です。最後まで行ったら南斗聖拳のシンになります。

 

前回のレオ杯はこちら。

 

 

 

 

ヴァルゴ杯基礎スペック

 

阪神レース場・芝・1600m(マイル/根幹距離)・右回り・秋・晴れ・良 。

同条件レースは阪神ジュベナイルフィリーズ朝日杯フューチュリティステークス桜花賞の3つだが、おそらくモチーフは京都競馬場改修のため2020年・2021年と阪神競馬場で開催されているマイルチャンピオンシップ

キャンサー杯とレオ杯を足して割ったようなスペック。実際、走るルートそのものはレオ杯のものから序盤をやや削った形になるとかなんとか。

中盤のアタマ付近で坂の上りがあり、その後だらだらと下り坂判定を踏まない程度に下がりながら第3~第4コーナーが中盤を占める。最終コーナーのほぼ立ち上がりかけから終盤が始まり、50mほど進んでから以降直線。残り200mでレオ杯と同じく仁川の坂。

 

 

 

見渡したメタ(1)と動機

 

※9/2執筆

常に予想というのは裏切られるものである、とはいえ、今回のヴァルゴ杯は非常に予想が難しかった。時期として最も近く他にGⅠが無い、ここでやらなければ高松宮記念まで待たなければならないという理由からスプリンターズステークスを予想するトレーナー*1、短距離は選択肢が少ないことや前回のガチャ更新がマチカネフクキタルライスシャワーという菊花賞バで固められていたことから菊花賞を予想するトレーナー、10月以降は天皇賞秋→ジャパンカップ有馬記念と秋シニア3冠レースだろうけどトリプルティアラに触れずに終わるのもなあという理由で秋華賞を考えるトレーナー。その悉くが予想を外し、現れたのは「特殊開催マイルチャンピオンシップ」だった。本来11月中旬のレースであることも合わせて、予想できていた人は観測範囲にはほとんどいなかったように思う。

レース概要のほとんどがレオ杯と同じだが、距離が変わったことによって終盤開始地点も大きく動いた。キャンサー杯ほどではないが終盤直線にかなり近い最終コーナーが終盤の開始に設定され、最終直線が比率として非常に長いレースである。これにより《紅焔ギア/LP1211-M》や《ヴィクトリーショット!》は非常に分の悪い賭けに成功しない限り有効活用が難しく、《アングリング×スキーミング》は相変わらずその有用性を落とさないという立ち位置に落ち着いた。

前回からの更新点としては、何はともあれアオハル杯の実装が挙げられる。アオハルスキルである《アオハル燃焼》シリーズのうち、《アオハル燃焼・速》は入手難易度の低さ*2に対して逃げウマの中盤加速に使用でき、《アオハル燃焼・力》は貴重な終盤確定発動の汎用加速力アップスキルである。ただしアオハル杯シナリオそのものが非常に不安定であり、《地固め》セットの入手など各種緑スキルには向かないこと、さらにステータスがまんべんなく上がりすぎてしまうことなどからオープンリーグの育成には向かないというのが大方の判断であった。逆にグレードリーグであれば、上振れ時のステータスの高さからひたすらアオハル杯を目指すほうが良いのだろう。

上述した通り、逃げはよほど運が良くない限り《地固め》と《アオハル燃焼・速》のトレードオフになる。《地固め》は序盤ハナを奪うのに必要であり、《アオハル燃焼・速》は中盤ハナを奪い返したり突き放すのに必要である。こうなると約1名が突出することになるのである。そう、水着マルゼンスキーである。最終コーナー開始時付近で《グッときてChu☆》が強力なコーナー巧者として機能する。《アングリング×スキーミング》は問題なく発動できるし、なんなら水着マルゼンスキーの覚醒Lv5では序盤のスピードアップに必要な《マイルの支配者》が取得できるため、《地固め》を取らなくても1つ外などに【地固め逃げ】がいない限り沈み過ぎることはほとんどないだろうと考えられる。つまり、「完璧な水着マルゼンスキー」には抜くタイミングがほぼ無いのである。出遅れを祈る以外にあるとすれば「3コーナー付近でスピードアップを大量に発動し先行位置から一気に抜く」か「ラスト200mの上り坂でへたったところを固有で抜き去る」なのだが、後者の形式は相手のパワーが高い場合に全く意味がなくなるのと《アングリング》を切った相手に《紅焔ギア》も《ヴィクトリー》も無しで200m地点から抜け出せる範囲まで詰めないといけないというハードルが残る。よって仕掛けるなら3コーナーなのだが、それも《弧線のプロフェッサー》の有無と発動タイミングによっては全く意味を為さない。さらに残り200mでスピードを上げる方法が無いため、かなりのパワーを上げないと他のウマに差されるという危険も伴う。

距離が短めということもあり差しは相変わらずの《アナボリック》《乗り換え上手》ガチャになる、という事実も重く、一切水着マルゼンスキーへの光明が見えないまま今回のオープンリーグは始まった。ちなみに今回も《豪脚》持ちのSSRパワーオグリキャップがいるし《右回り○》と《秋ウマ娘○》というこれでもかというほどお誂え向きなSSR賢さファインモーションが手持ちにいたのでそこそこ真面目にやることにした。目標があるとゲームも継続しやすい。これを目標とするのもやや不健全な気がしなくもないが。

 

 

 

見渡したメタ(2) ~先行ガチャ理論~

 

※9/10執筆

ひたすらオーダーを悩みながら瞬く間に1週間強が経過し、いい加減オーダーを決めて育成に本腰を入れないといけない*3。今回はどのウマもかなり一長一短であり、少しでもどこかに優位性のあるウマはいないのかと考えていた。

しかし、どうやらオープンリーグのルームマッチ勢のメタも混沌としているらしかった。逃げが終盤のスピードアップの少なさから食い潰されることも多く、先行は通常の走り方では加速スキルが足りずに逃げには逃げられ差しには差される。差しと追込は相変わらず位置取りが上手くいくかではあるが、《豪脚》があるぶんかなりマシであるという評価だった。

「普通に走る先行」が最も割を食うという中で、キャンサー杯の【先行エル】の進化系とも言える、【先行バクシンオー】が台頭している、ということらしい。キャンサー杯と比べるとコーナーがやや長いが故に3コーナー開始と同時にスピードを上げて最終直線と同時に《ブランチャ☆ガナドール》に繋ぐエルコンドルパサーはヴァルゴ杯ではややポジションを落としたが、先行の唯一の活路がそこにあるという点は変わらなかった。その理念のもと、加速固有継承をどう生かすかを考えた結果生まれたのが先行バクシンオーである。《先行コーナー○》《マイルコーナー○》《弧線のプロフェッサー》などと《優等生×バクシン=大勝利ッ》*4を重ねて終盤開始前にハナを奪い、先行にもかかわらず積んだ《アングリング》で加速してバクシンする、という理念である。加速固有ではなくポジション確保に固有を割き、加速を外から補うという観点だった。今回の水着マルゼンスキーの固有発動位置が最終コーナー開始とほぼ同時ということもあり、サクラバクシンオーはほぼ水着マルゼンスキーとまで言われていた。なお理論上は通常衣装メジロマックイーンがより発動しやすいということで魔改造の候補には上がっているが、必要因子数がべらぼうに多いので自分としては諦めた。

差しはやはりウオッカが固有で仁川の坂を乗り越えることができるうえに《豪脚》を含めて非常にやりやすいというのもあって多そうであり、それに次いで同じく固有が200mでスピードアップすることで坂減速を抑えられるオグリキャップ。追込はゴールドシップナリタタイシンがそこそこ。

確かにサクラバクシンオーは非常に育成も容易であり*5、今回は水着マルゼンスキーの固有最速発動が最終コーナーの入りであるためほぼ今回のレースでのサクラバクシンオーは水着マルゼンスキーと同一であると言っても過言ではない。

ただ、自分が既に【地固め逃げ】をサクラバクシンオーで妥協できるウマを作っている、という点だけが問題だった。

半日ほど悩んで、結局同じく最終コーナー付近で固有を発動できるダイワスカーレットをもう1度地固めで厳選し始めることにした。先行バクシンオーは育成が楽なので、《アングリング》調達の都合上逃げダイワスカーレットと合わせて1日3回しか育成できないことを除けば問題はさほどなかった。

むしろ最も問題なのは差し育成だった。現在ウオッカの覚醒レベルが3で《豪脚》が確定ではないが、とはいえ《豪脚》の確定ヒント持ちのSSRパワーオグリキャップが来ればいいため不安定ではあるが上振れを待てばいい。さらに言えばこの後アグネスデジタルが実装される場合ある程度引きに行きたく、かつアグネスデジタルは差し育成がほぼ確定するのでスキル構成内容如何によってはウオッカと差し替えることになりかねない。なかなか気が進まない問題ではあったが、逃げと先行の3回を終わらせたら挟むようなペースで気長に育成を続けていた。

 

 

 

育成したウマたち

逃げ地固めダイワスカーレット

972-650-608-346-537 適性A-A-A 8187点

ブリリアント・レッドエース》Lv2

《アングリング×スキーミング》

《地固め》

阪神レース場○》

《良バ場○》

《晴れの日○》

《コンセントレーション》

《逃げコーナー◎》

 

いつもの【地固め】勢。前回のチャンピオンズミーティングから【地固め】とそんなに当たっていないので、ハナを奪うことそのものはやりやすくなったと思われる。

 

 

 

先行バクシンオー

1004-654-673-285-504 適性A-A-A 8198点

《優等生×バクシン=大勝利ッ》Lv1

《アングリング×スキーミング》

《勝利の鼓動》

《コンセントレーション》

《先行コーナー◎》

《マイルコーナー◎》

《根幹距離◎》

 

先行の中でもコーナーで全力を出してハナを奪いに行く形。点数が余って他に取る者が無かったとはいえ《勝利の鼓動》はやや弱気か。

 

 

 

差しウオッカ

946-614-959-267-354 適性A-A-A 8101点

《カッティング×DRIVE!》Lv1

《豪脚》

《右回り◎》

《秋ウマ娘◎》

阪神レース場◎》

《良バ場◎》

《非根幹距離×》

 

クラシック有馬記念のほぼ負けイベントで《非根幹距離×》を引いてきてくれた豪運の子。緑スキル1つぶんぐらいは浮いているはず。走りはもう《豪脚》が良い感じに発動してくれと身を任せるタイプ。

 

 

 

アグネスデジタル

(少し試運転がしたくて回したものの、流石に時間が足りずにふんわりした子しかできなかった。)

 

 

 

本番の記録

 

レオ杯を観戦しながら取ったメモをおおむね無編集で垂れ流す。

前回と変わらずマッチングは基本的に各ラウンドの開始直後12時半ごろ、または午後7時~0時の間に回している*6

 

1回戦1日目1回目(5-0) 

・ダスカ(不)2-バクシン(普)3-ウオッカ(絶好)1
   ウオッカ出遅れ。3-3-3-0のオーソドックスな編成。相手の逃げは両方非地固め、差しは2枚ともグラスでデバフは無しというシンプルな構成。本譜では《アングリング》が発動しないというハイパー下振れがあったものの、ウオッカの《豪脚》が完璧な形で発動。ギリギリまでダスカが先頭を守っていたこともあり《カッティング》も踏み切って完璧な差し切り。

 ダスカ(不)2-バクシン(好)1-ウオッカ(普)4
   マイルSゴルシとタイシンとヒシアマ姐さんが1人ずついる追込場。先行オグリもいるのでやや最終盤不安説。最終的には3コーナー途中からうちのダスカとバクシンオーの2人旅になり、競り合い続けたことによってセーフティリードを形成できた。こういう時に先行がひとりいると安定するから勝ち目薄いとわかってても外しづらい。

・ダスカ(絶好)1-バクシン(好)3-ウオッカ(不)6
   《シンパシー》依存型の【地固め】バクシンオーとか、ついに現れた水マルとか。でもこの水マル、《鋼の意思》が発動しないと固有が発動できないから厳しくないか?と思わないこともない。水着マルゼン持ってないから知らんけど。4-2-3-0だが差しのクオリティが高めなので怖い。《地固め》からきっちりリードを作って《アングリング》というコメントの必要がない美しいレース展開でした。ダスカ、固有すら切らなかった。

・ダスカ(好)1-バクシン(好)2-ウオッカ(普)3
   またも現れた《点火・速》持ちの絶対中盤加速するウーマンの水マルとか、《地固め》先行ダスカとか。《東京レース場◎》がついてる先行エル、明らかにキャンサー杯の遺産。3-5-1-0と先行に偏っており、バクシンオーはさらにその中でもかなり内枠側。相変わらず【地固め】はひとりだったのでハナを奪い、大外からどうにか内に寄ることに成功。そのまま残り150mまで固有を切ることも無く逃げ、バクシンオーが詰めることでラストブースト。ウオッカもめちゃくちゃ内に詰まってたけどいつのまにか上がってきていた。えらい。

・ダスカ(普)1-バクシン(絶好)3-ウオッカ(普)2
   2-3-4-0の下膨れ気味。920-580-1020で固有と《点火・力》のみの質実剛健ライアンが怖い。あと固有を捨てたオールオレンジスピード1100オーバー水マルとかいる。本譜はさらっと《アングリング》を踏み損ねたが、おそらく《ブリリアント》のタイミングが良く少し終盤に被った。加速度も上がるらしいんですよこのスキル。ライアンは差しが多すぎたせいで6位を取れなかったもよう。

 

1回戦1日目2回目(5-0)

・ダスカ(不)2-バクシン(普)3-ウオッカ(普)1
   《アングリング》込み水マルとかデバフネイチャとか。気を抜くと大外に回るダスカは健在。どうにか大内の水マルより前に行き《アングリング》、さらに外からバクシンオーが水マルを潰す。そして最後は大外から飛んできたウオッカが差し切った。いいとこ持ってくね君。
・ダスカ(普)3-バクシン(普)8-ウオッカ(絶好)1
   先行ウオッカとかデバフ+《アオハル点火・力》カレンチャンとか、《燃焼・速》《弧線のプロフェッサー》《先行コーナー◎》《優等生×バクシン》先行マヤノとか。っていうか先行が多い。《アングリング》が発動せず、バクシンオーは大内枠番で沈められる。ただ《豪脚》がクリーンヒットしてウオッカだけ2倍速レベルのスピードアップを見せた。
・ダスカ(不)1-バクシン(絶好)2-ウオッカ(不)3
   大内にマルゼンとスズカ。きっちり第4コーナーまでに逃げを全員バクシンオーが被せて潰し、そのまま終盤開始とほぼ同時に《ブリリアント》を発動させるというファインプレー。《アングリング》が出なかったがそれでどうにかなった。
・ダスカ(普)4-バクシン(普)1-ウオッカ(好)2
   ウオッカ出遅れ。ヒシアマ姐さんとか《燃焼・力》マルゼンとか、スピ根育成スズカとか。逃げがかなりごちゃつくという悲劇はあったが、《ブリリアント》を切ったダスカの真後ろにつけて一緒に固有から抜け出したのはバクシンオー。理想の《アングリング》から地力でからくも逃げ切った。おそらく先行がバクシンオーしかいなかったのも勝因か。
・ダスカ(不)1-バクシン(絶好)7-ウオッカ(不)2
   先行ライアンとか先行グラスとか先行ウオッカとか、ゴルシとか。逃げ勢がメチャクチャ綺麗に壁を作ったせいで先行~差し勢ががっつり割を食う。残り300メートルで解放されたがそこは既にセーフティリード。

 

1回戦1日目3回目(5-0)

・ダスカ(絶好)3-バクシン(普)4-ウオッカ(不)1
   ウオッカ掛かり。ブルボンとか先行スズカとか。鬼のように《弧線のプロフェッサー》を発動されるがギリギリまで先頭を取る。そこで先行エルが《ブランチャ》したが、さらに外からウオッカがぶっこ抜いた。
・ダスカ(普)4-バクシン(普)2-ウオッカ(不)1
   ウオッカ出遅れ。5-3-1-0の地獄逃げ編成。ウンス/ウンス/ダスカ/ダスカ/バクシンオー。やってられっか。しかもウンスひとり地固め型だし。本譜では調子差でギリギリもう1人のダスカにハナを許し、それを後から追いかける形。しかしこのダスカは《アングリング》を持っておらず、バクシンオーとウオッカが追いつくことができる形に。最後はウオッカが差し切った。地固めウンスは大外が響いたもよう。
・ダスカ(普)1-バクシン(好)2-ウオッカ(普)6
   バクシンオー出遅れ。スピ1000先行オグリとか、ウオッカが計3枚とか、シンボリルドルフとか。《コンセントレーション》でカバーしきれない出遅れは流石に聞いてない。本譜では《ブリリアント》が残り150mまで出ない程度のセーフティレースでした。
・ダスカ(普)1-バクシン(普)3-ウオッカ(絶好)2
   ウオッカ掛かり。ゴルシとか。理想的なバクシンオーの展開から《ブリリアント》。《アングリング》が発動しないというアクシデントはあったが、逃げが他に2枚いてスピードが乗っていたのかどうにか逃げ切った。何枚かデバフが飛んできたがなんのその。
・ダスカ(普)1-バクシン(普)7-ウオッカ(普)2
   ウオッカ出遅れ。4-4-1-0という地獄。バクシン/水マル/ダスカ/ダスカ。なお地固めは自分のみ。バクシンオーが大内枠で悲しみを背負う。最終的には《アングリング》から綺麗に逃げ切った。でも大外から飛んできたウオッカが最終直線入りぐらいで2位に立ってたので先行と他の逃げは全部死んでたと思う。

 

1回戦2日目1回目(5-0)

・ダスカ(好)1-バクシン(好)4-ウオッカ(普)2
   ダスカ掛かり。非地固め芝ファルコとか。なんだかんだ初遭遇。なおレースは《地固め》→《優等生×バクシン》で逃げ潰し→前に出たバクシンオーが《ブリリアント》を発動させる→ダスカの《アングリング》、という黄金コンボでどうにかなったもよう。
・ダスカ(好)2-バクシン(不)3-ウオッカ(絶好)1
   《アングリング》搭載型逃げライスとか。書くことがなくなってくるほどきれいなダスカ逃げと、書くことがなくなってくるほどきれいなウオッカの差し切り。
・ダスカ(不)3-バクシン(絶好)2-ウオッカ(好)1
   《点火・速》つき逃げバクシンオーとか。《アングリング》が発動しないがそうしたらウオッカが抜き去るのみ。
・ダスカ好1-バクシン普3-ウオッカ普2
   デバフネイチャとか。2-2-5-0の後ろ気味。差し勢の中で綺麗に大外に回れたのがうちのウオッカだけだった時点でおおむね勝敗は決していた感。
・ダスカ好2-バクシン普5-ウオッカ普1
   ダスカ掛かり。地固めウンスとか半デバフネイチャとかスピードカンスト《逃亡者》《弧線のプロフェッサー》持ちバクシンオーとか。なお最後はスタミナ200だったもよう。内枠ぶんでどうにかウンスの前に出たが《アングリング》が発動しない。つまりウオッカ・オン・ステージ。

 

1回戦2日目2回目(4-1)

・ダスカ絶好1-バクシン好4-ウオッカ不6
   ヒシアマ姐さんとか先行ウエディング副会長とか。先行4枚と前の厚いレースだが、逃げは単騎。かなり怪しかったレース展開だったが、《アングリング》が発動してくれたのでヨシ。ウオッカは下がって大外から差しなおす必要があったので間に合わなかった。
・ダスカ不7-バクシン普2-ウオッカ普8(1着差しオグリ)
   ダスカ出遅れ。《コンセントレーション》はどうしたお前。いや発動してこれなので始末が悪いんですけど。さすがに逃げ3枚でそれは致命的、かつ差しも多いうえにウオッカは大内。性能負け、というよりはかなりの下振れを引きまくった感じ。
・ダスカ不3-バクシン絶好2-ウオッカ不1
   先行グラスとか《ブリリアント》《アングリング》搭載型マルゼンとか。4-4-1-0のハイパー前寄り編成。でもまたウオッカ大内でダスカ大外。地固めが1人だったのでどうにかなったが、《アングリング》が発動しない。そして終盤開始とほぼ同時に《豪脚》が発動したのでウオッカが全てを抜き去っていった。
・ダスカ絶好1-バクシン不3-ウオッカ不2
   先行ナリブとか質実剛健先行ナリブとか。というか先行ナリブってそんなポピュラーなんか? 《カッティング》が前すぎて発動しなかったせいかひと伸びが足りず、つまりひと伸び足りなかったということはダスカが勝つということ。《アングリング》発動してないはずなのに。
・ダスカ不2-バクシン好3-ウオッカ好1
   先行タイキとか先行グラスとか先行ゴルシとか。最後はマイルがAじゃないが大丈夫なんだろうか。ダスカが8番で残りが1・2という酷い配分。最後にはこれでなんとかなるんだから凄い。でも《アングリング》が発動しないのはなんなんだ。

 

1回戦2日目3回目(5-0)

・ダスカ不1-バクシン不4-ウオッカ絶好2
   ウオッカ出遅れ&掛かり。芝Sファル子とか。《アングリング》と《豪脚》が両方発動してダスカとウオッカでデッドヒート。大接戦の末にギリギリ逃げ切ったのはダイワスカーレットでした。
・ダスカ絶好1-バクシン好2-ウオッカ不4
   芝ファル子ふたたび。あとはヘイローとか。うまく逃げをバクシンオーが潰してそのままダスカをつっつくという理想展開。
・ダスカ不7-バクシン好1-ウオッカ絶好2
   大外に水マル。不調とはいえ地固めのほうがさすがに序盤はハナを取る。しかしそこから《グッときてChu》で詰められハナを奪われる。しかし《アングリング》を積んでいなかったのでギリギリバクシンオーが最終直線前にハナを奪い返し、あとはどうにかバクシンしきった。
・ダスカ不1-バクシン不5-ウオッカ絶好3
   ウオッカダスカ掛かり。ウンスとか差し水着スペとか。気を抜くと大外にいくダスカ。結論としては地固めがめっちゃ強いということで。
・ダスカ絶好2-バクシン好3-ウオッカ不1
   ウオッカ掛かり。3-3-3-0の綺麗な編成。本譜では《アングリング》が発動せず《ブリリアント》でどうにか食いつなぐ展開。最終的には大外を綺麗に回れたウオッカがゴール板手前で差し切ってゴール。

 

2回戦A1日目1回目(3-2)

・ダスカ普1-バクシン絶好3-ウオッカ普4
   ダスカ掛かり。《尻尾上がり》と直線系金スキル2枚の逃げバクシンオーとか、半デバフクキタルとか、マイル差しSキングとか。かなり汎用金が多いのでダスカがきっちりハナを維持できるかが問題だったがどうにかキープし、終盤開始と同時に《ブリリアント》を踏んだ。《アングリング》不発時の理想展開。
・ダスカ普1-バクシン好2-ウオッカ不6
   ウオッカ掛かり。何よりもそこそこ外側にいる好調ゴールドシップという圧。本譜ではかなりギリギリだったがゴルシは差しが固まっていた影響でふんわりブロックされ、ウオッカもそれに巻き込まれて抜け出せず。ハナ差で3頭が並ぶ結果になったが、ダスカの粘り勝ち。なお3着は先行オグリ。
・ダスカ不2-バクシン普4-ウオッカ好1
   ウオッカ出遅れ。《点火・速》入りフジキセキとか。逃げ3人いて全員不調という地獄レース。ウオッカが内枠を引いたうえで出遅れたのでダメかもしれんな。バクシンオーがサイレント実質出遅れを引き先行をどうにか抑えに行くが固有が踏めず、さらに先行の隙間を縫って差しがひとり飛び出してきた。まあうちのウオッカだったのでセーフ。ダメじゃなかった。
・ダスカ好4-バクシン不6-ウオッカ不2(1着差しウオッカ
   久々に遭遇したタイシンとか、回復を積まないタイプの水マルとか。先行勢が非常にテンポよく前に出て来て詰められ、しかも《アングリング》不発。ウオッカ2人が抜け出して、調子2段階差ぶんと向こうが内側ぶんで差しきれず。
・ダスカ好7-バクシン好8-ウオッカ普6(1着差しウオッカ
   《脱出術》のみのマイルSウンスとか、質実剛健芝ファル子とか。あとデジたん初遭遇。《地固め》ぶんで前に行くが、ファル子が掛かったことで前に行かれるというかなり厳しい展開。無理矢理蓋ファル子に仕事をされたうえでウオッカが一生ブロックされる、という構成負け半分運下振れ半分の感じ。

 

2回戦A1日目2回目(5-0)

・ダスカ普6-バクシン絶好2-ウオッカ不1
   ダスカ/ダスカ/ダスカ/バクシンの逃げ4とかゴルシとか。相手のパワー820の影響で地固めがないダスカに前に出られてしまい、かなりキツい展開。《優等生×バクシン》は終盤開始やや前ぐらいで発動し、垂れてきたダスカ勢をしっかり外から抜ききったウオッカに軍配が上がった。でもバクシンオーもしっかり2着には入っているのでえらい。
・ダスカ不2-バクシン絶好1-ウオッカ好4
   ウオッカ出遅れ。ライスとか、大内絶好調バクシンオーとか、アナボ型ウオッカとか。《アングリング》が不発だったが、バクシンオーが一生好位置を取り続けてグラスの追撃をギリギリかわしきった。ウオッカウオッカ同士の競り合いに負けてしまい、豪脚もややタイミングを逸した発動だった。
・ダスカ不4-バクシン普8-ウオッカ絶好1
   ウオッカ出遅れ。絶好調スリーセブン水マルとか。確か残り777mは最終コーナー入り付近だった気がする。さらにバクシンオーも先行勢の中では最も出遅れるという酷い立ち上がり。バクシンオー、ポジションが差し。しかも《アングリング》が発動しないというハイパー下振れ。なお、ウオッカが大外から何もかもを乗り越えたもよう。
・ダスカ普1-バクシン好7-ウオッカ不6
   3-3-3-0、かつわりとオーソドックスな編成。ウオッカ3枚を見る限りホントウオッカ多い。久々に《アングリング》が発動して、それでも3/4バ身で逃げ切った。数字を見ても明らかに差しが差せる範囲が広いの、キャンサー杯と何が変わったんだろうか。仁川の坂の影響力が凄い。
・ダスカ普1-バクシン普4-ウオッカ絶好2
   ウオッカ掛かり。《ヴィクトリーショット!》搭載型先行オグリとか、緑スキル◎6つ搭載マルゼンとか、デバフネイチャとか。しっかり逃げと差しにためらいが入っている。かなりバチバチにマルゼンと競っていたが、一瞬のスキをついて内からハナを奪って《ブリリアント》で先頭確保、《アングリング》へとつないだ。

 

2回戦A1日目3回目(3-2)

・ダスカ不1-バクシン好4-ウオッカ普2
   ウオッカ掛かり。水マルとか。逃げが多いうえにうちのダスカの内側に2枚いる。《アングリング》を踏んだ上に180mぐらいまで《ブリリアント》を温存したが、不調の下降補正の影響か固有が《カッティング》より発動が遅かった影響か不明だがウオッカが差し切った。やっぱりこの大橋彩香強くないか?
・ダスカ普5-バクシン不4-ウオッカ絶好2(1着差しウオッカ
   先行ナリブとか大内絶好調質実剛健ブルボンとかデバフネイチャとかデバフ副会長とか。先行ナリブ流行ってるのかな。ダスカは相変わらず大外。大外ぶんで完全にハナを譲る形になりダスカは後退し、ウオッカは前を塞がれた。ウオッカ自身も枠番が悪く、かなり運負けって言いたい。
・ダスカ普6-バクシン普1-ウオッカ不3
   ゴルシとシチーの方のゴルシとか、半デバフグラス・ネイチャとか。ウオッカ大内。《地固め》不発。やっぱりある程度発動率調整があったのかなと推測できる感じ。競り負けてしまったダスカを足場にバクシンオーが固有からスズカを抑えて《アングリング》、そのまま勝ち切る理想展開。
・ダスカ好5-バクシン普2-ウオッカ普3(1着地固めウンス)
   絶好調地固めウンスとか半デバフネイチャとか。2-2-5-0でウオッカ3枚。なお2-3-4枠という悲しみ。8番のダスカと交換させてくれ。内枠ぶんで前に行かれる、というマジでどうしようもない定期。固有倍率の関係でどうしようもない、というか内枠絶好調地固めウンスへの解答、ミラーマッチでも運に祈るしかないんですよね今回。ウオッカの調子が普通だった時点で勝てなかったんだと思う。
・ダスカ普1-バクシン不4-ウオッカ好5
   好調水マルとか。3-3-3-0だがダスカが大外でウオッカとバクシンオーが大内という最悪の枠番。しかも自分以外で不調が1名しかいないというどうしろと状態。本譜では《グッときて》のタイミングが遅れた結果どうにか《アングリング》から逃げきれたが、正直こんな状態だとどこで負けてもおかしくないのでどうにかしないといけないかもしれない。どうにかする方法は完全に無いが、どうにかしないと勝てないのでどうにかしないといけないのである。

 

【差し替え:バクシンオー→アグネスデジタル
単純にどれぐらい走るのか見てみたかったので、A決勝が確定している状態で少し見てみることにする。

 

2回戦A2日目1回目(4-1)

・ダスカ不2-デジタル好5-ウオッカ絶好1
   ウポッカ出遅れ、ウオッカ&デジタル掛かり。デバフグラスとか、大内好調水マルとか。4-0-5-0はもう実質差しが先行なんよ。久々に出遅れと掛かりを大量に引きつつ、ほぼ先行の立ち位置からウオッカが差し切るタイプの理想展開。
・ダスカ好1-デジタル普6-ウオッカ普3
   デジタル出遅れ、ダスカ掛かり。大内スズカとかゴルシとか先行フクキタルとか。7番ダスカ8番デジタル9番ウオッカという外固め。《ブリリアント》なしで《アングリング》まで漕ぎつけたが、それが最終的にゴール直前に発動してゴルシの追撃をギリギリハナ差でかわした。
・ダスカ絶好1-デジタル普2-ウオッカ不4
   ためらい3枚積み半デバフネイチャとか。《アングリング》と《ブリリアント》が同時に発動するとさすがにぶっちぎれるな。デジタルも今回は《豪脚》から《尊み》まで綺麗に繋がった。
・ダスカ普4-デジタル好3-ウオッカ普2(1着差しウオッカ
   ウオッカ出遅れ。大内絶好調釣りダスカとか8番絶好調ウオッカとか、水マルとか。レースそのものは順調だったしステータスも別に負けてはいなかったが、調子補正ぶんでギリギリ差し切られたっぽい。しんど。
・ダスカ不5-デジタル普7-ウオッカ絶好1
   ダスカ出遅れ、デジタル掛かり。ゴルシが怖い。1-1-6-1の差し地獄。絶好調だがウオッカは内枠を引かされており非常に立ち位置がしんどい。《アングリング》をしっかり打ったが2番手だったエルの《ブランチャ》で吹き飛びかけたが、さらに隙間を縫って《カッティング》。

 

【差し替え:アグネスデジタル→バクシンオー】
中盤~終盤にかけて安定して《ブリリアント》を発動させられる先行のあたたかみを知った。あと単純に急ごしらえなのでステータスを練り切ることができなかったというのもある。ダートチャンミでは頑張っていただきます。

 

2回戦A2日目2回目(3-2)

・ダスカ絶好1-バクシン普5-ウオッカ不6
   アナボ型ウオッカとかゴルシとか、ついに現れた地固め釣りスズカとか。ウンス以外で《アングリング》を積んだ地固め逃げに初遭遇なの、かなりマッチングが偏っている気がする。そしてダスカはかなり外枠に回されていて非常にキツい。どうにかハナを奪って半分少しで即《ブリリアント》から《アングリング》……だが相手のウオッカが大外から好位置。ハナ差でギリギリ逃げ切った。ゴルシも真後ろまで来ていた。絶好調ぶんで逃げ切ったと言っても過言ではない。
・ダスカ絶好2-バクシン好3-ウオッカ不4(1着先行オグリ)
   先行オグリ2枚含めた先行5枚のかなり中膨れな展開。絶好調1番ダスカが《地固め》の発動に失敗し、さらに遅めのスタートでハナを譲ってしまう。どうにか取り直して《ブリリアント》と《優等生×バクシン》、ダスカの《アングリング》とつないだが単純にウオッカが後ろで詰まってしまった。
・ダスカ好5-バクシン絶好1-ウオッカ不2
   先行グルーヴとか。一生不調じゃないかウオッカ??? 逃げは単騎。終盤開始と同時にバクシンオーが逃げを囲って《アングリング》という理想展開。これがあるのが先行バクシンオーのいいところ。
・ダスカ好3-バクシン絶好1-ウオッカ不5
   ヒシアマ姐さんとかウオッカ計3枚とか。不調4戦連続だが???? 逃げ3枚の中でしっかりハナを奪うが《アングリング》が発動せず。最終直線立ち上がり付近でバクシンオーがハナを交代し、そのまま気合で走り切った。絶好調とはいえ凄いなお前。
・ダスカ不2-バクシン好5-ウオッカ普6(1着差しウオッカ
   ダスカ掛かり。ウオッカ3枚に先行オグリ2枚。片方は質実剛健型。あと半デバフスズカ。調子デバフと掛かったぶんでスタミナが足りなくなってウオッカに差し切られた。なんか急に全くウオッカが走らなくなってるな今日。

 

2回戦A2日目3回目(3-2)

・ダスカ好3-バクシン不6-ウオッカ不4(1着差しウオッカ
   ウオッカ出遅れ&掛かり。質実剛健先行エルとかスピ950パワー1050の絶好調ウオッカとか。またウオッカ不調なんだけど。1つ外に絶好調ウオッカいるし。まあダスカが逃げきれずあと2人が不調な時点でまあ勝てる道理はない。というか向こうが大外なので9枠ウオッカに対するカウンタープレイがマジで一切存在しない。
・ダスカ不2-バクシン好3-ウオッカ不1
   デバフネイチャ2枚とかゴルシとかハヤヒデとか地固めウンスとか。もうなんか調子が悪すぎてコメント書くの辛くなってきたな。しかもバクシンオーが大内でダスカが大外。ウンスの《逃げ直線○》の発動が遅かったおかげでどうにかハナを奪いウンスを潰すことに成功。《豪脚》が発動しなかったがどうにか内から差し切った。
・ダスカ普1-バクシン普5-ウオッカ絶好2
   ウオッカ掛かり。ウンスとかシチーとかゴルシとかFAフクキタルとか。でも1-2-3番独占はつらい。ただダスカが大内なので《地固め》→《ブリリアント》→《アングリング》が綺麗に決まった。ダスカ、久々に3バ身離す快勝。
・ダスカ絶好1-バクシン普7-ウオッカ普2
   ウオッカ出遅れ、ウオッカ&バクシンオー掛かり。半デバフネイチャとか先行ウオッカとか。大内絶好調ウンスで自分のダスカは7番。どうにか蓋をするのが間に合うが他の2人はロクな場所にいない。最終的にはしっかり《ブリリアント》→《アングリング》。たぶん調子差あったら負けてたんだろうな、と暗澹たる思いになる。
・ダスカ普3-バクシン好4-ウオッカ不2(1着差しウオッカ
   ウオッカ出遅れ。スズカ2枚とか先行グラスとかライスとか。スズカは片方地固め。地固め同士で競り合うが、内枠ぶんでハナを譲る。結局ハナを奪いきれず、奇跡的にあらゆるスキルが発動せずそりゃ前に出られない。

 

決勝A

[1]自ダイワスカーレット/逃げ
[2]○エアグルーヴ/差し
[3]○ライスシャワー/先行
[4]自サクラバクシンオー/先行
[5]●スペシャルウィーク/先行
[6]○オグリキャップ/先行
[7]●エルコンドルパサー/先行
[8]自ウオッカ/差し
[9]●ウオッカ/差し

逃げ単騎の5枚先行という諸々の考察何だったんだ感溢れる編成。おそらく●の人はスキル少なめでステータスをがっつり盛るタイプの人で、今回はかなりこれがハマっていると思う。
ウオッカが出遅れてさらに全員掛かる。賢さは基準値達してると思うので流石にちょっとどうしようもない下振れ引いた感ヤバい。3コーナー付近で《ブリリアント》と《優等生×バクシン》、ハナを守ってダスカの《アングリング》……までは良かったがウオッカの出遅れぶんが響いてウオッカが前に出られず、さらにバクシンオーとダスカの上体が上がっていた(=スタミナ切れ)で当然差し切られる。

 

・ダスカ5-バクシン6-ウオッカ3(1着差しウオッカ

 

 

 

勝敗記録

勝負:50/61

勝率:81.97%

 

勝ちウマ

ダスカ:26
バクシン:7
ウオッカ:17

 

負けたときの1着

逃げ ウンス:1
先行 オグリ:1
差し オグリ:1
   ウオッカ:8

 

 

 

決勝と全体の反省

 

決勝レースに関しては、「掛かった場合にスタミナが足りなくなる」というスタミナ量で妥協したのが良くなかった、と言わざるを得ない。「それが全員同時に起こったらそもそも勝てない」と思わなくもないが、とはいえ勝つならそこをどうにかするしかなかった以上どうにかしなければいけなかった。継承でスタミナ9マイル因子持ちのセイウンスカイなどを借りてくるなど、もう少しきちんと詰められる要素はあったように思う。

チャンピオンズミーティング全体の総括として、やはり先行を入れ続けたことに関しての判断が難しかった、というのがひとつ挙げられる。逃げのダイワスカーレットを安定して勝たせるためには先行を入れてどこか手遅れになりすぎないタイミングで《ブリリアント》を誘発させられるようにした方がいいが、先行バじたいはそこまで勝つわけでもない。SSRスピードニシノフラワーを借りることを優先した結果《弧線のプロフェッサー》が習得できなくなってしまったが、他の先行バの多くが《プロフェッサー》を習得していたこともあり、結果として1枠ぶん勝率を大きく下げてしまった。

またこの判断に至った大きな要因だった差しオグリに加速系金スキルが積みづらいという問題*7だが、加速系金スキルが無くても前方のウマたちが200m地点から上り坂影響で減速するのでそこで十分差し切れていた、というデータを目の当たりにすると、やはり差しオグリ、そうでなくともせめて先行オグリにはしておくべきだったか、と思わざるを得ない。想像以上にバクシンオーのコーナースキル発動がバラついた影響もあって、しっかり抜くことができなかった。

さらにチャンピオンズミーティング全体、ひいてはレース全体の感想にはなるが、《地固め》の発動率がやや下がっているような気がしなくもない。緑3つがあっても印象としてはそこそこ踏み外す危険性があるようにも見える。当然悪く起こったことのほうが印象に残るので実際はそうでもない、という可能性はあるが。もし本当に調整が入るとするならこの方向性はいいと思っているので、個人的には大変だが賛成である。

 

昔よく見ていた格闘ゲームの大会動画で、ある有名プレイヤーがこう言っていたのを思い出す。

「弱キャラはミスっちゃダメなんだよ!」

サポートカードの資産も少なく、また育成ウマで取れる選択肢もそこまで多いわけでもない。だからこそ脚質とウマと戦略は可能な限り悩み続け、最善手を選ばないといけない。決勝戦3位はかなり精神的に来るものがあった、というのが率直な感想ではある。

 

 

 

後書き

 

ということでやや短めですがヴァルゴ杯は以上になります。正直月中ぐらいから色々あってメタを追いかけるリソースが他の部分に割かれたとか言い訳はできますが負けは負け。よくない。かなりがっつり戦略をミスしているので、こうはなってはいけないという自戒も込めて。

今回めちゃくちゃブログ更新が遅れたのは申し訳ありません。精神的に引きずっていたというのもなくはないですが、主に注射されたり動画作ったりしてました。この後また注射なのでライブラ杯も遅れるかもしれません。

あとそもそもライブラ杯は長距離で、かなりスキル等の不確定要素が強くなるが故に推しを走らせるほうに注力した方がいいのではとか言われているので戦術選択的なブログは全く書けないかもしれません。ゴルシタイシン対策なんも思いつかん。

アグネスデジタルを追いかけて90連ぐらい回したりハロウィンライスを狙ってちょっと回したりしましたが、相変わらず水着マルゼンさんもウンスも来ません。いつでもお待ちしております。

それではまた何か思いつきましたら。

*1:私はここに属していました。

*2:かなり運は絡むが。

*3:育成セイウンスカイを所持していないため、《アングリング》が必要なウマは1日に計3回しか育てられない。だから早めに育成を始める必要があるんですね。

*4:レース後半、前のほうで競り合うとスピードアップ

*5:GⅠの目標レースが3年目4月前半までにほとんどないため、固有スキルのレベルを1~2に非常に抑えやすい。またレースの難易度そのものもかなり低いため、スキルを取るのを遅らせても問題ないことが多い。

*6:少しでも人口が多い時に回して非ガチ勢の人と当たりたかった。今回は特に当たりたくない編成である「地固め水着マルゼンスキー」と「デバフ2枚+エース」がかなり上位層に偏っていそうというのもあって余計に。

*7:今回の加速スキルは主に《豪脚》《乗り換え上手》《レッツ・アナボリック!》。育成ができていないライアンの《アナボリック》、SSR根性グラスワンダーを積む必要がある《豪脚》、未所持のためSSRスピードニシノフラワーを借りると編成できないSSR賢さナイスネイチャから貰える《乗り換え上手》。

ガチってない人から見たレオ杯オープンリーグの空

 

 

 

(諸々を飛ばしたい方は以下の目次をご活用ください)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前説

 

お疲れ様です。斬進です。1ヶ月ぶりなのは今までに比べればお久しぶりです、と書かなくていい更新頻度でしょう。前にも書いたけど毎日のようにブログ更新する人人生にイベントがありすぎるんじゃないでしょうか。羨ましくもある。

本日はなんだかんだ続いているウマ娘PvPイベントであるところのチャンピオンズミーティング、8月開催分であるレオ杯の個人的な備忘録を書いておこうと思ってキーボードを叩いています。今回は前回のテンプレがあるぶん書くのがすごく楽です。うれしい。

前回チラッと「エンジョイ勢……?」みたいなことを言われたのですが、ガチ勢ではないです。結局あれからも最高レアリティ確定有償限定10連以外は課金していませんし*1、グレード行けるだけの育成手持ちがないからオープンリーグ、というわけであって別に「オープンリーグだったらボロいからこっち行こう」みたいなアレではないですし。ただ、限られた8200点というスペースにいかに勝利手段を詰め込むかという作業がTCGのデッキ構築っぽくて楽しいのと、やるならある程度戦術を研究したほうが楽しんでプレイできる*2ので、少し情報を集めているだけです。ただ想像していたものと違う、という意見も納得したので記事タイトルは少し変えました。ごあんしんください。

あと今回は前回と違ってリアルタイム執筆に挑戦したうえ、かなりぐだぐだ悩んでいたので前半のぐだぐだパートが長くなっています。よりによって悩む回でそれをするな。

 

先月のキャンサー杯はこちら。

zanshinm9.hatenablog.com

 

 

 

レオ杯基礎スペック

 

阪神レース場・芝・2200m(中距離/非根幹距離)・右回り・夏・晴れ・良 。

モチーフは宝塚記念

序盤終わりに上り坂があり、その後は下り坂判定されないレベルのゆるゆるとした傾斜で下がっていく。中盤入ってそこそこで第1・第2コーナーを曲がり、やや短い直線が入って第3コーナー。このコーナーの後ろ寄りに終盤開始地点があり、そのまま最終コーナーを曲がって終盤の半分ほどが最終直線。ラスト200m地点付近に序盤に通った坂をもう一度上ってゴール。ただし、序盤の坂でスキルが発動してしまうためか終盤のほうの坂では上り坂スキルは発動しないもよう。

 

 

 

見渡したメタ(1)と動機

 

チャンピオンズミーティングレオ杯は、月の頭に始まった。8月1日、レオ杯が下旬開催予定だという公式告知があったのだ。中距離2200m。短距離でもダートでもなく、最初以来の中距離レース。さすがに短距離は芝だとGⅠレースが2択*3、ダートは適性のあるウマがかなり少ない*4となると、レースの数が純粋に多い中距離を消化していって詰まりを防ぐというのは正しい判断だと思った。

モチーフとなった宝塚記念が8月なのに*5トレンドに入るといった珍事を引き起こしながら、早めの発表に全員がざわついていた。準備期間が長いということは、それだけメタは回る。育成に時間を割けないトレーナーや情報を積極的には集めていないトレーナーも育成が間に合う。中距離という最もスタンダードな距離であることを考えると、やはり激戦が予想された。

序盤のメタは、基本的に前回と変わらなかった。【地固め逃げ】に【蓋逃げ】か【先行】、今回は距離もある程度長いので【差し】はメタが回転すれば取ることができるだろう。前回は最終的に逃げへのガードが当初よりもかなり下がって先行が増えたので差しが活躍できなかったが、今回は前回を踏まえて回るはずだ。

ただし、追込バは前回よりもさらに苦しいという下バ評だった。非常に有用な加速スキルであるタイシン専用追込加速金スキル《迫る影》が「終盤の直線で加速力アップ」だが、最終直線開始時点はコースの関係上既にほぼ終盤加速しきった後というのがひとつ。もうひとりの追込バ筆頭であるゴールドシップの覚醒スキルである《下校後のスペシャリスト》が、下り坂がないせいで発動できないというのがひとつ。総じて追込を入れる理由が《不沈艦、抜錨ォッ!》と《疾風怒濤》ぐらいであり、後者は終盤で順位ではなく距離でかなり後ろのほうにつけている必要があるのではないか、と発動条件の推測がされているのでかなり難しいスキル。中距離で極まったウマしか走らないであろうチャンピオンズミーティングではそこからの挽回はかなりブレるのではないか、という不安定さが目立つのがひとつ。ということで、やはり追込は走って回復スキルを別に調達したゴールドシップではないだろうか、という意見が多く見られた。

【地固め逃げ】*6の新系列に名を連ねたのは[ぶっとび☆さまーナイト]マルゼンスキーである。「終盤以降のコーナーで先頭の場合」である加速スキルの《アングリング×スキーミング》に加えて、中盤~終盤に先頭でなくても発動できるスピードアップ固有の《グッときてChu☆》が存在することにより中盤ハナを奪ってキープすることができる。中盤のスピードスキルを十分に積んだうえで回復スキルを《スリーセブン》1つに絞り、終盤開始前後に固有を発動させるという案さえ浮上していた。スタミナが足りるかは試算していないが。そうでなくとも順位条件が緩いため、先頭維持能力は高くなりそうだった。覚醒で貰える《じゃじゃウマ娘》を活かすには《地固め》+諸々と《先駆け》あたりで大きめにスタミナを消費し、序盤ラストで発動する《じゃじゃウマ娘》の回復を可能な限りオーバーヒールにしないなどの工夫は必要そうではあったが、非常に有力に見られていた。

そして猛威を振るった前回のエルコンドルパサーの後継と見られたのがオグリキャップだった。【地固め逃げ】のカウンターとして用意される【水着マルゼン】の最大の欠点は他の【地固め逃げ】系と同じく、終盤以降はスピードそのものを上げるスキルに乏しく《アングリング》で加速を上げた後は地力勝負になりやすいという部分である。さらに今回のレースでは最後200mに坂があり、生半可なウマではスピードが落ちてしまう。その速度が下がりやすい部分を固有を用いて(1位または6位以下でなければ)何事も無かったかのように走れる、というのが非常に強力な点で、200m地点で既に1位であれば逃げが沈んでいるはずなのでそのまま押し切りに行けるという強みがあった。スキル発動タイミングはやや終盤開始からは遅れるものの、通常マルゼンスキーの固有である《紅焔ギア/LP1211-M》*7タイキシャトルの《ヴィクトリーショット!》*8と共に前へ進出して差をつける、という形がポピュラーらしい。しかし、それ以外の部分はかなり個人差があった。前回のキャンサー杯ではコーナーが第3・第4コーナーだけというのもあって《弧線のプロフェッサー》が汎用コーナー加速として丸かったが、今回は第1・第2コーナー側で発動して終盤前後の位置取りに使われない可能性もあり、《スピードスター》*9や《アガってきた!》*10などの存在もあって、どんな状況を想定して少ない金スキルスロットをどう割り振っていくかが非常に難しい育成となっているようだった。最終以外のコーナーで発動するリスクをどう評価するか、代替スキルの有無などがかなり難しそうではあった。また、終盤に加速する他のスキルを積んだうえで、という前提はつくものの、通常衣装マックイーンの《貴顕の使命を果たすべく》にもにわかに注目が集まっていた。

……そして私の手元には、いつの間にかいたオグリキャップタイキシャトルと、特別ミッションのメイクデビュー☆3チケットで手に入れたマルゼンスキーがいた。SSR賢さファインモーションは《右回り○》を、900万DL記念チケットでようやく1枚目を引いたSSRスタミナスーパークリークは《良バ場○》をくれる。前回も差し込んだSR賢さフジキセキは《夏ウマ娘○》をくれるし、友人に《アガってきた!》持ちのSSRパワーヤエノムテキを貸してくれる人もいた。

かくして前回と同じ、「やれないならやらないが、やれるならやる」の御旗の下。果てしなく長い旅が始まることになったのだ。

 

 

 

オープンリーグ机上論 ~不安の言い訳~

 

オグリキャップ因子用のマルゼンスキータイキシャトル*11を周回しながら、8月の第1週を過ぎたあたりでメタを見渡した。もちろん、オープンのではなくグレードのメタにはなるが。

逃げはかなり水着マルゼンスキーセイウンスカイに偏っている。水着マルゼンスキーはやはりレース半分以降で先頭じゃなくても発動するという固有が強力で、大抵の逃げがそこでハナを奪われ潰される。セイウンスカイは《脱出術》を(SSRスタミナセイウンスカイ以外で)確保できる貴重なウマ娘であり、《アングリング》が自前なため他ウマ娘の《アングリング》よりも加速アップ性能が高いという利点がある。

先行の筆頭はやはりオグリキャップ。自前の《食いしん坊》があるうえで固有で最終の上り坂を越えられる。タイキシャトル固有もとある有名ツイッタラ*12のツイートにより話題にはなったが、2位以上で発動しないのは不安材料。逃げ水着マルゼンスキーをやらないのであれば先行に改造した通常衣装マルゼンスキーもあり、という感覚。

そしてやはり逃げ・先行にTier1が存在すると運が絡んでくるのが差しのポジション。思いっきり運ゲーと割り切って《紅焔ギア/LP1211-M》に加えて《レッツ・アナボリック!》*13を入れて6位ガチャを開催するという戦法もキャンサー杯から引き続き存続していた。その上で、差しの鉄板である《汝、皇帝の神威を見よ》が等倍で打てるシンボリルドルフや、やや条件は厳しいもののオグリと同タイミングで固有を発動できるウオッカ、そもそもメジロライアンを等倍で打てば最強などが考案されているようだった。

追込に関してはやはりほぼゴールドシップ。《不沈艦、抜錨ォッ!》から位置取りを上げていき、《レッツ・アナボリック!》と《紅炎ギア/LP1211-M》でハイパースパートをかける形がテンプレートとされている。

 

――しかし、これはどこまでいってもグレードリーグの話だ。オープンリーグには8200点の天井がある。スキルとステータスは、完全には両立できない。

現在の逃げに必須とも言える《コンセントレーション》と《アングリング×スキーミング》、【地固め】のテンプレセットである《地固め》と緑スキルが3つあるいは妥協して2つ*14。この時点でかなりスキルリソースを圧迫しており、スピードとパワーを800程度まで上げると適性有り含む金スキルを2つ取るためにはかなり根性とスタミナを下げる必要がある*15。しかしルームマッチ勢の意見として「地固めウンスはスタミナ600+金回復でも足りない」というものもあり、スタミナトレーニングをすると勝手に根性が上がってしまうのもあって実際にそこまでステータスを下げられるのか、そしてスピードが800で足りるのかが不安視されている。

さらに《コンセントレーション》以外の金スキルを1つに妥協する場合、序盤は《地固め》で賄うとしても中盤か終盤のどちらかを捨てることになり得る。中盤は《脱出術》など、終盤は《末脚》か各種固有になると思われるが、おそらくどちらかしか選べないとなった場合に強いのか。

オグリキャップの不安要素は育成シナリオにある。オグリキャップの育成はGⅠレースを多く走る必要があり、途中で1着を特定期間内に2回取ることも要求される。そのため固有スキルのレベルを下げづらく、最も楽に評価点リソースを獲得できる固有レベルアップ回避がしづらくなっている。

追込のゴールドシップも、《アガってきた!》等で固有発動直後からじりじり順位を上げてから《紅焔ギア/LP1211-M》で急加速のほうがアナボリックの発動待ちよりも強いのではないか……?

 

とはいえ全ては机上論であり、そしてマッチングの上下ブレでもある。前回も書いたように、開催前の時点で研究をしないトレーナーや、育成で偶然できたB以下の適性有りウマを走らせるタイプのトレーナー。自分の担当ウマ娘を何としても走らせるトレーナーだっている。

本当に育てた地固めスズカは非地固め水着マルゼンスキーに容易く潰されるのか。オグリキャップは固有レベルをどこまで低く抑えられるか。環境にどこまで先行ウマとデバフが増えて、ゴールドシップは何位で1100mを通過するのか。負けるのであれば逃げを抜く必要がある以上、先行か差しを追加するためのリザーブ育成をする必要もあるのではないか。何もわからないまま育成をするしかなかった。

 

 

 

見渡したメタ(2)

レオ杯リーグ登録まで10日を切ったあたり。私はしばらくぶりにTwitterでメタを周回していた。課題は主にどのウマが出走するかのメタが変遷しているか*16と、先行オグリキャップに持たせる2枚目の金スキルである。1枚は回復のための《食いしん坊》か《円弧のマエストロ》で、もう1枚を速度スキルにする場合前述した通り《弧線のプロフェッサー》《アガってきた!》《スピードスター》《キラーチューン》などと様々な択が存在する。どれもやろうと思えば借りられるため、決めあぐねていたのだ。

そしてオープンリーグのメタを眺めた結果、育成されたウマ娘の画像はレオ杯発表初期とは明らかに異なるものになっていた。

スキルが少ない。固有のレベル下げはそこまで重要視されず、金スキルはあって回復1枚。残りはあらかた加速用の継承固有と緑スキルに割り振られ、おそらくスキルポイントはだだ余りになったであろうウマ娘たち。レース中に発動するスキルを最低限に削ぎ落とし、そのぶんをステータスに割り振った質実剛健身体が資本なウマたちの割合が明らかに増えていた。

要するに、スピード必要量は長距離でやや緩和される*17が、スタミナは距離が長くなればなるほど必要量が増える。単純に必要ステータス数値の合計量が増えるのであれば、賢さや根性を減らすのではなくスキル枠を減らすべき。《地固め》もあれば嬉しいが、距離が長くなるにつれて相対的にスタートダッシュ成功の恩恵は下がる。なら逃げすら、《地固め》ではなく水着マルゼンスキーによる中盤加速でハナを奪いに行ったほうがいいのではないか。さらに、徐々に先行の必要スタミナ量の多さからスタミナデバフ戦術が有効に機能しうる、という研究結果が出回りはじめ、素のステータスの重要性が改めて認識されてきたという部分もある。固有と少ないスキルと高ステータスで殴る、という結論は、シンプルかつ私にとって絶望的な結論である。

練習効率を上げるには、育成ウマ娘のチョイス以外にはサポートカードに何を採用してどれだけ重なっているかが重要だからだ。今の自分の手持ちでは、おそらくオグリのスピード/スタミナ/パワーを全てAランクに押し上げることは到底不可能。戦術が通用しないとなると、メタ読みすらどうにもならない。ただ良いウマを持っているか、良いサポートカードが重なっているか、適性Sが取れているか。そうなるとほぼ無課金勢としては非常に肩身が狭くなる。

あるいは、今までもずっとそうだっただけなのかもしれない。オープンリーグは逃げウマ以外はチキンレースが上手く行くかとウマのチョイスを間違えないかが最も重要で、勝ちを目指すにおいてスキル構成と戦術に拘泥していたほうが珍しいのかもしれない。どことなく諦観を抱きながら、それでも私はステータス振り型先行オグリキャップの育成を始めた。できる可能性があるなら、しない訳にはいかない。作っておかなければ差し替えることもできない。座して死を待つほど諦めは悪くなかった。

 

 

 

光明、兼絶望

しかし、結局構成の良い落としどころは見つからない。水着マルゼンスキーの中に下手な逃げを出すと競り合って加速してしまうため、先行エースなら逃げを出さないという選択肢も十分にある。最も走りそうな形ができているのが先行オグリキャップであることを含めると、その可能性の考慮は避けては通れない。しかし、先行オグリキャップと差しグラスワンダー*18とあと1人、逃げを抜いて他に出すウマが問題だった。差しは綺麗に抜け出すのにかなりの運が必要かつ《レッツ・アナボリック!》の準備が必要*19で、闇雲に2枚出しても勝ち手段をいたずらに減らすだけになりかねない。追込は兼ねてより書いている通り上手く勝ち手段になりやすいのがゴールドシップで、他に持っている追込がヒシアマゾンということもあり有効打となり得るかにやや疑問が残る。先行の2枚目は外枠を引いてオグリを潰す可能性もありやや不安。逃げが最も勝ちやすいという気持ちがあるが、どうやって水着マルゼンスキーに対抗するか。

 レオ杯前最後のガチャ更新でも決定的な結論は出ず*20、手持ちで水着マルゼンスキーへの対策とある程度の勝算を両立できる選択肢はひとつになった。すなわち、サイレンススズカではなくダイワスカーレットを採用する形である。

【地固め逃げ】でありつつ、中盤加速に固有である《ブリリアント・レッドエース》*21を水着マルゼンスキーと同じようにポジションキープに使い、さらにもう1枚の金スキルを中盤速度系に割くことである程度2番手以下でも前に出やすくする。前回も見られた【蓋ファル子】や【蓋バクシンオー】と同じだが、前回と違い中距離であるため覚醒スキルの《キラーチューン》が機能することや、因子の準備が不必要であることからかなり気軽に手を掛けることはできる。それでいてレースの方はかなりスキル発動タイミングや相手のステータスなどのお祈り要素は増えるが、中盤に加速できず置いて行かれるよりはまだ勝つ、あるいは後続のために蓋をする算段が見込める。

しかし問題は育成内容だった。《地固め》と緑スキルや《集中力》を合わせて3つを取る必要があり、さらに勝ちを狙うなら《アングリング×スキーミング》が必要。そして手持ちにセイウンスカイがいない以上、1日3回のレンタル権をフルに使ってもそこまで行ける回数が何回あるか。さらにヒントが根性トレーニングなどで集中的に光ったりすれば、最終的なステータスは微妙なものになる。トリプルティアラとエリザベス女王杯というGⅠ4回出走がクラシックにあり、固有レベルもかなり下げづらい。だが、やらないわけにはいかない。オグリキャップが(結局スキルが多めにはなってしまったが)そこそこに満足のいくものができたこともあって、ひたすらダイワスカーレットの育成を回した。

最終的には先行と差しを固定しつつ、3枠目をフレックスとして様子を見ながら変えていく形で決定した。全体的にステータスが足りない、特にオグリキャップ以外はマエストロが発動しなかった場合スタミナが尽きるという問題はあるが、今後優秀なスタミナサポートを引けることを祈りながら開催を待った。

 

 

 

育成したウマたち

 

・地固め釣りダスカ

870-672-712-332-368 適性A-A-A 8199点

ブリリアント・レッドエース》 Lv2

《アングリング×スキーミング》

《円弧のマエストロ》

《キラーチューン》

《集中力》

《地固め》

《右回り○》

《良バ場○》

《一匹狼》

 

《地固め》は《一匹狼》と《集中力》が両方不発になると発動しないやや不安定仕様、かつ《マエストロ》が発動しない場合ややスタミナに不安が残るがかなりこれでも手元の育成としては限界。可能なら《非根幹距離○》か《阪神レース場○》が欲しかった。ただ今回は《地固め》の打率が極端に悪く、《地固め》を引いたのは20人近く育成してこのダイワスカーレットで3人目。やはり自前でセイウンスカイは必須なのか。

 

 

・先行オグリキャップ

902-688-685-282-383 適性S-A-S 8135点

《勝利の鼓動》Lv3

《紅焔ギア/LP1211-M》

《ヴィクトリーショット!》

《食いしん坊》

《レースプランナー》

《テンポアップ》

 

《レースプランナー》の運には勝ったが《マエストロ》は完走できなかった、芝と先行Sは引いたが中距離Sは引けなかった、と様々な後悔はあれど、さすがに回復2枚。これでもやはりスタミナ削り系のデバフを投げられまくると足りなくなるが、それはもうどうしようもないと思わないでもない。なお、今回採用候補に挙がっている中で最もスピードが高いのがこの先行オグリキャップであるあたりに筆者の育成下手さが見て取れる。

 

 

・差しグラスワンダー

803-655-766-340-403 適性A-S-A 8160点

精神一到何事か成らざらん》Lv3

《汝、皇帝の神威を見よ》

《円弧のマエストロ》

《乗り換え上手》

《独占力》

 

金スキル3つ型。別名《乗り換え上手》ガチャ。ただしそれに失敗しても《独占力》で前のサポートができるのは偉いところ。なお、前回のキャンサー杯とは違い固有衣装を手に入れた*22

 

 

 

本番の記録

 

レオ杯を観戦しながら取ったメモをおおむね無編集で垂れ流す。

前回と変わらずマッチングは基本的に各ラウンドの開始直後12時半ごろ、または午後7時~0時の間に回している*23

 

1回戦1日目1回目(5-0) 

・ダスカ2-オグリ1-グラス6
   地固め蓋ファル子とか先行/差し/追込牽制+全ためらい+八方睨みネイチャとか。いや最初からボスラッシュみたいなの来たぞ。本譜はファル子よりうちのダスカが前に行き、じりじり下がっていく他の逃げ勢を3コーナー手前でオグリが潰す。内枠の優位を活かしてダスカが残り200mまで1位をキープしたことでオグリの固有が発動。後ろの差しスペちゃんを引き剥がした。
 ・ダスカ8-オグリ1-グラス3
   グラス掛かり。スピ920あって《わやかわ》のおかげでスタミナがだいぶ足りてそうな水着スペちゃんとか、先行会長とか。先行会長は先行めっちゃ増える読みなのかな。オグリが先行の中で最内を引き、コース取りがやや厳しい展開。逃げが1人のためスピードが上がり切らないが、ルドルフが2番手でもたついたところで《ヴィクトリー》+《紅焔ギア》セットを発動したオグリが4コーナー立ち上がりで2人を抜き、そのままゴール板。よく見たらこの会長《独占力》持ってたから、先行のスタミナを削った上で自分は下がる前提だったのかもしれない。
 ・ダスカ1-オグリ4-グラス2
   オグリ出遅れ。逃げ嫁マヤノとか、スピ1000越え《マエストロ》《一文字》《一陣の風》先行グルーヴとか。そして先行6人いてオグリが1枠1番。なんだってんだ。さらにそこからオグリが出遅れ、なんか回復不可能な気がしなくもない立ち上がり。さらに逃げが《地固め》持ちじゃないためそこまで競らない。《アングリング》をしっかり踏んで、大外からうちのオグリとうちのグラスが突っ込んでくるが既にうちのダスカはセーフティリード。やっぱり直線系は発動タイミング不安がキツい。
 ・ダスカ1-オグリ6-グラス8
   923-808-794-330-291に《逃げコツ》《アングリング》《逃亡者》だけというマッシヴファル子とか、《マニューバ》積んだ差しオグリとか、緑じゃなくてオレンジで踏みにくる地固めブルボンとか。ポジション争いの末にどうにかダスカが向こう正面時点でのハナを確保し《STARDOM》を防ぐ。あとは《アングリング》《独占力》から逃げられなかった相手はバ群に沈むように溶けてゆくように。ダスカは固有もいらない逃げ切り2バ身。オグリは相手のオグリより内枠だったのもあり逃げに一生ブロックされ、グラスは《乗り換え》タイミングが遅かったもよう。
 ・ダスカ1-オグリ3-グラス2
   ついに現れた水着マルゼン……ではあるがスタミナ450+《マエストロ》。これは単発で引いちゃって育成間に合わなかったやつかもしれない、と思いきや同じチームにスズカもいた。脚質3-5-1-0という極端なレース。《地固め》でどうにかしつつ2コーナー立ち上がりで1度スズカにハナを譲るが《キラーチューン》から《ブリリアント》。前がさすがに分厚すぎて内枠で詰まるオグリを尻目にスイーっと抜けていった。

 

1回戦1日目2回目(3-2)

 ・ダスカ7-オグリ1-グラス3
   オグリ掛かり。質実剛健逃げマルゼンがダスカの1つ内。《地固め》は踏んだが相手のマルゼンのスピードが1000を超えていたのもあって1コーナーから2コーナーでハナを奪われる。そこからダスカがよれてやや不安だったが、最後には《勝利の鼓動》から差し切った。
 ・ダスカ3-オグリ1-グラス6
   非地固めブルボンとかデバフクキタルとか。《アングリング》が発動せずブルボンに猛追されるがギリギリまで粘ったおかげで《勝利の鼓動》が発動。
 ・ダスカ4-オグリ3-グラス2(1着ゴルシ)
   オグリとグラス掛かり。スピ760スタ965の非地固め水着マルゼンとか、スピ800スタミナ1048のゴルシとか。スピ1005の先行マヤノとかもいるのでキツそう。水着マルゼンの固有をしっかり《キラーチューン》と《ブリリアント》でブロックし、《アングリング》発動という理想展開。ただ他のチームの差しウマが全くといっていいほど走らなかったせいでゴルシが止まらず。
 ・ダスカ2-オグリ6-グラス9(1着差しグラス)
   グラス出遅れ。マルゼンにはどうにかハナを譲らなかったが、やはりオグリが延々とブロックされて前に出られず、かつその後他のウマを妨害する気力もないまま他先行が沈んだため後ろ側が強い。
 ・ダスカ2-オグリ1-グラス4
   逃げへの殺意が高いデバフネイチャと絶好調内枠ブルボン。結局7番に回されたぶんでかなり損をしたが、どうにかハナを奪うことに成功。《アングリング》《紅焔ギア》《ヴィクトリーショット》全て発動し、「逃げの理想と先行の理想がぶつかった場合先行が勝つ」の原則に基づきオグリ勝利。グラスは最速《乗り換え》だったが、前をひたすらブロックされてもたついた。

 

1回戦1日目3回目(5-0)

 (メモ逸失。マッチング運が良く、かなり安定していた。1着はダスカが3回、オグリとグラスが1回。)

 

1回戦2日目1回目(5-0)

  ・ダスカ8-オグリ1-グラス2
   ダスカとグラス掛かり。《独占力》ルドルフが2枚とデバフネイチャとデバフグラス。うちのグラスも合わせて《独占力》3枚構成。地獄か? 《地固め》発動せず、掛かった時点でかなりキツい。《マエストロ》もさらっと発動しないという辛ポイント。一気に終盤で逃げのスピードが下がり、4コーナーでオグリが先頭。《独占力》2枚を振り切ってどうにかゴールイン。というかこれ、相手はどのウマで勝つ予定だったんだ? ブルボンはわかるけどデバフ3枚チームは……?
 ・ダスカ2-オグリ1-グラス8
   グラス掛かり。走るほうのネイチャとか。綺麗にダスカが先頭を取り続け釣り発動。そしていつもの「理想逃げvs理想先行は先行が勝つ」理論によりギリオグリが差し切った。
 ・ダスカ1-オグリ2-グラス3
   差しマヤノとか《マニューバ》搭載型ブルボンとか先行タキオンとか。つつがなく《地固め》でハナを取り、残り150mまで《ブリリアント》を踏むことすらなかった。最終的にオグリが抜きにかかったところで《ブリリアント》が発動して逃げ切った。全体的にスタミナギリギリレース。
 ・ダスカ1-オグリ3-グラス4
   半デバフクリークとかキングヘイローとか。逃げがうちのダスカひとりでかなり全体的に詰まった隊列になったが、どうにか《アングリング》発動。追い縋るエアグルーヴは《独占力》に引き剥がされた。
 ・ダスカ1-オグリ3-グラス2
   ダスカとグラス出遅れ。スタミナ1000を超えるマヤノとか。《地固め》が踏めなかったが、マヤノのスピードがそこまで高くなかったのもあってどうにかハナを確保。詰められたタイミングでしっかり《ブリリアント》と《キラーチューン》、《アングリング》まで綺麗に繋いで引き離す。

 

1回戦2日目2回目(3-2)

 (メモ逸失。やはりレースが午前1時を回るとコピペミスが目立つ。ダスカ2勝とオグリ1勝。)

 

1回戦2日目3回目(3-2)

  ・ダスカ5-オグリ1-グラス2
   オグリ出遅れ、ダスカ掛かり。非地固め通常マルゼンとか、差し差し追込チームとか。差しが非常に多く後ろめな展開。しかしゴルシはきっちり固有を発動させてくる。《アングリング》も発動せず、最終コーナー途中でオグリ先頭。固有は発動しなかったがどうにかなった。
 ・ダスカ7-オグリ2-グラス3(1着先行オグリ)
   グラス掛かり。かなりバランスよく強そうなオグリとゴルシ、先行ライアンとか。単騎逃げでスピードが伸びず、《マエストロ》も発動しない。つらい。オグリは外を塞がれており、その外を通れた相手のオグリが勝った。かなり完成度の高いオグリであり、枠番と調子も響いた。
 ・ダスカ3-オグリ5-グラス9(1着ゴルシ)
   オグリグラス出遅れ。芝Sで901-960-550の非地固め水着マルゼンと、スピ910スタ820かつ金回復2枚という元気もりもりスーパークリーク。両方同じチーム。さてはガチ勢だなオメー。しかもダスカは大外という無理しか感じないマッチング。ハナは取ったものの《アングリング》が発動せずセーフティリードを構築できず、オグリは金回復が両方発動せず。正直一生下振れ引いてるのでコメントのしようがない。
 ・ダスカ1-オグリ2-グラス3
   ダスカとオグリ出遅れ。デバフ皇帝とか先行ライス2枚とか。出遅れたものの逃げ単騎だったのでどうにかカバーが効いた。終盤開始時先頭にずっといるのに4レースめにして初めて《アングリング》が発動。コノヤロー。
 ・ダスカ1-オグリ2-グラス4
   逃げ花嫁マヤノとか差しオグリとか。ダスカ大外。なんなんだ。大外からなんとか内に入るのが間に合い、《ブリリアント》でスズカをブロック。《アングリング》からトップスピードで逃げ切る、理想の立ち回りがようやくできた。今度は内枠でやってくれると心臓に悪くないかな。

 

2回戦A1日目1回目(5-0)

  ・ダスカ1-オグリ2-グラス8
   グラス掛かり。逃げSウンスとか逃げ黒マックとか。逃げ計4人という珍しい編成。ただし相変わらず地固め編成はうちのダスカだけだったのでどうにかハナは確保。逃げと先行が非常に多いためオグリがかなり苦しそうな立ち位置。他人の《アングリング》をしっかり潰しながら自分は《アングリング》発動、もはや敵なし。ゴルシも垂れてきた逃げにぶつかって時間を食ったもよう。ゴルシの対策としては「前のウマにぶつかることを祈る」か「グラスが上手く走れずに独占力をゴルシに充てることを祈る」というかなり理不尽な祈りがいるのでは?
 ・ダスカ1-オグリ2-グラス3
   ウンスに逃げ黒マック、スズカと逃げ多種多様。先行も4枚と厚く、脚質分布は4-4-1-0。順調にハナを奪って《ブリリアント》し《アングリング》、終盤開始直後に9位のグラスから《独占力》が飛んでクリティカルヒット。後ろ脚質が誰もいなかったせいで《独占力》への耐性がまったくなくなっていた。
 ・ダスカ4-オグリ1-グラス5
   オグリ出遅れ。《全身全霊》《Shadow Break》《神威》と全力でガチャを回しにいくライアンとか。先行オグリ2名に差しオグリ1名。ダスカの《マエストロ》が踏めず、オグリに託したいがオグリはオグリで出遅れているうえに3人いるのでパッと見誰が誰だかわからない。とはいえ《紅焔ギア》のおかげでどうにか2位につけ、《勝利の鼓動》でクビ差差し切り。
 ・ダスカ4-オグリ6-グラス1
   ダスカ掛かり。《魅惑のささやき》《八方にらみ》両搭載型デバフネイチャとか、《迫る影》タイシンとか。タイシンは遭遇2度目。気を抜くとすぐ大外に行きたがるダスカ。2番手がオグリだが、それによって外潰されないかだけが心配。4コーナーをオグリとダスカでぴったりくっついて曲がったが、外から固有Lv5から好位置につけたブライアンとうちのグラスが突っ込んで、最後はアタマ差でグラスが前を譲らなかった。おそらく《独占力》で逃げ-先行が全員ダレた。
 ・ダスカ3-オグリ1-グラス4
   ついに遭遇した地固めウンスとか。しかもダスカより1つ内側、かつ調子がダスカより1段階良いというかなりの逆風。案の定ハナを奪われ、外枠もひとつ外のブルボンに潰され3番手。《キラーチューン》が中盤開始時点で発動してしまったこともあり、ダスカは早々に厳しい立ち上がり。しかしハナがウンスではなくブルボンだったこと、ブルボンが《アングリング》を積んでいなかったことも相俟って《紅焔ギア》から最終コーナーでオグリが先頭、《独占力》で相手の先行勢のスピードを下げたのが効いて唯一ついてきた先行嫁マヤノを引き剥がすことに成功。こう見ると1位率は高くはないものの、やっぱりグラスと《独占力》が必要不可欠である。

 

2回戦A1日目2回目(2-3)

  ・ダスカ1-オグリ7-グラス2
   先行赤テイオーとかスタ1100越えゴルシとか。ビワハヤヒデと初遭遇。《アングリング》は発動しなかったが《独占力》がクリーンヒット。目に見えて下がった先行勢からセーフティリードを守り切った。ウンスはいたが、出遅れがあったのか《マエストロ》を踏めなかったのか先行勢の中をもがいていた。なおオグリは《独占力》がクリーンヒットしたウマに前を塞がれるというかなしい下振れ。
 ・ダスカ3-オグリ8-グラス2(1着先行ウオッカ
   ダスカ出遅れ。先行ウオッカとか逃げライスとか、非地固め逃げダスカとか。出遅れたものの地固めで無理やりハナを奪うが、8番と3番の枠番差もありコーナーで前に出られる。《キラーチューン》も序盤に発動してしまったのでそこからハナを奪い返せず、出た時にはかなり手遅れだった。出遅れ、かつオグリの回復が両方発動しなかったが故の負け。なお1着の先行ウオッカは準オグリ運用っぽかった。
 ・ダスカ8-オグリ6-グラス3(1着ウンス)
   非地固め大内ウンスとかデバフチケットとか。ダスカの《マエストロ》が踏めずスタミナが足りなくなるのは確定し、そこからデバフチケットのせいで先行が引き剥がされる。《独占力》が発動しなかったこともあり全部が上手くいかなかった。《マエストロ》か《独占力》が発動しなかったのがキツいが、このスタミナ量しか作れなかったほうが悪いとも言う。
 ・ダスカ2-オグリ8-グラス4(1着先行通常スペ)
   半デバフネイチャとか。4-2-3-0の前め構成。うまくラインが取れずダスカ2番手。今回のレースは無限にオグリが内側を走らされる。結果としてなんか何もコメントすることなく終わる。というか4試合やって4つともオグリが不調だな。
 ・ダスカ7-オグリ8-グラス1
   先行ダスカとか先行ナリブとか。また不調だなオグリ。そしてまたダスカが《マエストロ》を踏み損ねて前もとられ、不調のオグリは回復両方出ないし差しよりも後ろにいる。どうしろって言うんだこれ。とか言ってたら最後にグラスワンダーが差し切った。デバフグラスじゃなくて通常グラス+独占力の型にしてよかった。というかオグリ5レース×スキル2つで回復10回あるはずなのにこの5レースで3回ぐらいしか見てないぞ……。ダスカも3回踏み逃がしてるし。

 

2回戦A1日目3回目(5-0)

  ・ダスカ1-オグリ2-グラス4
   グラス掛かり。スピード1050のファル子とか、差し以外ためらいを積んだウンスとか。前5走がアレだったので、久々に気持ちのいい理想ラン。オグリが中盤内で詰まった時はどうなるかと思った。
 ・ダスカ1-オグリ2-グラス3
   グラス出遅れ。質実剛健ウンスとか逃げ白マックとか。かなりギリギリハナを争っていたが、終盤開始直前でウンスに抜かれて相手の《アングリング》が発動。すわ絶体絶命オグリ任せた、かと思ったらよくわからないけどダスカが差し返していた。ずっと競り合っていたのでウンスのスタミナ720回復無しだと足りなかったのだろうか。
 ・ダスカ1-オグリ3-グラス2
   独占力ルドルフとかデバフネイチャとか。逃げのマルゼンと仲良くラビットを務め、《アングリング》から裏切りのスパート。おそらくルドルフの《独占力》は視界外だったこともあり、いっこうに誰も追いつかず……と思ったらゴールした瞬間矢のようにグラスが飛んできてビビった。
 ・ダスカ1-オグリ7-グラス4
   ダスカ出遅れ。ついに現れたスタミナ十分《紅焔ギア》《アングリング》搭載型全因子S水着マルゼン。あと《独占力》グラス。9名出走で3-2-3-1、あまりにもグダグダの予感しかしない。本譜では延々ウンスと競り続けたが終盤開始直前にコーナー内枠ぶんで前に出て《ブリリアント》から《アングリング》。残りのウマはほとんどが《独占力》2枚を食らって鬼のように下がっていき、セーフティリードがセーフティとして活躍した。水着マルゼンがなぜ走らなかったかは不明だが、激しく出遅れたとかじゃなければ先行勢の先頭を走り続けることはないと思う。ただやっぱりずっと競っていたので最後は完全にダスカの上体が上がっていた。
 ・ダスカ1-オグリ2-グラス8
   グラス出遅れ。920-920-500で賢さBあるかなり強そうなマルゼンとか。ギリギリハナを奪って《ブリリアント》からある程度差をつけ《アングリング》の黄金展開。最近のオグリはずっと追いつけなくて下がる逃げウマにぶつかり続ける受難展開。というか5連勝のダスカの調子が良すぎたとも言う。

 

2回戦A2日目1回目(4-1)

  ・ダスカ8-オグリ1-グラス5
   オグリ出遅れ。がっつり育成に成功していそうな差しオグリとか。逃げ焦り1枚とためらい2枚という中でダスカ大外単騎逃げ。単騎逃げを先行の先頭であるうちのオグリがつっついていくが《アングリング》が発動せず、最終コーナーと同時にオグリ先頭。《独占力》もあって白デバフ1枚をどうにか振り切ってゴールイン。
 ・ダスカ4-オグリ1-グラス3
   オグリ出遅れ。差し水着スペとか、走るネイチャとか。綺麗に出たもののスキルが発動せずダスカが下がり、3角中盤でオグリ先頭。もう1名の先行バであるライスが一緒に抜け出して一騎撃ち、ライスの固有は発動しオグリの固有は発動しないハンデがあったもののどうにか持ちこたえる。
 ・ダスカ1-オグリ4-グラス2
   大内スズカとか《不沈艦、抜錨ォッ!》搭載先行ライスとか、デバフグラスとか先行ヒーラーグラスとか。うちのダスカは大外。《右》《良》《一匹狼》でやはり《地固め》が発動してないっぽい。オグリが微妙に内を進まされて先行勢の中で最後尾、かなり抜け出しづらそうな位置に押し込まれる。しかも《紅焔ギア》も《ヴィクトリーショット》も発動しないかなしみ。最終的にダスカが勝ったので問題なし。
 ・ダスカ9-オグリ2-グラス7(1着ゴルシ)
   グラス出遅れ。《八方にらみ》と《束縛》を積んだがんばれネイチャとか、通常マルゼン2枚とか。またダスカが大外なんだけど? 《マエストロ》をダスカが踏めず、マルゼン2枚がなぜか先行より後ろにいたので3角途中でオグリが先頭。さらに外からゴルシが200m切ってから抜いてきたせいで《勝利の鼓動》が発動できず。
 ・ダスカ2-オグリ1-グラス6
   ダスカ出遅れ。大内ウンスとかナリブとか。2-2-4-1というめっちゃ後ろ脚質。3連続でダスカが9番にいるんだけど???しかも出遅れるし。なおどうにか地固めぶんでハナを奪い、《アングリング》から一気に加速。オグリも継承固有2つ同時発動でついていき、最後はアタマ差デッドヒート。なお後方からデバフめっちゃ飛んできたせいでふたりとも最後は上体が上がっていた。

 

2回戦A2日目2回目(4-1)

  ・ダスカ1-オグリ4-グラス5
   1-6-2-0の単騎逃げかつ事故の気配がぷんぷんする編成。先行-先行-先行の人、漢気という感じがする。本譜では単騎逃げにもかかわらず全く問題ない走りを見せたダスカが6バ身。
 ・ダスカ6-オグリ8-グラス2(1着差しブライアン)
   オグリとグラス出遅れ。さらにグラスは掛かる。中距離Sで1030-800-500のバクシンオーとか。ダスカはマエストロ踏めず。かつオグリは完全にブロックされている。さらにグラスが最終直線開始時になぜか3位におり、《精神一到何事か成らざらん》ならず。こんな不幸の衝合あるか?
 ・ダスカ1-オグリ7-グラス3
   ダスカとオグリ出遅れ。ダスカはさらに掛かった。パワー1050の先行フジキセキとか、スピード1030の先行オグリとか。逃げはまた単騎。ダスカは掛かった時点でスタミナが足らなくなることがほぼ確定するので辛い。そしてオグリは先行のバ群に内側から突っ込もうとするな。最終的にはなんかいろいろあって《アングリング》からギリギリスタミナが足りた。逃げが他にいたらもっとスタミナが減っていた気がする。
 ・ダスカ1-オグリ2-グラス7
   オグリ出遅れ。《魅惑のささやき》《八方にらみ》のネイチャとか。また単騎逃げか。3レース連続でオグリ出遅れ。ただなぜか順調に2番手を取り、3コーナー付近からふたりでずっと併せウマしてペース維持。さらに《独占力》クリーンヒットでふんわりそのままレースが終わった。
 ・ダスカ2-オグリ6-グラス1
   ダスカグラス掛かり。デバフタキオンとかタイシンとか。完璧なスタートすぎて《地固め》が発動せず、大外だったこともあってかなり手間取る。今度はちょっと競ったうえに、さらに《アングリング》も発動しないというつらみの塊。オグリは相変わらず一生内から回ろうとするんだけど賢さ400相当はあるよね……? 最終的には大外から突っ込んできたグラスが綺麗に差しきった。ありがとうグラス。

 

2回戦A2日目3回目(4-1)

  ・ダスカ1-オグリ6-グラス3
   グラス掛かり。スピード1000の先行エルとか、逃げライスとか。《アングリング》から抜け出して後ろがごっそり視野内に固まったタイミングで《独占力》が直撃。オグリは出遅れ表示が出なかっただけで先行勢の中でもっとも悪い乱数を引いたらしく、また外から回ることができなかった。なんか呪いとか受けました? おそらく先行がめちゃくちゃ増えたことにより非常に事故りやすくなっているんだとは思うけど、2回戦から明らかにオグリの勝率が下がっている。
 ・ダスカ4-オグリ8-グラス3(1着先行黒マック)
   オグリ掛かり。質実剛健ゴルシとか、ラビットルドルフとか。最終的にスタミナ切れで下がっていくことにより先行勢を潰しにいくタイプのやつ。ダスカが久々に大内を引いて地固めから綺麗に逃げる。しかしギリギリ固有が発動しないタイミングで追い抜かれてしまい、スタミナはまだ足りているはずなのになぜかオグリが最終コーナー付近で9位まで下がり、さすがに誰も追いつかなかった。
 ・ダスカ3-オグリ1-グラス4
   ダスカグラス出遅れ。先行ルドルフとか。単騎逃げ。ようやくオグリが先行勢の中で最も外側の好位置につけ、ダスカもきっちり《アングリング》発動から抜け出す。ようやく見たかったオグリのレースが久々に見られた感じ。
 ・ダスカ7-オグリ1-グラス9
   グラス出遅れ&掛かり。先行グラスとか。また逃げ単騎かい、そしてマエストロ踏めない定期。さりげなくグラスのマエストロも不発。ただオグリが内だがどうにか2番を死守し、前を塞がれずに《紅焔ギア》までこぎつける。最終直線入り口で先頭を交代したタイミングで相手の先行たちに《独占力》ヒット、そのまま最内のひとつ外あたりをダスカが塞いだこともあってオグリが固有なしで逃げ切った。
 ・ダスカ1-オグリ4-グラス6
   ダスカ出遅れ、グラス掛かり。先行ナリブとかスピード1000マヤノとか。ゴルシ2枚とかいう可能な限り考えたくない胃の痛さ。オグリは《テンポアップ》以外のスピードアップ系を積んでいないため1コーナー付近だとどうしても後ろに下がることが多いのかもしれない。レース自体はダスカの理想展開。

 

決勝A

[1]自ダイワスカーレット【地固め】
[2]自グラスワンダー
[3]○ゴールドシップ【ゲート難型】
[4]●ゴールドシップ
[5]○水着スペシャルウィーク【差し】
[6]自オグリキャップ
[7]○シンボリルドルフ
[8]●ナイスネイチャ【逃げ焦り/牽制&八方にらみ】
[9]●シンボリルドルフ【固有Lv5、臨機応変のみの質実剛健型】

逃げ-先行-差し-追込
1-1-5-2


ついに先行すら単騎になるという地獄。最後の最後でこれになると《独占力》が刺さるかどうかがかなり運頼みになるのでしんどい。そして案の定オグリとグラスが出遅れ、さらにオグリが即掛かってスタミナ足りるかが非常に怪しくなる。助けてくれ金回復2枚。

本譜はちょいちょいオグリがダスカをつっつく形で加速させながらどうにか《アングリング》が発動し、出遅れぶん含めてグラスが8位から《独占力》。しかし唯一の逃げであるせいで8番ネイチャの《逃げけん制》がピンポイントで刺さってしまい、大外からゴルシがガリガリとセーフティリードを削ってきて150mぐらいでゴルシ先頭。そして最後は、ダスカのさらに内から《勝利の鼓動》で飛んできたオグリキャップがゴール板直前ハナ差で差し返した。これがスーパーホース、オグリキャップです。

 

 

 

 

勝敗記録

勝負:49/61

勝率:80.3%

 

勝ちウマ

ダスカ:27
オグリ:18
グラス:4

 

負けたときの1着

逃げ ダスカ:1
   ウンス:1
先行 オグリ:1
   スペ:1
   黒マック:1
   ウオッカ:1
差し グラス:1
   ナリブ:1
追込 ゴルシ:4

 

 

 

決勝と全体の反省

 

決勝レースに関しては逃げ1-先行1というさすがに今まで経験したことのない偏ったレースだったうえにオグリが掛かるという辛い展開だったが、わりと奇跡的な粘りによってハナ差で勝利した。開始直後時点ではかなり負け寄りであり、作戦的には敗北していたということも合わせて今後の戒めとしたい。

先行オグリが中盤に好ポジション維持スキルとして吐けるのが《テンポアップ》のみであり、また終盤も継承固有加速スキルによる地力と《勝利の鼓動》のみというのもあり、予選2回戦ではかなり「先行が膨れた結果良ポジションを取れなくなり、終盤加速して外から回ろうとするので後ろに下がってそのまま追いつききれない」という本末転倒じみた順位の下げ方も見られた。育成当時はハーフアニバーサリー配布SSRスタミナサイレンススズカが存在しなかったが、おそらく最適解としてはそれ込みでもう少しスタミナを上げ金スキル1枚を《プロフェッサー》などにあてたほうが安定したと思われる。もしくは《アングリング》込みの逃げに加速2枚でより速い加速をしついていくのではなく、3コーナー付近で大量のスピードアップスキルを吐いて逃げを捕まえるという、前回キャンサー杯の先行エルコンドルパサーのような使い方も考えられたと思う。しかしその場合は残り200m時点で先頭にいるので《勝利の鼓動》が発動せず、上り坂対策にパワーをもう少し上げる必要があると考えられる。

最も勝ったのはダイワスカーレットで、おそらく勝因は「逃げが減って先行が増えたことによりスタミナ不安でもどうにかなりやすく、かつ《ブリリアント》が先行につつかれて発動することでスピード担保になること」だと思われる。逃げどうしでも今回は水着マルゼンスキーに結局2回しか遭遇せず、また地固めにも片手で数えられる程度しか遭遇していないというのもあり、ひどく出遅れない限りはかなり可能性のある立ち位置を取ることができた。実際に出会った水着マルゼンスキー相手にもハナを取ることじたいはできていたため、スタミナか賢さがもう少しあればもっと勝てていたかもしれない。《地固め》の有効性についても悩みどころで、中距離になったため《地固め》で序盤先行してもコーナーの《プロフェッサー》などで外から抜かれるリスクがあり、今回は水着マルゼンスキーに照準を合わせていたため残り1枚の金スキルを《キラーチューン》としたツケがそこそこ出ていた。ただ《ブリリアント》発動まで1位あるいは1位に出られる前の空いた位置にいられればどうにかなるので、一概に《地固め》が必要なかったというわけではない。最悪蓋から垂れて後方のウマの進路を塞ぐということも可能なので、そういう意味でもう1枚金スキルを積むのではなく《地固め》セットにするというのはいい選択寄りだったのではないかと個人的には思う。同型遭遇率も低かった。

グラスワンダーに関しては1着率こそ低いものの《独占力》が非常に大きな貢献をあげており、その上で4回勝利をもぎ取ってきたというのは《アナボリック》を積んでいない身としてはかなりの健闘と言える。決勝も《独占力》が無ければ最後に差し返すことができなかったであろうし、先行-差し勢が追いつこうとする最終コーナー付近でその時間を短くできるというのは今回非常に有用だったと言える。

全体のメタとしては「水着マルゼンスキーが逃げで最も強い」→「勝てないなら逃げを単騎にして列を縦長にせず先行で抜きに行くのがいい」→「先行が非常に増えたのでデバフとして差し、あるいは《アナボリック》が成功しやすいため差しを増やしてもいい」という変遷があったのかもしれないと思った。まだ詳しい出走率は不明*24だが、オグリキャップの固有を発動させるために逃げウマを1名選出したかった以上、結果として単騎逃げでも先行がつついてくれれば固有が出るダイワスカーレットは水着マルゼンスキー未所持の中ではいい選択だったのかもしれない。自分としてはウマの選択は良かったと思うので、次はスキルによる戦術選択をしっかり考えていきたい。なおタイムラインの情報としては、向こう正面~3コーナー付近で逃げを捕まえる形の先行カレンチャンや、蓋として走りながら終盤わざと失速し後方を塞いでそのまま《独占力》を発動するという爆弾逃げルドルフが存在したとか。

またスキル選択としては《一匹狼》の発動率の高さに驚いた。4章ストーリー配布SSRスピードナリタブライアンが《右回り○》《中距離コーナー○》《栄養補給》などと今回有用なスキルのヒントを持ち、さらにそのナリタブライアンのコミュで《一匹狼》が貰えるので実際にはもう少し発動率が低いかと思っていたのだが、実際にはかなりの回数発動した。余裕があるならチームに1つ、というのは伊達ではない、を痛感させられた形になった。

次回チャンピオンズミーティング最有力候補はGⅠが2つしかないため今やり得とも言えるスプリンターズステークスなので、それまでに水着マルゼンスキーが欲しい。そうじゃなければ先行エルのような形で潰しにいくのがおそらく一番なのだが、逃げバクシンオーの多さを考えると非常に怖いところである。

 

 

 

後書き

 

ということでレオ杯は以上になります。最適カード持っていないなりに頑張りました、という感じです。個人的には勝率8割行ったのでわりと満足しています。決勝もうちょっと安心して勝ちたかったですけど。

前回は【地固め逃げ】全般と【先行エル】がトップメタだったこともありどちらかといえばトップ同士でどう作っていくかを試行錯誤する形でしたが、今回は【水着マルゼン】が押しも押されもせぬトップメタということでキャラ選択から全てきっちり悩みました。最終的にはこぎれいにまとまった感じですが、オープンとしては悪くなかった気がします。ライアンを育てろというお叱りは甘んじて受けさせていただきます。

今回は全部終わってから振り返るのではなく何か考えるたびに逐一書き足していったので同じこと言ってるところとか多すぎる気がしています。あと前回睡眠不足のメモは見せたくないとかなんとか言っておきながら今回は10レースぶん失くしました。申し訳ありません。人はなぜ成長しないのか。

あとサポートガチャ回したいので早くクリークさんピックアップ来てくれ。あとは相変わらず先行用の金スピードスキル持ちスピードSSRが無いのどうにかしてほしい*25。それからフラワーが来たらちょっと回したいのでその時セイウンスカイさんも一緒に来ていただきたいです。

ハーフアニバでアオハル杯も来ますし、紹介PVで映っているステータスを見るにグレードリーグはとんでもないことになりそうです。疲れたときは1回限定構築戦であるオープンリーグに挑戦してみるのも一興ではないでしょうか。私は相変わらずガチらない程度に頑張っていきたいです。でも水着マルゼンさんかセイウンスカイさんは欲しいです。よしなに。

それではまた何か思いつきましたら。

*1:育成はスマートファルコンが重なり、サポカはバンブーメモリートウカイテイオーでした。

*2:そして往々にして理想と現実のギャップに潰される

*3:高松宮記念スプリンターズステークス

*4:とはいえこれから増えるのかも今のところ少し怪しい

*5:おなじみだが宝塚記念は現実でも6月開催。今年はクロノジェネシスさんがゴールドシップ以来2頭目宝塚記念連覇を果たした

*6:序盤にハナを奪うために《地固め》と緑スキル3つを積み、中盤をスピードアップ系のスキルで耐えて終盤開始と同時にセイウンスカイ固有の《アングリング×スキーミング》などで走り抜ける形。条件が固定であるチャンピオンズミーティングにほぼ固有の戦術。

*7:最終コーナーで前のほうなら加速力アップ

*8:最終コーナーで先頭ではないが前のほうだと加速力アップ

*9:最終コーナー指定のスピードアップ

*10:中盤に追い抜くとスピードアップ

*11:過去に育てていた通常衣装マックイーンはどれも信じられないほど因子が弱く、スキル枠が空くかも不定なのでそこの厳選は諦めた

*12:正確には漫画家。

*13:メジロライアンの固有。9頭立てのチャンピオンズミーティングでは「終盤のコーナー中に6位だと加速度上昇」になる。終盤開始地点が第3コーナー終わりなので、終盤開始時6位なら即加速力が上がる。

*14:2つだと出遅れ一切無しで《コンセントレーション》が必要なかった場合に《地固め》が発動しないリスクがある。

*15:賢さは継承である《アングリング》或いは《グッときて》を発動するために350~400以下には下げたくない

*16:特に差しウマを決めかねていたので、何かいいものが見つかればという気分だった。タイミングを見つけられず高難易度と及び聞くメジロライアンの育成に手を出していないことをひたすら後悔している。でも初級者としては怖い。

*17:もちろんあるに越したことはないが、という但し書きはつく

*18:独占力と乗り換え上手がやはり強い気がした。勝ちを狙いつつ相手のスピードを下げられる、デバフネイチャとは違うアプローチ。

*19:この時点で《皇帝の神威》よりも《アナボリック》継承派のほうが増えていた。第3コーナーでの先行勢のスピードアップについていけない読みだと思われる。

*20:育成ガチャのエイシンフラッシュ、サポートカードガチャのナイスネイチャ共に差しに対してのアプローチ。かつSSR賢さナイスネイチャの持つ《乗り換え上手》は、採用予定だったグラスワンダーの覚醒スキルとして元から入手が容易であった。

*21:中盤で先頭、かつ2番手と競るとスピードアップ

*22:メイショウドトウは来ませんでした。手元に天井1回ぶんは残しておきたかった。

*23:少しでも人口が多い時に回して非ガチ勢の人と当たりたかった。今回は特に当たりたくない編成である「地固め水着マルゼンスキー」と「デバフ2枚+エース」がかなり上位層に偏っていそうというのもあって余計に。

*24:さすがに疲れたので今後調べる予定があるかも不明

*25:これに関してはハーフアニバで実装になるライスシャワーが《決意の直滑降》を持っている可能性もあるが、果たしてあれはスピードサポカなのだろうか。

エンジョイ勢から見たキャンサー杯オープンリーグの原風景

 

 

 

(諸々を飛ばしたい方は以下の目次をご活用ください)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前説

 

お疲れ様です。斬進です。ブログ更新するのいつぶりだと思ったら前回はエイプリルフールでした。4ヶ月空きましたね。季刊とはいったい。

本日はなんだかんだ始めたウマ娘PvPイベントであるところのチャンピオンズミーティング、7月開催分であるキャンサー杯の個人的な備忘録を書いておこうと思ってキーボードを叩いています。

個人的にカードゲームとかで「当時の環境」みたいな歴史を辿るのがけっこう好き、かつそういう空気みたいなのって結構散逸したり調べるのが手間だったりするので自分視点だけでも纏めておければ後で見返せるかなと思っています。あとどれだけ心臓に悪かったかをメモっておくことで今後のチャンピオンズミーティングの時も心が折れずに頑張っていけるかなみたいな。

ただし自分はまったくと言っていいほどガチ勢ではないし課金も最初に買えるチケットのやつしかやってませんし、キタサンも持ってなければクリークは900万DL記念のガシャチケットでようやく1枚来たみたいなレベルのエンジョイ勢ですのでご了承ください。「○○でいいじゃん」みたいなのはわかってるんですが手持ちは無いんです。よしなに。

 

 

 

キャンサー杯基礎スペック

 

東京レース場・芝・1600m(マイル/根幹距離)・左回り・夏・晴れ・稍重 。

モチーフはおそらくヴィクトリアマイルor安田記念*1

中盤あたりに坂の上り下りがあり、それが終わった後にすぐ第3・4コーナー。最終コーナー曲がりきって立ち上がりかけのあたりから終盤がスタートし、以降直線という最終直線が長いコース。

 

 

 

見渡したメタ(1)と動機

 

チャンピオンズミーティングの次回はマイルだろう、というのは予告が出るかなり前から言われていた。第1回が日本ダービーモチーフの中距離、第2回が天皇賞春モチーフの長距離。そして短距離とダートはどうしても走れるウマがまだ少ないということでマイルが最も有力視されていた。さらに夏近辺に開催されるマイルGⅠは2レースあるが、レース場・距離・方向が同じとなれば研究は非常に早くから着手が可能だった。

まず、というか最も注目されたのはセイウンスカイだった。スピードそのものではなく加速力を上げることで加速時間を短くし他のウマよりも抜け出しやすくする、という基本戦法は強いが、今回のコースでは「最終コーナーに発動する」加速力アップスキルはほぼその性能を十二分に生かすことができない*2のだが、セイウンスカイの固有である《アングリング×スキーミング》は「終盤かつコーナーで先頭にいる場合加速力上昇」なので終盤開始時の加速時間が大幅に短くなり、綺麗に逃げ切ることが可能だった。

そして終盤開始時に先頭にいるために、中盤に加速スキルを割き、序盤は《地固め》で競り合いに勝つ、という【地固めウンス】がメタに浮上した。《地固め》は「序盤の間にスキルを3つ発動した場合加速力が上がる」というスキルだが、緑スキルが全て開始直後に発動しレース終了まで持続するスキルという扱いのため、レース条件が完全に固定されているチャンピオンズミーティングでは確実にレース開始と同時に発動できる。これにより序盤の加速にかかる時間が大幅に短縮され、他に序盤のスピードアップ系スキルを積まなくても非常に前に出やすくなっている。その後は中盤を加速スキルでしのぎ、終盤は《アングリング》で加速した後スキルを切れば終始先頭のままゴールできる、という設計思想である。

この【地固めウンス】の凶悪な部分は、「対策をしなければほぼ絶対に勝ってしまう」というところである。逃げが【地固めウンス】1人の場合、ほぼ邪魔が入らないため簡単に勝ってしまう。少なくとも競り合ってスタミナを減らさない限り非常に事故らせづらく、序盤からしっかり抑え込むためには【地固めウンス】ミラーマッチ、或いは後述の対策が必須になる。対策さえすれば運に左右されるものの他のウマが完全に追いつけない完璧なレース運びをされる、ということは多くはないだろう*3

そんな【地固めウンス】のカウンターとして用意されるのが【蓋ファル子】、あるいは【蓋バクシンオー】である。基本は【地固め】系の応用であり、序盤はセイウンスカイと同様のスキル構成によって競るが、そこから中盤付近でそれぞれの固有である《キラキラ☆STARDOM》*4や《優等生×バクシン=大勝利ッ》*5によって中盤でセイウンスカイの前に出て残りを潰しきる、というレース運びを理想とする。セイウンスカイの固有を継承して本人が勝ちに行くタイプと、終盤の加速スキルを捨てて蓋に徹し他の2人に勝ってもらうタイプの2種類がある。

そして後者、とにかく【地固めウンス】の蓋に徹するタイプが増えると逃げきり決着が減り、先行勢が増える。先行の中でもやはり今回のレースにおいては終盤に発動するタイプの《ブランチャ☆ガナドール》を持つ【先行エル】が入手難易度の低さからも人気が高く、その他にも前側の枚数が少なければ半分逃げのように使えるダイワスカーレットや、覚醒Lvアップで有用な金スキルが貰えるオグリキャップが考えやすい。

ただ、【先行エル】は固有の発動条件がスタミナに余裕があるうえで2着以内であることを要求してくるので、逃げが多くなりすぎると終盤抜けきれず固有が発動しないまま沈む可能性がある。先行が多くなれば、今度は差しが追いつくチャンスが生まれる。先行デバフを初期で持つ【差しグラス】、《豪脚》を必ず手に入れることができる【差しウオッカ】などが筆頭として挙げられる。また、マイル因子の大量継承を前提とした追込バとして【追込タイシン】や【追込ゴルシ】も根強いファンがいると考えられた。

さらに今回はデバフ要因として【デバフネイチャ】の他に【デバフグルーヴ】も差し対策に考慮されていた。概ね出走メンバーに強いこだわりがあるわけではない場合はこのメンバーからまずは考えていくことになる。

だいたいのまとめを見て、私は手持ちを確認した。そもそも私はマチタンイベとジェミニ杯の間に始めた*6人間であり、キタサンも当時はクリークも未所持。ウマは多少人数がいるものの、改造用のマイル☆6以上の継承ウマはおろかセイウンスカイも未所持だ。4凸に達したサポートSSRはイベントの2枚、育成ではA判定すらままならないB+トレーナーだった。だから当然、出るのはオープンリーグ。限られた8200点ぶんのリソースをどこに割くかの限定構築戦。

《地固め》を手に入れるためのSSRパワーオグリキャップ、所持している。《道悪○》はイベントSSRスピードスペシャルウィークが持っている。《夏ウマ娘○》を持つ唯一のサポートであるSR賢さフジキセキも持っている。そして残りの序盤用スキルとして、《左回り○》と発動は確実ではないものの《コンセントレーション》を確保できるサイレンススズカ。つまり、セイウンスカイの固有である《アングリング》を用意できれば、理論上疑似【地固めウンス】が作れてしまう。そして、「できるけどやらない」に目を瞑れるほど、私は黙って負けることを良しとできなかった。

 

 

 

育成方針

 

メンバーは【地固め釣りスズカ】【先行エル】【差しグラス】に決まった。ただしエルもグラスも非固有衣装である。ガチャを回していないので仕方ない。

その他の候補として先行タイキシャトルや差しウオッカも当然検討はされたが、タイキは前述の最終コーナーが早い関係で固有発動タイミングがベストとは言えないためエルを優先することになった。またウオッカは育成目標がバレンタインまでにGⅠを4回*7走る必要があり、上手く負けられず固有レベルが上がって評価点を圧迫してしまうわりには固有衣装でなく強化後の《カッティング×DRIVE!》ほどのキレ味が出ないということで見送られた。そのわりには結局走ってくれた差しグラスは固有レベル3だったのでウオッカでもよかったかもしれない*8

適性を伸ばすことは手持ちの因子の都合上諦め、育成期間中は毎日3回の継承レンタルをセイウンスカイに使って【地固め釣りスズカ】の素振りをして、残りはエルとグラスに充てた。《地固め》ヒント取得打率は3割といったところだったが、因子に《地固め》を含むセイウンスカイを偶然借りられたこともあって10日間ほどの準備期間のうち半分で妥協の着地点になりそうなスズカが完成した。残り2人もどうにか一応の形を成し、これでキャンサー杯までは様子を見つつ、今まで育てていなかったマチカネフクキタルのストーリーでもゆっくり見て……と思っていたのだが。

偶然回ってきた1つのツイートで、メタが回っていた――正確には回っていなかったことを知る。

 

 

 

見渡したメタ(2)

 

前述のメタ回転予想は大きくメインストリームを辿れば、【地固めウンス】←【蓋逃げ】←【先行エル】←【差し勢】←【地固めウンス】というループを構成していた。このうち1つめの矢印は明確なカウンターであるという意味の矢印だが、残りはやや異なる。残りの矢印は、「前の作戦が増えると勝ちやすくなる」という意味の矢印だ。【地固めウンス】を潰すための【蓋逃げ】は中~終盤の加速に乏しいため先行で抜ききれる。そのうち最もポピュラーな【先行エル】は固有発動条件の都合上逃げがいると1人しか固有を発動できず差しウマで差しきれる。序盤後方につける差しウマが多くなれば【地固めウンス】が妨害を受けず逃げきりやすくなる。これ自体は理論上全く問題が無い。

ただしこれは「勝てるなら」の話だ。グレードリーグ出走予定のルームマッチ検証勢が走らせたところ、勝つのは【地固めウンス】や【地固め蓋逃げ】を中心とする逃げ系か【先行エル】を筆頭とする先行系がほとんどで、差しウマが差しきって勝つケースは非常に稀だ、という結論が流れてきたのだ。

考えられる理由は多くあるが、素人なりに考えるとやはりマイルは距離が短いため差しや追込をあまり選びたくないという心理が働いているような気もする。そうなると前が分厚くなるため差しがさらに不安定になる。追込には《不沈艦、抜錨ォッ!》や《迫る影》といったスキルがあるうえにデバフも投げられづらいが、差しはポピュラー故に対策されやすいのもある。

とにかく、たとえ《豪脚》《乗り換え上手》などの差し金スキルを抱えていても、生半可な育成では逃げと先行の厚い壁に阻まれて不安定になる、ということがわかった。もちろん先のデータはグレードリーグ、しかも前もってルームマッチで検証するような熱心な上澄みのトレーナーのデータであるという事実を忘れてはいけない。しかし、実際に見て、納得してしまったからには仕方が無かった。

私の準備期間の残り半分は、《地固め》ヒントガチャより一周の試行可能回数が圧倒的に少なく、かつ時間のかかる《スピードスター》ヒントガチャに割かれた。悲しいことに、《スピードスター》を確率でくれるSSR賢さファインモーションも無凸だが私は持っていた。

 

 

 

育成したウマたち

 

・初代地固め釣りスズカ

1030-488-793-287-437 適性A-A-A 8157点

《先頭の景色は譲らない…!》 Lv1

《アングリング×スキーミング》

《キラキラ☆STARDOM》

《コンセントレーション》

《先駆け》

《地固め》

《左回り○》

《晴れの日○》

《夏ウマ娘○》

 

逃げウマが多いことを前提に《キラキラ☆STARDOM》を中盤加速として用いたタイプ。後述のタイミングで二代目に差し替えられるが、これでもそこそこ走ってくれた。

 

 

・2代目地固め釣りスズカ

1030-547-684-328-432 適性A-A-A 8199点

《先頭の景色は譲らない…!》 Lv1

《アングリング×スキーミング》

《コンセントレーション》

《弧線のプロフェッサー》

《直線巧者》

《地固め》

《左回り○》

《東京レース場○》

 

後述のタイミングで差し替えられた2代目。奇跡のチキンレースに勝利した。スタミナを気持ち50ほど増やしたほか、中盤加速を《弧線のプロフェッサー》にしたことにより、競り合わなくてもちゃんと中盤に加速できるようになった。しかし緑が2つになったため、完璧なスタートを切ると《地固め》が開幕と同時に発動しないという逆下振れが発生してしまうようになり、それに苦しむこともままあった。

 

 

・先行エル

958-537-744-242-420 適性A-A-A 8181点

《熱血☆アミーゴ》Lv2

《弧線のプロフェッサー》

《スピードスター》

《食いしん坊》

《マイルコーナー◎》

《夏ウマ娘○》

 

今回の稼ぎ頭。《マイルコーナー◎》《弧線のプロフェッサー》からの《スピードスター》で逃げとの距離を詰めて固有発動をしにいくタイプ。逆に固有が発動できない場合はまったくと言っていいほど勝てず、かつ同時に出したスズカが強いためギリギリまで粘ってしまい相手の逃げ-スズカ-エルのような形になってスズカもエルも固有を発動できない、という事故は多かった。

 

 

・初代差しグラス

869-594-827-286-469 適性S-A-S 8138点

精神一到》Lv3

《大局観》

《全身全霊》

《位置取り押し上げ》

《差し切り体勢》

《先行焦り》

 

適性が超成功したが《豪脚》を完走しなかったのもあって《全身全霊》のバックアップでうまくやろうとした型。他の【先行エル】に多少のスタミナデバフを投げるための《先行焦り》。最終的には2代目と交代となった。

 

 

・2代目差しグラス

911-514-805-248-438 適性A-A-A 8162点

精神一到》Lv3

《弧線のプロフェッサー》

《豪脚》

《差し切り体勢》

《外差し準備》

《集中力》

《読解力》

《東京レース場○》

 

差し替え後のグラス。デバフを抜き《大局観》をグレードダウンさせた代わりに、中盤~終盤頭までのスキルをいくつか差した。結果としては勝率そのものは大きくは変わらなかったが、逆に言うと初代のほうが良かったわけでもなかったというのは大いに参考になった。

 

 

・差しコンドルパサー

925-483-836-327-437 適性A-A-A 8108点

《熱血☆アミーゴ》Lv2

《乗り換え上手》

《豪脚》

《大局観》

《外差し準備》

 

一時期思いつきで余裕のあるタイミングで入れてみたもの。詳細は後述。悪くはなかったがやっぱり不安定だった。

 

 

 

本番の記録

 

当時キャンサー杯を観戦しながら取ったメモをおおむね無編集で垂れ流す。

マッチングは基本的に各ラウンドの開始直後12時半ごろ、または午後7時~0時の間に回している*9

 

・1回戦1日目1走目(3-2)

 ・スズカ1-エル5-グラス2
   地固め逃げがうちのスズカ1人、デバフも無し。釣りと固有発動。そりゃ勝つ。
 ・スズカ4-エル7-グラス1
   地固めファル子にスズカが潰されるも、別チームのタイキにファル子のアングリが潰される。6位まで3バ身の大混戦の中、大外回って《全身全霊》と固有が打てたうちのグラスが差しきった。
 ・スズカ7-エル1-グラス2
   先行オグリにギリギリスズカが捕まり釣りできず。ただそこの外からさらに突っ込んだエルが終盤入って固有発動した瞬間ほぼ勝負あり。競っていたのでスタミナ消費が激しく、最後は立ち上がり気味だったので危なかった。
 ・スズカ3-エル4-グラス2(1着先行エル)
   エル掛かりで固有発動せず、スズカは継承固有特有の釣りガチャ失敗。グラスは粘ったが相手の調子が良く固有の発動したエルには届かず。
 ・スズカ3-エル6-グラス2(1着差しルドルフ)
   釣りガチャ失敗。かなしい。エルはバ群に入って固有が出ず、グラスも皇帝の神威の加速倍率に1バ身差で敗れる。というか勝った皇帝がスピ1000パワー985でスキルが固有Lv3と乗り換え上手のみという「走ってくれ頼む」感。芝とマイルがSになってるし、これでもいけるの参考になるという感じ。

 

・出走者変更

あまりにも先行バが多く、エルが先行バに沈んで固有を踏めないケースが多いと判断。Aグループ進出も決まったので、逃げ-差し-差しの2差し構成を試してみる。

 先行エル⇔差しエル

 

・1回戦1日目2走目(4-1)

 ・スズカ2-エル1-グラス4
   逃げ6人-先行1人-差し2人。うちのスズカがアングリ+固有発動したうえで固有発動したエルがすっぽ抜いた。つよ。
 ・スズカ3-エル4-グラス2(1着地固めスズカ)
   逃げ5人。相手のスズカが中盤開始時ごろから綺麗なレース展開をして追いつけず。
 ・スズカ3-エル1-グラス2
   相手の蓋スズカを地力だけで抜いたが競っていたためスズカは固有を吐けず、絶体絶命かと思ったらエルが綺麗にクリーンアップしてまとめて差しきった。残りが全員先行でグラスのデバフも綺麗に刺さった。
 ・スズカ2-エル1-グラス3
   完璧なレース展開をした自分チームのスズカを綺麗に差しきるエル。このエル強くないか????
 ・スズカ1-エル4-グラス3
   差し5名。競り合いが大きく起こったせいかエルの固有が発動せず、スズカの固有は踏んだがアングリが発動しないとかなり危険だった。しかし固有発動した先行エルを内から自力でスズカが差し返し、差しオグリをクビ差でかわしてゴール板。

 

・1回戦1日目3走目(1-4)

 ・スズカ7-エル5-グラス4(1着差し新テイオー)
   スズカが掛かってエルグラが出遅れる。お前ら。スズカはおそらくスタミナ不足でアングリ+固有後も下がっていき、差し勢はまったく差し切れなかった。スキルの発動も遅かった。
 ・スズカ4-エル2-グラス3(1着追い込みマイルSゴルシ)
   スズカの固有が先頭にいるのにずっと発動せず、最後には内からゴルシに差し切られた。というかマイルゴルシに対しては祈ったほうが早そう。
 ・スズカ5-エル3-グラス2(1着先行エル)
   スズカが掛かってエルが出遅れる。お前ら。逃げ1人だったものの最終的にスタミナ不足で固有発動後すぐに抜かれ、グラスは目の前のルートを潰されて差しきれず。
 ・スズカ3-エル4-グラス2(1着ウンス)
   エル掛かる。スズカの中盤加速が足りない(競らないと加速しない)うえにスタミナがないのが響いているっぽい。エルに関してはわりと常にどうしようもない運用素で負けてないか?
 ・スズカ6-エル1-グラス2
   スズカが掛かってエルが出遅れる。テンプレか? エルが最終的に先行勢を最終直線入り口でごぼう抜きして固有も出たので勝ち。

 

・出走者変更

やはり差し2枚は他のトレーナーの編成に大きく依存し安定しないということで先行エルに戻す。

また、スズカがゴールする際には頭が上がっていることも多くスタミナ不足が考えられるため再育成。結果として中盤の加速を金スキルに変更したうえで8199という奇跡のスズカが完成したためそちらに差し替える。

 差しエル⇔先行エル

 初代地固め釣りスズカ⇔2代目地固め釣りスズカ

 

・1回戦2日目1走目(2-3)

 ・スズカ2-エル4-グラス3(1着差しウオッカ
   釣りガチャ失敗、エルも前を塞がれて固有発動せず。やっぱり加速力が足りない。
 ・スズカ2-エル3-グラス4(1着先行エル)
   スズカの固有が出ない。エルの固有も出ない。1着のエルは金加速無しで神威+貴顕+精神一到で鋼の意志。先行が多すぎることを鑑みてなんだろうか。
 ・スズカ1-エル2-グラス3
   スズカの固有が出ないが地力でどうにかした。エルの固有も出たので2着に滑り込む。蓋しきれなかった蓋バクシンオー以外逃げがいなかったことを考えても、やっぱり固有を発動するには加速が足りていないのか……?
 ・スズカ8-エル3-グラス4(1着両S追込タイシン)
   普通スズカの隣が絶好調逃げダスカ。あとエルが出遅れる。賢さ上げたら出遅れないようにならんか? 完全にエルは出遅れたせいで隣の先行エルに勝てず。なお勝ったのは最後ごぼう抜きしたタイシン。
 ・スズカ4-エル1-グラス2
   スズカ掛かって先頭は蓋バクシンオー。蓋のバクシンオーを踏んでエルがどうにか固有発動してハイジャンプしていった。

 

・1回戦2日目2走目(4-1)

 ・スズカ2-エル1-グラス3
   エルの調子が良すぎるときはスズカにかなり詰め寄れるためスズカの固有が発動しない。あとスタミナ600いる気がしてきたけどもう地固めガチャしたくないという欲もある。
 ・スズカ2-エル1-グラス6
   逃げ単騎だったが調子は不調。というか先行バクシンオー2枚ってそんなに流行ってるのか? 最終的にはバクシンオー2枚の外にきっちり回れたエルが2着からアミーゴしてムーチョムーチョ。
 ・スズカ2-エル1-グラス3
   グラス出遅れ。逃げマルゼンに外を塞がれてスタミナ消費は激しそう。グラスはウオッカがぴったり外につけていておそらく厳しいだろうなと見ている。久々にスズカの固有が発動したが、固有の発動したエルがあまりにも強い。
 ・スズカ1-エル6-グラス4
   地固めではないマイルSウンスと地固めではない先駆け釣りダスカ、芝CのC+ランクファル子に先行D+ゴルシに先行C+女帝がいるどうなるか展開がまったくわからんマッチアップ。本譜ではエルが出遅れて最終コーナー入りで8位。お前は差しウマか? レースそのものはスズカが蓋しきって固有込みで3バ身差つける理想展開でした。
 ・スズカ6-エル2-グラス3(1着先行ダスカ)
   逃げが不調のブルボン1枚、差しが計5枚で先行はエルとダスカだけというそこそこなチャンスマッチな気がしていました。最終的にブリリアントレッドエースから理想的な先行エルと同じ動きをされた。ただ多分エルが内に入ってなかったら勝ってたので、わりと運負けって言いたい。

 

・1回戦2日目3走目(5-0)

 ・スズカ1-エル4-グラス3
   エル出遅れ定期。しかも掛かった。賢さが足りないのか? レースはカレンチャンに追い縋られるもアングリ発動で一瞬差をつけた後に固有で引き離す理想展開。
 ・スズカ6-エル1-グラス4
   グラス出遅れ。逃げ単騎なのでガンガン逃げるが、デバフネイチャにデバフをガンガン投げられる。最終的にはエルが理想立ち回りをしっかり披露してスピスタから固有で3バ身ぐらい離した。デバフがどこまで行っても勝ちづらい理由。
 ・スズカ6-エル1-グラス3
   デバフネイチャ再び。しかし最終直線で加速しきってからデバフを投げても遅いのだ。先にスタミナをがっつり減らす必要があるが、差しが極端に多いうえに食いしん坊もしっかり発動したので固有が発動してデバフの鎖を引きちぎった。
 ・スズカ1-エル5-グラス6
   エル出遅れ。しかも同型エルがいるのでかなりキツい出遅れ。最終的にアングリ固有でも相手エルがぴったりついてきたが、ハナ差で根性勝ち。やっぱり「上手く行った先行エル」がこの世で一番強い感じがある。
 ・スズカ2-エル1-グラス4
   逃げ焦り型蓋バクシンオーがいたが終始スズカの後ろを走っていたので問題なかった。蓋の場合でも地固めには地固め以外の戦法がかなり勝率低そう。なお最終的にはエルの理想展開も同時発動したのでエルが勝ちました。

 

 

・2回戦A1日目1走目(3-2)

 ・スズカ7-エル1-グラス3
   地固め蓋芝ファル子初遭遇。きっちり蓋をされきってスズカが何も発動せずに沈む。しかし終盤しばらくまで3位できっちり粘ったので相手の先行エルの発動が遅れ、こっちの先行エルは2位につけられて固有発動から引き離した。それにしてもこの地固め芝ファル子、地固め緑スキル◎4つと固有Lv4を両立しつつついでに末脚取って999-581-844-305-234なので凄い。緑はどうせ確定発動するので賢さはほとんどいらないという判断かと思われる。蓋ファル子-先行エル-ウオッカなのでガチ勢だな……
 ・スズカ5-エル1-グラス3
   エル出遅れ。非地固めブルボンをきっちり抑えきって加速スキルを踏みつつ固有を取れたので出遅れても勝てる。先行ためらいを3つ投げられたが、逃げと先行が6人いたせいで差しが結局抜け出せず先行エルどうしの争いになったため無意味だった。おそらく差しが勝つには、逃げ/先行が本当にまとめて沈むぐらいの大きな上振れが必要。
 ・スズカ8-エル1-グラス3
  スズカエル掛かり。逃げ2-先行6の地獄展開。女帝の《幻惑の攪乱》が範囲どこに刺さるかがかなり重要になった。本譜ではエルが掛かったがどうでもいいとばかりに最終コーナー入りでスズカをぶっこ抜き、他の先行を恐ろしいほど引き離しながらそのまま固有から本当に何事もなかったかのように3バ身半つけて勝った。スズカは掛かったのとエルの調子が良すぎたのが考えられる。
 ・スズカ8-エル3-グラス5(1着先行エル)
   逃げ先行牽制/逃げ先行差し躊躇い/追込駆け引き+動揺デバフの鋭い眼光、という金スキルを捨てて戦うデバフネイチャと、地固め釣りバクシンオー。891-611-1036-313-618で強化固有2以外ノースキルの身体が資本先行エルもいるかなり独特のマッチアップ。スズカが逃げ勢の中で最も外枠を引かされたのもあり中盤を2位で進まされ、エルが逃げ勢の中をかき分けて進むこともできなかった。
 ・スズカ3-エル5-グラス2(1着先行グルーヴ)
   トリック前後/先行差し駆け引き/逃げ先行差しためらい/先行追込焦りというデバフグラスがいる。結局デバフが僅かに響きスズカの固有が発動せず。たぶん発動してたら勝ってた。

 

・2回戦A1日目2走目(2-3)

 ・スズカ3-エル1-グラス6
   デバフ女帝とデバフクキタル。レースはスズカの固有が発動しないが、先行エルの理想が通って綺麗に1位。
 ・スズカ3-エル7-グラス2(1着地固めスズカ)
   デバフ-デバフ-地固めスズカの理論値編成が理論値走った。というかデバフ勢4枚は無理すぎんか?
 ・スズカ5-エル1-グラス8
   エル掛かり。掛かったわりにコーナー入り口ぐらいで1位に立ち、そのまま熱血アミーゴ。掛かるとスズカを潰してしまうのが怖いところ。
 ・スズカ8-エル7-グラス4(1着逃げスズカ)
   地固めマルゼンと地固めでもないスズカとファル子がいた。しかも逃げ勢の中で一番外枠を引かされている。最終的に逃げの中で一番内枠を引いた人が勝つだけのゲームでした。
 ・スズカ3-エル5-グラス4(1着先行バクシンオー)
   エルが掛かる。エルが内に入り抜けず、かつ最終コーナー手前でバクシンオーに被せられたためスズカも勝てず。

 

・2回戦A1日目3走目(2-3)

 ・スズカ6-エル7-グラス3(1着先行エル)
   エルが出遅れて差し勢より後ろに行く大惨事。しかも掛かる。地固め蓋ファル子もあってスズカもずるずる後ろに下がり、ほぼ何もいいところなし。
 ・スズカ6-エル5-グラス4(1着先行エル)
   地固めスズカvs地固めスズカだったが、うちのスズカだけコンセントレーションが発動しないという超下振れ。相手の先行エルがポジションを取ったこともあり、カウンタープレイなし。
 ・スズカ3-エル1-グラス2
   ファル子はいたが地固めではなかったためスズカがきっちり先頭維持。マイルコーナー/スピスタ/プロフェッサーがほぼ同時に発動し最終コーナー手前でエルが先頭に立ち、固有も発動し文句なし。
 ・スズカ1-エル5-グラス6
   グラス出遅れ。地固め蓋ファル子がいたがどうにかこうにかブロックに成功。スズカが久々に固有の発動に成功し、オグリを半バ身かわしてギリギリ逃げ切った。エルは先行どうしのポジション取り合いに敗北。
 ・スズカ9-エル3-グラス7(1着差しウオッカ
   エル、加えてコンセを積んだスズカがまさかの「出遅れ」。ついでにエルは掛かりも出した。正直それ以外に言うことは特にない。

 

・出走者変更

グラスのデバフがほぼ影響なしであることが考えられたので、少しでも可能性を上げるためにデバフを除いて走れそうなスキルを入れる形に変更。余裕があれば皇帝の神威型も作る。*10

 初代差しグラス⇔2代目差しグラス

 

・2回戦A2日目1走目(2-3)

 ・スズカ2-エル1-グラス3
   エル出遅れ。地固め逃げもいなかったしブルボンが一瞬危うかったけど理想展開からエルがちぎった。
 ・スズカ5-エル4-グラス3(1着先行エル)
   エルとグラスが掛かる。仲良しか?? スタートが良すぎて地固めが発動しなかったのが敗因。
 ・スズカ4-エル6-グラス3(1着逃げマルゼン)
   スズカ、またもスタートが良すぎる。しかもエルもスズカも掛かる。やっぱり緑3つではなく緑2つとコンセなのが響いている。今回のエルはわりと論外でした。
 ・スズカ1-エル6-グラス3
   久々にスズカのみ理想の走り。やっぱりウンスとファル子には地固めを積んだほうがよさそう。
 ・スズカ2-エル8-グラス3(1着先行エル)
   うちの先行エルだけ外を潰されるかなしい走り。やっぱり差しは助走距離が足らないうえに、終盤発動の加速スキルを積んでいる先行が多すぎる。

 

・2回戦A2日目2走目(2--3)

 ・スズカ7-エル3-グラス2(1着先行エル)
   エル出遅れ。勝てそうな編成の時だけ出遅れるな君。本当に出遅れたせいで相手の先行エルに2位を譲って負け。
 ・スズカ1-エル4-グラス5
   なんとか逃げダスカと逃げバクシンオーがいたが逃げの中で最内(7枠)を引いたので先頭に立ち、アングリ+固有から先行ウオッカの追撃をかわして1バ身。エルとグラスは先行が多すぎて沈んだ。
 ・スズカ8-エル1-グラス4
   エルが出遅れるが、どうにか先行4人の間をするするっと抜けて2番につける。最終コーナー途中でエルが先頭にたち、グラスも終盤しばらくまでギリギリ2位を粘る。その後2番を譲ったのがエルではなくタイキだったのもありムーチョムーチョ。
 ・スズカ2-エル3-グラス4(1着先行エル)
   相手のエルが理想展開。これに対するカウンターが「相手が理想展開をしないことを祈る」なの、かなりアレだな……
 ・スズカ8-エル7-グラス2(1着差しウオッカ
   エルの加速が足りず、地固めスズカミラーマッチに敗北。先行グルーヴと相手のスズカの一騎打ちになったが、最後はスキルが集中力と末脚だけの身体が資本ウオッカの前に道があった。

 

・2回戦A2日目3走目(4-1)

 ・スズカ8-エル3-グラス4(1着先行オグリ)
   エル出遅れ。逃げ勢への対策は「内枠を引くこと」だと思う今日この頃。逃げ-先行勢が完全に団子になり、エルの固有が遅れたうえで前を塞がれる。最終コーナー終わりでギリギリオグリに先行され、あとはそのまま。
 ・スズカ2-エル1-グラス7
   グラス出遅れ&掛かり。スズカがもう1人いたが、S862で加速金スキルなしのバランス型半分身体が資本タイプだったためエルが問題なく前に出てトベ・ブランチャ。
 ・スズカ6-エル1-グラス4
   スズカ掛かり。地固めなしファル子が早々に固有を発動したっぽいがスズカに追いつけず、固有を切ってしまったせいでエルが抜くことができ2位から熱血アミーゴのラリアットで吹き飛んだ。そうじゃなくても根性をCまで上げた犠牲にスピードが750弱だったので完全に蓋用に割り切っていたのかもしれない。デバフは3人いたが理想展開エルにはやはり無意味だったっぽい。
 ・スズカ2-エル1-グラス4
   大外スズカに大内エルという考え得る限り最悪の枠番。ウンスが地固めを持っていなかったのでハナを奪うことはできたがデバフが乱れ飛ぶ。アングリは発動しなかったがスズカ固有は発動、その直後にエルも固有が発動し内から抜け出したエルがゴール板。っていうかこのウンス、764-818-708-494-732でスキルが固有しかない身体が資本タイプだ。
 ・スズカ2-エル1-グラス3
   エル出遅れ。しかし前め勢が逃げタイキと先行タイキしかいなかったこともありエルが理想展開。一瞬だけ2位に浮上した後に3位になるが、その一瞬でちゃんと固有を切ってくれたので再加速できた。

 

 

・決勝A

[1]○差しネイチャ【完全デバフ型】
[2]自先行エル
[3]●差しグラス【パワー1050、スピード900でスキル3つの身体が資本】
[4]●先行グルーヴ【かなりデバフ寄りの型】
[5]自逃げスズカ【地固め】
[6]○差しウオッカ
[7]●先行ダスカ
[8]自差しグラス
[9]○逃げファル子【地固め蓋、発動する緑6つ】

 

よりによってスズカ出遅れで大外引いてくれたのに芝地固めファル子がコーナーまでどうにもならなくなる。ついでにグラスも掛かる。こうなるとスズカは逆に走れずにエルが2位につけたほうが強いのが悲しい。なおそのスイッチに成功したもよう。ファル子を内からしっかり潰し切り、デバフの波をかき分けて進むエルはまさに天空を駆ける猛禽。やっぱカウンターないじゃないか理想展開エル!

 

 スズカ7-エル1-グラス2

 

 

 

 

勝敗記録

 

勝負:35/61
勝率:56.7%

 

勝ちウマ
・エル:25回(うち差し4回)
・スズカ:9回
・グラス:1回

 

負けた時の1着

・地固め逃げ:2(ウンス/スズカ)
・その他の逃げ:3(ウンス/スズカ/マルゼン)

・先行エル:10
・その他の先行:4(ダスカ/グルーヴ/バクシンオー/オグリ)

・差し系:5(ルドルフ/新テイオー/ウオッカ3)

・追込:2(ゴルシ1/タイシン1)

 

 

 

決勝と全体の反省

 

決勝の構成を見ると、大きな勝因として考えられるのはやはり逃げ勢と先行勢のメンバーだ。自チームを除いた中で唯一の逃げであった9番スマートファルコンは完全に蓋役で、中~終盤は固有以外に加速スキルがなかった。また先行はスキル枠を半分デバフに割いた4番エアグルーヴと終盤直線入ってから多くの加速スキルが発動するような形の7番ダイワスカーレットだったため、第3コーナーからコーナー立ち上がりにかけて加速する自チームの先行エルのほうが先に前に出たうえで固有加速しきることができ、最終的には先行エルが勝利した、と考えられる。

最終的にはやや勝ち越した、というところも含めて相手の構成を見ると、【地固め逃げ】はやはりオープンリーグでは枠の圧迫も含めてかなり難しいと判断されたように見える。マッチング率は高くなく、芝蓋ファル子にも地固めを積んでいないパターンも見受けられた。だが【地固め逃げ】が安定してしまえば余程のことがない限り*11ハナを取って他の逃げの序中盤を抑えることができるので、かなり他の逃げの牽制になった。そこで他の逃げを沈めて先行エルと自分の逃げウマで前方を確保し他の先行も落とす、という戦法が今回かなり決まったので、かなり効率のいい勝ち方ではあったと思う。

しかし今回のレースメンバーが構成として最適解だったか、と言われると、当然に非常に疑問が残る。例えばスズカはセイウンスカイの方がいいという点を除いても《先頭の景色》以外に終盤発動するスピード系スキルが足りず、固有を踏んでからも差しきられてしまうパターンが何回も発生した点がある。解決策は《末脚》か、さもなくば《直線巧者》系が後半に発動することを祈るのが一番な気もするが。

全体のバランスの話をするのであれば、やはり《地固め》が(最終的な勝率にかかわらず)常にメタの中心にいたように感じる。逃げウマの育成が簡単であるというのも相俟って逃げを編成に入れないという人が多くなく、その中でさらに安定して抜け出すために《地固め》が出せるというのは非常に強い。しかし《地固め》そのものはレース条件が固定されているチャンピオンズミーティング以外は開幕と同時に発動させることが難しくそこまで強くないスキルであり、直接効果量を減らしたりするよりも「緑スキルを発動するスキルではなくパッシブ扱いにする」あたりが妥当かと思われる。【地固めウンス】が強いのはやはり序盤抜け出して中盤をスキルで繋ぎ終盤を固有で飛ばせる、ということなので、安定性がなくなればロマンと勝ち筋をきっちり残したうえで支配的でなくなるという気がしなくもない。

なお次のチャンピオンズミーティングがアイビスサマーダッシュ*12だと《スピードスター》も《弧線のプロフェッサー》も発動しなくなるのでおそらく逃げ-差し-追込構成が一番強い気がする。問題は追込バの適性だが。

 

 

 

後書き

 

ということでキャンサー杯は以上。サポートも重なっていないなりに頑張りました、という感じです。

なんだかんだ苦しい時もあるけど楽しくやれているので、今のところはこのゲームが続きそうなのが最大の収穫です。こういう育成系のゲームにほとんど触れたことがなかったので、メタ読みとかもかなり雑で申し訳ないですが。

あと睡眠不足状態でとったメモ、あまりにもブログに掲載するのが躊躇われた。今度はちゃんと動画撮って見直しながら後でメモを取るか、さもなくばダイジェストでお送りします。まあ毎月この記事をやる必要も多分ないので次がいつになるかわかりませんが。今回は偶然自分の手持ちでかなり理想のひとつに近い形ができただけですし。早く全力で回していいようなガチャが来てくれ。キタサンとかクリークとかそれに近しい何かとか、先行用金スキル持ちの新規SSRとか。

ということでまた何か思いつきましたら。

*1:同条件。開催月的には安田記念のほうが近いか。

*2:終盤手前なため終盤開始時の加速時間を短くすることはできず、かつすぐ終盤になり他のウマも加速しはじめるため加速力強化がそこまで差がつかない

*3:少ないとは言い切れない、というか【地固めウンス】が複数いる場合はたいていどれかが勝つので結局この戦法じたいの勝率が維持される。

*4:中盤直線で1位、かつ後ろと距離が近いとスピードアップ

*5:レース進行度50%以上、かつ前のほうで競り合うとスピードアップ

*6:アカウントそのものはもう少し前からあったが、イベントSSRスペシャルウィークは無凸だしマチタンに至っては1枚も持っていない

*7:うち1回は「出走」の有馬記念なので問題ないのだが

*8:とはいえウオッカの最大の利点である「覚醒Lv上昇で《豪脚》が貰える」という点についてはSSRパワーオグリキャップがいるので優先度が低かったというのはある

*9:少しでも人口が多い時に回して非ガチ勢の人と当たりたかった。

*10:編註:ありませんでした。

*11:余程のことはそこそこ見受けられたが

*12:新潟・直線・1000m(短距離)。

早押しクイズ初心者民が考える「クイズ de シンデレラ」

※2021年4月1日のエイプリルフール記事です。また、「アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ」の4月1日限定開催イベントの要素を含みます。

 ※追記:4月1日限定要素ではなくなりました。

 

 

(諸々を飛ばしたい方は以下の目次をご活用ください)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前説

 

お疲れ様です。斬進です。本日はオープンβが始まったばかりですが無限に時間が溶けていくことに定評がある「クイズ de シンデレラ」を、クイズ見る専&アイドルの知識はほぼ受動喫煙である私が自分への備忘録も兼ねて見ていければいいなと思ってキーボードを叩いています。

初めに断っておかなければならないのですが、レートはそこまで極端に上ではないどころかたぶんめちゃめちゃ下です。何せこのクイズ、プレイヤーの得手不得手が非常にはっきりしているので推し問*1が偏って来ると基本的に勝ちづらい。さらに1問正解した後の誤答ペナルティが後述する通りそこそこ重いので、1つ正解を積むと誤答しづらい(=攻めづらい)。あとそこまで新しくもないスマホがめっちゃ熱くなって定期的にアプリが落ちて4位になるので、そういう事情もあってレートは上がってないということをご了承ください。あと単純にクイズが難しい。

 

 

 

 

仕様

 

1v1v1v1の4人対戦の早押しクイズで、ボタンは3人まで点く。(解答権を得られるのが3人まで。)

解答は1文字ずつ5秒以内に選択していく形で行われ、不正解の場合は即座に解答が停止される。解答選択肢はdebutが2、regularが3、proが4。また難易度によって一部の問題が出題されなくなる(要検証)。

正解者はボタンをつけたのが1番だった場合は30pt、2番か3番だった場合は20pt。不正解だった場合は同じぶんのptがマイナスされ、ペナルティが1つ付与される。点数はマイナスにならず、0ptで誤答しても0ptのまま。ペナルティ4つで失格となり、その場で最下位になる。

100pt以上に到達したプレイヤーが出た時点で終了。また、15問(詳細不明、追加情報求む)終了時に決着がついていない場合も終了。

 

 

 

個人的なゲーム運び戦略

 

ということで、仕様上相手に干渉するチャンスが「相手の1番解答を奪う」か「相手の3番解答を奪う」しかないので、たぶんどっちかというと自分がミスしないことを意識してプレイしていったほうがいいと思います。そのうえで自分の知っている問題についてはなるべく早く押しに行く、正答率の低い問題を拾えるようにするなどで点数の差をつけていくのが個人的な戦略です。基本的に問題文が一種類に確定するポイントは早いが1つにつき情報がひとつであり、問題がわからなかったらそこからわかるようになることがない*2ので「迷ったら押すな」。読ませ押し*3とかもないのでわかってから押しています。

あと、最初に正解するまでは誤答のリスクがペナルティしかない、というのも注目するべきところ。多分2バツがつくまではある程度攻めた早めの押しをしていっても大丈夫だと思います。当たれば重畳、外れても相手のポイントを得る機会を減らすことができるので。ただし3つバツがつくと1問も間違えられないので、個人的には2バツまでが限界かなという気がします。あと正解した場合はいのちだいじにした方が良さそう。他が正解する中で30ptのマイナスはかなり重い。

ある程度余裕が出てきたら、何回かみた問題の中からいくつか「これは何文字か見たらいつでも即押せる」という問題を作っておくとたぶん精神衛生的にいいと思います。これが来れば30pt固い、というのを置いておくと心の支えになる。ちなみに私は「使用人*4「#○*5を常に張ってます。

 

 

 

問題の種類・傾向と対策等

 

アイドル名の読み仮名

漢字表記のアイドル名が表示され、名前をひらがなまたはカタカナで解答する。

恐らく一番簡単な問題。問題文のテンプレとしておそらく「(アイドルの名字)までで確定する。他の問題文で文頭にアイドルの名前を持ってくる場合は鍵かっこがつかない。

安定して押していきたい問題なので、出た際には取りこぼさないように。うっかり間違えやすい例として江上えがみ椿つばき日下部くさかべ若葉わかば成宮なるみや由愛ゆめなどはしっかり確認しながら入力した方がいい。

 

SSR衣装当て

SSR衣装のアイドルのシルエットが表示され徐々に明るくなる。または、SSR衣装のアイドルのアップが表示され徐々に引いた絵になっていく。(おそらくすべて恒常1周目の衣装? 要検証)

待てば顔が写るため、わかるタイミングで押していきたい。ただ、シルエットでも非常に特徴的な[ひらめきロボティクス]池袋晶葉*6や[新・世・界]ヘレン*7、[笑うたい樹]上田鈴帆*8などは即座に反応していきたい。また、恒常アイドルをアバターとして設定している場合はそれをヒントに押すことも可能。

 

パーソナルデータ穴埋め1

アイドルの名前を出し、身長・年齢・血液型・出身地を問う。

個人的に非常に苦手な問題。担当アイドルや推しアイドルでない限り正確な数値はアイドル詳細画面とガシャ画面で流し見してしまうステータスなので、そこ以外は特徴的な数字だけ押さえてスルーするのが無難。というか人数が多すぎるので全部覚えるのは至難の業。

以下は個人的に覚えやすいと思っているアイドルデータのメモ。

  • 輿水幸子/星輝子/白坂小梅…身長142cm。ユニット「カワイイボクと142's」を結成している。
  • 諸星きらり…身長186cm。デレマス最高値。
  • 横山千佳…身長127cm。デレマス最低値。
  • 早坂美玲…宮城出身。サプライズ出演が決定した舞台が5th宮城公演であり、初ライブが凱旋公演だった。
  • 佐久間まゆ…仙台出身。県ではなく都市なので注意。
  • 辻野あかり…山形出身。ネットミームにもなった。
  • 大槻唯/城ヶ崎美嘉/城ヶ崎莉嘉…埼玉出身。アイマスのギャルは埼玉出身の法則。
  • 藤本里奈…湘南出身。地域名。なお向井拓海は普通に神奈川出身。
  • 上条春菜/土屋亜子…静岡出身。1コマ劇場で出身地を間違えられやすいネタがある。また、土屋亜子と幼馴染の大石泉/村松さくらも静岡出身なのでコスパが良い。
  • 沢田麻理菜…長野出身。サーフィン好きだが海なし県出身。同郷の同い年であることを言及している佐藤心も長野出身。
  • 丹羽仁美/財前時子…名古屋出身。都市名シリーズ。
  • 櫻井桃華…神戸出身。こちらも都市名。
  • 三好紗南…香川出身。よりにもよってゲームは1日1時間を遵守させられる。
  • 姫川友紀…宮崎出身。某実在の球団はだいたい宮崎キャンプを冬に行っている。
  • 安部菜々…ウサミン星。
  • 夢見りあむ…やさしい世界。
  • ヘレン…海の向こう。

また、海外出身のアイドルも多いが都市名と国名が入り混じっているので注意。

 

パーソナルデータ穴埋め2

アイドルの趣味からアイドルの名前を当てる。または、アイドルの名前からアイドルの趣味を当てる。

本人の大きな特徴に関わるもの(例:「新作ドーナツの試食」「イグアナのヒョウくんと遊ぶこと」「漫画描く」「サッカー」「乳搾り、トラクターの運転」「着ぐるみ集め」)はともかく、そうでない場合は非常に難しい。特徴的なものと自分の記憶に頼れないものはスルーしたほうがいいと思われる。

しかしここはかなり覚えやすいこともあり、点差をつけやすいところでもある。後述のウワサ問題も含めて、見た問題から徐々に知識をつけていきたい。

以下は個人的に間違えやすいと思っているデータのメモ。

  • 「友達とおしゃべり」は今井加奈の趣味。島村卯月は「友達と長電話」。また、単に「おしゃべり」は赤城みりあ、「友達と電話」は野々村そら。
  • 「笑顔の練習・アイドルレッスン」は白菊ほたるの趣味。関裕美は「アクセサリー作り」。
  • 「甘いお菓子を食べること」は該当者が複数いそうだが榊原里美の趣味。例として十時愛梨は「ケーキ作り」、槙原志保は「スイーツ巡り」。
  • 「なし」は双葉杏の趣味。おそらく書くのをめんどくさがった。
  • 芸術鑑賞系はクールに多く、「クラシック鑑賞」は黒川千秋、「アニメ鑑賞」は神谷奈緒、「音楽鑑賞」は多田李衣菜、「ホラー映画観賞」は松永涼、「ホラー・スプラッタ映画観賞」は白坂小梅、「映画観賞」は速水奏、「オペラ鑑賞・宝塚鑑賞」は西川保奈美。特に松永涼白坂小梅は取り違えやすい。
  • 「猫と縁側でお昼寝」は上条春菜の趣味。前川みくは「猫カフェ巡り」。
  • ほとんどイメージが無いが、久川凪の趣味は「写真・ポエム・読書(親書)」。ポエムから思い出せるかどうかがカギ。

 

アイドルのウワサ

ローディング画面に出るアイドルのウワサ全文からアイドル名を当てる。または、アイドルのウワサの一部分を穴埋めする。

無意識に読んでいることもあってある程度当てやすい問題だが、○が出るまでは答えるべきなのがアイドル名なのかウワサの一部分なのかが確定しづらい。聞いてくるような名詞が存在するかどうかを瞬時に判断しつつ、ある程度経験を積んでいくのがいいと思われる。

また、一部のウワサは本文からアイドルを変則的に推測できるものもあるため、一考の価値はある。(例:「動揺するとすぐ目が泳ぐらしい。」→水泳が得意な西島櫂、「人波にも弱いらしい。」→カナヅチな瀬名詩織、「MCでも鋭いパス回しが好評らしい。」→バスケットボールが得意な愛野渚

 

ユニット名

アイドル構成メンバーからユニット名を当てる。

おそらくデレステで曲を歌っているユニット、かつデレステ内でユニット名が明言されているユニットに限定されている(要検証)ので対策は非常に容易。アイドル名、と文章が続いた場合はほぼ確定でこのタイプの問題なので心の準備をするのがいいと思われる。

ただし一ノ瀬志希はここまでだとデュオユニットに限っても「レイジー・レイジー*9と「Dimension-3」*10で2択になるなど、一部の問題文はここまで聞いても確定しないので注意が必要。

また後述のイントロクイズの項にも共通するが、スペルミスや表記ブレに注意。

 

イントロクイズ

問題開始後しばらくしてからイントロが流れはじめ、曲名を当てる。または、問題開始後しばらくしてからソロ曲のイントロが流れはじめ、歌唱アイドルを当てる。

BGMが流れず問題文がで始まったら100%イントロクイズなので急いで音楽を聴く準備を整える。ゲームプレイ時間が長いとかなり簡単に感じるクイズのひとつ。ただし最近追加された曲などは相対的に聴く総時間が短くなりがちなので、心当たりがパッと出なかったら大人しく見送ろう。

また、記号や表記ブレ、スペルミスなどで細かく失点しがちなジャンルでもある。幸いにも記号の数*11は入力方法の関係上聞かれることはないが、『ミラーボール・ラブ』や『エヴリデイドリーム』がブかヴか*12、『Twin☆くるっ★テール』はどっちが☆か*13などは見直しておくと余計な失点を減らせるかもしれない。

 

振りつけ当て

レーニングウェアで踊る島村卯月を見て、振りつけの一部から曲名を当てる。

MVを見ていないと非常に難関、かつ全属性曲などは振りつけの雰囲気が似ているものもあり見ていても非常に難しい(と思う)。個人的には特徴的なポーズ(例:『メルヘンデビュー!』のウサミンポーズ)レベルじゃないと怖くて押せないので、ここについては有識者の意見を募集しています。

 

 

 

総括等

 

というわけでここまで見てきましたが、まあ問題の幅の広さたるや。ひとえにアイドルマスターシンデレラガールズというコンテンツにアイドルがどれだけいるのか、簡単にアクセスできる情報だけでどれだけの情報量があるのかを如実に表していると思います。

全部覚えられたら最強になれる(というか現時点でレート10000とか行ってる人は全部覚えているとしか思えない)んですけど、それができない凡人としては自分に興味のある部分を、結び付けやすい覚え方で覚えるのが一番だなと痛感しました。それこそ「巨○の宮崎キャンプがあるからユッキは宮崎出身」とかは非常に自分は覚えやすかったです。曲はよく聴くのでイントロクイズは強かったり。

だんだん知識を広げていく、という楽しさを感じながらこれからの正式リリースを楽しみに待ちたいと思います。

以上までの記事に間違い・反証・新しい問題例などございましたら、適当な形で連絡をいただければ修正させていただきます。

 

 

 

 

おわりに

まあ修正する前にサービス終わりそうなんですけどね。

 ということで今年のエイプリルフール記事でした。クイズ的に正しいのかも情報的に正しいのかもわからないのでちゃんとエイプリルフール記事です。っていうか問題数多すぎるだろ。

個人的にわりとPvPゲームをゲームセンターで実装するのか怪しいと思ってるフシがある。今のゲームセンターには「スコアによってアイテムと引き換えられるメダルが貰える」という基本要素があるので、PvPだと何を指標にメダル配るのか問題があるんですよね。ランクごとに毎月頭配布とかだとかなりクイズ民は月末ラダー駆け上がるハメになっちゃいますし。

それに後から問題の増えないクイズ系って行きつく先は暗記力勝負になっちゃうんで難しいですよね。定期的に増やすのも当然コストがかかるわけですし、そういう諸々もあって今回は実装無いんじゃないかなと思ってます。それはそれとしてマジで時間溶けるのであったらちょいちょいやると思うんですけど。LIVE Partyみたいに部屋作って皆でできるともっと楽しいかもしれない。

それはそれとして、やっぱりクイズって面白い。私は人生で早押しボタンを握ることなく生涯を終える可能性が濃厚ですが、憧れる。「どうしてそこでわかるのか」ってタイミングで答えるのカッコいい。クイズ研究会入っておけばよかった。時事芸能何にもわかんないんで多分ダメですけど。

これ以上は別の話になるのでこのあたりにします。具体的な攻略方法とか何も書いてないこの記事が役に立つことがはたしてあるのかはわかりませんが、「クイズや知識を増やすことって楽しい」と少しでも誰かが思っていることがわかれば私は満足です。

では、また何か思いつきましたら。

 

 

 

 

 

 

追記

 いやまあぐだぐだ上で書いてましたがこうなる気がしなくもなかった。というかこれPvPできるんだったらCinderella VersusのPvP、と思わなくもないですがちょっと調整するべきものが多すぎるしそこは贅沢言わない。4/1限定イベントじゃなくなったので時報*14しやすくなったりするんでしょうかね。ルーム作成機能あったら嬉しさの極みなんですが、高望みもよくない。とりあえずウワサから頑張っていきます。

*1:その名の通りプレイヤーの推しの問題。

*2:例えば「2月23日が記念日として制定されている、標高3776mと現在日本で最も高い山は?」という問題文は「記念日」「標高」「日本で最も高い」の3つの情報があるので、最初わからなくても問題文が先に進むとわかる可能性がある。

*3:出題者が人間であることを利用して、ボタンを押してから出題者が問題を読むのを止めるまでのわずかな0.5文字~1文字をアテにして一瞬早くボタンを押すテクニック。できる気がしない。

*4:答えは「ライラ」

*5:答えは「ウワサ」

*6:左右に猫の手を模したロボットアームが飛び出している。

*7:背中に大量の羽根をつけている。

*8:虹や太陽や月を背負っている。なお、この部分はシルエットでもなぜか発光しているのでカラー。

*9:一ノ瀬志希宮本フレデリカ

*10:一ノ瀬志希、二宮飛鳥

*11:例えば「Star!!」や「GOIN'!!!」のびっくりマークの数。

*12:ちなみに曲名でloveをカタカナで書く場合、現在実装中の曲は全てブを用いる

*13:書いておいてなんだがこの曲はイントロが非常に短いので恐らく出題されない

*14:ルーム作成機能がないゲームにおいて、マッチング開始ボタンを時間を合わせて同時に押すことでマッチングしようとする行為。

オシャレ《激しい恐怖》を撃つための個人的な備忘録

 

(記事を飛ばしたい方は以下の目次をご活用ください)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前説


お疲れ様です。斬進です。季刊という説もあるこのブログも、春に合わせて何か書こうという気になんとなくなりました。これで10記事めらしいです。毎日ブログとかの媒体で日本語を打ち込んでる人が凄すぎる。

今回は少し趣向を変えて、『マジック:ザ・ギャザリング』のプレイ的なお話です。ただしデッキ構築もプレイングも特に上手いわけではなく、かといってものすごい体験や思い出があるわけでもないのでまとめブログみたいな記事になりそうなテーマを選びました。ご容赦ください。

内容が内容なので専門用語とかが多くなるとは思いますが、雰囲気で読んでもいけるように頑張ります。

 

 

 

《激しい恐怖》への道

 

マジック:ザ・ギャザリング』(以下MtG)は世界最初のトレーディングカードゲームとも言われるゲームであり、それ以降の詳しい説明は他の媒体に譲ります。Wikipediaとか有志のM:TGwikiとかあるのでそちらをご参照ください。

自分はPCで『マジック:ザ・ギャザリング アリーナ』をやっていて、ほとんどがスタンダード*1のBO1*2、それもほとんどがフリーマッチでランクはプラチナ*3までで満足する程度のカジュアルプレイヤーです。

フリーマッチとはいえランクで回すデッキの練習にキューを入れる人もそこそこ多く、こちらもある程度強いデッキを用意する必要がありました。そこで目をつけたのがスゥルタイ・根本原理です。詳しいことは解説動画等に譲るとして、だいたい「黒緑青のミッドレンジ*4~コントロール*5デッキであり、《出現の根本原理》*6という撃ったらかなり勝ちに近付くカードをメインにマナ加速や除去で対応したりする」と思ってください。少なくとも自分のデッキはそういう風に組んでいます。

実際に大会で結果を残しているデッキだけあって非常に強く、5ターン目ぐらいに《根本原理》から究極の選択を迫りにいくと楽しいことこの上ないのですが、フリーでデイリーミッション消化用に使うにはひとつの問題がありました。

そう、フリーマッチにはアグロ*7が多いのです。

同じようにデイリーミッションを消化したい人はだいたい試行回数で手早く終わらせたいのでアグロを握ります。さらにフリーマッチはBO1なので、メインデッキからは対策されづらくサイドデッキから対策されると辛いアグロは生きていきやすい。相手に対策が無いならそもそも勝ちやすいし、ぶん回ってしまえば対策を乗り越えて勝つポテンシャルもあります。大会はBO3*8なのでアグロはサイドデッキで対策できるしできていたのですが、フリーで回すならそうともいきません。

アグロと対面して押し込まれることがかなり増え、デッキをチューニングせざるを得ませんでした。必要なのは軽量除去と全体除去、相手の速度を奪う方法と相手のリソースを奪う方法。そして全体除去はおおむねレア以上で、エリクサー病患者としてはワイルドカード*9は最後の手段にしたい。

そんな時、たまたまドラフトで取っていた1枚のカードが目に留まりました。

 

《激しい恐怖/Crippling Fear》 (2)(B)(B)
ソーサリー
クリーチャー・タイプ1つを選ぶ。ターン終了時まで、その選ばれたタイプでないすべてのクリーチャーは-3/-3の修整を受ける。

 

……もうこれでもいいんじゃないか?

《絶滅の契機》*10や《影の評決》*11には少し見劣りするかもしれないけれど、アグロに対応するためという点においてはそんなに不都合はない。強いて言うなら「多相」*12を持つクリーチャーは除去できないけど、そんなに対面しないだろ。そういう相手には単体除去を撃てばいいか。

本来は部族デッキ*13に積める全体除去としてデザインされたであろう《激しい恐怖》を、純粋に追加の全体除去として入れることになった瞬間でした。

 

そして《激しい恐怖》を入れてプレイしていると、ある事実に思い当たります。

基本的に序盤に盤面にクリーチャーを並べないスゥルタイ根本原理では、相手の場のクリーチャーを全て効果範囲内に収められればいい。つまり、相手の場にいないクリーチャー・タイプだったら何を宣言してもいい。

 

――それなら、マイナーなタイプを宣言して謎マウントを取ろう。

 

オタクの悪い癖がこうして発露したわけです。

 

 

 

個人的にオシャレポイントが高そうな部族

 

ということでここからは《激しい恐怖》で宣言したクリーチャー・タイプとして出ると個人的に「おおっ」となってほしい部族の紹介になります。前述の通り100%押し付けなので実際に「おおっ」となるかについては保証できかねますことご了承ください。

基本的に最近(多相を除いて)存在せず、字面がいいものを選びます。

 

「神秘家」

神秘主義(しんぴしゅぎ、英: mysticism)とは、絶対者(神、最高実在、宇宙の究極的根拠などとされる存在)を、その絶対性のままに人間が自己の内面で直接に体験しようとする立場のことである。

(フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』より引用)

 「神秘家」と名のついたカードは多数あれど、実際に「神秘家」というクリーチャー・タイプを持っているクリーチャーは圧倒的に少ない。現在7体のクリーチャーが該当するらしいです。内訳としては三国志世界をモチーフにした『ポータル三国志』というパックに道教の関係者として2種類、『オデッセイ』というパックである世界の特定の大陸で活動する秘教の方々をカード化する際に5種類。

ちなみに公式で「もう増えることはない」というお触れが出たらしいので、今後よっぽどのこと*14がない限りマイナー種族であることが決定されています。宣言し得。

 

「テトラバイト」「ペンタバイト」「トリスケラバイト」

急に3つです。何せいろいろそっくりなので。

これらはそれぞれ特定のクリーチャーから生成されるトークン1種類のみにしか使われていないクリーチャー・タイプです。「テトラバイト」は《テトラバス》、「ペンタバイト」は《ペンタバス》、「トリスケラバイト」は《トリスケラバス》。分かりやすい。

それぞれ「テトラ(tetra)」「ペンタ(penta)」「トリ(tri)」は4・5・3を意味する接頭辞ですが、トークン画像を見ても全然形にその要素はありません。それぞれ《テトラバイト》はサイズが4/4として戦場に出てトークン含めて4つに分離できるから、《ペンタバス》も5/5として出て5つに分離できるから、《トリスケラバス》は《トリスケリオン》という別のカードと《ペンタバス》のあいのこのようなカードなので名前を取って、ということで本体のカード名がつき、それに因んでトークンのクリーチャー・タイプもつけられたということだと思われます。ちなみに《トリスケラバス》は4/4として戦場に出て4つに分離する7マナのカードです。3体トークンを出すから、とこじつけられなくもないですがこじつけ。

とはいえ急に宣言された時の「えっ、何お前」感は非常に高いと思います。実際クリーチャー・タイプ一覧を見ていてなったので。

 

「裂片」

こちらも1つのカード、《Splintering Wind(仮訳:切り裂く風)》*15から生成されるトークンにのみ実装されているクリーチャー・タイプです。ちょっとカッコいいんだけど全く形の想像がつかない。当時はトークンの代用にできる公式カードもなかったので映像は謎のままです。

ちなみに一時期このトークンも「スプライト」にクリーチャー・タイプが変更されていた時期があるそうです。この「裂片」の英語名は「Splinter」なのですが、同じく「Splinter」というカード名の《木っ端みじん》があったのがいけなかったようで。MtGのルール上、カード名を指定する場合には実在するカード名じゃないといけない(=トークンのカード名を指定できない)のですが、《木っ端みじん》を指定することによって実質的にこのトークンを指定することができてしまうのです。例えば「この名前のカードから受けるダメージを0にする」というカードの場合に《木っ端みじん》からも《裂片》トークンからもダメージを防げてしまう。これを防ぐために一時期スプライトにされたのですが、諦めたのか紙とオラク*16が大きく違うことによる混乱とこの相互作用を放置した場合の実害を天秤に取ったのか、そこそこで「裂片」は復活することになったとか。

ちなみに「多相の戦士」「組立作業員」なども同様の相互作用があります。反省してないのでは?

 

「フェルダグリフ」

名前から全く想像がつかないシリーズ、続いてはマジック完全オリジナル生物こと「フェルダグリフ」です。こちらは『アライアンス』で登場した《Phelddagrif(仮訳:フェルダグリフ)》と『プレーンシフト』で登場した《探索するフェルダグリフ》の2体だけが持つクリーチャー・タイプ。

画像検索すればわかりますが、「紫色の有翼カバ」です。なぜそんなものを作ったかというと、設定考案中に神様の名前を考えるにあたって出た「フェルダグリフ」という案が「いやいや、そんなんじゃ空飛ぶ紫色のカバみたいな名前じゃん」とツッコまれた結果できたらしいです。それは作れという意味じゃないんだと思う。

ちなみにこの英語の綴り、MtGというゲームを作った「ガーフィールド博士(Garfield Ph.D.)」*17アナグラムらしいです。カバにされたことは許してくれる寛大さよ。

 

「砂漠の民」

イチオシ。自分が宣言するときはだいたいコレです。

基本的にMtGのクリーチャー・タイプは「生物的種族」か「生物的特徴」、あるいは「社会的職業」だと思うのですが、砂漠の民は「砂漠に住んでいる人」です。生態か?

それもそのはず、実はこのクリーチャー・タイプ、もともと「Sand-Warrior(仮訳:砂漠の戦士)」というものだったのが「Warrior(戦士)」というクリーチャー・タイプが存在したが故に無理矢理「Sand(砂漠の民)」と「Warrior(戦士)」に分割したから誕生した、ということらしいです。こっちこそクリーチャー・タイプを完全に別のものにしてどうにかするべきだった気もします。

ちなみに「砂漠の民」も例によって持っているクリーチャーは多相以外にはカードで存在せず、他のクリーチャーの効果で生み出されるトークンのみに存在します。砂漠の民トークンを生み出すカードは2種類あるらしいので、狙い目ではないでしょうか。

 

 

 

後書き

 

いかがでしたか? MtGには多種多様な部族がいることがよく分かりましたね!

冗談はさておき、最近新カードが出たけどマイナーな部族はたくさんいます。「猿」や「恐竜」は一旦消滅してから最近復活しましたし*18、「モグラ」やら「ブラッシュワグ」やら「反射」やら「スポンジ」やら「臆病者」やらよくわからないものまでたくさんいます。あと紹介しきれなかったのだと「オムガイ」や「カキ」はいるのに「貝」が無いとか。

知らないことを知る、というのは楽しいもので、今回の記事を書くにあたって色々調べて面白かったです。

この記事が役に立つとは思いませんしネタ被りしてそうですが、それでもまたなにか思いつきましたら。

*1:直近の5~8パックに収録されたカードを使用できる。9パックめが発売されると同時に古い4パックが使用不可になる。

*2:1本先取。初見殺しだろうとなんだろうと勝てばいいので気が楽。

*3:ここまでは勝つと2ポイント/負けると-1ポイントなので勝率が33%そこそこでも行けるが、プラチナ以降は勝っても1ポイントなので勝率50%以上が必要

*4:攻めたり除去で守ったりリソースを回復したりしながら押し切る中速デッキ。

*5:除去などで相手を押さえこんだ後に重くて強いカードで踏み潰す低速デッキ。

*6:BBGGGUUのソーサリー。デッキから単色のカードを3枚相手に見せて相手に1枚選んでもらい、選ばれなかった2枚をタダで唱えていい。

*7:非常に軽量なカードのみで構成してリソースが枯れて相手のレンジになってしまう前に押し込むデッキ。

*8:2本先取。1ゲーム終わるたびにサイドデッキとメインデッキのカードを交換できる。

*9:レアリティごとに存在し、同じレアリティの好きなカードと交換できるカード。

*10:同じく2BBのソーサリーで、場に出ている全てのクリーチャーのうち点数で見たマナコストが奇数か偶数の選んだほうであるクリーチャーを追放する全体除去。

*11:3BBのソーサリーと1マナ重いが、全ての場と墓地にいるクリーチャーのうち点数で見たマナコストが3以下のものを追放する全体除去。

*12:現在スタンダードに存在する能力のひとつ。「このクリーチャーは全てのクリーチャー・タイプを合わせ持つ」という意味が圧縮されている。

*13:デッキの中のクリーチャー・タイプを偏らせ、そのクリーチャー・タイプのシナジーやそれをサポートするカードを使って戦うことに主眼を置いたデッキ。

*14:わざと昔の体裁やカード、設定をもとに新しいパックを作ることだ。そう、『時のらせん』や『コールドスナップ』のような。

*15:再録禁止カード、かつ日本語版が出る前のカードなので日本語訳が存在しない。

*16:インターネット上にある「最新のテキスト」。紙の印刷よりも優先される。

*17:本名はリチャード・ガーフィールド、数学博士。

*18:特に恐竜は相当枚数が増えました。